【2024さが桜マラソン】ボランティア体験記 | 仮装ランナー★ボバランナー

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さが桜マラソン、

 

まさかの大雨で中止危機からの

開催決定となり無事開催されました。

 

ほぼ1日雨だったものの、

それほど大雨にはならずに済んで、

 

気温も高めだったのも相まって、

むしろ走り易かったのでは?

 

とは言っても、

やっぱり雨の大会はイヤなものです。

 

正直雨の中、

 

数時間立っている事になると分かっている、

ボランティアに行くのもちょっと憂鬱ではありました。

 

しかし一部ではありますが、

 

大会に運営側から関わるという、

目的を果たす事が出来、

 

様々な貴重な体験をさせていただきました。

 

このボランティア体験がどんな物だったのかを、

紹介します。

3月上旬、ボランティア説明会へ出向きました。

このビルの一室で説明会が行われます。

説明会に来た人が受付をしています。

説明会場の視聴覚室へ向かいます。

ここが沿道ボランティアの説明会場です。

 

説明会は、地区と担当の役割ごとに、

別の会場で行われているようです。

この説明会に集まったのは、100名ほどでした。

 

ちなみに説明会に来ていたのは、

高校生くらいの10代からおそらく70代くらいの人まで、

幅広い年齢層の人達が集まっていました。

 

時間になったので、説明会が始まります。

まずは受付でもらったものの確認です。

キャップ、ボランティアビブス、手袋、タオル

そしてマニュアル類です。

 

マニュアルは、ボランティア共通マニュアルと、

今回担当する沿道整理マニュアルがあります。

これは担当するエリアの詳細図です。

87ブロックを担当しました。

 

このようにコース全体を細かくエリア分けして、

配置する人数や備品の数が決められています。

救急車が来た時のランナー誘導のやり方です。

写真も多用して、

現場の雰囲気が伝わるように工夫してあります。

 

説明会は1時間ほどで終了しました。

あとは各々マニュアルを読んで、当日に備えます。

そしていよいよ当日です。

 

9時50分に大会スタッフとボランティア、警備員の人達が、

指定された集合場所へ集まりました。

 

集まったのは、ブロックリーダー1人、ボランティア2人、

警備員3人です。

雨は降り続いていますが、小雨程度です。

打ち合わせが終わり、道路閉鎖の時間を待ちます。

軽貨物車がやってきて、

ブロックリーダーに段ボール箱を渡していきました。

 

この中にはスタッフとボランティア用の給食である、

パンとお茶が入っていて、

 

適当な時間に食べていいことになっていました。

 

軽貨物がコース上を回って、

ボランティア給食を配っていたようです。

しばらくして閉鎖時間となり作業開始、

まずは脇道の封鎖からです。

 

おそらく数ブロックを管理していると思われる、

運営スタッフがやってきて、

状況の確認をしていました。

コーンを並べて、

コースに車が進入できないようにします。

 

このコーン、軽そうに見えて結構な重さがあり、

数個重ねて運ぶのはわりと大変でした。

これは応援バルーンです。

 

応援に来た人に配ることになっていますが、

この雨の中応援に来る人がいるのか?

しばらくすると、近所の人達がテントを立てて、

応援の準備を始めました。

 

どうやら毎年この場所で応援してるようです。

いよいよトップランナーが現れたようです。

先導する2台の白バイ隊員は、女性でした。

 

この後さすがに自由な応援でもないため、

写真をバシバシ撮ることはできませんでした。

時折強まる雨の中、

通過するランナーを見送りつつ、

 

コース上に誰か入ってくることが無いか、

常に見張ります。

 

自転車はAED隊で、

何組かが通過していきました。

 

先頭が通過して30分か40分ほど経った頃、

近くでランナーが倒れました。

 

すぐさまブロックリーダーが本部へ連絡、

救急車が手配されます。

 

ちょうど通りかかったメディカルランナー
(医師)が処置を施した後、

しばらくして救急車がやってきました。

 

救急車が来るなら、

ランナーを一時止めなければならないのか?

と思っていたら、

 

コースとは別の道を通って来ることが出来たので、

ランナーを止めずに済んだのは幸いでした。

しかしまさか担当のブロックに救急車が来ることになるとは・・

メディカルランナーがいて助かりました。

しばらくすると雨があがり、

沿道の応援者が増えてきます。

持っていた応援バルーンは、

あっという間に配り終えました。

 

やっぱり子供の「がんばれ~」の応援があると、

賑やかになります。

近くのスーパーの入り口で、

毎年仮装応援をしてくれる人たちも来てくれました。

午後からまた雨が降り出したものの、

近所の人がまだテントの中で応援しています。

 

そろそろ最後尾が近くなってくる頃か?

 

とか思っていたら、

 

ヤツらがやってきました。

スパルタ兵軍団!

 

雨でもやってくれていました。

10人くらい並んでいると圧巻です。

しばらくして関門ペーサーがやってきました。

しかし後ろの方にも結構います。

そして最後尾車の車列が通り過ぎます。

閉鎖解除のパトカーが来るまでの間、

祭りの後のような静けさが漂っていました。

パトカー通過後は、急いでコーンを片付けます。

片付け終了。
 
この後解散となり、
活動終了しました。
 
この間5時間ほどでしたが、
ほぼ立ちっぱなしでした。

それからもらったパンとお茶は、

途中で食べてもいいことになっていましたが、

 

結局食べませんでした。

 

なんかそんなタイミングが無かったからです。
(トイレには1度行きました)

 

というか、時間があっという間に過ぎて行って、

気が付いたら終わりの時間が近づいていたからです。

 

このブロックにいたブロックリーダーと、

もう一人のボランティアの人も食べていませんでした。

 

他の場所はわかりませんが、

たまたまここではそんな感じでした。

 

やっぱり役割があると、責任が生まれるので、

自由に応援する時とは全く意識が変わってきます。

 

面白い仮装ランナーも何人もいたので、

写真を撮りたかったのですが、

 

常にコースを監視しなければならないので、

気楽に撮っていられません。

 

なので今回は最小限の写真のみとなっています。

 

そんなわけで、

 

まあ当たり前ですが大会と言うのは、

非常に細かい段取りが組まれていて、

 

裏で多くの人が組織的に動いているから、

スムーズな運営が出来ている事を、

 

実感できた次第です。

 

ボランティアに興味がある方の参考になれば幸いです。