【一日一話】マジLOVE1000% 7話 Feeling Heart【ネタバレ】 | ぼちのせと共に歩むログ

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うたプリ初心者クラスタがほぼ「自分のため」に纏めたうたプリに関するものを集めた「ログ」用ブログです。
アニメ全話視聴済み、ゲーム未プレイ(プレイ動画や他クラスタさんのプレイブログは読んでいる)なので
説明不足や間違いがあるかもしれません。

!!注意!!
こちらの記事は「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%」のストーリー及び

個人的感想を書いているものです。
ネタバレ表現がいくつもありますので、ご注意ください。

 

 

初期うたプリゲームのトキヤルートED時に流れる曲

「BELIEVE☆MY VOICE」がピアノ音で流れてきます。

 

…いい曲なんです!!ピアノにするとしっとりしててもっと好きです!!

 

雨の降る日、Aクラス一同はそのピアノの音に耳を傾けています。

ともちゃんは誇らしそうに、音也はふぁーと口を開いたまま、

那月は目を閉じ演奏者の方をみて頬笑み、

真斗も目を閉じいい曲だとばかりの表情。

 

そしてやはり演奏者は春歌。

担任の林檎も目を閉じ、うっとりとしてその音色を聞いています。

 

 

曲が鳴り終わり静まりかえる教室

「素晴らしいわ春ちゃん!さすが今月の作曲実力テスト、ダントツ1位の実力ね!」

「曲もピアノも1曲ごとに進化してるってとこも見事よね!」

と春歌を褒めるりんちゃん。

 

スクッと立ち嬉しそうな表情でぺコッとお辞儀をする春歌。

クラスからは「すごーい!!」と称賛の声があちこちから上がる。

それにともちゃんと音也は嬉しそうに顔を見合わせる。

 

最近はとても評価され、褒められるようになった春歌。

しかし、喜びの反面「すごく嬉しいはずなのに…。」と浮かない顔。

 

窓の外を見ると雨の中、傘をさして歩いているトキヤの姿を見つける。

 

そしてHAYATOのLIVEでの出来事を思い出す。

足に怪我をしているHAYATO、朝会った時に足を痛めていたと思われるトキヤ。

「もしかして…一ノ瀬…さん?」の言葉に小さいながらも反応をみせるHAYATO。

 

思わずトキヤの元へ駆け出す春歌。

廊下を歩くトキヤを見つけて声をかける。

 

「い…一ノ瀬さん!!」

振り返り歩みを止めるトキヤ。

「わかったんです、あの時。双子の弟なんかじゃない、一ノ瀬さんは…HAYATO様…本人だって

無表情のまま春歌の話しを聞くトキヤ。

 

「あの…足、怪我をされてませんか?」

「・・・ぁ」と一瞬、指摘されたことにびっくりするトキヤ。

「あ、あの…大丈夫ですか?」

「あなたには関係ありません。その事はもう二度と、口にしないでください。」

「で、でも!」

「迷惑です…」と去るトキヤ

 

…もうちょっと言葉を選んであげてよトキヤ…

 

突き放されてしまい茫然とする春歌

 

 

「わからない…HAYATO様は超人気アイドルなのに、わざわざ弟のフリまでしてこの学園に通っているのは…どうして?」

お昼の時間、パスタを前に一口も食事が進んでいない春歌。

ともちゃんの呼びかけにもやっと気付く。

 

そして春歌、変だと?と心配をされる春歌。

そんなことないよと返すも「ううん!!変!!!!」と返される春歌(笑)

 

「もしかして、HAYATOのLIVEに四ノ宮さんが乱入したのがショックだったんでしょ?」

「え?」と思いもよらないともちゃんの言葉にびっくりする春歌。

 

そして思いだされるステージの上での出来事。

「テレビみててびっくりしたよ。四ノ宮さんがまるっきり変わっちゃって…」

『砂月』になった那月の暴走を思い出す春歌。

 

なんでもいってよ?とやさしい声をかけるともちゃん。

お礼を言う春歌。

…ともちゃん、いいお姉さんだわ。。。

 

レコーディングルームの廊下、曲の終わりあたりが流れる。

マイクの前には歌い終えたばかりのトキヤ、

その外にはSクラスのメンバー。

翔、レン、そして担任の龍也もなんとも神妙な顔をする。

 

龍也はグッと目を閉じ、下を向く。

「リズムも音程も譜面どおり、発生のバランスもいい。まさに完璧だ」

「…だがなぁ、ここは正確な歌を極める場じゃねえ。…アイドル目指してんだぜぇ」

「入学してから3カ月、繰り返し注意してきたのに一向に変わらねえな」

グッと拳を握るトキヤ。

 

「言っただろ?お前の歌に足りねーもんがあるって。」

表情が曇るトキヤ。

 

「ハートだよ!…は、そろそろ潮時だな…」

「えッ?」と翔が龍也の言葉に驚く

 

「一ノ瀬トキヤ。お前をもうこのクラスに居させるわけにはいかねえ」

 

驚き、龍也の方を見るトキヤ。

Sクラスはざわめく。

「マジか!」「どうゆうこと?」

レンは目を閉じ下を向く。

表情こそ変えないトキヤだが、明らかな失意がうかがえる。

 

周りに目もくれず歩くトキヤの姿を廊下で見かけた春歌。

その姿に声を掛けられず、ただ歩いてゆくトキヤの背中をみる。

 

日が落ちてもなお降り続ける雨。

高層マンションのまえに、1台の黒のセダン車がハザード出して停まっている。

運転席にいたのはHAYATOのマネージャの氷室。

しきりに時計を気にして険しい顔し、小さく溜息をつく。

 

すると車道側の後部座席を開けて、トキヤが車に乗り込む。

「…すみませんっ」走ってきたのか息を切らしているトキヤ。

氷室はバックミラーごしにトキヤを見る。

 

やがて車を発進させる。

「何やってたんだ?マンションで仕度してると思ってたのに…」

 

車の停まっていたマンション、トキヤの自宅だったのですね。

 

しかし、全寮制の早乙女学園に通う今、生活の拠点は早乙女学園の寮。

後ほど出てきますが、とある事情から学園に通っていることを氷室を含め

HAYATOの事務所の人間は誰ひとり知りません。

 

それを悟られないために、トキヤは雨の中を走ってきたのでしょう。

 

「…すみません」

下手の事を語れないので一言だけ返し窓の外を見るトキヤ。

「最近どうしたんだ?遅刻が増えてるぞ。」

 

無言のトキヤに話題を変える氷室

「今日は雑誌の取材が2件、そのあと、生番組のリハと本番、終わったらCMの打ち合わせだ」

「…はい」

「頼むぞぉ!この前のドラマが好評で注目されたから、どんどんオファーがくるぞ」

 

「LIVEの話は…どうなりましか?」真剣な顔つきになるトキヤ。

「新曲を出した後、LIVEを組んでいただけるという話しです」

 

「…ああ、あれか…。なくなった」

「どう考えてもHAYATOはドラマやバラエティーで推していくべきだって、社長が言ってね、ぼくもそう思う」

「なんとか、LIVEだけはやらしてもらえるっていう話しだったでしょう?」

 

「まあだけど、予想以上に歌以外で評価もらってるし」

「ああ、次の新曲の発売もちょっと控えるって話しになったから。とにかく、こんなチャンス二度とないぞ!これも、お前のことを一番に考えて出した結論なんだ。今は余計な心配はするな。な?」

同様を隠せないトキヤ。一点をみつめて固まってしまう。

 

一方早乙女学園

「えー?!トキヤが?!」音也が声をあげて驚く。

「ああ…。Sクラスから、外されることになった…」と翔。

「一ノ瀬さん…」と春歌。

 

「トキヤ…いつも努力してるのに…俺、なんて声かけりゃいいんだろ」

握りこぶしを強く握り、悲しそうな表情をする音也

同室でトキヤの努力を嫌でも間近で見ていただけに辛いものがあります。

 

「理論で学べるものじゃないだけに…厄介…ですね」と那月。

「歌にハートがない…か…」考え込むように真斗が言う

その言葉に「え?」と春歌が反応する。

 

「このまえのLIVEの時…」

HAYATOの歌声を聞いた時、前のHAYATOとは違うと不安に思っていた春歌。

それは足の怪我のせいだったのだろうと思っていたのに違っていた。

 

「Sクラスから一般クラスへの移動か…辛いよね…」とともちゃん

クラスが変わってしまうっていうのがもうね…それはそれは辛いでしょう…。

昇格ならまだしも降格なんて特にね。

 

 

夜。仕事を終えたトキヤがタクシーで学園へ帰ってきます。

ポストをあけると封蝋に「S」の字が押された封書が一通。

それは学園長であるシャイニング早乙女からの呼び出し状でした。

 

学園長室の扉をノックするトキヤ。

「一ノ瀬トキヤです。」入室を促されて入ると

明かりもつけずに窓の外を眺めたままのシャイニーが。

 

彼に近づき

「なんでしょうか」

 

「ぅーん、覚えーてマスかぁ?meとの約束を」

「Youの歌のしごとが減り、才能を埋もれさせるのは、残念ということでこの学園に誘い、移籍の仲介をすると言いましたねぇ…」

「But!! 今のYouは期待外れのノーフォローアップ!」

「Youの降格を龍也さんに指示したのはmeです。今のままでは全てをキャンセルにしなければなりまセ―ン」

ギッチギチに追い詰められたトキヤ。

 

春歌とともちゃんの部屋。

ともちゃんはスキンケアをして寝る準備。

話しかけてもまた上の空な春歌。

ふと外を見ると土砂降りの中、傘もささずにどこかへ向かうトキヤの姿が。

寝る事を促していたともちゃんに先に寝ててといい、また部屋を飛び出します。

 

春歌と初めて会った水辺に立ちつくすトキヤ。

思い出していたのは、小さな子供たちに囲まれていた過去。

「おにいちゃん歌って!」「ねえ歌って!」

トキヤに歌を歌ってほしいとお願いする子供たちの声

 

雨がやみ、顔をくっとを上へあげます。

♪Ah~ キミだけに届け この風の音~ぉよ~♪

♪Feeling Heart♪

HAYATOの曲「七色のコンパス」をアカペラで歌うトキヤ。

 

春歌が街の音に慣れずしゃがみこんでしまったときに聞こえてきた曲で

春歌がこの道を目指すきっかけとなった曲。

 

やっとトキヤを見つけた春歌もその曲に気付きます。

「私を救ってくれた…HAYATO様の歌…」

♪その・・・な・・みだ・・・は・・き・・っと…きみを…導く虹・・になる…♪

小さな声で途切れ途切れ歌う春歌。頬には涙が伝う

 

♪キミの~願~う~事の uh~全部が~ 星にならないかも~しれない♪

♪だけど信じる夢であれ~ば~♪

♪幾千ある夜空~の~ 一番煌めくは~ずの 宝石さ~♪

 

歌い終えたトキヤに近づこうと1歩進んだ春歌

その足音に気がつき、慌てて振り返るトキヤ。

「…キミでしたか…」

 

涙をぬぐいながら

「やっぱり、HAYATO様だったんですね?」と春歌

「…初めて会ったのも…ココでしたね」

「キミはすぐに、私がHAYATOだと、気付きました…」

 

「どうしてなんですか?」

「もうデビューしているHAYATO様が、弟のフリまでして、なんでこの学園に?」

 

「…歌いたかったからです…」

 

驚く春歌。

 

「でもダメなんです。」

「私の歌には…ハートがないらしい…」

冷静な表情を作って話す声は、どこか震えているようで悲しい声。

 

「そんな!さっきの歌素敵でした!一番!」

 

…でた!第一戦法「素敵でした(です)」

 

「たぶん…HAYATOの歌だからでしょう。」

「一ノ瀬トキヤとして歌おうとするとダメなんです…」

 

第一戦法破れたり!

 

めげずに行きます!第二戦法!!

 

「同じ…かも…私と…」

 

…翔君のときに使ったやつですね!

 

「…同じ?」

 

ピアノが弾けなくなってしまった時の事を話す春歌。

「…心が凍りついたみたいになって…だから一ノ瀬さんも同じじゃないかと思って…」

 

ふぅ…と目を閉じ下を見るトキヤ。

 

「大丈夫です!きっと、歌えます!私も…」

「もう結構です…わかったような事を言われるのは、耐えられません」

 

…さりげなく第三戦法の「根拠のないきっと大丈夫」作戦も作動!!

しかし、一筋縄では行かない一匹狼のトキヤさん。

春歌の悪気なしの1000%天然のハニートラップ(笑)を見事全て回避

 

「あなたと私は違いますから…失礼」

ともう1発ジャブを打ってから去っていくトキヤ。

 

「歌いたいのに歌えないなんて…」とトキヤの背中を見て思う春歌。

 

…良く背中見てるなぁ…(羨ましい)

 

次の日、トキヤは何事もなかったかのように

春歌たちのクラス「Aクラス」へ登校

 

クラスの目線が集まっていても気にすることなく読書。

(真斗も動じることなくピアノ演奏)

 

バラエティ実習で、ともちゃんがこてこての関西弁で音也と漫談トークをし

クラス中が笑っている最中でも、端の方で一人能面のような顔。

 

廊下を歩けば、学園中のあちこちからこそこそと聞こえてくる。

「一ノ瀬トキヤ?」「Sクラスから落ちて」「弟じゃん?HAYATOの」

「違うんだよ兄弟でも」

耳を塞ぎたくなる状況でも、表情一つ変えずに歩くトキヤ。

 

明くる日、掲示板に「夏季合宿のお知らせ」が貼り出され

ワクワクするともちゃんとピンと来てない春歌

 

そしてAクラス

「とうとう来るわよ!毎年恒例!夏の合宿が!」と生徒以上にワクワクのりんちゃん

行先は南のリゾートアイランド!!

 

…全寮制で毎日が合宿だろうに…と思ったけど、修学旅行みたいなものかもしれませんね。

 

南の島の情景にうっとりする音也(笑)

「でも!!浮かれてちゃダメ!!」

「帰ってきたらいよいよ運命の時!卒業オーディションのペアを決める時が来るの!」

と林檎。

真剣な顔になるAクラスメンバー。

「そう、アイドルコースと作曲家コースの生徒がペアを組んで、いよいよ夢のデビューを目指して歩きだすのよ~」

 

Sクラスにシフト

「もう誰とペアを組むか決めてるやつもいるだろうが、まだ決めてない奴は、今回の合宿が、相手を見定めるビッグチャンス!!」と龍也

「なんだから☆ね!みんな、しっかりと相手を選ぶように!」

「あー!分かってると思うけど、くれぐれも恋愛禁止だからね!いいわね!」

と林檎。

 

ふと、トキヤのほうを見る春歌。

そっぽを向いてままのトキヤ。

心ココにあらず…と言った感じです。

 

と、ココで今回は終了!

次回は合宿!!

南の島ではどんなことが起こるのか?!

 

次回もお楽しみに!