最近、麻雀教室の人数が増えてきたので久しぶりに投稿です。

 

うちの麻雀教室では、役を教えるのは受講4回目からです。

初心者に対して最初に役を教えたがりな方が多いように思いますが、私としてはまずは5ブロック理論の牌効率を形にして

いかに早く和がるか?を覚えてから教えるようにしています。

 

さて、それでは今回はなぜ役を覚える必要があるかについてです。

 

麻雀で和がる為には1翻ないとダメだから

麻雀で和がる為にはドラを除いて1翻以上ないとダメなんです。

第3回目受講まではとにかく和がれる形ができれば和がって良い。というルールでやっていましたが

第4回からは違います。1翻ないとダメというルールが追加されます。

ということで役を知らないと和がれない状況ができてしまいます。その為に役を覚えましょう。

 

②スピードの為

私が麻雀を教える時に大事にしていることは「誰よりも先に和がること」です!

①のルールを理解した上で、役を知っていればそのスピードが上がることは間違いないでしょう。

例えば役牌タンヤオは鳴いても役がつきます!その場合にはガンガン鳴いた方が和がりやすくなるでしょう。

逆にタンヤオや役牌がない時は鳴いてしまうと和がれなくなります。その場合は面前で仕上げた方が和がりやすくなる。

つまりは和がりに向かうスピードは結果的に早くなるということです。

また、一気通貫三色同順は面前だと2翻ですが鳴いても1翻つきます。タンヤオや役牌がなくともこの役を知っていれば

鳴いた方がスピードが上がることがあります。チャンタ、ジュンチャン、ホンイツ、チンイツ等も同様です。

他にも七対子。これは面前のみの役ですが対子ばかりできた時には七対子の方が結果的に早く仕上がる時もあります。

和がりのスピードを早める為には最低でも太字の役だけは覚えておきたい所です。

 

③点数UPの為

多くの方がこの点数を意識して役を覚えていると思うのですが、私としては点数よりもスピードが大事だと思うので、

この項目は3番目です。

第7講義で点数計算のやり方を教えますが、役を知っていないとそもそも点数計算ができません。

役を覚えておけばどちらの牌を切った方がより合理的か?も考えることができます。

一盃口三暗刻などがその代表例です。

 

④究極の役は立直

最後に僕の1番好きな役を紹介します。

数年前に僕の師匠仲林さんから、「岩田くんの1番好きな役は何?俺は立直だね!」

と言われたのがむちゃくちゃ印象的でした。以降僕もそう言うようにしています。

立直は面前の時のみにできる行為です

立直がなぜ良いかと言うと、どんな状況でも絶対に1翻つきます。

なので初心者のうちには聴牌したらひとまず立直をしておけば安心です。

次に立直をすると上手い人は防御に徹してくれます。相手を降ろすことができるのです。

また立直には裏ドラや一発面前自摸などの付随役も自動発生してくれるので点数UPにも繋がります。

このように多方面でのメリットがあるのですがもちろんデメリットもあります。

それは和がれる牌意外は基本全て捨てなければならないこと。自分自身も降りられなくなってしまうんです。

また、相手に警戒されてしまうこと。相手を降ろしたいメリットとは逆説的になりますが降りてしまうということは相手から

ロンがしづらくなってしまうという訳です。

なので役を覚えておけば敢えて立直をせずヒッソリとロンを狙うという戦略もできます。

これを「ダマテン」と言うのですが、このダマテンは役を知っているからこそできる技でもあります。

点数が満貫以上ある時のダマテンや他のプレイヤーの立直に対しての安牌で待つダマテン(通称ゲンバリ)はかなり効果的です。

 

という訳で今回のブログは以上となります。

是非このブログを読んで次の講義に臨んで頂ければきっと効果的になると思います!

 

皆様のご参加お待ちしております!

 

 

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