【2023さが桜マラソン】後悔と葛藤の41キロ(その3) | 仮装ランナー★ボバランナー

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仮装ラン&ファンランで、人間ウォッチングするミッションを遂行!

スタート地点の佐賀サンライズパークへ戻ってきました。

ファンランナーがゴールへ向かって、

一気に密度が下がります。

●仮装ランナー!

 

ジャック・スパロウ

 

顔もジャックスパロウにかなり似せてありました。


これに非常に似ていました。


AIによるマッチング率も80パーセントくらいはあるでしょう。

 

このジャックスパロウも吉野ケ里付近まで近くにいましたが、

あっちへ行ったりこっちへ行ったり、

止まったりと、余裕を見せていました。

●背中で語る!

 

断捨離

 

大きな”断捨離”の文字がイヤでも目に入ります。

 

普通なかなか”断捨離”などと書いてあるシャツを、

大会で着ようとは思わないのではないでしょうか。

 

メッセージTシャツを着て走っている人は、

大体自分を鼓舞するようなメッセージになっています。

 

それが”断捨離”ですよ。

 

何を思って”断捨離”なのでしょうか。

何か深い意味があるのでしょうか?

 

断捨離と言えば、

身の回りに溜まった物を捨てて、

身軽になるような意味で使われていますね。

 

大体は、部屋にある本とか衣類などを処分して、

スッキリするみたいな使い方ですが、

 

本来の意味を調べて見ると、

 

断捨離という言葉は、沖正弘が提唱したヨーガの思想であり、

物への執着から離れ、身軽で快適な人生を手に入れる

ことが本来の意味となります。wiki

との事です。

 

ヨーガの思想だったんですね。

 

この人もそんな思想をアピールしているのでしょうか。

きっとそうに違いない。

 

まあ、小さな商標マークが

入っているのが気になりますが。

この辺で早くもなんとなく足に違和感が出始めて、

ここでやめておいた方がいいかも知れない・・

 

と思いつつ、

 

さすがに10キロで自主リタイアはないだろう、

と先に進むも、あれほど苦しくなるとは・・・

ここのブラスバンドが演奏していたのが、

あの”ヤングマン”です。

 

ヤングマンと言えば、

NAHAマラソンでのYMCAポイントを思い出します。

 

あのポイントに来ると、

みんなYMCAポーズをするのですが、

 

ここでもやっていました。

 

さすがにMCの、

 

「無駄な体力ありがとう~」

 

は、無かったです。

 

しかしなんだかんだ言っても、

テンションは上がりますw

メディカルランナー医師と看護師の二人組?

 

知り合いなのでしょうか?

それともたまたま合流したのでしょうか?

 

なぜかどちらもタイツが派手な柄なのが気になります。

●親子の応援!

 

子供がランナーのような恰好をしているのがいいですね。

 

足元に置いてある応援ボードには、

この子が書いたのでしょう、

足うごいているよ

 

なんかほのぼのとします。

 

大人になると、

まずこんなメッセージは書けません。

 

もう一つ横になっているボードには、

おそらく”ナイスラン”と、

書いてあるようです。

 

こちらはママが書いたのかもしれません。

ここでスッと前に出て来た二人組は、

佐賀県警のポリスランナーです。

 

無線を聞きつつ、

周りに視線を向けながら走っていました。

一見オフィシャルエイドに見えますが、

ヨシケイの私設エイドです。

 

毎年ここにエイドを出されています。

その先に、オフィシャルエイドがあります。

バルーンも上がっています。

●沿道の応援者!

 

ここにいるのが、警備員風の拡声器応援おじさん。

後ろに停まっているバイクでやって来たのでしょう。

 

「この日のために練習してきたからがんばれ~」

 

と言うような応援をしていました。

 

たしかこの人、毎年ここで応援しているような?

 

余談ですが、このおじさんの背後には、

 

”東名(ひがしみょう)遺跡と言う、

縄文時代の遺跡があって、

 

8000年前の竹籠などが完全な形で残っていて、

資料館に展示されています。

第二の吉野ヶ里になるかもしれない重要な遺跡です。

確かこのエイドでは、バナナが出ていたと思ったら、

出ていませんでした。

●後方の美ジョガー!

 

黒のキャップ、白のシャツ、黒のタイツと、

白・黒・白のコントラストがはっきりしています。

 

それが何か?

 

と言われれば、

 

(沢尻エリカ風に)別に?

 

と言うしかないですw

 

さらに白いバックパックを背負っていますが、

薄いブルーのラインや文字が、

爽やかさを演出しているようです。

 

結構膨らんでいるようですが、

何が入っているのでしょうか?

この辺りは、佐賀の典型的な田舎道で、

さすがに応援もまばらになってきます。

関門です。

今見ると、この時の余裕は18分ほどだったようです。

 

この辺りから、はっきりと脚の違和感が、

痛みに変わった事を実感していました。

 

脚が痛いと言っても、

 

膝が痛い、関節が痛い、太股が痛い、

足首が痛い、足の指が痛い、足の裏が痛い、

 

など色んな痛みがありますね。

 

この時痛くなっていたのは、

脛(すね)とふくらはぎです。

 

ここが張ったようになって、

走る動作をすると、痛くてたまらない。

 

歩いている分には、こんな症状は出ないのに、

走るとどうしても張ったようになり、

 

痛すぎて、ちょっと走っては、

歩くしかできなくなってしまいました。

ここは、数少ない登りでスライド区間でもあります。

 

反対側からは、

速いランナーが吉野ヶ里を回って戻ってきています。

 

この辺で思っていた事は、

 

やっぱり恐れていた事になったか。

 

こんな事なら、伊万里ハーフに出て、

様子を見ておくべきだった。

 

ウォーキングの脚になってしまったのか?

 

なんとか吉野ケ里まで行って、

そこで終わらせてもらおう・・

 

つづく