何だか懐かしくて魂に伝わるいいライブでした。
サックスはもちろん、バスクラもなんとも素敵で、それに呼応して美しいピアノが踊るライブ。
今まで聴いたことのない超越したおたまじゃくしが浮遊するライブ。


気が向けばLIVE REPORT


フリージャズなのかな?いや、なんか違う~っ?
直さん、これもジャズですか、フリーってのですか?


世界的にもご活躍されているという直さん、という自覚はあったのに
ついつい親しみやすい雰囲気におされて後でこっそり聞いてしまいました。
枠で決められない、決めてほしくない、ということを話されました。
今この時この空間の瞬間瞬間の竹内直と林正樹の音楽でした。

では、その演奏って?詳しく知りたいですよね?
でも、私にはうまく紹介できません、ごめんなさい;;
だって、きっとその場におられた方にしか本当の所はわかりません。
どの方も皆さん全身全霊で聞き入ってしまわれるのは確かです。
でも、それじゃリポートでないのぉ~と人(私限定)使いのあらいマスターがのたまうから
あえて書かせていただきます。

具体的にはどう表現すればいいのでしょう?
例えば民族音楽って世界中にあって
それはその土地の中から生まれその人々の体中にしみこんでいますよね。
悲しいにつけ嬉しいにつけ文句なく自分とともにいつも居て・・。
そんな感じでしょうか?

時間の流れの感覚、生まれてから死ぬまで、過去から現在、未来までを旅しているような。
兎に角暖かくて不思議にワクワクして
宇宙旅行か探検旅行かあるいはなんだか音とともに人生を旅しているかのような・・。
聴き入ってしまうのです。
二人の奏でる音以外どんな音さえ耳障りに聞こえるような空間。
自分と地球と宇宙と対峙してしまうような空間。


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最後にハプニング、菊地 康正さんが参戦。

そうそう、ピアノの林正樹さん。


直さんに演奏はもちろんお人柄も全然負けてない素敵な方です。
なんと!
ピアノの中に落ちていたちっちゃいガムケースを
音あわせで即座に感知して
いとも器用に実に優しく取り除いてくださったのです。
感情が常に優先して、しかも不器用な私、ウルウル感激尊敬
たちまちファンとなってしまいました。
え?演奏と全然関係ない、そうなんですが・・^^;

直さんがいなくても林さんがいなくてもこれは成立しなくなる
すばらしいなんて言葉そのものがたちまち陳腐と化してしまうライブです。
今度は1月にやります。
実際の所は語れません、聞くしかないと思います。
是非ご自身で体感して下さい。

セッションっていつも楽しいです。
予測不可能なのが面白いです。
今宵、少人数だった分密度の濃い笑いあふれる雰囲気で嬉しかったです。
ありがとうございました。

おたまじゃくしがいっぱい詰まってる部屋の魔法の鍵を持ってる感じです。
鍵を使うと、その日その時の様々なおたまじゃくしがぱあっと空間に広がっていくようです。


すばらしいフルート吹かれるプロ奏者尾形さんがいらしてくださいました。



緑がいっぱい生えてきて
色々な生き物が動き始め光の雨やら鳥の声やら
降り注いでいるような
澄んだ幻想的なおたまじゃくしの空間になりました。


色々な楽器がおできになる本来テナー奏者の小野塚さん。



今夜は珍しいバスクラを持参くださって
その音色のなんともエキゾチックでアラジンの不思議なランプみたいでした。


製品の開発なさってる知的な篠さん。



本当はピアノ習ってるのですけど、雰囲気でいえばギターがめちゃ決まってるのです。
今夜は指導者付きビートルズ特集でしたね。


そして、開店当時からの常連さんの清水さん。



ドラムをマスターに時々奪われるものですから、ベースなど弾いてしまって
指が、指が~と訴えておりましたが、ドラムと同じく、チャンと様になっておりました。

本当に耳がいいのです、音楽的センスもいいのです。

でも何よりすばらしいのは、謙虚なお人柄、鼻につく自己掲示欲が全くない方だということです。

林栄一さん!
いつ聞いても兎に角すごいのです。
なんだか聴き入ってしまうんです、いつも。



もう、演奏する空間全体を食べつくしてしまいたくなるんです。
メンバーをも呑みこんでしまうかのごとく唸るんです。

いかに没頭していたか。
厨房に入るよう肩を叩かれ現実に引き戻される瞬間
邪魔しないでよって
マスターに凄んだくらいでした。
はい、私、強いんです(自爆)


思いがけない音が思いがけない時にいきなりバット出てくる面白さ!
よくわからないけど感動します。
一体どうやったらあんな演奏ができるんでしょう!?

やっぱり図々しい私は優しい林さんだともう十分わかっておりますから
好奇心いっぱいで聞いてしまいます。
印象的だったのは中牟礼さんと同じ事を口にされたことでした。

音をわざと壊す。

言い方は違っても中牟礼さんの丸いのを鋭くするのと同じです。
不可能を可能にすること。
それへの挑戦なんでしょうか。
飛べない人間の飛びたい夢から飛行機も生まれました。
こうした音への挑戦が想像できないような音の演奏に結びつくのかしら。

サックス。
17歳前後からはじまったそうです。
まず、フリーありき、でした。
夜の店でビバップ、演歌・・などなど色々吹きつつ飛び入りで演奏などしつつ
あらゆるジャズを追求し続け
山下洋輔さんと出会い本格的にバンドメンバーとして活動することになります。
そして、又自然とフリージャズに戻ったみたいです。

フリージャズって、オリジナルってどんな風なんですか?

何にもわからないから平気で変な質問してしまいますが
軽蔑せずちゃんと直球で返して下さいます。
結論。

今度やりましょうか?
わあ、ハイ、是非!

ただし、アフターで二人、遊びで・・ですよ(笑)
今宵。
トケ=フラメンコギターの響く店内。
ミュージックチャージ無料というせいもあったのでしょうか。
お客様もお気軽に聞きにいらしてくださったのが何よりでした。




黒井さん、暴露しちゃえばライブ初体験。
バリバリ緊張しまくりではじまったのですが
友人のフラメンコやられている方が助っ人に入ってくださって
気も楽になられたのでしょう。
その後は肩の力も抜け
スペインの空気を呼吸するごとくコーヒールンバなどを演奏してくださいました。
お疲れ様でした。


ちなみに今回お酒も廻るころ、お客様同士和気藹々となって
休憩時に思い思いに個性的な演奏が始まりました。




思いがけず嬉しいライブとなりました。
お礼申し上げます。


で、黒井さんの黒井さんらしい所。
ライブが終わって客席に戻った途端、水を得た魚のように、マジすごい演奏を始めちゃうこと(笑)



残ったみんな、豪華なおまけもらった気分で聞き入っちゃったり。
こういうのって、本当楽しいです、いい気分です。
多分、私には演奏の失敗も成功もさほど重要な要素ではない気がします。
今何かしようとしているそのことがどうなのかに惹かれます。
今の私は瞬間が好きなのかな?未来に何も見えない年になったって事なのかな^^?


そうそう、フラメンコ。
雰囲気が好きなのです。
マスターにもフラメンコギターリストめざせぇ~って叫んでます。
例のごとく頼りない返事で
まあ、やってもいいけど、サックスカッコイイし、ドラムも気持ちいいし、ベースもよいのお・・と
気の多いことばかりいってやる気なしミエミエです。
とにかく是非これを機に次回、次々回と定期的にやりたいと思っています。

自分自身を見失ったり、つかめそうでつかめない目的に揺れ動いたりしたときなど
あるいは何もなくても、いいことがあったらもちろん
フラリとどうぞお気軽にいらしてください。
ご自身も又周りの方たちをも幸せな気分にするために。

ちっぽけな私でもそういう方たちのちょっとだけ何かのお手伝いが出来るといいなと思います。


*Toque(トーケ、またはトケ)とは、『フラメンコギター奏法のこと、または
弾かれたフラメンコ音楽そのもののこと』(フラメンコ用語事典より)
夜の中牟礼さんと礒さんの恒例ライブ。

若いころの中牟礼さんのライブにもいかれレコードやそのときのサインもお持ちの
音楽研究家星野秋男さんもいらしてくださいました。
相変わらず図々しい私。
お話ついでにそのレコードの写真なども撮らしていただいたわけです。





ちなみに星野さんは「ヨーロッパ・ジャズ黄金時代」を出版されています。
大手の本屋さんに行かれたら♪


中牟礼さん。
来店されるのに人身事故の関係で電車ストップし
普段より凄く遠回りしていらしてくださいました。
今夜はその他色々普段と違う雰囲気で
当時をいっぱい語りながら演奏されたのでした。
昔は当然演奏録音なんてなかった時代。
もう一度聴きたいと思うがそれができない。
そして今は亡き澤田 駿吾さんとの思い出など。
切なさを思い切りぶつけたような演奏でした。
胸が熱くなって何かがこみ上げてくる。
これが好きです。
いつものが静寂とか無から湧き上がる有情だとしたら
今夜はなんでしょう、なんといえばいいのでしょう。
熱情、激しさの中からほとばしるやるせなさ、あるいは色即是空のまさしく色そのもの!?
うん、やっぱりいいライブでした。

最後、中牟礼さんの優しさ。
いつもはライブに少し余裕を持ってこられるので
その時用意した珈琲出します。
今日は上記の理由でぎりぎりでのスタートでお話の時間もありませんでした。
演奏の合間に珈琲用意しようとしましたら
手間がかかるから手間のかからないものをとのこと。
や、やさしい!
今夜都合でバーテンダーさんがいなくてバタバタしてる私をしっかり認識していてくださったわけです。
ひとつお聞きしたいことあったのですが今度にしますといいましら笑って、その笑顔も優しい。
何もかもありがとうございました。
少し事情あって
人間界から逃避したがってた私には
逃げちゃイカン、私がついてるって感じの演奏とお人柄でした。
すみません、妄想モードはいっております