NHKスペシャル「核クライシス 第1集 都市を襲う核攻撃~地表爆発と高度爆発~」を見て、改めて戦慄がはしりました。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070805.html
 核爆発の悲惨な被害を2度と繰り返してはなりません。この番組は、核廃絶が唯一の道であることを明示しています。

 私は今週末西新公民館で「まず隗より始めよ。」と言う講演を行うのですが、核クライシスを避ける方法も、米国政府が先頭に立って核廃絶を勧めることが不可欠です。そして、被爆国日本がその先導を務めることです。広島・長崎の原爆投下が、史上最大の悪行の一つであると言う認識の下に、日米が世界と力を合わせて核廃絶運動を推進しなければなりません。
 「核の抑止力」を唱える人々もいますが、使えないものは抑止力にはなりません。核はあってはならないものです。
 同様に他の放射能兵器も廃絶が不可欠です。


山口実

素晴らしい講演と対談でした。
平和をつくる力のあるSW学院大学のサテライトキャンパスに相応しいイベントで、心から感動しました。
第一部 考古学者大塚初重さんの「人は苦境に陥った時こと真価が問われる。」
第二部 五木寛之さんの「強い生き方弱い生き方」
第三部 トークセッション「弱き者の生き方」

 私達への生き方に対する助言に溢れていました。大塚さんも五木さんも勇ましくはないけれど、死に直面する経験を通して、真に強く優しい人々であることが良く分り、たくさんのパワーを頂きました。大塚さんは80歳とは全く思えない気に溢れた人。対照的に、五木さんは淡々と生きている感じなのですが、その中に生きるパワーに満ちた人。僕はどちらかと言うと大塚さんタイプだと思うのですが、どちらもとても好きです。
 そして奇遇ですが、僕とお二人とはNHKのラジオ深夜便で繋がっているようです。
 第一部で、大塚さんがお話してくれた、寿山丸で経験した、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を思わせる壮絶な体験。大塚さんは戦友の分まで、必死で生きておられるのだとそのパワーの源が分ったような気がしました。その後の苦労も面白可笑しく話して頂き、前向きに生きることの大切さを再確認しました。
 第二部で、五木さんが話してくださった生き方は、好対照なのですが、いろいろな啓示に満ち溢れていました。
 五木さんは戦争体験から何でも否定的に考えるそうです。「でも何とかなる。そして、上手く行った時の喜びが大きい。」
 また、五木さんは「自分の生きてきた道(歴史)を思い出し語ることが大切で、これが明日への希望に繋がる。」とおっしゃいました。それから、敗戦後の辛いことを思い出したくないので、「ちょっとした楽しい思い出」にオレンジ色の光を見出し、気持ちを和らげること、生きていること自体に価値があること、などを語って下さいました。
 黒木瞳さんの名付け親としての裏話や、「愛の水中花」の作詞を大塚さんがとても羨ましがっていたのもとても印象的でした。それに、五木さんが私と同じく「呼吸法」を健康の秘訣とされていることを知り、親近感を覚えました。
 お二人のお話を聞き、お姿を見ていて、私もお二人のように年を取りたいと思いました。経験した苦労は、お二人の何十分の一かも知れませんが、優しい心とパワーは共通するところがあると思いました。
 それから五木さんが、「自分は日一日変わっているのだから、3年、10年、30年後に読む本は、自分にとっては全く違う本である。」と本の再読を勧められました。僕も五木さんの本をもう一度読んでみようと思います。
 とても心地よい午後でした。


山口実

私達夫婦がメンバー&スポンサーになっているARK(アニマルレフュージ関西)からのお願いです。このARKは英国人女性が主宰する動物愛護施設で、フジコ・へミングさんも支援されています。http://www.arkbark.net/j/index.htm
下記の件の経緯に就いては、上記ホームページのARKニュース&イベントに記載されています。
 下記の佐賀県担当課、佐賀県知事、環境大臣に抗議の手紙やe-mailをお送り頂けると有難いです。

                  記

佐賀県鹿島市のコウエイドッグハウスに関するお願いです。

コウエイドッグハウスに関する詳細は、ARKホームページの
"ニュース&イベント"内、
 佐賀のブリーダー「犬虐待ケース」
 佐賀のブリーダーによる犬虐待事件
をご覧下さい。


~以下は最近、現地を視察した動物保護関係者からの情報です。~

 コウエイドッグハウスにはまだ65頭ほどの犬が残っていますが、飼養状態は改善されておらず、コウエイ側は所有権を放棄するつもりもないということです。

 すでに佐賀県行政に保護された犬も、適切な治療などをされていないようで、皮膚病や下痢で苦しんでいるそうです。
収容されている保健所の施設も、陽の当たらない薄暗いコンクリートであったり、ぬれたコンクリートの上にじかに寝なくてはいけなかったりと、あまりいい状態には置かれていないようです。

 また、里親探しなども、3月になったら、といっているそうで、あまりてきぱきと物事が進んでいない様子です。このままでは、県に保護されている間に死亡する犬も出そうですし、仮にコウエイのほうでさらに犬の所有権を放棄すると、県側は収容などの面で対応できないと思われます。

 佐賀県知事は今回の件で異例ともいえるほど何度もコメントを出していますが、それだけ一般市民からの反響が多かったということだと思います。

 行政に保護された犬の飼養状況の改善、早急な里親探しなどを求めてできるだけたくさんの方に佐賀県に意見を提出していただきたいと思います。

 また、改正動物愛護法が6月1日に施行されることにより、都道府県知事は、動物取扱業の登録を受けようとする者が、「その営もうとする動物取扱業の種別並びにその種別に応じた業務の内容及び実施の方法」(改正動愛法第十条二項四号)に掲げる事項が動物の健康及び安全の保持その他動物の適正な取扱いを確保するため必要なものとして環境省令で定める基準に適合していないと認めるとき、第十条二項の規定による登録の申請に係る飼養施設の構造及び規模(第十条二項六号ロ)及び飼養施設の管理の方法(第十条二項六号ハ)が環境省令で定める飼養施設の構造、規模及び管理に関する基準に適合していないと認めるとき、その登録を拒否しなければならない(改正動愛法第十二条 登録の拒否)、としています。

 コウエイドッグハウスが登録申請するようなことがあっても、県知事は間違ってもこれを許可することのないように、ということも是非、意見に入れていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 メールなどの送り先については一番下をご覧下さい。


今回の事件に関する記事 >>>

【犬の死骸放置。コウエイドッグハウスに立ち入り調査】(06/12/27)

佐賀県鹿島市の犬の繁殖場 コウエイドッグハウスに立ち入り調査・改善勧告。
ミイラ化した犬3匹の死骸が発見され、立ち入り調査が行われた佐賀県鹿島市 コウエイドッグハウスで計12匹の白骨化、ミイラ化した死骸が確認された。
「夏に交通事故に遭ってから犬の世話ができなくなり、約50匹死なせてしまった」
動物取り扱い業者 コウエイドッグハウスに、県から動物愛護法に基づく改善命令が出された。
投書を受け、県の杵藤保健福祉事務所(同県武雄市)は11月から数回、繁殖場に立ち入り調査が行われていた。
コウエイドッグハウスは、柴犬や秋田犬など販売店に約50匹と、約100匹を繁殖場で飼育。
しかし、施設での定期的な清掃は行われず、犬を入れたオリは汚物が積もった状態のまま。そして、やせ細り、衰弱した犬4匹が発見された。
同繁殖場の経営者である男性は、死骸を放置していることに関して、夏に交通事故に遭い、犬の世話が十分にできなくなったことが原因で犬たちを死なせてしまったので、保険会社への証拠として残している、と説明したという。
今回の改善命令により、来年2007年1月5日までに施設の清掃や消毒、犬たちへの給餌・給水用具の整備などが課され、改善が見られない場合には警察に告発する方針。
また、和歌山県と大阪府の動物愛護団体は、繁殖場の犬が餓死したことや、狂犬病の予防接種を受けていないことから、佐賀県警に動物愛護法違反と狂犬病予防法違反で告発する。


【劣悪環境で犬飼育の業者を告発/佐賀県】 (2007年01月11日)

劣悪な環境で犬を飼育し、死体を放置したなどとして、県は10日までに、佐賀市内の動物取扱業の男性を、動物愛護法違反の疑いで県警に告発する方針を固めた。県は昨年12月26日、同法に基づいて、この男性に飼育環境の改善などを命令していたが、期限の5日になっても改善がみられなかったという。
県によると、男性は鹿島市の繁殖場で犬を飼育。昨年12月に立ち入り検査したところ、日本犬を中心に100匹がかごに入れられたり、鎖につながれたりしていたという。汚物まみれで、12匹の死体が見つかり、うち11匹は白骨化していた。先月26日付で改善命令を出し、今月5日までの汚物の除去や死体の処理、清掃などを求めていた。
だが、県が5日に立ち入り検査したところ、犬の死体は撤去され、一部は掃除されていたものの、犬の汚物が大量に残っていたという。
動物愛護法は、改善命令に従わない場合は30万円以下の罰金、動物をみだりに殺したり傷つけたりすれば1年以下の懲役または100万円以下の罰金と定めている。


佐賀県記者発表資料 >>>
動物取扱業者に対して行政処分(改善命令)を行いました


犬の繁殖施設についての知事の回答 >>>
http://www.saga-chiji.jp/teian/goiken/dog/index.html


犬の繁殖施設について >>>
(たくさんのメールが寄せられていますので、代表例をご紹介します。)

・ 犬の繁殖施設について その5(平成19年1月19日 回答)
・ 杵藤保健福祉事務所の職員について(平成19年1月12日 回答)
・ 犬の繁殖施設について その4(平成19年1月12日 回答)
・ 犬の繁殖施設について その3(平成19年1月9日 回答)
・ 犬の繁殖施設について その2(平成18年12月28日 回答)
・ 犬の繁殖施設について その1(平成18年12月27日 回答)

佐賀県知事室への提案はこちらから。


【関係課】連絡先
佐賀県健康福祉本部生活衛生課
〒840-8570
佐賀市城内1-1-59 
TEL:0952-25-7303
FAX:0952-25-7303
E-mail:seikatsueisei@pref.saga.lg.jp

(佐賀県知事)古川勝
〒840-8570
佐賀市城内1-1-59
TEL:0952-25-0753
FAX:0952-25-2111(代表)
http://www.saga-chiji.jp/


(環境大臣)若林正俊氏
〒180-8952
東京都千代田区霞ヶ関1-2-2(合同庁舎5)環境省
03-3581-3351
http://www.env.go.jp
e-mail:MOE@env.go.jp

昨日「ガイサンシーとその姉妹たち」と言う映画を西南コミュニティーセンターで見ることが出来ました。上映に関わられた皆さんのご尽力に深謝します。

http://www.cine.co.jp/gaishanxi/
 戦争と言う究極の暴力の下で、欲望のなすがままに行われた許し難い暴力を如何にしても正当化することは出来ません。またその歴史的事実を真摯に反省することが、戦後からの脱却に繋がるのではないかと考えました。

バランスの壊れた世の中を正すもの、それは日本国憲法の精神ではないでしょうか。初心忘るるべからず。愚かな行為を繰り返してならないとつくづく考える今日この頃です。

友人から下記の案内を頂きました。

平和や民主主義は、誰の為のものなのでしょう。

もう一度良く考えるきっかけにしたいものです。

山口実


                         記



   映画【消えた鎮守の森】上映&井原勝介岩国市長講演

とき●9月1日【土】13時30分開場

① 14時より映画上映「2006岩国住民投票の記録」(29分)(消えた鎮守の森)(80分)西山監督挨拶 
② 16時 井原勝介市長講演 
③ 意見交流会・渡辺ひろ子さん(平和といのちをみつめる会)

ところ●福岡市健康づくりセンター「あいれふ」9階 大研修室
   福岡市中央区舞鶴2-5-1 電話 092-712-2662
 (少年科学文化会館の隣)地下鉄赤坂駅徒歩5分
   交通アクセス地図 http://www.kenkou-fukuoka.or.jp/airef/access/access.htm

   ● 参加費 1000円
●主催「へこたれるな!岩国クン」福岡応援団
「連絡先」●ふくおか自由学校(092-562-3979)
     ●NGO「人権・正義と平和連帯フォーラム」(092-621-6211)
     【映画の問い合わせ】092-942-7406 n-aitaro@nifuty.com

*西山正啓(記録映画作家)
「ゆたんざ沖縄」「梅香里」「しがらきから吹いてくる風」 「朝の時間」「ぬちどぅ魂の声」「水俣わが故郷」など作品多数。
*井原勝助(いはらかつすけ)
山口県岩国市長。2006年3月、米軍再編による神奈川県厚木基地から 「米空母艦載機部隊」の移駐受け入れの是非を問う住民投票を実施。
全国的に注目される。結果は投票率58%、受入反対が87%を占めた。 同年4月、町村合併後に行われた新市長選でも圧倒的な支持を得て再選。 主権在民、住民自治、地方自治への関心を高めた。
*渡辺ひろ子(わたなべひろこ)
   航空自衛隊築城基地がある福岡県築上町在住。在日米軍再編に伴う日米共同 訓練に反対する市民団体「築城基地への訓練移転、日米共有化・海兵隊基地化に反対する会」代表。

 住民投票を経験したからこそ気づいたことがある。この国の政治は平気で約束を破る。
非協力の自治体に対して法律をつくってまでしてあからさまにイジメる。―
― なりふりかまわず強引に進められる米軍再編。あなたは米軍再編によって苦しめられている地域住民の声を聞いたことがありますか?―

 住民投票から一年、新市庁舎建設への補助金カット、愛宕山ニュータウン開発造成地の米軍住宅転用問題など、岩国市に次々と押し寄せる無理難題。見えてきた米軍再編のからくり。


●映画「消えた鎮守の森」解説

 2月8日横須賀市議会が「原子力空母配備の是非を問う住民投票条例案」を 31対10で否決した。その原子力空母艦載機59機の受入れ是非について 住民投票を実施したのが山口県岩国市。戦後60年国の政策を従順に受入れ 米軍基地と共存してきた筈の人々が住民投票で“もうこれ以上の基地強化は イヤだ!”と堰を切ったように意志表示したのです。それから一年、住民 投票時に全国から殺到したマスコミの喧騒がウソのような静けさの岩国で 今何が起きているのか。

●基地騒音から逃れ、広葉樹と竹林に覆われたなだらかな愛宕山丘陵に “終のマイホーム”を求めた人々がいる。なだらかな丘陵の頂きには 由緒ある愛宕神社が祀られ鎮守の森が里山に暮らす人々の心を癒していた。
 毎年春になると桜の満開の下で繰り広げられる奉納子ども相撲大会の 歓声が里山に響き渡っていた。その鎮守の森が開発によって削られる ことになった。

「悲願の沖合移設、そのための愛宕山開発」
 この10年間、岩国市民はこう思いつづけてきた。米海兵隊航空基地 滑走路を沖合に出すことで戦闘機騒音は軽減され、沖合移設工事に よって街の経済は潤う。その埋立て土砂を取るために愛宕山を削るのは 仕方がない、と。完成の暁には“東京の田園調布”を凌ぐニュータウンが 出来るのだから、とも。

 元々「愛宕山地域開発」は米海兵隊岩国基地滑走路を沖合に移設する拡張 工事の埋立て用土砂を確保するために始めた公共事業だ。山口県と岩国市の 負担割合が2対1、総事業費は851億円。その内のおよそ400億円は 埋め立て用土砂を国(旧防衛施設庁)に売って賄い、残りの451億円は土砂採取跡地に山口県住宅供給公社が新住宅市街地開発法によって「夢の ようなニュータウン」を造成し、その販売代金で収支を合わせるという ものだった。

 沖合埋立て用の土砂搬出事業は2007年3月に完了した。ところが基地拡張の目的を達成した途端、山口県は岩国市に対し開発事業の中止、共同 事業の解消、区分所有することで事業の単独清算を迫っている。赤字は 山口県と岩国市が2対1の割合で損失補償する。負担額は県が167億円、 岩国市が84億円とされている。県の狙いは赤字を解消するため跡地を 国に売るというもの。一方国(防衛省)は土地を取得した後、有力な
 選択肢の中に米軍住宅建設があると、はっきり宣言している。これは 明らかに米軍再編以前に仕組まれていたシナリオだ。そう疑われても仕方がない。

 住民投票から一年、沖合移設のからくりがはっきりと見えてきた。 そして今、岩国市は国・県によるあの手この手の策略とイジメにあっている。 一つは現在建設中の新市庁舎への補助金カット。国は米軍再編推進特措法を つくってまで非協力の自治体、特に岩国市と沖縄名護市には交付金を支給 しないのだという。これは言うことを聞かない自治体はこうなるのだというあからさまな見せしめである。

 もう一つは1月30日に突然発表された愛宕山開発地域を米軍住宅に転用 するというものだ。もしあなたの家のすぐ目の前にフェンスが張られ、 “治外法権”同然の米軍住宅が建てられたら、と想像してほしい。周辺住民、土地を提供した人たちが怒るのは当たり前だ。

●庭先に造成地のフェンスが広がる家の主婦が「あ・た・ご・や・ま」
 パズルを解くため積極的に自治会活動をはじめた。彼女は騒音軽減の ためなら愛宕山開発も仕方がない、と造成工事に同意した一人だ。しかし 工事が始まるとダイナマイトの振動で育児に悩まされ、砂ぼこりで洗濯物も外に干せないなど生活環境の激変で愛宕山開発に疑問を抱くようになった。
 そしてその疑問符は次第に沖合移設と米軍再編のからくりへと向かうようになった。

 「戦闘機騒音の軽減」「悲願の滑走路沖合い移設」「土砂埋め立て」「愛宕山ニュータウン造成」「売れない宅地」「住民負債」 「国が買い取り」「米軍に提供」「米軍住宅建設」。

 彼女は家族を守るために始めた活動なのだと言う。
 それが自治会活動、住民投票へとつながっていった。

●住民投票を経験したからこそ気づいたことがある。見えてきたことがある。
 この国の政府は約束を平気で破る。非協力の自治体をあからさまにイジメる。
 住民説明会で自治会役員の主婦は問う。本来は学級担任の山口センセイが 止めなければいけないのに、どうしてニチベイ教頭と一緒になって 岩国くんをイジメるの?

 普段はおだやかな自治会長さんが申入れの席で言う。この国の首相は美しい 国づくりというけど、有刺鉄線が張られ、米軍住宅が建てられた地域を 美しいと思いますか?

 国の言うことを信じて素直に従ってきた岩国の人たちが本気で怒っている。
 住民投票後の岩国の住民感情はこの国の民主主義のあり方を試す強烈なリトマス試験紙だ。それをいちばん良く知っているのは「消えた鎮守の森」なのかも知れない。へこたれるな岩国くん! 
   西山正啓(ドキュメンタリー映画作家)  

「週のはじめに考える 地球時代の処世訓」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2007072202034699.html


コンプライアンス 【compliance】
〔命令に従う意〕
(1)法令遵守。特に,企業活動において社会規範に反することなく,公正・公平に業務遂行することをいう。
(2)服薬遵守。処方された薬剤を指示に従って服用すること。
三省堂提供「デイリー 新語辞典」より


 企業が社会規範を守り、公正・公平に業務を遂行することは、昔の日本の創業者には当然のことだったと思いますが、法令遵守が英語で叫ばれるようになってからは、企業に因る犯罪化も欧米化したと言うことなのでしょうね。
 親が子供の鑑にならず、国や企業のリーダーが、国民や部下の鑑にならない世の中から早く脱却したいものです。


山口実

 一昨日KOKIAさんと言う不思議な癒しの力を持ったArtist(所謂シンガー・ソングライター)のコンサートに招かれて、行って参りました。  KOKIA(本名亜紀子)さんのお母様が私の親しい知人(S金属の元幹部)のお友達と言うことで、私との面談を手配して頂きました。  

 残念ながら、お母様は所用でいらっしゃらなかったのですが とても良いコンサートでした。余り予備知識や先入観を持たずに聴いたのですが、結局2度「ありがとう」と「ぬくもり」を聴いて泣いてしまいました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/KOKIA http://www.kokia.com/profile/index.html  

 不思議な声をしているのですが、音程もしっかりしていて 歌詞や楽曲やトークがとても良いと思いました。お姉さまが三井物産のふれあいコンサートの主役で、バイオリニストの恭子さんと言うことで、「さすがに!」と言うところです。  香港やヨーロッパでも活躍しているとの事、その意味でもとても興味深いArtistです。  また、サイン会に殆どの観客が集まり、整然と列を作って待っていたのには驚きました。(もちろん、私も並びました。)

 サイン会で少し、後から5分ほど本人とお話しました。そして彼女のマネージャーさんとお話したら、(昨日元応援団長の立山君を連れて午前2時まで飲んでいた)「ギタリストの梶原順さんの昔の相棒のマネージャーをしていたので、彼を良く知っている。」とおっしゃっていました。It's a small world after all♪

 また、人脈が広がって、いろいろな展開が可能になると期待しています。


山口実

 新潟県中越沖地震からの地域住民の方々の復興を祈りながら、下記お願い申し上げます。  


                                     記  


 新潟県中越沖地震の支援について関連情報を調べてみました。お手数ですが、これをお読み頂き、コピーしていただいて結構ですので、多くの方のご理解を得られるよう、働きかけてください。  まず、ボランティアに個人で向かわれる方は『必ず』事前に現地のボランティアセンターへお問い合わせください。正確な情報を得るならばそれが一番ですし、どこで何をすれば良いかも指示を得られることと思います。  そして県外の方は、あまりに遠方よりこられる交通費などを考えた場合、100円とかでも構いません。その分を義捐金として寄付することも立派な貢献です。現地で汗を出さないことを恥じないでください。汗水流した労働により得た収入を支払うことも、立派な貢献です。  7/19現在、新潟県災害救援ボランティア本部では、救援物資を受け付けておりません。消費期限のある生ものなどは特にご遠慮ください。その分を義捐金として提供されたほうが、助かるとのことです。  あと、現地への移動は公共交通機関が望ましいともありました。土日など集中してクルマでこられた場合、現地の復旧作業の妨げとなる場合もあります。皆さんのご理解を願います。 ●新潟県災害救援ボランティア本部 http://www.fukushiniigata.or.jp/activity/volunteer/saigai3.html 当面の間8:30~22:00の開設とします。 電話 025-281-5551 新潟県新潟市中央区上所2丁目2番2号 (新潟ユニゾンプラザ3階)新潟県社会福祉協議会内 ●新潟県災害ボランティア活動連絡協議会 http://www.tatunet.ddo.jp/saigai/ ◆柏崎市災害ボランティアセンター(柏崎市社会福祉協議会) http://www.syakyou.jp/ ・電話:0257-22-1411 ◆刈羽村災害ボランティアセンター http://www.vill.kariwa.niigata.jp/7.16jisin/7.16jisin.htm ・電話:0257-45-2316 ◆出雲崎町災害ボランティアセンター(出雲崎町社会福祉協議会) ・電話:0258-41-7133 ★新潟県中越沖地震関連情報ブログ http://rescuenow7.cocolog-nifty.com/rescuenow/ ★新潟県中越地震関連情報 http://rescuenow.cocolog-nifty.com/jishin_1023/ ボランティア活動に係る寄付金受入れ口座 第四銀行県庁支店 普通 1133636 社会福祉法人 新潟県社会福祉協議会 事務局長 大口弘人(おおぐちひろと) ー以上ー

「原発使用停止を命令 中越沖地震、施設内に隆起・陥没」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007071890141246.html
 以前から指摘していますが、原子力発電所の事故は人的にも環境的にも取り返しのつかない悲惨な被害を生みます。そして、その安全性に就いては多くの疑問点があります。特に、自分の経験から資材の品質管理のルーズさには大変な危惧を抱いております。
 その上、天変地異に対する安全対策がおろそかであることが明らかになった訳ですから、可及的速やかに原発を廃棄する方策を考えなければなりません。
 原発の安全性の問題では「想定外」との言い訳は絶対に使えません。責任者が頭を下げて、辞めても全く解決にはなりません。チェルノブイリやスリーマイルアイランドの例を挙げるまでもなく、原発事故の環境汚染に因る被害は筆舌を尽くしがたいものがあります。
 日本政府や電力会社はその危険性に対して、余りにも鈍感で国民も同様です。今回の地震によりその危険性が認識されたことは、国民に「目の前の危険に気付かせる」自然からの警告と考えるべきです。
 原発の安全性は問題の隠蔽が致命的な事故に繋がりますから、そのことを私達は再度肝に銘じることが不可欠です。


山口実

 と言うことで、明日のコンサート&レクチャーは大丈夫開催致します。台風で行楽を諦めた方々も、心を癒しに来て下さいな。もちろん、台風がこれ以上被害を増やさぬように、心から祈っています。最後にもう一度宣伝致します。

 昨日の角松ちゃんの講義でも強調されていた「本物を聞き分け、見分ける力」を皆で身につけられるよう、コツコツ音楽イベントや文化イベントの開催を手がけたいと考えています。今回の「和みのコンサート&レクチャー開催は、その大きな第一歩です。皆さんのご支援を心から感謝いたします。


山口実

「和(なご)みのコンサート&レクチャー」

今私達が一番必要としているのは 和みです
~自然との調和、心の和み、そして人の和~

世界的な大学の町、そして、あの松坂・岡島のレッドソックスの本拠地ボストンから和の心を伝える国際的なプロジャズピアニスト竹中真(バークリー音楽大学教授)氏を迎え、心を癒す一流プロの音と歌を皆さんにお贈りします。同時に、福岡が誇る新進気鋭のりっきー足立氏による平和学(「平和」を科学する)のお話(レクチャー)も相和して。
この素晴しいコンサート&レクチャーに是非ご来場下さい。

                 記

日時:7月15日(日) 午後3時開場、午後3時半開演
会場:西南学院大学内、西南コミュニティー・センター
   (車でのご来場は、ご遠慮下さい。)
   地図は、下記のホームページをご参照下さい。
   http://www.seinan-gu.ac.jp/access/access.html
   http://www.seinan-gu.ac.jp/sisetsu/index.html
   西南コミュニティーセンターは、東キャンパスの南東の角にあります。
出演&講演者:
☆足立力也(コスタリカ研究家・平和塾主宰)
☆竹中真(Piano)、小牧良平(Base) & 木下恒治(Drum)
☆うしじまあおい(特別ゲストVocal)
入場料:生徒・学生1000円、大人2000円
主催:明日のアジアにかける橋九州
共催:西南学院大学宗教局(西南学院には癒しと平和を作る力がある。)
協力:キャンパスサポート西南
内容:アメージング・グレース、竹田の子守唄、ともしび、夏の思い出、
What a wonderful world、People等(但し、曲目は変更の可能性あり。)
チケット申し込み先:キャンパスサポート西南 担当 山口実
電話092-823-3576 携帯090-4486-3264 e-mail max0908@nifty.com
関連ホームページ:
足立力也: http://www.adachirikiya.com/
竹中真:  http://takenakajazz.web.infoseek.co.jp/index_jap.htm
木下恒治: http://www.adachirikiya.com/
うしじまあおい: http://homepage3.nifty.com/flora-aoi/