地震に強い家を造るため!?省エネ化による建築物の重量化により、地震時の危険性が高まったため!? | BMCスタッフのToday’sブログ

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皆さま、こんにちはニコニコ

 

今日から3月ですね。今年はうるう年で1日得した感じもしますが、気づけば3月なので、早いものですガーベラ子供と過ごしていると、学校行事の、卒業を祝う会、卒業式、終業式、春休み、進級・・・と。先の予定をみながら過ごすことが多いのでアセアセ1か月なんて本当にあっという間なのです気づき

今日、卒業式の方も!?おめでとうございますキラキラキラキラ

 

さて。

別荘の話が続きましたが。今日は少し別の話を。

今、皆様にお伝したい内容をぎゅっと詰めたホームページを作成しているのですが、そのため、色々と調べ作業をしつつ、作成作業を進めていますウインクOK

 

それには繋がりますが、

やや話は変わって、本日の中日新聞。

今日は、一面も、そしてテレビ欄の後ろのページも、中も。

こんな記事がしめていました。

たまたま、これに近いような作業を最近していたのでこの大きな記事が目に留まり上差し気づき

 

『住宅の耐震化』切実な問題ですアセアセ

耐震化が進まない、ということもありますが、

 

『格差が浮き彫り』

 

これも切実。

普通に考えて、古い家は耐震性が低く、そして古い家にはお歳を召した方がすんでいます。

そのような家が集結している場所は、山間部、過疎化の地域。

 

そのような方たちが住む家を、お金をかけて耐震化する。考えられますか??

そりゃ、格差が浮き彫りになるよなあと思いますガーン

これを解決するには自治体が動くしかない、と最後にまとまっていたのですが。

それはそうかもしれませんが、どう、自治体が動くか、に寄るような・・・・。

 

古い家はしょうがない。ということではありません。

 

しかしながら、

今の時代にできること。そして、今、家を造っている人ができること。

強固な家を建てる。もう、これは今を生き、今、家を造る人の任務でしかない!!

 

昨日、資料をまとめていると。

国土交通省のこんな資料を社長が見つけてくださいました。

 

ちょっと話があっちこっちに行きますが。

2025年の4月には、4号特例の見直し、という法改正があります。

長くなるので、今日はごくごく簡単に言うと、

 

建築にかかわる検査の対象範囲が変わりますグッ!!

もっと簡単にいうと、規制が厳しくなりますが、もちろんその厳しくなったおかげで、

今までより耐震性の高い家が造られる、といったもの。

 

これって、なんとなく、

『耐震性の高い家を造らなくてはいけないから』

という観点から進んでいるように、思いこんでいたのですが。

 

そこでこれ。

で、これが何かというと。

 

『省エネ化による建物の重量増加』

という話。

 

ごめんなさいお願いアセアセ今さらでしょうか????

なるほどなぁと思ってしまいましてアセアセ

 

つまり、耐震化から始まったわけではなく、(その部分もなきにしもあらずですが)省エネ化からの、重量増加からの、

重量増加による、地震時の危険性

 

ということ。

建物が重いと地震力が大きくなるわけです。

省エネ化するということは、窓も、建物本体も当然重くなる。加えて、太陽光パネルがのったら・・・??

 

 

つまり、省エネ化しなくてはいけないから、家ももっと強固じゃなくっちゃ!!!!!!

みたいな流れなわけですウインク

なるほどー。というか、皆様も、それを聞くと、ちょっと腑に落ちませんか??

 

 

そしてまた今日、興味深いものをみまして気づき

弊社が所属する、一般社団法人耐震住宅100%実行委員会より案内いただいたもの下差し

 

独自の新しい耐震基準(TAISHIN100 Standards)について

 

これ、是非、読んでみてくださいウインクキラキラ

(難しいですが、最後の壁量や、動画はパッと見るだけでも損はないですOK

 

何を『基準値』とみるか

すごく難しい。

だって、基準をクリアしていれば問題ないと思うのが普通です。

でも、それにあらずなのです。

 

本当に死なない家とは??

家を建てる人も、家を造る人も、

もっと知らなければならないことがたくさんあるように思います。

 

物価高の今。家ももちろん同じ。コストを安く抑えたい。それもわかる。

全体的にコストが高くてまず、家を買うことが難しすぎる。それもわかる。

でも、耐震性が高い家を、省エネの家を、求められている。

 

建築部門。考えることがほんとーーーーーーーーーーーーに盛沢山ですニヤリ

 

新聞記事の最後、ここ下差し

ベッドの周囲を頑丈なフレームで囲む防災ベッド。

ここでは防災ベッドとありますが、ベッドの周囲を頑丈なフレームで囲む、

木質シェルター70Kというものがあります。

補助金の利用もあります。

今を生きる人が、今できることを考えてみませんか。

 

今日は少し難しい話になりました。色々考えてしまって、私が造っているものも、

資料をみては悩み、考え、学び。

どうやってまとめあげようか、悩みます。。。

 

それではまたバイバイ