シルクホースクラブ募集予定馬全頭斬り2021 62-74
62.シーズインクルーデッドの20(サトノダイヤモンド)★★
2頭の重賞勝ち馬を輩出していますが、母は高齢で16歳の時の産駒。
2つ上のドゥラモンドも活躍しているので、あまり年齢は意識しすぎなくてもいいかもしれませんが、
あまり上積みは望みづらいかもしれません。
馬体のフレームは良く、サトノダイヤモンドによく似て背中が長く距離も持ちそうな雰囲気があります。
ただし、右前が強い内向が出ており、歩様もちょっと硬めに見えます。
ほかの馬と比べてトラブルに遭遇する確率がちょっと高いかもしれません。
63.ティッカーテープの20(ジャスタウェイ)★★
母は2001年生まれですから、19歳の時の産駒。日本に輸入後の産駒が全て未勝利というノーザンファームにしては珍しい繁殖牝馬です。
かなりサイズが小さくジャスタウェイのパワーが伝わっていないように見えますが、
4月末の生まれですから、ここから成長してくれればというところでしょうか。
トモの容積や胸前も足りない感じがしますが、小さい分動きの軽さは感じます。
64.アピールⅡの20(ジャスタウェイ)★★★
母父セルカークはミスプロを介さないNative Dancer系。
日本で有名なのはサセッティで、レッドセシリアやレッドクレオスなどハーツクライと好相性であるため、
カップリングとしては悪くなさそうです。
馬体はやや細めで、ちょっと脚も細いところがあるものの、弱点らしい弱点はありません。
歩様のスムーズさもありますし、可動域もまずまず取れています。脚も真っすぐですから、
この時点で故障の心配はあまりないように思います。
65.アイムユアーズの20(リアルスティール)★★★
圧倒的な人気を集めながらここまで思った程の活躍を見せることができていないアイムユアーズ。
リアルスティールを配したことで、全兄弟クロスが2本入るなどかなり攻めた配合になります。
馬体は筋肉量がやや乏しく、生まれを考えるとちょっと頼りない印象があります。
前肢の可動域もイマイチで募集時点では、それほど目立つものではありません。
ただし、トモが高めで、キ甲の抜け具合もそれほどではないことから、遅めの成長曲線でグッと良くなる可能性は秘めていると思います。
66.オーシャンビーナスの20(ヘニーヒューズ)★★
ヘニーヒューズ産駒ではありますが、母系がかなりのステイヤー寄りの印象ですので、父に似て短距離一辺倒という感じには見えません。
大柄でパワフルな馬体。やはりヘニーヒューズ産駒ということを考えると背中が長めで、距離が持ちそうな雰囲気があります。
まだまだ筋力増強できる余地があり、500kgを超える大型馬になりそうです。
67.スペシャルグルーヴの20(ドレフォン)★★★★★
母はダイナカール牝系。兄たちも結果を出しており、非常に注目度が高い血統です。
ドレフォン産駒の中でも血統的には一番と言ってもいいでしょう。
やや脚付が曲がっていて、膝が内に入るようなところがありますが、
ソニックグルーヴ由来で歩様に影響が出るレベルの硬い歩様ではありません。
4月生まれでもトモの容積、胸の深さがあり、全体的なバランスも悪くありません。
動きもキビキビした中に、柔らかさもちょうどいいレベルに保っていて、非常に印象が良いですね。
芝も行けるドレフォン産駒ということで、脚元にトラブルさえなければ、計算が立ちやすい一頭かと思います。
68.メテオーリカの20(ドレフォン)★★
祖母アルヴァーダは社台ファームが導入した繁殖牝馬でしたが、最高で2勝止まり。
その仔がノーザンファームに入り、募集にかかるという珍しいケースです。
馬体はディープの肌らしく細身の造り。ただし、トモの容積がやや足りずに全体的に非力な印象は否めません。
動きに軽さがある点は良いですが、右前の捌きがちょっと気になるところはありますね。
69.スウェアトウショウの20(リオンディーズ)★
今年の若葉Sを完勝したアドマイヤハダルの妹。
サンデー3×4のリオンディーズ産駒ですが、かなり価格が抑えられており、お求めやすい価格になっています。
4月生まれとはいえ、かなり細めですし、両前脚がやや外向。繋ぎの柔軟性が乏しく立ち姿では竹馬という感じです。
サイズ、脚元の面からリスクが高そうです。
70.ネオヴィクトリアの20(サトノクラウン)★★★★
兄のグランデモナルカがサンデーRで募集。第二希望で書こうかと思ったレベルの馬だけに注目していました。
成長に遅さはありましたが、しっかりと勝ち上がっています。
この馬もその兄によく似て、ラインがキレイで美しい造り。
体高がかなり低いので、あまり劇的に成長してくるというイメージはありませんが、まとまりはあります。
前肢の可動域はイマイチではありますが、全体的にスムーズさを欠くということはありません。脚元も問題はなさそうですね。
71.デイトユアドリームの20(トーセンラー)★★
トーセンラーは細身、トワイニングは背中が短くがっちりといった正反対の造りが想像されますが、
この馬はトワイニングの方がより出ているように思います。
デイトユアドリームは仔出しが安定して産駒の成績も安定していますが、
芝の中距離タイプという意味ではちょっとイメージが付きづらいかもしれません。
胸が深く短距離ダートで良さそうではあるものの、脚捌きはかなり硬めで、
下に突き刺すような歩様でややリスクが高めのように見えます。
72.サダムグランジュテの20(シルバーステート)★★★★
母の産駒ここまでそれほど大当たりという馬を輩出してきたわけではありませんが、
今年大ブレークのシルバーステート産駒で、音無厩舎ということもあり大人気になっています。
馬体はとにかく大柄でパワフルな造りです。胸が深く、トモの容積も十分ですが、胴長でもありますので、
背中の緊張感がちょっと足りていないように見えます。
前後ともに踏込が力強く、可動域も十分取れています。
やや緩さがあるのは否めないですが、音無厩舎ならそういった馬が得意であまりマイナス評価にする必要はなさそうです。
73.オリエンタルダンスの20(シャンハイボビー)★★★
派手さは全くありませんが、ダート馬でまずまずの活躍馬を輩出している牝系です。
キンカメサンデーという肌ですので、早熟性が高く、スピード能力の高いダート馬というのも合いそうな雰囲気はありますね。
脚も真っすぐ出て癖のない歩様です。踏込も力強いですし、パワフルさもありますね。大きなトモからエンジンもしっかり積んでいそうです。
体高が低く、ややサイズが小さいので、そこさえクリアすれば楽しみです。
74.ジェットセッティングの20(Showcasing)★★★★
父Showcasingは本家募集でも1頭いるようにGreenDesert系の期待種牡馬でしょう。
ただし、母系はDanehill Dancer系なので、あまり日本への相性という意味では期待できません。
預託予定厩舎が示す通り、いかにも短距離で良さそうな馬体で、鋭い返しと豊富な筋肉量が魅力的な造りです。
可動域はしっかりと取れていますが、かなりがっちりして、重そうな筋肉ではあるので、
切れ味を問われるような競馬は合っていないかもしれません。
シルクホースクラブ募集予定馬全頭斬り2021 51-61
51.グリューネワルトの20(モーリス)★★★
母グリューネワルトからは安定感はないものの、ディアンドルを輩出したため、シルクのモーリス産駒最高価格の募集となりましたが、
モーリス×スペシャルウィークからは注目度のわりに思った程の結果は出せていないのが現状です。
馬体は中サイズ、漆黒の馬体でグッドルッキングホースであることに間違いはありません。
肩の角度や背中の短さからかなり短距離寄りにシフトしてきそうなイメージの馬体で、スプリンターになるんじゃないかなと予想しています。
脚はちょっと外側に張り気味でやや不安定ではありますが、大きな減点という感じではなく、及第点の出来にはあると思ってよいでしょう。
52.サルタートの20(モーリス)★★
祖母アイルビーバウンドは本家で毎年人気する繁殖牝馬。サルタートも2勝を挙げて、ここが初仔。
モーリス産駒で極端にサイズが取れていないということはないですね。
馬体は上体がガチッとまとまったモーリス産駒らしい造りをしていますが、脚周りがやや頼りないです。
管囲がそもそも足りないというところもありますし、前脚の捌きがかなり硬く、現時点ではあまり狙いづらいですね。
53.シャンブルドットの20(キズナ)★★★★★
すでに日本でも実績がある母系でファミリーからはアドマイヤビルゴが出ています。
Lope de Vegaは欧州では優秀なマイラーを連続して輩出しており、種付け料は初年度から5倍以上に跳ね上がるなど人気は急上昇。
スピードとパワーのあるタイプなので、日本の種牡馬とのカップリングは面白そうです。
初仔だけにやや体高が小さいのと体重も少ないですが、力強い歩様を見せることができています。
返しが強く、歩様に癖がないところもいいですね。
瞬発力のありそうな斜尻も相まって芝のマイルぐらいで高いレベルの活躍が期待できそうです。
懸念は背中に緊張感があまりないことぐらいでしょうか。まだ成長が見込めるだけに大きな心配はいらないと思います。
54.ヴァフラームの20(ドゥラメンテ)★★★
今年話題を席巻したケイティーズ一族。母ヴァフラームもまた5勝を挙げた活躍馬でした。
これもまた初仔なんですよね。サイズ的にはどうしても小さくなってしまいます。
毛ヅヤがピカピカで筋肉の質感が非常に良い馬です。胴に伸びがあり、ゆったりとした造り。
脚も長く中距離以上に適性がありそうな雰囲気を感じますね。
トモの容積は十分ありますし、成長とともにバランスが整ってきそうです。
気になるのは前肢の可動域。もうちょっと柔らかく歩けると芝馬としては嬉しいですね。
55.プラウドスペルの20(ドゥラメンテ)★★★
これまで連続してサンデーRで募集されてきたプラウドスペルの仔。血統的なバックボーンはいかにも本家らしい素晴らしいものですが、
ここで急にシルクで募集がかかった意図、そして野中厩舎というのがやや理解しづらいところです。
馬体はがっちりとした母の特徴がしっかり出たもので、胸の深さのしっかりありバランスもいいですね。
繋ぎがやや短く、歩様には若干不安定なところがあるものの、大きな減点と思えるところはありません。
56.アルジャンテの20(ルーラーシップ)★★★
ナイキフェイバーのシルク血統から4勝を挙げたアルジャンテの初仔。ルーラーシップ×ディープインパクトのニックス配合。
ルーラーシップ産駒は募集時に小さいとなかなか活躍馬を輩出できていない現状ですが、これはサイズ的にも不安がありません。
大きめなフレームでまだ筋肉が付ききっているとは言えない現状ですし、さらに上積みが期待できるはず。
現状足りないところとしては背中の緊張が足りないこと、前捌きの硬さがあること。
また、どうも引手に反抗するようにも見えているので、その点もどうかなと思います。
57.ブレッシングテレサの20(ルーラーシップ)★★
こちらもまた初仔。母系の勢いもありますね。ただ、こちらはちょっと造りとしては幼い印象が強いです。
かなりトモ高で筋肉量も乏しいですし、歩様もやや不安定な感じがします。
動きの軽さは感じますし、硬さは感じませんので、時間をかけて完成してくれば、良くなってきそうです。
58.ユードントラブミーの20(キンシャサノキセキ)★★
母系にはブラックタイプが並びますが、日本への適性は未知数です。
母父Teofiloはノーザンファーム産を含め3歳以上16頭で中央4勝とちょっと厳しいですね。
馬体はかなり大きく、かなり緩い感じがします。頭が高く、引手に甘えるようなところも見られます。
キンシャサノキセキ産駒は脚元が弱かったりすることが多いので、あまり大きくなりすぎるのも良くないかなと思います。
59.ローズウィスパーの20(キンシャサノキセキ)★★★
薔薇一族。芝2000mで3勝を挙げたローズウィスパーの初仔。初仔ではありますが、サイズの不安はありません。
血統的に母系にタキオンが入っていて、キンシャサノキセキなので、
体質的にはちょっと難しいところがありそうだなというのはありますね。
他馬と比較して膝下がちょっと長めでやはり短距離馬という感じはしません。
もう少しトモに容積は欲しいところですが、歩様はしっかりとしていて、可動域もあります。脚元が持てば楽しみですね。
60.プチノワールの20(キタサンブラック)★★★
シルクの看板繁殖として活躍してきたプチノワール。
この馬で8頭目になりますが、3歳以上のシルクで募集された兄姉が全て勝ち上がっているなどハイアベレージです。
血統のイメージとしてはヴァンタブラックがブラックタイドで勝ち上がっているので、
この辺りが参考になりそうですが、牝馬に出ているので判断が難しいですね。
馬体は体高が低めで、ちょっと幼い印象があります。小ぶりな分脚捌きに軽さはありますので、動きは悪くありません。
キタサンブラック牝馬の当たりパターンは読めませんが、あまり父似な感じがしないのがどちらに転ぶかというところ。
61.アズールムーンの20(サトノダイヤモンド)★★★
母アズールムーンは元出資馬。A.P.Indy系の先行力と早熟性を生かして2歳時に2勝を挙げてくれました。
母系からもサンデー系との相性は悪くなさそうで、サトノダイヤモンドとのカップリングも悪くなさそうに見えます。
母は大きな馬だったので、サイズに不安はありません。厚みのある馬体で、トモの容積も十分あります。
横からの写真で見るとかなりいい馬です。ただし、左前がかなり強い外向。
歩様も硬めで膝の使い方があまり上手でないところが見られます。繋ぎの柔軟性もあまりないのがやや気がかりです。
シルクホースクラブ募集予定馬全頭斬り2021 40-50
40.ハーレクイーンの20(ハーツクライ)★★★★
英国産のマイラーでGⅠで入着歴のあるまずまずの母ではありますが、
募集価格を考えても超大物という立ち位置ではないように思います。
胴が長く、腹線がキリッとして長い距離で戦えそうな造り。
背中も長いですが、バランスが良くてエンジンさえしっかりしていればクラシック路線でと思わせます。
歩様は可動域が大きく一見良いように見えるのですが、前からは強い外孤歩様が出ていて、
もはや斜めに歩いているのではないかというレベル。
このあたりのバランスの悪さが成長とともに良くなれば、かなり楽しみになるのではないでしょうか。
41.ピラミマの20(ハーツクライ)★★★★★★
スワーヴリチャードの全妹にあたります。
Unbridled’s Songの肌はディープにもハーツにも合うのですが、ピラミマにはハーツクライの方がよさそうですね。
くりくりっとした瞳が印象的で独特の良血馬らしい品の良さを感じます。
脚も真っすぐ出ていますし、横からのバランスも抜群で、胸の深さ、トモの容積、前後の可動域、
スナップの良い返しなど動きの面でもいいですね。
ここ最近の産駒がちょっと体質面の難しさを見せているのでそれさえなければクラシックに挑むことができるレベルになるでしょう。
42.シングルゲイズの20(ロードカナロア)★★★★★
オーストラリアで活躍した母ですが、2017年に13戦しているようにちょっと使い過ぎな感は否めません。
とはいえ、18年に引退して一年空けてから種付けしているので、初年度から狙ってもいいかもしれません。
気掛かりな点から挙げるとやはり初仔らしく、生まれを考えるとちょっと小ぶりな測尺です。
ただし、馬体の造りは動きに関しては十分合格点と言って差し支えないでしょう。
まず馬体はカナロア産駒でスプリンターっぽい造り、母系にサンデーを持っていないので、伸びはなくギュッと詰まった形です。
トモの大きさや肩回りの筋肉が発達していて、サイズ以上に大きく見せます。
また、前後の可動域もしっかり取れていて、強い返しで歩くことができています。
両前が外向気味ですが、それほど心配はいらないでしょう。
あとはこのお値段をどう見るかでしょうね。
43.ショウナンパンドラの20(ロードカナロア)★★★
シルクでおなじみキューティゴールド血統の最高傑作であるショウナンパンドラの産駒。
母はジャパンCと秋華賞を制覇しており、ファミリーも含めて文句なしです。
血統的に気になる点はロードカナロア×ディープインパクトの相性がよろしくないこと。
そして、馬体も一億円と言われるとちょっと悩ましいですね。
かなり細身でカナロア産駒らしさはほとんどない馬体です。
特に膝下が長いですし、背中にもゆとりがあってステイヤー体型。
飛節の折れも深くあまり短い距離をスパッと行く感じがしません。
これをディープ肌が出ていると考えてクラシック狙いで行ってみるという手もあるかもしれませんが、ちょっとリスクが高いように見えます。
44.デックドアウトの20(ロードカナロア)★★
いわゆるキンカメ×母父ミスプロ系というカップリングであまり相性が良くないやつです。
最近ドゥラメンテからはむしろこれでも走る馬を輩出してはいるのですが、ロードカナロアからはかなり厳しい状況。
もちろんこれだけ良血馬を種付けされているわけですから、どこかでGⅠ馬が出てもおかしくはないですが、
今積極的に狙いに行きたいカップリングではないです。
馬体は中サイズながらしっかりとした骨格。胸前が発達しているにも関わらず柔らかい捌きができている点はいいですね。
ただし、背中の緊張感が足りず、両前脚を内に刺さり気味に歩いているところはちょっと割り引きたいです。
カナロア牝馬でお値段もなかなかに高額かなと。
45.ウェイクミーアップの20(ダイワメジャー)★★★★
ダイワメジャー×Rock of Gibraltarは数が少ないながらも5頭で中央OP馬2頭、計16勝とひそかなニックス配合と言っていいと思います。
母も国内の種牡馬とのカップリングは未知数なので、お値段的にも十分狙いが立つでしょう。
馬体はまさにダイワメジャー産駒の基本である、大柄でやや立ち肩。胸前ががっしりした前輪駆動の造りです。
腹回りがしっかりして、本当に父の特徴が良く出た馬体です。
動きがやや硬めに見えるところがありますが、距離適性も短めに出るでしょうから大きな減点にはなりません。
46.アースサウンドの20(エピファネイア)★★★★
母はグリーンF所属でダートの短距離で活躍。ここまで思った程の活躍馬が出ていないところではありましたが、
セレクトセールで2090万円の取引価格でかなり安かったのでちょっと盛られすぎな感はあります。
馬体は上体が素晴らしいですね。胸が深く、胸前もしっかりとあります。トモの容積もまずまず。
サイズもしっかりありますし、現時点での完成度が高いです。
懸念は繋ぎです。前がかなりの立ち繋ぎですし、着地の柔軟性もないので、これは負担がかかりそうです。
外向や内向はないので耐えてくれるといいのですが。
47.アグレアーブルの20(ハービンジャー)★★★★
現役時代はデビューからかなりの大物感がありましたが、体質面がイマイチで出世しきれなかったアグレアーブル。
血統的にも筋が通っており、繁殖牝馬として楽しみです。
ハービンジャー×マンハッタンカフェはノーザン産がおらず成績はイマイチではありますが、
母系がサンデー系とミスプロ系というのはブラストワンピースやディアドラと同じ。
馬体は4月生まれで初仔ではありながら、それほど幼いという感じがせず、バランス良く成長してきていると思います。
前後とも歩様が柔らかく、繋ぎの角度も理想的。その割にはもうちょっとトモの入りが甘いところがあり、そこだけが懸念事項です。
48.エルディアマンテの20(ハービンジャー)★★
祖母ディアデラノビアのキャロット血統ではありますが、勝ち上がれなかったこともありシルクに回ってきました。
ロザリンドのように当たりが出る可能性もありそうです。
母の募集時の体重が406kg。そこからあまり大きくならず体重の維持に苦労していただけに、やはり初仔の今回はサイズが心配になります。
背中が短くコンパクトにまとまった馬体は、トモの容積もまずまずありますし、
子供っぽいという印象はありません。ただし、キ甲の抜け具合からしてもやはり成長力が懸念になりそうです。
49.ディープストーリーの20(ハービンジャー)★★
初仔の兄ビーマイオーシャンは募集時391kgでしたが、そこから100kg増やして2勝クラスでも勝負になるレベルに成長しました。
ただ、この馬とは少し違うイメージの馬体です。
サイズも小さいのですが、体高がかなり低く小ぢんまりまとまってしまったという感じ。
胸の深さなどはまずまずですが、まだ腰回りの力が弱くもう少し成長が欲しいところです。
血統のイメージからもスピードがあるタイプには見えませんので、牝馬に出たというところも少しリスクが高いように思います。
50.チャーチクワイアの20(モーリス)★★★★
ハッピートレイルズの牝系で芝のマイル路線で活躍した馬が多数いるファミリー。
祖母ロレットチャペルからも安定して走る馬を出しているだけに、2頭連続で未勝利となってしまったのはちょっと意外です。
そこから2世代空けて一気に価格が上がっているのがどうかですね。
馬体は大きなフレームに筋肉量も豊富とモーリス産駒らしい父に似たイメージです。
トモの容積が大きく、胸が深いため、いかにも距離に限界がありそうですが、
マイルぐらいを中心に十分活躍してくれそうな雰囲気を感じます。
高野厩舎の大型馬ではありますが、脚は真っすぐ出ていますので、それほど故障リスクが高うという感じもありません。