皆さま、こんにちは
晴れると思っていたのですが、やや曇り空でしょうか
しかし・・・・緊急事態宣言とやら・・・耐えればいつかはどうにかなる、と皆さん思っていることと思います。身内に飲食業を抱えている立場としては、酒類提供NG、時間短縮は本当にキビシイ・・・
事業を営む人のメンタルも心配になりますね。。
でもどうにもならないものは、どうやってもどうにもならない。今できること、ちょっと目線を変えることが大事なのかもしれません
さて!
今日も、リノベーションから参りましょう
こちらは、
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こんなスペースでした。
大元は、畳スペースになっており、昔ながらのマンションなどによくあるリビングの一角にある畳のスペースです。
一度、リノベーションした際に、畳を撤去したようです。(よくありますよね、畳をなくしてフローリングにするパターン)
今回は、お一人での住まいとのことで、この階ですべてが簡潔するよう、あえての畳、復活です
また、お孫さんもいらっしゃるようなので、遊べるスペース、お昼寝スペースとしても、段差のない畳スペースはあるとよいのではないかと思い、ご提案させていただきました
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畳は和紙の畳で、ダイケンの、『灰桜色』というものを選定しました。
あえての淡い、グレー系の畳です。
市松に貼るので、淡い色でも濃い色が必然にでてきます。これもまた、選定色としては大正解だったと思います
非常に、上品で綺麗な色の畳でした。
とはいえ、目線は隠せるといいな
風は通せるといいな
というご要望があり、可動する間仕切り家具を製作しました。
まだ障子が入っておりませんが、ワーロン紙というものを使用し、お孫さんがいても安心なものを選定し、取り付ける予定です。
そして障子は上下し、風を通すことができ、棚は、リビング側から、畳スペース側から、と両方使用可能です
そして可動家具の上部もあいており風通しよし
位置を調整することで、リビングからの目線を遮ることも可能です
そして、最後に2階。
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普通のお部屋でしたが、
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クロスを一面変えて、床も貼り換え。
床はナラのC級を使用しています。このラフさ具合が私はとっても好みでした
もう一室は、
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タイルカーペットでしたが、汚れが気になります。
明るい部屋なのに、どこかくらい感じがします。
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テラスに出られる部屋なので、床はフロアタイルにし、テラス、部屋を行き来しても気にならないような床材にしました。
お孫さんがテラスで水遊びをすることもあるそうなので、濡れた脚で部屋に入ってもあまり気にならないことと思います。
デッキと部屋をひとつものと考えた、贅沢なスペースです。
照明も特徴的なものにし、クロスのアクセントは爽やかなグリーン系を選びました
とてもかわいらしい、一室です
その他に、
玄関収納他、収納部も、使い勝手よく、造り換えました。
玄関にちょっとあるニッチも、とてもいい雰囲気です
こちらはまだ撮影できていなかったので、最終的にはしっかり撮影してきたいと思います
リノベーションとは、
『リノベーション』
と一言で言うには、まとめきれない、本当に奥が深いものだと今回改めて実感しました。
新築住宅と比べれば、スペースは非常に限られらものでしかありません。
が、故に、
ここに、BMCとして何が残せるか
施主様にとって必要なことは何か
これから求められることは何か
とても考えます。
結果、
他にはない物、
他にはない暮らし
がここにできたように思います。
リノベーションする前と比べ、風の入り方が、風が心地いい感じがします
なぜでしょうね。不思議です。
それではまた