いきなりですが、昔の侍や武士の達人は、どのように稽古(トレーニング)し、戦場で殺されずに生きのびられたのか。。。
野球の動作を研究したり、勉強しはじめた頃に、武士などの達人の身体の動きにすごく興味を持ち、古武道を習いはじめました。
直接応用出来るかというと、それは運動や体育などと一緒で、基礎的な身体の動きを学べると言った方が誤解が少ないかもしれません。もちろん理解や技術が上がれば応用できます。
自分が習っている古武道の野本先生は、
どんな動きも
「見た目が同じでも動作原理が全く異なる」
と生徒によく言います。
外からの見た目と身体の中で起こっている中身が全然違うという事です。
例えば、相手を押すという動作1つでも、体の動かす箇所により、動きの原理、相手に伝わる力が全く変わります。これを外から見た時に、どうやって押しているのか見取らないといけません。
野球ではよくフォームを見て修正しようとします。
しかし、動作を変えたり向上させるためには、
体の中で起こっている事、力を発生させている箇所、エネルギーを発生すべき箇所、伝えている箇所、動きを邪魔している箇所などを見取れる必要があります。
コーチであれば、それが細かく見れれば見れる程、動きがどうなっているのか、理解できるでしょう。
体幹、腕、骨盤といったセグメントは大きな塊、
そこから骨や筋肉、関節、
そして動きの軸やライン、
さらにそのラインも段々細く...
見取りかたはとても細くなっていき、細部までになります。
そうでなければ、自分が良いと思うフォームをただやらせたりして、教えられた方のパフォーマンスが向上しないといった現象が起きてしまいます。
見取るという作業はとても難しいです。
私もまだまだ勉強中です。
ただ、鍛錬すれば少しずつ見取れるようになってきます。
色々な人の色々な動き、良い動き、悪い動きを見て、
それを見取れるようにしたり、
体の構造を勉強するしかありません。
身体の中で起こっている事を外から見取れるコーチ。
それが一流であり、そこに辿り着けるよう日々勉強です。

