シルクホースクラブ募集予定馬全頭斬り2021 1-10
1.エディスワートンの20(ハーツクライ)★★★★
ハーツクライと相性の良いミスプロ系の母父。祖母のイズリントンは2003年ジャパンカップにも遠征してきた活躍馬でした。
ハーツクライ産駒らしい胴の伸びが素晴らしく、トモの容積がしっかりあり、強い返しで歩くことができています。
胸の深さもありますし、全体的にがっちりしています。
やや気になるのは右前が外向気味で歩様に少し左右差があるところでしょうか。
見た目よりもサイズが少し小さめでもあるので、そのあたりもちょっと気になります。
2.アルビアーノの20(ハーツクライ)★★
母はNHKマイル2着の活躍馬。追加募集となったアヴェラーレも十分高い能力を発揮していますし、
母としてもポテンシャルの高さは間違いないでしょう。
やや一本調子になりやすい母系でありながらも父にハーツクライを迎えたことで、
しっかりとギアチェンジが利きそうな馬体をしています。
大きなトモで明らかに素質はありそうですが、残念ながら右前脚にかなり強い内向が出ています。
本当にリスクはそこだけで良い馬なのですが、怖さは正直ありますね。
3.ルシルクの20(ハーツクライ)★★★
シルクではおなじみの募集となるルシルクの仔。
母も高齢となってきて、やや繁殖成績としても下がってきた印象があります。
1月生まれの馬体は完成度が高く、がっちりとした造りで筋肉量も豊富です。
返しの良い鋭い歩様で歩くこともできていますので、第一印象は悪くないですね。
ただ、皮膚感がちょっと厚ぼったい感じがして、体質面にはやや疑問が残ります。
4.サンドクイーンの20(ロードカナロア)★★
フェアリードール牝系のカナロア産駒は、トゥザフロンティア、レッドシャーロット、レッドシルヴァーナなど複数勝ち馬が3頭います。
当歳のセレクトセールで2,200万円という取引価格から5,000万円はやや吹っ掛けたなという印象もありますね。
馬体は1月生まれで完成度が高いですが、カナロア産駒の中では脚が長くダイナミックな歩様をしていますので、
やや適性は長めの距離になりそうです。
やや肩の可動域が甘いところと両前脚が外向しているところがちょっと気掛かりでもありますね。
5.ダストアンドダイヤモンズの20(ロードカナロア)★★★
輸入後の募集馬では、募集時にあまり良く見える馬がいなかったのですが、この馬はそれまでよりは良い印象があります。
まだ細めながら、四肢がしっかりと動いてスムーズで返しの良さも際立っています。
ただ、厚みがないのは事実で、ナスルーラ系の母とはスプリンターばかりなので、
そこのイメージと馬体がマッチしていない印象はあります。
6.アーデルハイトの20(ロードカナロア)★★★★
シルクではおなじみの繁殖牝馬で複数勝ちを3頭輩出。父がロードカナロアに替り気合が伝わってくる一頭です。
5月下旬の生まれでありながら、サイズはしっかりと取れており、ボリューム感のある馬体が魅力的です。
鋭い踏込と前肢の可動域がしっかりと取れており、動きの良さを感じます。
課題は母系の体質面ということになりますが、トラブルさえ起きなければ十分活躍の可能性はありそうです。
7.トレジャーステイトの20(ダイワメジャー)★★★
仕上がりが早く、あっさりと勝ち上がりを記録したピースオブエイトの弟にあたります。
父がダイワメジャーに変わりますが、相変わらず成長の早さが際立ち、パワフルな馬体が目立ちます。
大きすぎてちょっと緩い印象もあり、良くも悪くもいかにもダイワメジャー産駒という感じ。早いうちに勝ち上がりは期待できそうですが、瞬発力勝負などになるとちょっと分が悪いイメージもありますね。
8.ロゼリーナの20(エピファネイア)★★★
母系が薔薇一族にしてエピカメサンデーのトレンド配合です。血統的には非常に勢いがあって、注目を集めそうな一頭ですね。
馬体に関しては、初仔ということもあり、1月中旬生まれにしてはやや頼りない造りをしています。
前から見たときにやや薄く、トモの容積がやや物足りません。
また、前肢の可動域もちょっと狭いので、あまり大きく歩くことができていません。
しかし、トモはしっかり返っていますので、スナップが利いています。首が長く、使い方が上手いのもいいですね。
管囲はしっかりあるので、今後鍛えて節々に力感が出てくると化ける可能性はあると思います。
9.ヒカルアマランサスの20(エピファネイア)★★
ヒカルアマランサスは自身の競走実績に加えて、ホウオウアマゾンを輩出したことで、繁殖牝馬としての評価がかなり高まってきました。
さらにエピファネイアの牡馬なので、この価格も致し方なしといったところでしょうか。
500kgを超える馬体で、黒光りしてがっちりとした造りは非常に魅力的ではあります。
しかし、この馬は繋ぎの柔軟性に難があり、前後ともにほとんど沈みません。
トモの入りは悪くないので気にしすぎるのは良くないと思いつつ、
母父がアグネスタキオンとサイズのことを考えるとちょっと不安の方が大きいです。
10.カリンバの20(エピファネイア)★★★
エピファネイア×母父父キングカメハメハ×母母父父サンデーサイレンスという組み合わせで、
エピカメサンデーに似た血統構成です。母系は勢いのあるマンデラの血統。
初仔ながらルーラー肌ということもあってサイズに不安がなく、骨格もしっかりして筋肉量も豊富に出ました。
馬体の幅やトモの容積も問題なく、全体的なバランスは良いと思います。
気になるのは前捌きの硬さ。その要因は繋ぎの短さにあるように感じます。
馬体は中距離でも行ける雰囲気があるのですが、歩き方からはやや短距離向きな感じがありますね。
骨格のバランスとサイズがしっかり取れているので、脚捌きさえ良くなれば化ける可能性はあります。
シルクホースクラブの出資を振り返る2021
抽選突破◎ 実績突破・非抽選○ 抽選落ち×
2012年産(新規)
○05.ブラックエンブレムの12(ネオユニヴァース)=ブライトエンブレム、2勝(1600万下)
―――札幌2歳S、弥生賞2着、皐月賞4着
○35.シェアザストーリーの12(ゼンノロブロイ)=ブレーヴストーリー、未勝利
2013年産(実績17万)
×29.ラフィエスタの13(ハービンジャー)=ラスファジャス、1勝
○51.タイタンクイーンの13(Regal Ransom)=ストロングタイタン、6勝
―――鳴尾記念(GⅢ)、修学院S(1600万下)、マレーシアC(1600万下)、玄海特別(1000万下)、足立山特別(500万下)
中日新聞杯(GⅢ)3着、小倉大賞典(GⅢ)5着、オクトーバーS(OP)2着、アンドロメダS(OP)2着
2014年産(実績25万)
×02.ブラックエンブレムの14(ディープインパクト)=オーロラエンブレム、未勝利
×17.ルシルクの14(ヴィクトワールピサ)=ヴァンクールシルク、2勝(500万下)
○21,シャンパンマリーの14(ワークフォース)=フィールザフォース、未勝利
→追加出資
○31.ターシャズスターの14(Malibu Moon)=アズールムーン、2勝(500万下)
2015年産(実績35.4万)
○01.パーシステントリーの15(ディープインパクト)=オブセッション、2勝
×16.サマーハの15(ルーラーシップ)=サラーブ、2勝
◎35.サロミナの15(ディープインパクト)=サラキア、3勝
―――府中牝馬S(GⅡ)、有馬記念(GⅠ)2着、エリザベス女王杯(GⅠ)2着、ローズS(GⅡ)2着、エプソムC(GⅢ)2着、チューリップ賞(GⅡ)4着、フローラS(GⅡ)4着、白百合S(OP)2着、オクトーバーS(L)3着
×53.トゥハーモニーの15(ロードカナロア)=ダイアトニック、7勝
―――スワンS(GⅡ)、函館スプリントS(GⅢ)、安土城S(OP)、斑鳩S(1600万下)、祇園特別(1000万下)、高松宮記念(GⅠ)3着、京都金杯(GⅢ)2着、阪急杯(GⅢ)3着、ダービー卿CT(GⅢ)4着
2016年産(実績50.4万)
×10.ルシルクの16(オルフェーヴル)=クーダルジャン、未勝利
11.ウルトラブレンドの16(ロードカナロア)=募集取り下げ
○17.アンティフォナの16(キンシャサノキセキ)=アーティファクト、未勝利
×35.リアアントニアの16(ディープインパクト)=リアオリヴィア、未勝利
×38.ヒッピーの16(ハーツクライ)=ルデュック、未勝利
×39.バラダセールの16(ハーツクライ)=バラーディスト、未勝利
×47.ビアンカシェボンの16(ロードカナロア)=ボンディマンシュ、2勝
→追加出資
○02.ミュージカルロマンスの16(ディープインパクト)=セリユーズ、3勝
―――葉山特別(2勝クラス)、スイートピーS(OP)3着、
○03.ロジャーズスーの16(ハーツクライ)=ロジャーズクライ、未勝利
○74.ジュエルオブザナイトの16(ルーラーシップ)=ジュエルインザサン、未勝利
2017年産(実績69万)
抽優
○26.ボシンシェの17(ブラックタイド)=ブリジャール、未勝利
一般
○09.プルーフオブラヴの17(ロードカナロア)=クァンタムリープ、未勝利
×35.ミュージカルウェイの17(ディープインパクト)=リズムオブラヴ、1勝
○39.マンビアの17(ハーツクライ)=サンテローズ、2勝
×41.シーイズトウショウの17(ジャスタウェイ)=ヴェルテックス、未勝利
×44.シャトーブランシュの17(ロードカナロア)=ミスビアンカ、1勝
×54.ディープストーリーの17(エピファネイア)=ビーマイオーシャン、2勝
×62.アンティフォナの17(リアルインパクト)=ラウダシオン、5勝(OP)
―――NHKマイルC(GⅠ)、京王杯SC(GⅡ)クロッカスS(L)、もみじS(OP)、ファルコンS(GⅢ)2着、小倉2歳S(GⅢ)3着
2018年産(実績79.2万)
抽優
◎38.ヘアキティーの18(ディープインパクト)=ヘアケイリー、未勝利
一般
○11.フィロンルージュの18(ロードカナロア)=ルージュセリーズ、未勝利
×15.ブロンシェダームの18(ルーラーシップ)=セラフィナイト、1勝
○36.ウッドコックムーンの18(Gutaifan)=クインズムーン、1勝
○57.ローザボニータの18(エピファネイア)=オクタヴィアン、未勝利
2019年産(実績72万)
抽優
× 41.ウェイヴェルアベニューの19(ディープインパクト)=アストロフィライト、新馬
抽優 200/476 当選確率42.0%
一般
◎ 5.テルアケリーの19(ハーツクライ)=ケリーズノベル、新馬
実績744,000円 一般抽選当選確率43.6%
○ 32.グローリアスデイズの19(ドレフォン)=スノーグレース、新馬
実績698,000円
× 47.プチノワールの19(ロードカナロア)=デュードメール、新馬
実績1,064,000円 一般抽選当選確率26.9%
○ 56.パープルセイルの19(エピファネイア)=シタン、新馬
実績674,000円
二次募集
8.ファシネートダイアの19(ロードカナロア) =シンティレーション、未勝利
28.シロインジャーの19(ジャスタウェイ) =チャレンジャー、新馬
74.リプリートⅡの19(Galileo) =リヴィア、新馬
追加募集
78.ナスカの19(ドレフォン)=アイレ、新馬
2020年産(実績86.2万)
書くのが遅かったですが、今年も振り返ります。
出資馬では昨年の夏以降、一気に調子を上げてくれたのがサラキアです。
小倉日経OP勝ちから、府中牝馬S勝ち、エリザベス女王杯と有馬記念を2着と素晴らしい良化ぶりを見せてくれました。
また、抽優を迷い蹴ってしまったラウダシオンはNHKマイル勝利後、京王杯SCを制覇。
やはり抽優のチョイスが勝敗を大きく分けます。
実績的にどうしても足りないので、あまり人気しないところを狙っていくことになります。
ある意味未勝利を恐れずに新しい挑戦をしていきたいですね。
【今週の出走馬】デビュー戦&ラストチャンス
今週は2場開催ながらなんと5頭が出走。
とはいえ、思った通りのレースに使えないなど全体的にはオリンピックの影響はありますね。
2021/7/31 新潟2レース 3歳未勝利(芝1800m) ヘアケイリー 川田将雅騎手
いよいよラストチャンスが近づいてきたヘアケイリー。
前走は基準タイムより速い時計で走ることができましたが、勝ち馬が強すぎたという内容。
体質にやや課題があった馬ではありますが、ここ最近はようやく馬が成長してきたことから、
今回は詰めて使えることとなりました。
これぐらいになってくると芝の中距離条件は、それなりに着順を取った馬ばかりになってきます。
ここからは結果が全て。なんとか勝ち上がりを期待したいです。
2021/7/31 新潟12レース 3歳以上1勝クラス(芝1400m) ラルゲッツァ 藤田菜七子騎手
前走から2か月。ようやく適条件を見つけることができたということで、新潟の直千だけを目指してここまでやってきました。
しかし、先週その条件に投票しましたが痛恨の除外。
調教師の見通しの甘さがモロに出てしまったことで仕方なく1400mの競馬を使うことになります。
これまでコーナーでのコントロールが難しく、どうしても脚を貯めることができないだけに、
この条件で頑張れるかというと大いに疑問は残ります。
藤田菜七子騎手は初めてですが、うまくコントロールして乗ってもらえたら嬉しいですがどうでしょうか…。
2021/8/1 新潟3レース 3歳未勝利(ダート1200m) ルージュセリーズ 永野猛蔵騎手
こちらもラストチャンスが近づいてきたルージュセリーズ。
前走ついに4着を確保して、初の掲示板をゲットしてくれました。
とはいえ、この馬なりに成長しているものの、もう時間がありません。
調教などで大きく前進した様子は見られませんが、相手関係にも恵まれた印象があります。
ややズブイ面がある馬ではありますが、猛蔵ジョッキーは新人でも追える騎手なので、
ぜひ積極的な競馬でチャンスをつかんでほしいですね。
2021/8/1 新潟6レース 2歳新馬(芝1600m) スノーグレース 丸山元気騎手
好調な2歳世代、次の出走はスノーグレース。ジオグリフと同じドレフォン産駒です。
新潟コースのような速い馬場において、ドレフォン産駒がどれぐらい対応できるかという課題はありますが、
調教の動きではギアチェンジもしっかりできていそうです。
今回は牝馬限定戦ということで以前よりここを目標としてきた馬も多く、良血馬も多いです。
スローペースで多頭数の競馬は確実ですから、位置取りなども大切になりそうですね。
2021/8/1 函館9レース 長万部特別(1勝クラス・芝1200m) クインズムーン 横山武史騎手
前走の新潟開催ではスプリント戦ながらペースを見越して控える競馬で金星を挙げたクインズムーン。
天栄に放牧に出して状態が良さそうということで、函館開催を目指していくことになりました。
新馬でかなりロスがありながらも2着に来たように状態さえしっかりしていれば十分通用するはず。
ただ、飼食いが落ちてきたというコメントがあるんですよね…。
せっかく休んで時間をかけてきたのにという思いはありますが、
ここで結果を出してもう一度良い夏休みを迎えてほしいです。


