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休み明けと強敵相手に・・・

春は堅実な走りで1000万クラスで好勝負を繰り返したロードエキスパート。
夏は充電期間に充てて、ついに今日復帰戦を迎えます。

今日の札幌10レース、サロマ湖特別(1000万下・芝1500m)に出走します。
馬体重も大きく変わってないし、パドックも気合が入っていい仕上がりだと思います。

ただ、ここは休み明けで相手がかなり強いかなーという気もします。
ここは人気薄なので、終いだけしっかり伸ばす競馬でどこまでできるか試してもらいたいです。

しかし、7歳ながら衰えるどころか、どんどん成績が安定してきているのは頭が下がります。
Singspiel産駒は底力がありますね。

現役続行断念

エルブロンネとともにラストチャンスに賭けたライツェント。
同じく阪神3レース、3歳未勝利(芝1800m)に挑んだものの、13着にこちらも完敗に終わりました。

前走からの中間でずいぶん体に硬さが出ていたようで、
最終追い切りはアンカツ騎手が危ないと判断したのか馬なりでかろうじて時計になるような緩いものでした。

案の定、少しゆったりした馬体で出てきたライツェントにはいつもの覇気が感じられませんでした。
レースでは好スタートから引っかかったエルブロンネの外に併せてはじめての先行策。
ただ、エルブロンネが突っかかったおかげでペースが上がりライツェントにとっても厳しいレースになりました。

直線に向くと脚を伸ばしかけますが、外の馬に飲み込まれると一気に失速してしまい13着と惨敗。
前走の休み明け3着で間違いなく勝ち上がるだけの能力を持った馬だと確信しただけに、
辛い結果となってしまいました。

このレースは優先出走権を持っている馬が13頭おり、
最後の未勝利戦だけあってかなりメンバーの集まったレースでした。
そんな中で見せ場と言えるか分かりませんが、少なくともいいスピードを見せてくれただけに、
じっくり体を作り直して、地方転出から帰ってきてくれるものと信じていました。

しかし、今年のキャロットの未勝利馬の扱いはかなり厳しいように感じます。

2着3着が3回あり、勝ち上がり寸前と見られていたラプリマステラは「これまでの成績を考慮し・・・」
と明らかに力不足を指摘するような内容で引退を発表。
0-3-1-3と未勝利クラスならトップレベルと思われるラフェクレールも、
喉鳴りを理由にあっさりと引退を発表。

もともとあまり成績がいいとは言えなかった今年の3歳世代ですが、
引退馬についてもあっけない幕切れが多すぎるように感じました。
「現時点の状態では500万下での勝ち負けは難しい」と分かっていてもなんとか馬のポテンシャルを信じて、
地方転出を繰り返した時代は終わってしまったのでしょうか?

現状として厳しい馬が多いのは十分理解の上ですが、ミリオンディスクのような馬もいますし、
あっさりと諦めて馬房整理をするのは会員を悲しませることも忘れて欲しくないと思いました。

ラストチャンスのその先

先週の日曜日、今年の阪神開催の未勝利戦で最後の芝レース。
阪神3レース・3歳未勝利(芝1800m)にエルブロンネとライツェントが出走。

エルブロンネはいかにも休み明け。
確かに馬体もかなり成長しているとは思うが、ラストチャンスに+20kgでの出走はさすがにないだろう。
華奢だった馬体はずいぶんふっくらして力強くはなっていたが、
少しお腹周りに余裕があるように見えた馬体、これでは陣営も強気にはなれなかった。

そしてもうひとつの問題が距離。
今までのレースでもマイルでさえ掛かり気味に先頭を奪ってしまうような燃えやすい気性の持ち主。
案の定レースでもそのウィークポイントを露呈してしまいました。

スタートからすぐにダッシュがつき先行策を取るところまではよかったのですが、
ジッとできず逃げ馬を常に突きながらのレースで結果的にペースを上げてしまい自ら厳しい展開を演出。
付いていったライツェント、逃げたクニサキロンチーにも辛いレースになってしまいました。

4コーナーで我慢しきれないといった感じでクニサキロンチーを馬なりで交わして先頭に立ちますが、
もともと短い距離でこその馬であるだけに、ここから一切粘りがなく早々に馬群に飲み込まれてしまいました。

結局終わってみれば14着。
これで終戦ではあまりにも納得がいかないと思っていましたが、
陣営も社台も考えは同じようで、このまま終わりとはしない方針となりました。

地方転出もせずに、なんと未勝利14着の馬が格上挑戦でそのまま500万下に挑むとのこと。
出走条件等も厳しくなってくるところで中央場所での復帰ではなく秋の福島開催を目指すとのこと。
少し間隔が開くし、無理に仕上げて未勝利戦に使ったことからここは一旦グリーンウッドへ放牧。

現役続行には安堵しましたが、立場上厳しい位置にいるのは変わりません。
結局デビュー以来、一戦もまともなレースをしないまま未勝利戦終了。

なんとか本来持っている力をうまく発揮できるような展開になるといいんですがね。
何より、エルブロンネを見限らずにチャンスを与えてもらったことには感謝しなければなりません。