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富士ステークス(GⅢ)-予想

今開催の東京は例年と違い、内のほうが伸びる馬場。
これは時々あることだが、ロジック&ファイングレインで決着したNHKマイルのときのように騎手の腕と
コース取りの重要性が増すと考えていいだろう。

外に回すと届かないし、後ろから行ってインを突くと前が詰まる可能性が高い。
ただし、今回はレッツゴーキリシマとサイレントプライドが行くので放ってはおけない。
それなりで流れて、時計もそれなりに速くなると予想。


本命は◎エイシンドーバー。

ここ3戦はマイル戦と1800mで58kgを背負いながら2,3,3着と素晴らしい安定感。
中山記念では早めに動いて2着、マイラーズCでは中団脚を溜めて3着、安田記念はイン強襲で3着と
内容も文句なしで、ここは当然の有望視。
ただし、このレースでは結果が出ていない休み明けであることと左回りは安田記念3着とはいえビミョー。
崩れる可能性が低そうなのがこの馬ぐらいなので一応の本命だが、BOXのほうが良さそうだよね。


○マルカシェンク

速い決着もスローの差し比べも得意だが、ある程度後ろから行かないと切れないところがつらい。
今回は3ヶ月の休み明けであることがポイントで休み明けになるとこの馬は「出遅れ警報」。
流れにさえ乗れば、当然のように33秒台前半の脚で伸びてくる可能性もあるが、ちょっと馬場がねぇ。


▲リザーブカード

左回りは3-3-0-3という好成績だし、前走は超ハイペースで度外視可。
好相性の蛯名が乗れないというのは大きなマイナスだが、力をつけた今なら・・・。


△レッツゴーキリシマ

前走はレースが壊れてしまうような流れを好位で追走して抜けてくるように2着。
1.32.3は世代屈指の時計ということになるが、今回は久々にマークされる立場。


△サイレントプライド

鉄砲は鬼だが、1分33秒台で決着するともろいのでそこには注意が必要。
当然のようにここは速い時計で決着しそうだが、それに対応できるかはビミョー。
ちなみに府中はイマイチというマイナスも。


×フサイチアソート

軽い馬場の時計勝負はOK(つまり雨降ってどうなの)
展開が向かなかったり、距離が長そうに見えたりしていたのでマイルが向く可能性を感じ。


◎エイシンドーバー
○マルカシェンク
▲リザーブカード
△レッツゴーキリシマ
△サイレントプライド
×フサイチアソート

◎軸馬連○▲△△×
三連複BOX◎○▲△△×

間隔は取ったものの

ワーキングボーイが京都11レース、室町ステークス(オープン)に出走するワーキングボーイは苦手な内枠。

最近、運がないのも確かですが、もう少し臨戦にも工夫が必要だと思います。
ゲート試験不合格→除外の流れは確かにいただけないものだったとしても、結局スタート苦手な新人ジョッキーが、
いつまでも乗っているようでは・・・、と正直思ってしまいます。

まぁ、今まで幾度となく「これはないだろ」というタイミングで勝ってきた彼だけに何があっても驚けないですよね。
なんせ、今まで優勝したときの人気は1,6,9,9,6番人気ということで、単回収率は440%(笑)
そういう馬なので、少しは買っておきたい馬です。

ちなみに、
ブルーメンブラット105.6%
ロードマジェスティ155.3%
ロードアンセム  168.8%
スピリタス    213.3%
というように走る馬はなんだかんだ回収率は高いんですけど、馬によって差があるなと。
ただ、kiyo厩舎は気分屋な馬が多いので、回収率も上がりますね(笑)

秋華賞(GⅠ)-回顧

01. ブラックエンブレム
02.◎ムードインディゴ
03. プロヴィナージュ
04. ブライティアパルス
05.△エフティマイア
08.○レジネッタ
09.▲オディール
10.△トールポピー
15.△マイネレーツェル

~パンパンの良馬場で見事一変、ラスト一冠、亡き姉への弔いのプレゼント、ブラックエンブレム~

揃ったスタートからエアパスカルがハナを主張、直後にプロヴィナージュ、ブライティアパルスが3番手、
カレイジャスミン、ユキチャン、エフティマイア、ブラックエンブレムが好位追走、その外にトールポピー
中団にソーマジック、オディール、内からムードインディゴが続きマイネレーツェル、レジネッタ、
後方にはピサノジュバン、レッドアゲート、メイショウベルーガ、リトルアマポーラ、殿にアロマキャンドル。
道中、プロヴィナージュが先頭に代わり、1000m、58.4の秋華賞らしいハイペース、ペースが上がるところで、
オディールとトールポピーが外に持ち出して、直後にレジネッタ、有力馬が動き出す。
4コーナーを回ったところでノーマークのプロヴィナージュがスッと後方を突き放し2馬身のリード。
最内で我慢していたブラックエンブレムがスルスルと上がっていく、エフティマイアは横綱相撲を仕掛けるも一杯。
外でもがくトールポピーとオディールの間をムードインディゴが割って先頭に迫る。
間のブライティアパルスもジワジワ迫ってくる、伸びているのはリトルアマポーラ含め4頭だけ。
ブラックエンブレムが50m手前でやっとプロヴィナージュを捕らえ、外から伸びてきたムードインディゴを凌いで優勝。
ムードインディゴ2着、プロヴィナージュが3着。GⅠ馬トールポピーとレジネッタは圏外で10着と8着。
三連単1098万2020円という大波乱になった。


本命2着もハズレ。
せっかくムードインディゴ買ってるんだし、もう少しマシな決着を・・・。


優勝はブラックエンブレム。

インコースを抜けた岩田の大ファインプレー。
今開催は京都は内馬場が有利だったのだが、そこを待ってジーッと内で我慢していた。
有力馬が4コーナー手前で仕掛けたのとは対照的な選択、そして対照的な結末。
前走の重馬場でフォームがバラバラになり惨敗を喫したが、重馬場はからっきしというのを見抜けていたか?
答えはNo、レベルが高くないだけに隠されていた能力が開花すると一気に頂点を狙える、恐ろしい世代だ。



2着、ムードインディゴ。

ダンスインザダーク産駒らしく着実に力をつけていたのは見抜けていた。
厳しい展開になるだろうと思い本命にしたが、馬場が良すぎて、内が良すぎて想定外の展開。
それでも伸びてきたが、もうワンパンチ足りなかった。
未だ重賞未勝利、詰めが甘いんだよなぁ・・・、まぁ脚質的に展開ひとつなんだろうけど。


3着、プロヴィナージュ。

これはテツゾウらしい乗り方で。
4コーナーを回ったところでのスパート、ノーマークだからこそ一気に離すことができた。
大波乱の立役者、これはすべてジョッキーのファインプレーによるものだった。


4着、ブライティアパルス

前が飛ばして単騎で逃げているかのような状態。
勝負どころで動かなかった分、最後にジワジワと伸びてきた。
これだけいろいろ向いて、ジワジワしか伸びないのだから力不足は否めない。
単純に世代がひどいだけ。


5着、エフティマイア。

有力馬の中では最もいい位置にいたのだが、なんだか中途半端な仕掛け。
11秒台に入った残り800mの時点で手が動いてる馬は、ゴール前で軒並み止まっている。
デンと構えるか、その前に捕らえに行くか、ジョッキーがもっと早く判断すべきだった。
ちょっとまだGⅠで買えるようなジョッキーではないかもしれない。


8着、レジネッタ。

位置取りが後ろになったのはそういう脚質だからしかたないところ。
ただ、この馬も残り800mの時点で仕掛けてしまっていて、伸びを欠いた。
ジョッキーはギリギリまで待っていたと話しているし、ちょっと本質的にここは長かったのかもしれない。
オークス3着は、もうぐちゃぐちゃなレースで参考外だったし、それを除いても2000m以下で抜群の安定感を
見せていたんだけどなぁ・・・。


9着、オディール。

外から脚を使って、最も積極的な競馬だったが、これが裏目。
トールポピーやレジネッタを引き連れて自分が悪いわけではないけど、波乱を演出する形になってしまった。
外からは全く伸びない感じだったし、ハイペースで外枠では振り回されてそれだけでスタミナをロスする。


10着、トールポピー。

体つきがそもそもどうだったか?
キャロットの募集時から抜群のバランスを見せて、いい馬だなぁとパンフレットを見ていたが、
今回は各パーツを繋ぐ、腰や脛などに力強さを感じさせず、ハリもちょっと・・・。
なんでだろう?調整ミスなのかそれともそういう血統なのか・・・。


15着、マイネレーツェル。

体が小さくて反動が出ると、本当にもろい。
こんなタイプだけに、休み明け一発狙っておきたいトライアルホースの要素がプンプン。
なら、最初から買うなよって?ごもっともです。