皆さま、こんにちは
なんか・・・暑いですね(笑)いや、ちょっと、笑っちゃうくらい、暑いです。。
明日から雨というのが関係があるのかもしれませんね。ありがたい晴れ模様なのですが、しかし暑い(笑)
ただここ数日、ツクツクボウシが鳴いています。これが鳴くと、夏休みの終わり、夏の終わりだなーと思うわけですが。
鳴いてはいるが、暑いってやつです(笑)
さて
やっと、このご報告をお待たせしました
『洞町 O様邸気密測定』です(え
待ってない
)
8月1日。
気密測定の業者さんがいらっしゃり。
まずは準備です。
過去にも、別の物件で気密測定をしたのですが、私自身は見るのが初めてで。
O様邸は非常に近くなので、タームガードの施工、気密測定の施工など、要の部分がタイミングよく見られて本当にいい勉強になりました
中の準備をしつつ、外部の換気の箇所も別の方がふさいでいきます。
(何気に大変な作業です・・)
外部でふさぎきれなかった箇所は、中からもテープを貼り遮断。
そうこうしているうちに、窓1か所に囲いのようなものができ、
機器を設置していきます。
外から見るとこんな感じです。
一見、扇風機のような機器ですが、こちらは気密測定専用機器でして。
業者さんによると、日本で1社しか(且つ北海道)製造していないようで、
先日、ちょっと故障したときには、修理だけでも、まあまあのお金がかかったと業者さんが言っておりました。
ちなみに、購入は〇〇〇万らしいです
最終的には、このように機器を設置。
換気箇所をふさいだりするだけでも、なかなかの時間を要します。
そして、いよいよ計測です
窓に設置されている機械からこちらの計測器につながっています。
自動的に、5点を計測します。
あ、ちなみに。
この日もかなり暑かったです。
外気温、34.6℃とありますが、もうちょっと高かったような・・・。
計測中に、内部の温度もはかってみました。
壁面31.4℃。(エアコンついていません)
床面30.7℃。
これを構えながら携帯で写真をとれなかったので、壁を向いていますがこれは天井の温度です。
天井31.3℃。
つまり。
家の中に、気温のムラがありません。
ちなみに、O邸は。
こんなに吹き抜けています。
が、それでも気温ムラがないということになります。
で、気密測定結果。
C値とは、隙間相当面積を現します。
建物全体の隙間面積(㎠)を延床面積(㎡)で割った数値です。
そのC値が・・・
0.2
つまり、
C値0.2×延床面積224.26=隙間面積45㎠
(業界的に)これ、驚きの数値で。
社長はこの数値を見て、鳥肌がたったといい。
計測した業者さんは、終始、『すごーーいすごーーーーーい
』
と終始おっしゃっていました(笑)
うむ。
どうやったら伝わるかというと、
例えば、はがきは、14㎝×10㎝=148
O様邸の規模で、はがき1/3弱ほどの大きさしか、この家に対して、隙間がない、ということになります
ちなみに。
C値は実は基準値事態は今はありません。(過去には、日本の基準値は5というときがありました)
ですが、高気密高断熱の住宅の場合、どれだけの隙間があるか、というのは非常に重要な基準値であり、
施工性能を明確に示す、わかりやすい数字だと思います
その後。
2回目を測定。
換気の箇所のテープをはがし、測定してみました。
ちなみに、1回目の時点でも、テープですべてがふさぎきれているわけではないにも関わらず、C値=0.2。
テープをはがした2回目でも、
なんと、
C値=0.8
となりました。
一応、計算しましょう。
C値0.8×延床面積224.26=隙間面積179㎠
つまり、はがき1枚と1/5程度程度の隙間です。
換気していても、気密が保たれていることがわかります
いやー。
非常に、マニアックなご報告ではありますが。
私たちにとっては、驚きの数値、そして、施工能力が証明された感があり、
嬉しい結果となりました
O様に、初めてお問合せをいただいたのは、2020年の11月でした。
気密、断熱を重視した家を造りたいとお問合せをいただき。
2021年9月末にご契約の運びとなりました
O様も、まだお打合せ当初は結婚式もまだで、お子様もいらっしゃらず。
家を造りながら、結婚式を迎え、お子様が誕生し、お子様は、よちよち、新居で歩いています
古家があったこの家を解体し、
迎えた地鎮祭。
とても敷地が広く、地鎮祭のときは、とても広々としていました。
迎えた上棟。
完成時、大工さんたちはいませんが、
大工さんが居なくてはできない家です。
造ってくださった皆様に、本当に感謝です。
ご夫婦で見上げていたのもいい思い出です。
まだ外構工事があるので、
(なんと、まだ届いていない照明器具もある・・・)
また改めて撮影をする予定でいます。
8月19日。
このご時世もあり、予定とは変わってしまいましたが、お引渡しを致しました。
畳スペースにて、ご説明。
サインをいただき、
鍵を設定し。
最後に記念撮影を。
O様、お引渡し、誠におめでとうございます。
O様邸もまた、O様と出会わなければできなかったものだと思います。
お子様が、打合せ中に成長されていく姿が本当にほほえましく、
またここから、新しいO様の生活が始まるんだなあと、嬉しい反面、
やはり、現場に区切りがつき、完全にロスのスタッフ一同です(笑)
O様邸も、ご厚意により、
OPENHOUSEを予定しています
また改めてご案内いたします。
長くなりました
それではまた