今日もしとしと雨の東京☂️
最近は晴れたり降ったりと天気が安定しません。
でもこれは春特有のお天気だと、
夕方のニュースのお天気コーナーで言ってました。
春がもうそこまで来ているということですね!
さて、前回2回に続き今日は3回目の作品展作品のご紹介です。この記事は花匠美スタッフが書かせて頂いてますので、生徒さんの制作意向とは少し異なるかもしれません。あくまでも私自身の感想、見解ですのでご了承ください。
また全員の方をご紹介できないのが申し訳ないのですが、今日の3回目で作品展の記事は終わらせて頂こうと思います。宜しくお願い致します。
まずはこちらです。
ピンク〜紫系のお花を使ったアレンジです。
ベースの器は山の様な形に茶色のラフィアを一本一本貼って作られたそうです。本当に細かい作業なのが見て取れます。お花の鮮やかさとベースを馴染ませてくれているのが、たくさんのグリーン。花材と器が分離して見えないこと大事です。
花材はグロリオサとオオニソガラムにフトイ。
土台は黒いオアシスに砂利。数ある作品の中で
このシンプルさがとても目立っていたと思います。
次はこちら。
次はこちら。
次はこちら。
積んだレンガの間から春のお花が育って来ている、そんなイメージです。植物はほんの少しの土でも、こんな所からも芽を出すの?って思うくらいの所でも生えてきていることってありませんか?まさにそんな印象です。会場に来られたお客様はこういうアレンジの見せ方もあるんだと、驚かれた方も多いのではないかと思います。
先ほどと同様、グロリオサとモンステラを使っていますね。黒と赤に色付けした四角い枠を利用しているので、こちらはオブジェのようにアレンジされています。この作品を見た瞬間、「和」の色彩を感じました。塗り物のお椀などは 黒と赤が多いからかな。こちらは枠も主役級でした。
上の作品は実は花束、ブーケなんです。オアシスは使用せず、木で枠を作りその中にお花を束ねて作ってあります。ドイツフラワーデザイン特有のGerueststrauss 、というブーケ。土台や枠を作りその中に花を配置するのが特徴です。全体的にシックな色合いですが、とても素敵なブーケでした。
さて、最後の作品はこちら。
アラベスク模様が施された白いフレーム。
その中に流れるようにアレンジされた花達。
フレームから飛び出てくる立体感。花もフレームの雰囲気もとても上品な作品でした。
さあ、ここまで三回にわたりご紹介してきたドイツトップフローリストアカデミーの生徒さんの作品はいかがでしたか?
当日会場に来られたお客様、そしてこのブログを読んでくださった皆様、フラワーアレンジメント、フラワーデザインの幅広さを感じられたのではないかと思います。
花屋さんで作るアレンジメント、商品としてのアレンジではなかなかここまでのデザイン性高いものは提供できませんが、かと言ってお花の教室で習ったものは商売では使えないってことは絶対にないと思います。
理論に基づきいろんなデザインを学ぶこと、そしてそれをどういう時に用いるのか、趣味でも仕事でもお花に携わっているなら抽斗は沢山あった方が良いと思います。
私も皆さんの作品を見て、とても勉強になりました。いろんなデザイン、使い方が生で見られるの作品展ならではです。
生徒さん皆さんお疲れ様でした。
ドイツトップフローリストアカデミーではお花の仕事に就きたい方、趣味でも自分で花選びからデザインも出来るようになりたい方を教えていますので宜しければ下記サイトをご覧ください。