【NAHAマラソン】太陽と海とジョガーの過酷なエンタメ(その6) | 仮装ランナー★ボバランナー

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仮装ラン&ファンランで、人間ウォッチングするミッションを遂行!

いや~面白いですね。

 

何がって、

 

NHKの魔改造の夜ですよ。

 

日本のトップ大学の学生や優れた技術を持っている町工場、

一流企業のエンジニア達がチームを結成、

 

おもちゃや家電製品を改造して、

とんでもないマシンに作り替え、その能力を競うという番組です。

これの何が面白いって、

チームごとの改造されたマシンの動作も面白いものの、

 

それぞれのチームが開発している様子が特に面白く、

 

何度も失敗を重ねながら試行錯誤して、

なんとか完成させるまでの過程が、

 

とにかく真剣で、

 

本業より力が入っているんじゃないのかと、

我を忘れて開発している様子が、

これだけでドキュメンタリーとして成立しているほど。

 

本番で成功した時のチームの喜び様がすさまじく、

みているこっちまで嬉しくなるほどです。

 

失敗したチームの落胆ぶりに涙しそうにもなります。

 

まさにモノづくりの神髄を見せられた気分で、

これは本当に企画力の勝利です。

 

この技術開発エンタメにも、

匹敵するのかどうかはともかく、

 

エンタメ度の高いのマラソン大会が、

NAHAマラソンでしょうか。

 

続きです。

 

家の前がコースになっていると、応援しやすいよねw

たしか奥さんが缶ビールを勧めていました。

 

子供はもう飽きて来た頃か?

 

バスが停まっている!

たしか28キロ地点辺りでした。

 

バス待ちの列もありません。

 

ここで乗る人もチラホラいましたが、

まだ乗りませんよ。

 

この先もこんな感じで余裕で乗れると思ったら、

大間違いでした。

リアルまもる君がいた!

 

まさか追い付くとは思わなかった!

 

何やら話をしつつ、自撮りをしています。

 

完走出来るかどうか、ギリギリの位置にいるのに、

なかなかスタートしません。

 

大丈夫なのか?

 

とか思っていると、

 

凄い勢いで追い付いてきます。

そして次のエイドにまもる君がやって来ると、

 

「今年も来たね~まってたよ~」

 

みたいな感じで声をかけています。

 

しばらく交流した後、

 

また急いで走るという事を

繰り返していたという事です。

 

いくら暑さには慣れているとはいえ、

あのユニフォームとヘルメットも被って、

 

あんなダッシュが出来るのがオドロキです。

あれは!

 

ライガー仮装のヘル兄さんじゃないか!

 

後ろ姿がホンモノのプロレスラーっぽくて、

サマになっていますw

 

スタート前に会えなくてちょっと残念な気がしていたら、

 

結構前のブロックにいたようです。

 

何度も書いてますけど、この大会だけは、

 

仮装ランナーでも、

なるべく前からスタートしたくなるものです。

ヘル兄さん、前半オーバーペース気味に走ってしまって、

中間地点通過後にペースダウンしてしまったそうです。

 

よく見るとウエアも薄めで、

 

柔軟性がありそうな素材の物に

変わっているようですが、

 

それでもあのマスクとウエアでは、

この気温でも暑かったハズ。

暑いとわかっていても、

あのライガー仮装をやらなきゃならないんです。

 

そこには、

 

”やむにやまれぬ大和魂”

 

的な何か秘めたる思いがあるのでしょう。

 

ライガー仮装にこだわるヘル兄さんの姿が、

 

今回は、バスに乗る事にしているものの、

 

今度はやっぱりあの最終ゲートをくぐらなきゃならない・・

 

そんな気にさせてくれました。

 

しばらく歩きながら話した後、

 

下りになったので、

せっかくだからと一緒に走っていたら、

 

いつの間にか一人に・・。

 

 

 

また海が見えた!

背中で語る!

 

あつし

 

ゼッケンの下には大学名も書いてあります。

 

白の無地で寂しいから、

なんか書いたれ!

 

とか思って、

 

急遽マジックで書いたのでしょうか。

 

手書きというのも味がっていいですね。

またまもる君に追い付いた!

 

もうエイドの人とは、

顔見知りになっています。

 

毎年やって来て交流しているから当然ですね。

 

子供は

 

”なにこのひと?”

 

みたいな目で見ていましたw

 

その後先に進んでいると、

まもる君はダッシュして抜いていきました。

 

走っている人ならわかると思いますが、

これは大変です。

 

スピードの遅い速いは別として、

一定の速度で走っている時が楽ですよね。

 

それをこんなリズムが狂いまくる走りをすると、

メチャクチャ負担になります。

 

それでもまもる君としての使命感から、

交流をしていると思いますが、

 

これはスゴイね。

 

ちなみに今回は、

ギリギリで最後のゲートを通過したそうです。

 

いやスゴイわw

この辺りは一車線に制限されていて狭い事は狭いです。

それでもまだこんな密度です。

30キロ地点です。

 

4時間37分ほど経過しています。

 

当然間に合わない時間だとばかり思っていましたが、

 

今見ると、残り12キロくらいを、

1時間38分で走れば間に合う時間ですね。

 

これはちょっと頑張れば、

完走できるくらいの残り時間じゃないですかw

 

実を言うと、中間地点以降、

急に調子よくなって、

 

誰もいなくなってからスタートしたものの、

やたらと走れるようになって、

 

どんどん抜いていくことが出来たせいか、

かなり挽回していたようです。

 

このまま走っていたら、間に合ったのかも。

 

まあ、これは今になって言える事であって、

あの時はもう絶対間に合わないと思い込んでいたので、

 

あくまでタラればの話です。

背中で語る!

 

ニコニコペース

 

●ボルグの主観的運動強度:楽である

 

●目標心拍数=138‐年齢/2

 

以下省略

 

いや、でもつい読んでしまいますw

 

よくこんなTシャツ見つけてきましたね。

 

沖縄にも札幌ラーメンがあったのか!

 

しかしどうも閉店している雰囲気です。

マッサージやっている所があったんですね。

 

もうあまり余裕がないんですが・・

こうしてエイサーの魂が受け継がれていくのでしょうか。

これはスタート前に見た、

JK仮装グループの一人じゃないか。

 

力強い走りです。

この人は間に合ったのかも。

 

この辺りでは、

そろそろ34キロ地点に近づいたという事で、

もう走るのはやめてウォーキングしています。

 

またちっちゃい子が差し出している。

 

さっき飲んだばかりなんでごめん・・

まだまだ出てくるエイサー応援。

 

と、この辺りで後ろからアナウンスが聞こえてきます。

 

「間もなく規制が解除されますので、

ジョガーのみなさんは歩道に上がってください」

 

”そうか、そろそろだと思っていたよ。”

毎度おなじみ最後尾車がやってきたのでした。

 

つづく