皆さま、こんにちは
昨日は、家族に誕生日のお祝いをしてもらいました。
娘から、はいっ!と渡された1枚の紙。
おたんじょうびおめでとう、とか、おかあさん、と書いていると思いきや。
似顔絵とともに書かれていた文字は、
『つゆ』
??
なんで?と聞くと、『だって今、つゆでしょ!』と得意げに。
いや、うん・・そう・・だね。。。
最近、覚えた、『つゆ』というワードをどうやら気に入っているようです。
気に入っているので使いたい。絵と文字があっているかなんてどうでもいい!
これぞわが娘。娘よ、わが道を歩くのだ!
さて、歳とともに涙腺が弱くなる。
これ、ほんとです。
最近、ほんと、だめですね。
年齢とともに歴史を重ねただけ、思い出すと、ぐっとくることがたくさんあって。
デスク周りを片付けつつ、過去に、私の同期が作った、施工物件をまとめたスライドショーを見ることに。
これ、本当に素晴らしくて。言葉では表しきれないのです。
携わった人間にとっては、1件1件が走馬灯のように、
打ち合わせ。
造る過程。
引き渡し。
が思い出され。
そして、そのうちの1件。
N様。
語り切れないエピソードがあります。
引き渡し時にいただいた手紙は、本当に今も忘れられません。
家造りでの出会いが、偶然では無く、必然の出会いだとおっしゃってくださったご主人。
家が大好きで、資料をラミネートして保存されていた奥様。
いつもにこにこ笑顔なK君。
引き渡し時にいただいた時計。
とまっても必ず電池を変えて、いつも必ず動いています。
私が結婚式をした会場にひそかにいらっしゃって、隙間から写真を撮っていらっしゃいましたね(笑)
後日、上の写真のお皿とともに、結婚式の日付が入った切符をくださいました。
その日しかない日付が入った切符、朝、買いに行ってくださったのでしょう。
お皿はどうしても使えず、大事に、いつも見られるところにおいてあります。
切符は結婚式の思い出箱に一緒に入っています。
家づくりを楽しむことを、本当にまっすぐに楽しまれたN様。
家を造るということが、家族の幸せを作るということを改めて教えてくださったN様。
あれから10年を超える時が流れ。
お元気でしょうか。
四角い井戸は、今も家族のシンボルで、家族を見守っていてくれているでしょうか。
思い出したらやはり数珠つなぎにいろいろ思い出してしまい、涙してしまいました。
若手監督もこのスライドショーには鳥肌がたったと。
正直、いつか、N様邸のスライドも、ほかのスライドも見せたいと思っていました。
父の仕事、そして、その周りにいた数々のスタッフ、そしてこんなスライドを作ってくれた人、数々の家を造ってくださった職人さん、業者さんがいたということ。
そんな人と仕事をしてきて今があるということ。
思いがけずスタッフ皆で見ることになりましたが、いい機会だったと思います。
N様、お元気でしょうか。
改めて、
『今度お茶菓子もって、遊びにいってもいいですか?』