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G1サラブレッドクラブ全頭斬り2021 G12-G24

G12.ヴァリディオルの20(オルフェーヴル)★★★★

 

アンドラステ、ヴァリアメンテとそこそこの価格で当たりを出してきた母。

中内田厩舎ではないとはいえ、堀厩舎ということなら、大人気必至でしょう。

馬体は5月生まれとは思えぬ迫力のある腹袋。

前後とも筋力があってやや武骨なイメージがありますが、そんな中でもバネのある歩様で素質を感じます。

気になるのは毛ヅヤの悪さであり、そもそもこの母系について中内田先生から体質の弱さを指摘を受けているように、

晩成でレースで力を付けながら成長していくのではなく、能力がありながら出世が遅れているだけと考えておいた方がよさそうです。

 

 

G13.イルーシヴキャットの20(キタサンブラック)★★★★★

 

追分おなじみのレッドキャットの牝系。その中ではおそらくこの馬が一番素質があるのではないかと思います。

兄のイルーシヴパンサーは皐月賞に出走して10着。まだ母も若く、このあたりから脂がさらにのってくるころでしょう。

生まれを考えてもちょうど良いサイズの馬体で、とにかく動きに軽さがあります。

毛ヅヤの良さも目立ち、これまでにあまり見たことのないタイプのキタサンブラック産駒ですね。

膝下が長く長めの距離になりそうな傾向は牝馬としてはどうなんだという感想も持ちつつ、お値段とのバランスも良い一頭ですね。

 

 

G14.リュートフルシティの20(ドレフォン)★★

 

母リュートフルシティもベテランですね。導入当初は連続して勝ち上がる馬を出しており、

私も2位でキングルアウを応募したことがあるのですが、最近は流産や死産が多くなっており、名前を聞かないのは仕方がないところです。

馬体はちょっと小柄でドレフォン産駒としてはあまりパワーを感じません。

ダートで使っていきたい血統構成のわりに、繋ぎの緩さも気になり、ちょっと狙いづらいかもしれません。

 

 

 

G15.ティックルゴールドの20(ドレフォン)★★

 

ブラッシングプリンセスの牝系で、オールブラッシュ、アンジュデジールという

GⅠ級勝馬をダートで2頭輩出している筋金入りのダート血統です。

しかし、本馬の母はステイゴールドでややダート色が薄いかもしれません。

やや直飛気味で回転の速い歩様で歩いていますが、外孤歩様でもあり、強く推せる要素はあまりないです。

馬体のハリももうちょっとほしいですね。

 

 

G16.レイズアンドコールの20(キンシャサノキセキ)★★

 

モンドキャンノの全妹にあたります。ここ最近はキンシャサノキセキばかりを付けられていますね。

カップリングに関しては重賞勝ち馬と同配合なので文句はありません。

ただ、馬体は4月生まれとはいえ、かなり小ぶり。

短距離系の馬体にあるように肩が立ち気味でキ甲が抜けやすいこともあるのでしょうが、

あまりここから劇的に成長するという感じはしないですね。

短距離で戦うにはちょっとトモの容積が小さい気もしますので、あまり現時点でオススメとまでは言えないかなと思います。

 

 

G17.ピュリティゴールドの20(マインドユアビスケッツ)★★

 

マインドユアビスケッツ×ゴールドアリュールとダートに寄ったパワフルな血統。

ではありますが、馬体のイメージがちょっとダートには寄っていないような感じです。

体高と管囲が足りず力感が足りません。トモも薄く、前捌きも硬いところもあります。

血統と馬体のイメージがあまりリンクしておらず、やや狙いが立ちづらいです。

 

 

G18.アルスフェルトの20(イスラボニータ)★★★★

 

当たりハズレの大きいオリエンタルアートの牝系。初仔ではありますが、バランスの良い良い馬がいきなり出ていたように思います。

前後のバランスが良く、肩回りの筋肉が秀逸。返しも鋭く、可動域もあり、脚も真っすぐ出ています。

もちろんもう少し大きい方がいいという理想はありますが、アルスノヴァの仔が例外的に大きな馬を出していただけで、

この牝系の馬ならこまでサイズを求めなくてもいいんじゃないかと思います。

 

 

G19.スターズインヘヴンの20(イスラボニータ)★★

 

ワークフォース×ホワイトマズルと硬めに出やすい母系にイスラボニータをカップリングして、

柔軟性を出そうとするにはいい配合かと思います。

しかしながら、母系がセンチュリオン以外の活躍馬がほとんど出ていない現状で確率的には厳しいです。

馬体は飛節が甘めで踏込に力感がありませんので、やや成長がスローなのかもしれません。

 

 

G20.クラックシードの20(サトノクラウン)★★★★

 

ファビラスラフィンの牝系。ファビラスラフィンが繁殖入りしてからしばらくはあまりいい馬が出ていなかったのですが、

ここ10年ぐらいでかなりブラックタイプが増えてきました。

馬体はやや毛ヅヤが良くないところはあるものの、しっかりとした骨格にちょうど良い具合で筋肉が付いています。

また、歩様にも血統的な重さを感じず、しっかりと踏み込めています。

繋ぎの角度が理想的で使い減りしないような活躍が期待されます。

 

 

G21.ロフティーエイムの20(サトノクラウン)★★★

 

ウィッチフルシンキング牝系で、ユニコーンSを勝ったスマッシャーが近親にいます。

派手さはないものの、アベレージが高く、値段も上がらないのでいいところですね。

筋肉量はあまり多くないですが、柔らかい踏込で歩くことができています。

繋ぎが若干気になるところで、右前がわずかに内向、右トモがやや寝繋ぎになっています。

 

 

G22.ペニーウェディングの20(サトノアラジン)

 

ディープ産駒でも大型だったサトノアラジンの仔で厚みのある馬体が魅力です。

ただし、右前がかなり竹馬で、歩様も硬い印象がぬぐえません。上体に厚みがあり、重くなりそうなだけに脚元が心配です。

 

 

G23.ソロダンサーの20(ヘニーヒューズ)★★★★

 

クラブで募集されたドリーボンズレガシー産駒の中で唯一中央勝ち上がり3勝を挙げたソロダンサー。

現役時代は膝の骨折に悩まされ2度の長期休養を挟み、早期引退となってしまいました。

初仔からサイズに恵まれてダートで戦うのに十分な筋肉量があります。

やや動きに硬いところはありますが、配合を考えると仕方のないところ。

管囲が細くてやや心配な面はありますが、脚が曲がっていたり、軸がブレたりすることはありません。

 

 

G24.ボールドアテンプトの20(ヘニーヒューズ)★★

 

ジョリーザザ牝系の母は6歳の2月まで使われ23戦。

その年に種付けされた初仔なので、どうしてもサイズに影響が出てしまいます。

トモが硬く、踏込が浅い面もありますし、ダート一辺倒と考えると、フレームも小さいのでなかなか難しそうですね。

G1サラブレッドクラブ全頭斬り2021 G1-G11

G1.メーデイアの20(ロードカナロア)★★★

 

母はJBCレディスクラシックの勝ち馬ですが、勝ち上がりはなんとスーパー未勝利とまさに叩き上げの星と言える馬でした。

母系はウィッチフルシンキングで、ユニコーンSを勝ったスマッシャーのこのファミリーとやはりダートでの活躍も目立ちます。

一方で、GⅠ馬の仔なので、高額で募集されてきていますが、はっきり言って全く結果を出せていません。

そろそろ当たりを出さないとというプレッシャーのかかりそうなところです。

馬体は遅生まれですっきりと見せていますが、肉付きのバランスは悪くありません。

歩様は前の捌きが硬く、ダート向きなのかなと思わせます。

また、右前に強めの外向があり、左右差が強いので、そのあたりもちょっと気になります。

 

 

G2.イマーキュレイトキャットの20(ハーツクライ)★★

 

社台ファーム提供。ストームキャット肌で早々に3勝馬を2頭出すなど上々のスタートを切っています。

馬体はまだ子供っぽくて特に、トモの容積が小さく、腰回りに筋肉が付ききっていません。

トモの入りが弱く、左前脚が外向でこれも左右差があるのが気がかり。

活力がありながらお値段が上がり切っていないのは好感ですが、3月下旬生まれと考えるとちょっと狙いづらいですね。

 

 

G3.イッツオンリーアクティングダッドの20(ハーツクライ)★★★★★

 

母はアメリカの芝の重賞ウィナー。

全姉に同じG1で募集されたファムスパーブを一回り大きくしたような測尺ではありますが、こちらの方が断然好みです。

立ち姿から前後のバランスが良く、肩から胸にかけての筋肉が非常に発達した運動量の豊富さを感じさせる馬体です。

繋ぎの角度が理想的でクッションの利いた歩きをできていますし、関節の可動域が大きいので、完歩の大きな歩きができています。

芝の中距離以上を中心に活躍が見込めると思います。

 

 

G4.タイムトラベリングの20(ハーツクライ)★★★

 

祖母ジョリーザザ、全兄にタイムフライヤーがいる良血馬。

昨年のディープ産駒タイムオブフライトを一回り大きくした馬体は。丸みを帯びて牝馬らしさも持っています。

5月生まれでまだトモが頼りなかったり、毛ヅヤがよろしくなかったり、ちょっと管囲が細かったりと気になる点はいくつかありますが、

成長とともに良くなってくる部分も多いのではないでしょうか。

 

 

G5.サンクボヌールの20(キズナ)★★

 

サンデーサイレンスの3×4のクロス。はっきり言って母系の活力にはかなり疑問が残りますが、母はまだ若く可能性を捨てきれません。

前後の骨量と筋肉量が豊富で、やや背中が弱い造りをしています。

黒鹿毛の牡馬ならもう少し毛ヅヤが良くて見栄えがしてほしいところですね。

キ甲が抜けていないのに、ややトモが下がり気味になっているのもちょっと頼りない造りをしているかなと思います。

 

 

G6.サイマーの20(ドゥラメンテ)★★★★

 

牝系は素晴らしくブラックタイプがずらりと並びます。そこから父がドゥラメンテ、堀厩舎でお値段的にもちょうど良いところ。

プロフィールから人気になるのは当然ですが、この馬は馬体も素晴らしい。

やや背中が長くゆとりのある造り、膝下も長く、毛色もあって大物感を感じます。返しは弱いものの、歩様は完歩が大きく雄大です。

繋ぎの角度も理想的で、ドゥラメンテ産駒にありがちな立ち繋ぎによるリスクも考えられません。

母系にデインヒルを持つドゥラメンテ産駒が初年度から大量に募集されていますが、

ディアマンテールやアゼルスタンといった人気どころが思ったほどの結果を残せていないのが懸念事項です。

 

 

G7.ハイリリーの20(モーリス)★★★

 

祖母テイクミーハイヤーの時代からクラブ募集ではおなじみの牝系です。

全体的には勝ち上がり率は半分ぐらいで重賞勝ち馬も出ていないので、レベルとしてはお値段なりといったところでしょうか。

この牝系は背中が長めの馬が多く、すらっと見せることが多いのですが、今回はモーリス産駒なので、むしろ父の特徴が良く出ています。

容積十分のトモやパワフルな腹回りなどが父の産駒傾向に似ており、やや脂肪分が多いので、

鍛えていけばそれほど爆発的に体重が増えることはないだろう思います。

とはいえ、この馬は母父タキオン。

兄のスレプトンも思うように数使えていないことからも、モーリスで上体が重くなると脚元には細心の注意が必要かと思います。

 

 

G8.メリオーラの20(ダイワメジャー)★★

 

母はドイツのリステッド勝ち。

母父Starspangledbannerは聞いたことがない馬でしたが、遡ると結局Danehill Dancerなので、あまり過度な期待は…といったところです。

馬体は、ダイワメジャーらしい丸みを帯びた馬体。やや曲飛気味で歩きにキビキビとした感じはありません。

ダイワメジャー×Danehill Dancerと言えばレシステンシアなのですが、募集時の馬の雰囲気はあまり似ていないです。

 

 

G9.バウンシーチューンの20(ルーラーシップ)★★★

 

母はグリーン募集馬でフローラSを差し切って重賞制覇を飾りました。

本馬はトニービンの3×3というクロス。キンカメであまり走らなかったので、ルーラーのトニービンの血でどうかというところでしょうか。

1月生まれのルーラーシップ産駒ですが、サイズも常識的であまり大きくなりすぎないだろうという感じ。

繋ぎは立ち気味で硬めですが、動きそのものはなかなかいい感じ。

ただ、前から見ると右前脚の球節の方が若干大きく見えるような気がします。

 

 

G10.コーディリアの20(ルーラーシップ)★★★

 

トリッキーコード牝系、ハットトリックは海の向こうで頑張っていますが、牝系はあまり勢いがありません。

ルーラーシップ×シンボリクリスエスの配合は26頭いて、アーデンフォレストが最高とここまで良い結果を残せていません。

その理由としてトモが緩々になりやすいカップリングだからという想像がつくのですが、

この馬は曲飛ではあるものの、可動域が大きく動き自体は悪くありません。

背中と腹の長さのバランスも良いですし、丈夫に長く走るという馬になってもおかしくないですね。

 

 

G11.イリュミナンスの20(ハービンジャー)★★★

 

出資馬クロミナンスの妹です。兄クロミナンスは育成途中からどんどん繋ぎが立ってきて、

かなり危うい状態でレースに使わざるを得なくなってしまいましたが、

それでも3連勝で3勝クラスに在籍。骨折が癒えたら改めてオープンにチャレンジですね。

1月生まれで馬体の完成度が高く、踏込も深いので、前肢後肢ともに可動域はしっかりと取れています。

カナロア産駒で初仔だった兄と比べても胸前ががっしりしてパワーを感じます。しかし、毛ヅヤが悪く、もさっとした雰囲気もあります。

クロミナンスが体質面で課題があると見るなら、ここで大竹厩舎というのもちょっと怪しい気がします。

社台地方オーナーズ全頭斬り2021 315-328

315.エイブルインレースの20(ディスクリートキャット)★★★

 

今年の3歳が初年度、ここまで中央でも大健闘を見せているディスクリートキャット産駒ですが、その原動力はやはりダート適性です。

馬体はダート馬らしいがっちりとしたもので、胸前の発達が極めて目立ちます。

キ甲が抜けてきている成長期であることからやや背中の緊張感がないように見えますので、このあたりがさらに張ってくると良さそうです。

繋ぎは長めで柔軟性がやや足りず硬めの脚捌き。ここをダートなのでOKと見るかがこの馬の判断の分かれ目。

同じく繋ぎが立ち気味の姉が2歳の5月に骨折していますので、やや慎重な判断が必要かもしれません。

 

 

316.シャーペンエッジの20(カレンブラックヒル)★★★★

 

14年産のシャープシューターがサンデーで謎に大人気したシャーペンエッジ。

母はかなりベテランの域ですが、仔出しが良く今年の募集馬もまた見栄えがいいですね。

毛ヅヤがよろしくなかったり、腹回りがボテッと見えるところがありますが、節々の強さを感じるなかなかいい馬体です。

歩きも返しが良く、キビキビと歩けていてダートも良さそうですね。

 

 

317.ダイナミズムの20(サトノアラジン)★★

 

祖母ダイナズクラブはニューダイナスティを輩出した後、5連続未勝利など安定感のない当たりはずれの大きい繁殖牝馬でした。

その初仔にあたりダイナミズムは芝の短いところで活躍。サトノアラジンとのカップリングはあまりダートのイメージがわきません。

現状ではかなり腰高でややアンバランスな印象は否めません。

歩様にも特別秀でたところは見られませんし、どうも球節のサイズに左右差があるように感じられるところも、ちょっと気になります。

 

 

 

318.ゴールデンロッドの20(ダンカーク)★★

 

牝系は優秀ですが、産駒成績がさっぱりです。初仔ガイヤルドは中央未勝利後、金沢に移籍。12回走って掲示板ゼロ。

その後、産駒は社台、G1、個人とたらい回し状態で勝てず。

馬体は毛色が変わる最中の芦毛でこれはどうやっても全く見栄えがしません。

馬体はやや薄いですが、動き自体は軽いですし、前後ともバランスの取れた踏込ができていると思います。

繋ぎの角度や返しも良く、時間をかければよくなってくるかなという感じもあります。

 

 

319.ディミータの20(ビッグアーサー)★★★

 

追分おなじみのレッドキャットの牝系。母ディミータは松本ぷりっつさんの連載に確か出ていましたよね。

ビッグアーサー産駒で早生まれ。写真で見る限りスプリンターの体型には見えないのですが、

動画ではやはり肩回りやトモの筋肉が発達し、パワフルな馬体に見えます。

悪いところは特にみられませんが、生まれを考えるともうちょっと完成度が高いといいかなという感想です。

 

 

320.ブラックアテナの20(レッドファルクス)★★

 

社台ファームおなじみサンデーサイレンスの3×3が炸裂。

社台ファームゆかりのクルーピアレディーの牝系ですが、ホームランもあるけど、打率の低いタイプではあります。

5月中旬生まれということもあり、ヒョロっとした印象はありますね。膝下が長く、父の短距離のイメージはほとんどありません。

また、右後ろ脚の爪付近、302のハッピーウェーブほどではないですが、ズレているように見えます。

 

 

321.ビーチマリカの20(ロゴタイプ)★★★

 

最初から北海道予定がないという馬ではありますが、父、母ともに2歳時から活躍できる血統で、仕上がりが早そうなタイプです。

1月生まれということもあり、馬体の完成度が高く鋭い踏込を見せてくれています。

ダートを使っていく上では特にトモの繋ぎがやや緩い感じがしますので、この辺りが気にならなければ、狙ってみてもいいかもしれません。

 

 

322.シュクルダールの20(ロゴタイプ)★★★

 

サンデーサイレンスの3×3。芝ダート兼用のマルカキャンディの牝系で二番仔になります。

成長が早く黒光りする好馬体はとても見栄えがいいですね。

やや直飛気味で踏込は特に目立ちませんが、返しが良いことからキビキビ説いた印象があります。

前繋ぎはやや立ち気味。特に左前の柔軟性が足りないことからちょっと弓脚気味です。

ここが気にならないレベルと思えば候補に挙げて良さそうです。

 

 

323.ワカチナの20(ビーチパトロール)★★★

 

本馬の父ビーチパトロールは昨年レックススタッドで見学しました。

芝のGⅠホースなのですが、キングマンボ系の種牡馬ですので、ダートでも十分結果が出せるタイプに見えます。

母系ははっきり言ってあまり勢いはないですね。祖母からブラックタイプになる馬がおらず活力的には厳しいものがあります。

馬体はかなり小柄ではあるものの、バランスが取れていますし、まだやや腰が高いのでこれからの成長は見込めるでしょう。

脚は真っすぐ出ていますので、お値段とのバランスは悪くないと思います。

 

 

324.オッティマルーチェの20(スピルバーグ)★★

 

スピード不足の懸念があったスピルバーグ産駒ですが、

社台スタリオンステーションにいたにもかかわらずオープン馬すらなしという絶望を味わっています。

母のオッティマルーチェは生産時16歳とベテランの域にかかってきていますが、中央での勝ち上がり率も良く良い繁殖牝馬だと思います。

馬体はやや成長がゆっくりで細身に見えます。腰回りや脛あたりの筋肉がやや弱く、ちょっと頼りない感じがします。

結果的に格安だったという結果になるかもしれませんが、現時点で狙いが立つという感じではないですね。

 

 

325.オーバーレイの20(シビルウォー)★★★★

 

今春皐月賞馬を輩出したKaties一族。

ヒシシルバーメイドは社台ファームのキャロット募集で中央4勝のニードルポイントなどを輩出しており、ダート適性も高いです。

母は馬体が大きくなりすぎて、早々に脚元に来てしまい騙し騙し使いながらで引退となってしまったので、

そういう意味では小柄で募集にかかってもらった方が安心できます。

立ち姿ではかなり頭が高いですが、歩かせるとバランスは秀逸で、トモの動き、肩の可動域などが素晴らしいです。

脚も真っすぐ出ていますし、化ける可能性がありそうですね。

 

 

326.ボンバルリーナの20(フェノーメノ)★★

 

これもレッドキャットの牝系。中央でも十分活躍できる良血馬でキタノインパクトは中央で2勝を挙げています。

馬体はかなりの大柄、特に胸の深さが際立ちます。前後ともに筋肉量が非常に多く、やや重そうな印象があります。

左前脚がかなり弓脚っぽくなっており、負担はほかの馬よりも大きいと言わざるを得ないですが、

丈夫に走り抜いたら大仕事の可能性もありますね。

 

 

327.バーボネラの20(グランデッツァ)★★★

 

サンデーサイレンスの3×3。またか、タキオンでそれはなかなか怖いぞ。母バーボネラはスティンガー晩年の仔で未勝利。

芝で勝ち馬から1秒以内と頑張っていた競馬も多かったのですが、

唯一使ったダート戦では3.5秒も千切られて惨敗とダート適性に大いに疑問が残ります。

馬体はキ甲が抜けておらずまだ成長途上でありながら、前後ともにがっちりと筋肉が付き重厚な造り。

やや硬めでも踏込は鋭く、雰囲気は悪くありません。

数使って稼いでいく地方馬のキャラクターには合わないと思いますが、無事ならパワーで押し切る競馬が期待できそうです。

 

 

328.アルフォンシーヌの20(ベストウォーリア)★★★

 

祖母ラトラヴィアータの活力に比べ、アルフォンシーヌの仔はここまで思ったような活躍ができていません。

年齢的にもそろそろ厳しい状況でなんとか地方で最後にひと花をという状況になっています。

馬体は今季募集の28頭のうち、No.2の胸囲を誇るパワータイプ。胸前も含めて相当のパワーを感じます。

トモが高めでまだ成長の余地が感じられ、完成は相当なサイズになりそうですね。

動きはやや鈍重な感じはしないでもないですが、無事に使っていければ、力でねじ伏せる競馬も期待できそうです。

 

 

そろそろ決断をしなければならないのですが、いまだスタンス定まらず。