皆さま、こんにちは
本日より、お休みに入られている方も多くいらっしゃるでしょうか。
こちらは昨日のGalleryです。BMCは明日より夏季休暇なので(私が。。。以外のスタッフは動いております。。。)
本日は、掃除や草刈、整理整頓を行いました。明日が雨の予報で、今日は曇りの瞬間もあったので、
なんとか動きましたが、やはり、汗だくです(笑)
気候としてはなんともいえない暑さときなのですが、この時期のGalleryが一番綺麗だと思っています。
奥から広がるような雲が、なんともいえない景色です
さて!
本日は・・・・・・・・お待たせしました蓼科の別荘をご紹介します。
まずは、7月9日のお引き渡しの別荘のご紹介です
なぜ私が今日まで書かなかったか、というと、、、、
心して書きたかったから。です。
なぜ『心して書きたいのか』というと、、、、お見せした写真がありすぎて困っているからです
・・・・・でも、見せたいでもしっかり選びたい
いやたくさん見せたい
みたいな。ひとり、謎の葛藤があったのが理由です(笑)
ではいきましょう
まずは外観なのですが、こちらK様邸の特長は、見る角度によって見え方が全然違うところです。
こちらは北側から。
ではぐるりと回ってみます。
東側にすこしまわりましたが、既に違う雰囲気を醸し出しています。
東側正面です。北側の手前は物置になるので、こちらがメインの建物側です。
後程内観をご紹介しますが、2階建てで、LDKの天井が高く、一部が小屋裏収納になっています。
ですので、外観は平屋な感じがしますね
少し南側にまわるとまた、まったく違う表情が見えてきます。
この外壁は、ファサードラタンというもの。
何度もこちらのブログでご紹介しているので、今回はご説明を省きますが、この外壁が、
ほんっっっっっとに美しいのです
(たくさんの人の手間が、とーーーーーーーーーーーーってもかかっている外壁です。なぜこの外壁なのか。気になった方は是非、ちょっと私のブログを遡って、読んでみてくださいね)
深い軒。
ファサーラタンの外壁。
バランスよく配置された窓。
シンプルですが、そのシンプルさがこの家に合いすぎているウッドデッキ。
(その下に出ている影すら)
夏の青空に、
家を囲むようにある木々たち。
そして、
どの角度も好きすぎて、No.1を決められない。。。
西面にまわりこれでぐるりと1周です。
玄関を入ると、
右手に土間。多くのものを置いたり、ちょっとした作業スペースにもなりそうです。
そしてLDKへ一直線で繋がります。
玄関を入ったら、廊下。
ドアを開けて部屋。
各部屋の入口はまずドアが。
という概念はここにはありません。すべてがひとつに繋がっています
何故なら高気密高断熱だから、どこにいても家中、暖かくて、そして涼しい。
寒くない。暑くない。のです
以前の別荘のお引き渡しは実は真冬で、その暖かさを驚くほど実感したのですが、
(標高1750mの場所にある家は、冬場は時に、マイナス20℃になるような場所ですでも、まっっったく寒くない。むしろ、とっても暖かいのです
)
(通路を利用して、左右に本棚が。)
今回は、真夏。真夏の別荘の中はと、実はとても気になっていたのですが、
一歩、ドアを開けてK様邸にはいると・・・内部は、驚くほどの涼しさでした。
こちら愛知県が40℃に迫る中、確かに、蓼科は涼しいです
私たちが行った7月9日は、外は25℃くらいです
そして家の中は、なんとそれよりさらに、涼しいのです
ついていないのは分かっていて、『エアコンがついてるのか』と思うような涼しさとでもいうのでしょうか。
突き当りのLDKです。
↑こちらブラインドがおりていますが、
↓こちらは、無しです。外に緑が広がっているのが分かるでしょうか。
こちらは、一番奥の南面から玄関側を見たものです。
今回、真壁で柱を出しているのですが、
その柱と、杉の床と、源平柾目の杉の天井が、
まったく喧嘩しない。
いや、むしろ一つになる感じが伝わるでしょうか
キッチンは製作で、ラワンの扉材です。
製作から少し期間が経ち、短い期間とはいえ、風合いが増したように思いました。
ご要望の、レトロ感のあるタイルを壁に。
とても綺麗なムラのあるタイルで、組み合わさることで、
グレーやホワイトが入り混じった、とっても綺麗な壁面になりました。
お気づきでしょうか。
レンジフードの幕板。
なんと、勾配天井に合わせてカットしました。
探してもこのような幕板は売っていませんので、ご注意ください
ベッドルームは、別荘なので、部屋を区切ったりせず、あえてリビングの延長の場所へ。
洗面もレトロなタイルとボウルをあえて選定。
トイレは、
シンプルですが、見るべきは、
ここ。
これはトイレ内部からの鍵ですが施主様が選定されました。
ここにもささやかなレトロが。
ドアには穴があり、鍵をクイっとおして、穴に入れ、鍵がかかるというしくみ。
こちらは、洗面。
入ると左手はユニットバス、右手は、
広いクローゼットがあります。
脱衣場は物干し場にもなるので、乾いたらこちらにハンガーのまま移動。
使い勝手、動線がとってもよさそうです
階段をのぼると、
ここは小屋裏収納なのですが、
お気に入りのスペースになりそうな予感。
いかがでしたでしょうか。
この日、ほんの少し窓をあけていたのですが、
バックミュージックかと思うほどの、きれいな鳥のさえずりが聞こえてきました。
とても静かで、
涼しくて、鳥の声だけが聞こえて、外には緑が広がります。
現実、
ここに建っているのですが、
ここにあることが、現実ではないような、
心躍るような、
ふわふわするような、
そんな感じがする家なのです。
それなのに、
凛とした空気も醸し出すし、
そして、一歩、家にはいるとなぜだか鼓動が高鳴るような。
ひとつにまとまらないですが、
そんな
別荘が、できました
携わっていただいた皆様、
造ってくださった皆様、
そしてスタッフに、
出会って造らせていただいた施主様に、
たくさんの皆様に、たくさんの感謝を込めて。
これまで、本当にありがとうございました
別荘がまたひとつここに完成し、
BMCの軌跡がまたひとつ、蓼科高原に存在し、
また次の軌跡を残すかのように、
次へ、また次へと繋がっていくのだと思います。
正直、
愛知県を早朝に出て長野県へ行き、
打合せをして現場をみて、指示を出して、考えて。
そのあとに関係者と打合せをして、日帰りで愛知に帰り、
次の日は、朝早くから大規模木造建築の現場に行き、
他の物件のプランを作成し、見積もりして、材料を発注し、段取りをすることって、
並大抵のことではありません。
ここにBMCの建築を残してくださったこと。
もうこれは感謝とかそういう言葉では片付かないのですが、
私はここに、
この建物が存在していることを、
これを造った人がいるということを、
これを造ったのが、BMCの社長だということを、
ただただ誇りに思います。
ごめんない。『これ、私の会社が造ったものなんだよ!』
と自慢したいです。いえ、します。すみません。
長い文になりました。最後までお読みいただき、ありがとうございました
それではまた