皆さんは随意契約と言う言葉をご存知でしょうか。

 ビジネスに関わるものは、省略して「隋契」と呼びますが、これは入札などの競争の方法によらず,適当と思われる相手方と契約を締結する方法です。

 今回の内閣府調査によると、「中央省庁が05年度に所管法人や天下り先企業と結んだ随意契約は計2万7381件で、総額1兆3817億円に上る」ことが、分かったそうです。そして「このうち金額ベースで6割は、OBを受け入れた天下り先企業への発注とみられる。」と言うことです。http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060514k0000m010054000c.html

 官の髄契は、官製談合と並んで、血税の無駄遣いの最たるものです。従って、官製談合や中央省庁の随意契約にメスを入れなければ、真の改革を断行することは出来ません。

 官による税金の無駄遣いを防ぐには日頃から世論を喚起することが不可欠ですが、一方で国会の圧倒的多数を占めて傍若無人にふるまう与党を諌めるためには、国民が来年の参議院議員選挙でしかるべく選挙権の行使をするしかないようです。


山口実

下記のCNNの記事が目に留まった。

「11日付の米紙USAトゥデー紙は、米通信大手AT&Tなど3社が01年の米同時多発テロ直後から、国家安全保障局(NSA)に国内電話の通話記録を提供していると報じた。」http://cnn.co.jp/usa/CNN200605120016.html

皆さん既にご存知だとは思うが、ブッシュ政権は更に窮地に立たされている。

日本の共謀罪の国会論議もそうだが、権力の横暴で監視社会が作られれば、権力に対抗する国民は何時でも抑圧される。大学時代訪れた軍政下のギリシャが正にそれであった。コミュニティー全てスパイになる。そんな世の中は、絶対に願い下げだ。

また、別の記事でCNNの委託調査機関のクリントン元大統領とブッシュ現大統領の比較世論調査の結果が出ている。圧倒的にクリントンの方が優勢である。今更ながら、ゴアが前々回の選挙で大統領に選ばれていたら、世界は違った状況だったのではないかと考える。

http://cnn.co.jp/usa/CNN200605130003.html

3年も残して、ブッシュ政権はlame duck状態、これに付き従う日本政府はどうなるのか。

一方、今週のサンデー毎日に元NHKワシントン市局長手嶋龍一氏の「日米同盟は機能不全に陥っている」と言う記事が載っている。小泉首相は「日米関係が良いからこそ、中国、韓国などの全ての国との良い関係が維持されている。」と強調するが、手嶋氏は「しかし、実態はと言えば、皮肉な事にその前提部分がそもそも存在しないわけです。」と日米外交現場の没交渉状態に言及する。また「外国的視点から見れば、小泉首相の靖国参拝は日本を東アジアで孤立に追い込んでいる。-中略-さらに困るのは、日本もさることながら、今の米国には『東アジア戦略』と言うものが存在していないことです。」とも指摘している。

 私の経験から言えば、欧米社会でも相手に追従する人間は、(表面上好関係に見えても)相手に尊敬されない。米国政府は日本の立場を尊重しているとは言えない。それは、国連安保理の常任理事国入りキャンペーンや今回の在日米軍再編問題に関する対応を見ても分かる。

 何れにしても、日本の外交はアジアだけでなく、米国とも非常に悪い状況にあるようだ。イラン問題が混迷を深めれば更に問題は深刻化するであろうし、将来的に米国が民主党政権が樹立された時ブッシュ政権への追従がマイナスに働きかねない。

 やはり、日本は一国だけを偏重することなく、地道な全方位外交を続けるべきだと考える。もちろん、米国との対等な好関係を構築することも、東アジア諸国との関係を改善する事も、同時並行的に行われなければならない。それが、日本国民が平和で心安らかに暮らすための最善の方法であると思量する。

山口実

 毎日新聞のウェブサイトによると「総務省が作成した全都道府県と政令市の知事、市長の退職金の試算が12日、明らかになった」と言う。そして最高額は、我が福岡県の1期4年4924万円。ウソーッ。

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060513k0000m010161000c.html

 私企業は、所謂一流企業の部長クラスで定年まで30年勤め上げてせいぜい2000万円前後ですから、正に常識はずれの金額と言えるでしょう。

 福岡市のオリンピック招致申請に雁首をそろえる前に、まず「隗より始めよ」。民に丸投げせず、官から自らの姿勢を改めるべきだと考えます。

山口実

 恐れていた通り、沖縄普天間基地の辺野古沖移設は沖縄の人々に充分説明のないまま曖昧決着してしまった。稲嶺知事は「安全保障は国の専管事項だ」と言っているようだが、国民あっての国であり、民主主義国家であることを再認識する必要があると考える。

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20060512k0000m010102000c.html

 政府は 見返りとして沖縄振興策を唱えているが、私には米軍や自衛隊の基地を再編・強化することが沖縄の地域振興に繋がるとはどうしても思えない。現政権が血税を使って切った札びらは、それに群がる限られた人々の懐を潤すだけになるのではなかろうか。杞憂であれば良いのだがーーー。

 米軍再編の問題は、日本でも韓国でも大きな影を落としている。そして、どちらの政府も国民に対して曖昧な形で事を推進し、結局国民にツケを廻している。百歩譲っても、政府から国民の納得できる説明はあってしかるべきだと思う。

山口実

P.S. "Civilian Control"と言う言葉があるが、文民のSelf Controlの効かない、あまりのタカ派的な言動に、多くの自衛隊員が内心驚き、心配しているのではなかろうか。 

 松井秀喜選手の左手首骨折のニュースが出ています。

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060512k0000e050011000c.html

 今年はWBCも欠場して、チームの優勝に賭けていたので、思わぬアクシデントは大変残念です。ケガの一刻も早い回復を祈るばかりです。

 1768試合コツコツと積み上げてきた連続出場記録も途絶えてしまいました。

 この世の中何が起こるか分かりません。私たちはやはり、「明日は我が身」と言う言葉を肝に銘じて、助け合いの精神で生きて行かなければならないと思います。


山口実



CNNのウェッブサイトに国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」が9日に発表した「新生児の死亡率」の最新報告に関する記事が出ている。

http://cnn.co.jp/usa/CNN200605100024.html

それによると日本は1000人あたり1.9人、フィンランド・ノルウェーが2人で続く。

米国は何と4.7人。その内、アフロアメリカンの場合は1000人あたり9.3人と言う。

 米国の社会格差や人種差別の問題がこの結果に象徴されている感がある。市場経済主義を盲信すれば、日本にもいつこんな時代が来るか分からない。昨年のニューオリンズの水害にしても、米国流が全て正しいとは言えない。

 日本は誇り高い独立国として、自国の良さを十分認識し、偏った価値観(市場経済主義や一国単独主義)を好しとせず、広い視野で社会改革を行うべき時に来ているようだ。子ども達が犠牲になる社会を絶対に作ってはいけない。

山口実

「商売とは別」首相が反発 経済同友会の日中関係提言」と言う記事が、各新聞に踊っています。http://www.asahi.com/politics/update/0509/007.html


「商売と政治は別」と首相は反論していますが、果たしてそうなのでしょうか。持続する商い(ビジネス)にはバランスが大切。相手の立場に考慮しながら、十分な情報を入手し何とか折り合いをつけます。持続可能な社会を作る政治と共通した点が大いにあると思います。

 また、靖国参拝に拘ることが、果たして「政治」なのでしょうか。実は、前々回の総裁選挙公約で小泉候補が「靖国参拝」を公約に持ち出した時点で、「ああこの人はアカンワ!」と思いました。この時は有力候補の橋本元首相に対抗するためだったと思いますが、「靖国参拝」を政治問題にしてしまったことは、やはり小泉内閣の一番の問題だと考えます。政治的信念のない公約を、数合わせの為に持ち出したことは靖国に祭られている戦死者の方々にも失礼なことでしたし、アジアの戦争被害者やその家族の心情を理解しない大変unfairなことでした。また、先の戦争の賠償放棄問題にも関わる重大失策と言わざるを得ません。

 今では、首相は意地になっていますし、国の威信を考えれば、中国・韓国の要求をおいそれと呑むことは難しい状況なのでしょう。しかし、最初から間違っているのですから、原点に戻って自分で間違いを正すべきです。

 日本には「商売」を「金儲け」と蔑む傾向がなきにしもあらずですが、商いは非常にバランスの取れたものです。やはり、日本の政治はバランスの取れたものに戻るべきです。イエスマンばかりを廻りに置かず、諌言してくれる人に謙虚に耳を貸すリーダーが優れたリーダーだと思います。(以前マレーシア元首相のマハティール氏も「リーダーの資質」の要件としてこのことを挙げておられました。)

山口実、

東京新聞のウェブ・サイトに掲載されていた若者意識厚労省調査の結果。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060510/eve_____sya_____005.shtml

「献血したきっかけ(複数回答)を聞くと『自分の血液が役に立ってほしいから』が58%。『輸血用の血液が不足していると聞いたから』の36%」これは分かるが、「未経験者に献血しない理由(複数回答)を尋ねたところ『針を刺すのが痛くて嫌だから』が29%で最も多く、次いで『なんとなく不安だから』が28%」、ウーン。

勇ましいことを言うリーダーに憧れるのは、針を痛がる若者たちなのだろうか。

山口実

今日はミラクルバナナの主題歌「Smile」のマキシシングルの発売日。

さあ、皆で買いに走ろう!(かく言う私もこれから買いに走ります。)

角松ファンの方々の多くは、もうインターネットで注文されている

のでしょうね。ジャズのスタンダードにもSmileと言う名曲がありますが、

角松ちゃんと千秋さんのSmileも本当に素晴らしい曲で、現代版の

Smileですね。(デュエットの分勝ってますね。)

千秋さんの透き通った美しい声も本当に心を癒してくれます。

本当に本当に、たくさんの人に聞いて貰いたいです。


と言うことで、もう一度歌詞を引用させて頂きます。


『目を閉じて想い出せるだけ 笑顔を映し出そう
 悲しみに立ち止まる時でも 僕らはいつも支えあえる


 まだどれほどの 叶えられない想いがあるのだろう

 手を伸ばせば

 僕らはいつでも、たとえ離れた場所でも

 お互いを 感じ合えるだろう

 それはまるで奇蹟でも 夢物語のようでも、

 信じあえばできること



 手のひらを合わせる想いは 誰だって綺麗なもの

 疑いやいさかいのある部屋 そこから出ておいで今すぐに
 もうどれだけの時が流れ去ってしまったとしても
 遅くはない

 どんなに遠くにいても、あなたが笑顔で

 いつまでもいてくれますように

 それは想いある限り この命のある限り

 毎日願い続けよう



 僕らはいつでも たとえ離れた場所でも

 お互いを 感じあえるだろう

 それは奇蹟でも 夢物語のようでも、

 信じあえばできること



 どんなに遠くにいても あなたが笑顔で

 いつまでもいてくれますように

 それは想いあるかぎり、この命のあるかぎり

 毎日歌い続けよう



 僕らはいつでも たとえ離れた場所でも

 お互いを感じ合えるだろう

 それは奇蹟でも 夢物語のようでも、

 信じあえばできること  』


平和で暮らしやすい世界を夢見て、微笑みながら

助け合いながら皆で生きて行きたいと思います。

相手を思いやる感性とImaginationと気持ちを伝える

コミュニケーションの力を持っていれば分かり合えな

いはずはない。武器など要らない。


山口実



最近「教育基本法の改正」とか「憲法改正」とかメディアで頻繁に使われています。

そこで、改正の意味を辞書で調べてみました。


三省堂提供「大辞林 第二版」
法律や制度などをあらためただすこと。

さて、「愛国心」を法律で強制することが、本当に正すことになるのでしょうか。

また、日本国憲法第九条を改めて、海外派兵を可能にすることが正すことになるのでしょうか。

私には甚だ疑問に思います。

ここで憲法改定に就いて、2つのことを紹介します。

先月ある市民講座で、福岡大学名誉教授の石村善治先生の「戦争への道 憲法9条改悪」と言う講演を聞きました。講演の後の質疑応答で、皆さん憲法第九条に反対されていました。私は「同じ意見を持つ人々の自己満足に終わってはいけない」と考え、石村先生に「憲法を守るためには対立を煽るテレビ報道の下で右傾化していると思われる多くの若者たちに、智恵のある者達が真実を伝えることが不可欠なのではないか。」と言う質問を投げかけました。先生は「憲法第九条に関しては、若者は良く考えているので、楽観的です。」と答えられました。それが正しいことを祈るばかりです。

 一方、日本国憲法第九条の改定に関して、「憲法9条 変える?変えない?全国意見投票事務局」と言う市民団体が429日から53日の間、全国33都道府県の72市・町・区において憲法9条改定の賛否を問う街頭シール投票を実施し、以下の結果を得ました。 

憲法9条を変えることに

賛成   3270(12%)

反対  21652(77%)

 わからない 3247(11%)合計 28169票


 私は、国民の憲法第九条の理解度を深め、改定によって想定される海外派兵やそれによる危険性を充分説明した上で投票すれば、更に違った結果が出ると考えます。国の根幹をなす憲法の改正は、主権者たる国民の充分な議論と承認の下で行われるべきであると考えます。間違っても、その時の国家権力の都合によって行われるべきではないと思量します。

山口実