作品展〜様々なデザイン②〜 | 花匠美日記◆阿佐ヶ谷のお花屋さん

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ドイツフローリストマイスターのお仕事日記

おはようございます、花匠美です。

今日は少し早い時間の更新です。



前回のブログを書いた時も
朝から雨模様の寒い日でした❄️

今日も朝から雨の日曜日です。しかも寒い!

3月3日、桃の節句はなんとなくポカポカ柔らかい日差しに桃の花や雛飾りを眺めたいものです。
でも、残念ながら雨の一日になりそうです💦


さて!今日も前回同様、先日行われたドイツトップフローリストアカデミーの初作品展の作品をご紹介したいと思います。


画像をたくさんお見せしたいので
今日は解説(笑)少なめにしますね😊

一つ目の作品。

横長の花器に平行にアレンジした作品です。
植生的で自然の一部を切り取ったかのようです。



二つ目の作品。

一つ目と同じパラレル(平行)アレンジですが
花器が先ほどのものより小さいものなので、
花が密集していて、中に何が生えてるのかなと覗きたくなりますね。


次はこちら。

先ほど二つの植生的なイメージからだいぶ離れたモダンシックな作品です。バンダやアジサイをグルーピングしてその存在感を際立てていますが左の枝物が動きを感じさせるアクセントになっています。この枝の効果スゴイです!


次はこちら。

木製の額から鮮やかな花達が3Dの絵画のようにアレンジされています。花の向きや色の分量、配置など絶妙なバランスでした。


次はこちら。

白とグリーンの花材のみを使用したアレンジです。こちらの作品を作られた生徒さん、花器や透明の飾り台を自身で用意されたとのことで、魅せることへの想いがとても伝わります。ブライダルのシーンを想像させる作品でした。


次の2枚は同じ生徒さんのもの。


ウェディングドレスに帯、和箪笥などを持ち込み作品演出にこだわりを持って作られました。
いろんな小物と共にお花をアレンジされ、華やかな中にも日本の伝統美を感じる作品でした!


次の作品です。

編み込んだアレカヤシにカラー。
花器はシルバーの凹凸がある個性的な器。花材の種類が少ないとその一つ一つに目が行くので、シンプルなもの程難しいと思いますが、アレカヤシを編むことで造形的にまとまりスッと立つカラーととても合っています。

こちらも見てみましょう。

花材の種類はやはり少なめですが、同じカラーでも茎の細いクリスタルブラッシュという品種を使い、ワイヤーで動きを強調しつつお花の特性を上手くデザインに盛り込んだ作品だと思います。
茎のしなやかさがよくわかりますね!


今日の最後の作品はこちら。

四角い花器に白砂利を敷いて、赤、グリーンのみで仕上げた作品です。赤とグリーン、直線、曲線、丸い形のダリア、四角い形の花器。このアレンジは対照的な要素を上手く取り入れた作品でした。



いかがでしたか?

解説は少なめに、、、と書いたのですが、つい自分なりに感じたことを書いてしまいました。
失礼しました💦



作品紹介、次回に続きますので
是非また花匠美ブログに遊びにきてください!


お待ちしております。