災害時に緊急栄養補給物資の支援や栄養・食生活支援活動を通じて被災地支援を行うことを目的に、日本栄養士会により「日本栄養士会災害支援チーム(JDA-DAT)」が設立されました。

東日本大震災時にたくさんの管理栄養士・栄養士が活動に入りましたが、災害発生の早期から栄養、食事面で機動性の高い支援をする必要があると教訓を得たことがきっかけとなり、設立に至ったということです。

専門的なトレーニングを受けた管理栄養士・栄養士が、被災後72時間以内に、国や被災地と連携して

*情報収集(被災地の医療・福祉・行政栄養部門と連携し、情報の収集・伝達・共有化)

 被災者支援に関してはDMATやDWAT、JRATなど様々な支援チームとの連携が必要です。

*緊急栄養補給物資の支援(特殊栄養食品ステーション設置)

 アレルギーや硬いものを食べられない人など、避難所で配られるおにぎりや弁当などが食べられない人に対して食品を届けます。
*被災施設・避難所などで責任者の許可のもと、個人に対して直接栄養補給の支援

などの支援を行います。

 

熊本地震以降の災害では、災害関連死が増えており、その対策として適切な水分摂取や栄養補給は重要です。避難所での生活はトイレに行く回数を減らすために水分摂取を控えたり、偏った食事となり栄養バランスが崩れたりします。

基本的人権を守るべく、被災地でも健康で安全な生活を送ることができるよう活動しています。

必要な場合には被災地の長期支援、平時は防災活動や広報活動をしています。

右下矢印詳しい内容はこちらを見てください
日本栄養士会災害支援チーム(JDA-DAT)について(公益社団法人 日本栄養士会)

 


参考資料:災害支援における栄養士チームとの連携を考える(奈良県栄養士会JDA-DATなら委員長 木島隆栄)
DWAT研修「避難所における医療・栄養士チームとの連携を考える」研修会より
 
 

 

 

ダイヤオレンジ災害時に使える支援制度の情報を集めた「被災者支援チェックリスト」、被災された方が相談の際に適正なアドバイスを継続して受けられるようにするために作成された「被災者生活再建ノート」についての記事です。

 

 

 

 

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