ピアノは北島直樹さん。
ベースは河原秀夫さん。
この手堅いお二人の演奏に呼応してY’s(大西善雄 &田中夕美子ご夫妻)の歌が
隅々に心地良く舞っていました。



Charles Pierre Baudelaire
・・・・
この声は、最も暗い心の底に
顫音を転ばせながら浸み込んで来て、
諧調的な詩句のように俺を満たして
媚薬のように俺を夢中に楽しませる。

この声は、残酷な苦悩を眠らせ、
あらゆる恍惚を包含している。
長々と思うところを言うためにも、
言葉を並べる必要がない。
・・・


なにもかも予想がつかない、だからドキドキする横浜ジャズプロムナード参加でした。
そもそも、ジャズプロムナード自体、去年初めて客として参加したくらい
私はジャズと無縁の生活を送っていました。
最近、つくづく思うのですが
人生ってどう転ぶかわからない、そして、自分もドンドン変わっていくというなかで
未知への冒険ほど苦しくても楽しいものはないです。
経営的にはずっと赤字状態ですが
人に喜んで(多分?)もらえて、自分も満足(キッパリ!)して、とっても幸せだと思います。
演奏者やお客様、そして身近な仲間達のおかげです、いつもありがとうございます、感謝しています。

さて、土曜日。

15:00~17:30
池田聡(b)
佐久間優子(p)
今村陽太郎(ds)

19:00~22:00
大橋美加(Vo)
嶋津健一(p)


気が向けばLIVE REPORT 気が向けばLIVE REPORT





そして、日曜日。

15:00~17:30
中牟礼貞則(g)
宮野裕司(as)
礒  茂(b)

19:00~22:00
秋葉隆行(Vo)
小池純子(p)
嶌田憲二(b)



気が向けばLIVE REPORT 気が向けばLIVE REPORT



一人で音楽を聞くことからは絶対に味わえない、悲しさも喜びも全て贅沢に溶けていく音楽との対話を存分に見聞していただけたと自負しております。
演奏者としてすごい方たちが揃って文句なし、いい演奏でした。
いい思い出、素晴らしい時間を共有した気がしています。

演奏家としてでなく、何気に素敵な方々、サックスの菊地先生、Y’sのお二人、ビックバンドとして今回他に参加されていた方たちなどが、8日・9日とも最後に私たちのお店に集まってくださったのがなんとも幸せでありました。

ちなみに、バーテンダーの加藤さんと私は、忙中閑有り苦中楽有り、という必殺技?も身についてきましたので、おかげさまで、とても有意義な時間をすごすことができました。
最後、経営的に悩まねばならぬマスター、バッチつけてるMC無料のお客様が多くて演奏を味わいつつ頭抱える結果で^^;・・大変です、お疲れ様でした。

池田さんのメンバーはいつも得した気分になれます。
とにかくこれがジャズる、スイングすることなんだろうと素人の私でも心で身体で思えるのです。

ドラム。
金井塚秀洋さん。



お人柄はにこやかで優しい。
イケアの話で盛り上がりました・・はい、いつもながら音楽とは全く関係ないのですが^^;
演奏、最初はクールで安心感のある演奏に思えました。
特に池田さんとの楽器によるやり取りがなんとも楽しくほほえましく
いい気分になって、こちらまで心から笑いたくなりました。
それがある出来事の後、エキサイティングで心臓をわしづかみされたような演奏に変わりました。
最高!凄かったです!~ああ、こういうドラムっていい、文句なくいいなあ!!


サックス。
森田修史さん。



若さを感じさせない唸るようなテクニックをお持ちでジャズってました。
今回急にもかかわらず快く演奏に加わってくださり
十分な実力でサックスの魅力を聞かせてくださったのです。


そしてベースの池田聡さん。



いつものことですが池田さんがいてこその演奏内容でした。
外れるということがなくどなたと組んでも
実に内容の深いライブをこなして下さいます。
本当に信頼できる、まかせきって身をゆだねられるって
演奏者にとっても聞く側にとっても凄いことだと思います。
ベースが要ってこういうことなのだと思います。


いい演奏の日でした、何度でもいえます。最高でした。
特にキャラバン!!
長年ジャズに親しんでいらした年配のお客様も感動して目は涙目
興奮で座っておられたのが立って演奏に身を乗り出し聞き入り
次回のこのメンバーのライブをと即予約(といっても来月は別メンバーなのですが)なさったくらいです。

もっともっと多くの方たちに聴いて欲しかったと思う今宵のライブでした。
左からNonlyさん、MAMINAさん、月村さん、深澤さんの女性4人組。



皆さん若くて本当に本当にかわゆ~くて、しかも個性が輝いているいい子達でしたぁ!
全員音大出ですから歌唱力はすばらしいものがあり
どの分野の歌を歌っても聴かせてくれます。




会場の方々も、皆さんセンスがよくてオシャレ
一体、これ、自分達の店なの?って思うくらい平均年齢がガクッと下がり
今時の若者は・・とよく嘆く人がいたりするようですが
どうしてどうして礼儀正しくみんな良い子達ばかりでした。
あは、私の年齢が上なのがバレバレですね^^;けど、本当こういう若者達って好きです。
ライブもエネルギーいっぱいで、非常に楽しかったです。
かえって我々店側が満員御礼時はいつもながら大慌て、商売っ気なし愛想なしでご迷惑おかけしました。
なのに、暖かな笑顔と辛抱強さ、思いやり・・。
日本に関して言えばこういう若者達のいる限り未来は心配ないです。

ライブはおかげさまで和気藹々、あっという間に最後に突入という感じでした。
こういうライブは本当にやりがいがあります。

客席と一体化して一つの共同体となって気持ちよく流れていくライブ。
終了後の満足感がどのお客様にもあらわれているライブ。
皆さんがニコニコと帰っていかれ、私たちも笑顔で終えることの出来るライブ。
ああ、いいなあ。
ずっとこの流れのなかで温泉みたいに(自爆)どっぷりと浸って骨休めしたくなるライブ。

素敵な皆様に感謝申し上げます。
仲がよくて可愛い演奏者の方たち、本当にお疲れ様、ありがとうございました。
両手に有り余るほどの満足感充実感をもらえました。

嶋津健一さん。
大人びて実にしっかりとしたベースを刻む林正男さん。

ともに
ボーカルのかなさし庸子さんの伸びやかな歌を程よく引き立てつつ
確たるご自身の何かを崩さず演奏しておられたのが印象として残りました。
そういえば嶋津さん、多彩な方で能をご趣味にしているそうです。
舞も謡も両方なさいます。
こういうことがきっとピアノの表現にもでてこられるのだと思います。
かなさし庸子さんは、楽器のように歌われてとても新鮮でした。
美人に釣られていらしたお客様他マスターも、同時に美しい声に魅了されておりました^^
天は二物を与えるから不公平ですねぇ?!
十分な声量もあって、こちらにしっかりと歌の心が響いてきます。
それは1ステージより2ステージ、そして3ステージとなるにつれ
よくなっていった気がします。