今年残すところあと少しだけになりましたね。
Only a few more days are left for 2014.

1週間以内に新年です。
Within a week, new year will come.

僕自身、今年最後のブログは何について書こうか、ずいぶん迷いました。
I personally pondered what shall I blog as my last topic of this year.

考えた結果、1年最後の締めくくりは、シンプルに終わらせることにしました。
And I reached to a conclusion to finish it simply.

最近観た映画『戦場のアリア』を観ながら思い付いたことを一言二言記して、これを今年最後の作品とさせて頂きます。
I will share about what crossed my mind when I was watching Merry Christmas (Joyeux Noël), the film I recently saw, and will make this as my final work of this year.

まずは予告動画をご覧ください。
Take a look at the trailer first please.





この2005年に公開されたフランス映画は第一次世界大戦中の1914年を舞台にした実話に基づいたフィクションです。動画をご覧になってお分かりかと思いますが、英語、フランス語、ドイツ語など複数言語が飛び交っていますね。
Joyeux Noël is a French film which was released in 2005 based on true story that happened in 1914 during World War I (WWI).  As you realized seeing the trailer, many languages such as English, French, and German are used in this film.

この映画は英国・フランスの兵士達と敵国であるドイツの兵士達の間でクリスマス・イブの日に奇跡的に起こった「友情」をテーマにしています。
The theme of Joyeux Noël is a "friendship," which miraculously realized on Christmas Eve, between the soldiers of UK&France and their foe Germany.

普段は敵対しあっている国同士が、ドイツ軍側で聖歌が流れたことがきっかけに、3国の中尉同士が話し合った結果、この日だけはお互い戦闘は止め仲良く互いに聖なる日を祝おうと決めたわけです。
The Allied Powers and Germany are usually exchange fires, but after hymn was sung from the German side, the lieutenants of these three nations consulted and decided one-day cease fire to celebrate this holy day together.

これほど大規模な戦争の最中に1日だけとは言え敵同士が仲良く交流する例は僕自身ほとんど知らなかったので、とても感動しました。
I was touched because I never heard stories that enemies holding a friendship event during such a great war like WWI before even if it was only for one day.

いまの世の中を見ていると互いが互いを憎み合い、「正義」の名のもと堂々と殺戮行為は行われているけど、よくよく考えてみると誰も殺し合いを心の底から望んでいる人達はいないはずです。
As you turn your eyes to today's world, you can see many people hate each other, and violent mass killings are easily done in the name of "justice."  But if you stop for a moment and think, you can realize that there is no such people who wants killing from the bottom of their heart.

この映画は、例え心底互いを憎み合っていても、個人の力で「平和」を勝ち取ることができる、世の中から争いをなくすことが可能なんだということを、教えてくれます。
This film teaches people that even if you hate each other badly, "peace" can be brought by personal efforts, and it is possible to eliminate war from this world.

長くなりましたが、今年一年ご愛読くださりありがとうございました。来年も引き続きこのブログをよろしくお願いします。どうか良いお年をお迎え下さい。:)
Thank you for reading my works through the year, and please keep supporting my blog next year too.  I wish you all will have a happy new year.:)


注記

画像はこのサイトより拝借(I borrowed the picture from this site.)

参考サイト

戦場のアリア映画レビュー(日本語)
About Joyeux Noël (English)
戦場のアリア(DVD)
Joyeux Noël (DVD)

Bonsoir my friends!  How're you all today? XD

ひさしぶりにShort English Lecutureを更新しますね。

今度からは略してSELと呼ぶのでよろしくお願いします。www

さてと本日のテーマは..........


Hang up one's bootsです!!


直訳すると、「靴を掛ける」という意味になります。

この言い方は、サッカー選手が引退したときによく英語で耳にするフレーズです。

サッカー選手はスパイクを履いてプレーしますよね?

そんな彼らがそのスパイクを履かずにどこかに掛けるということは、すなわち引退するときです。


ゆえに、「サッカー選手が引退する」"hang up one's boots"といいます。

この動画の開始から56秒~58秒のところをよく聞いてみてください。

"Should he hang up his boots and come play Sunday league football with me."と言っているのが分かるはずです。:)





Did you get it?聴き取れましたか?

OK mates, have a good evening and see you all soon. XDD

Ciao
イラストで読む 奇想の画家たち/河出書房新社

Amazon.co.jp ¥1,728


このブログで以前取り上げた『イラストで読む 印象派の画家たち』を書いた著者杉全美帆子(すぎまた みほこ)の新作が19日に発売された。

杉全氏はこの新作も含めて、他にも3作品を書いている(『イラストで読む 印象派の画家たち』も含む)、新進気鋭の美術史作家である。その独自の視点と発想力で、著名な画家・作品をユーモラスかつ研究者顔負けの知識で、初心者および目の肥えた美術ファンに芸術の素晴らしさ・奥深さを分かりやすく解説してくれる。

今回出版されたこの著書は、美術ファンであってもあまりなじみのない画家たちを取り上げて、その作品と生涯を説明している。

この一冊のテーマは、「奇想」だ。

星の数ほどいる著名な画家たちの中で、変わった画風・発想を有した芸術家たちを7名(ボス、デューラー、カラヴァッジョ、ゴヤ、ブレイク、ルドン、ルソー)選び、それらの深層心理を余すことなく分析し、教えてくれる。









この7名の画家たちの中でカラヴァッジョは、もっとも「奇想の画家」であることは間違いないと思うが、読者によっては異なる見解を示すかもしれない。

もしも変わった発想の持ち主の世界に足を踏み入れてみたい、そういった人物たちからインスピレーションをもらいたいと一瞬でも思ったら、急いで書店に行って本書を購入することを是非お薦めしたい。


巻末には「あなたは誰タイプ?」のコーナーがあるので、本書を読んでいて退屈することはまずないと思われる。





注記


掲載した写真は、上から順番に、Amazon.co.jpと本書『イラストで読む 奇想の画家たち』の46ページ、47ページ、54-55ページ、124-25ページからのものである。