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苦しい昇級の壁

昇級戦は厳しい結果となりました。
日曜日の東京準メイン・アメジストSに出走したヴァーゲンザイルは5着でした。

正直今回は自信がありました。中間の調整は完ぺきで、パドックでも落ち着いていて、
馬体もすっきりと仕上がっていましたし、これならやれるという感じがしていました。


レースでは押して上がっていった後に徐々にポジションを下げる競馬。
外枠から最内を奪ったまでは良かったのですが、どスローに嵌って終い苦しい競馬に。
特に直線に入ってからは両脇に併せられながら、さらに前から失速するアロマカフェが目の前に・・・、
なんとか交わしてもう一度伸びようとしますが、さすがに挽回までは至らず。


とはいえ、前のトランスワープとはかなりの差がありました。
正直期待していたし、好走できそうな条件で良い状態だっただけに、ちょっと残念でしたね。

決め手比べになったのもつらかったとコメントがありましたが、
この若さで決め手比べに負けるというのはこの先ちょっと苦しいかもしれません。


準オープンで活躍するためにはもう一回り成長が必要。
次は中山開催を予定とのこと。しばらくは成長を見守って・・・という感じでしょうか。

フェブラリーS(GⅠ)-予想

今年最初のGⅠ、一応2月に入ってからは馬券好調。相性の良いフェブラリーSで当てておきたい。


さて、フェブラリーSと言えばとにかく堅いことで有名。
過去10年1番人気が8勝という圧倒的に1番人気が強いというデータがある通り、
芝スタートながら、紛れが起こりにくい印象。



本命は◎トランセンド

芝とダートの切れ目でジャンプする癖があるも、フェブラリーSとマイルCS南部杯とこのコースのGⅠを2勝。
どころか昨年はヴィクトワールピサとスマートファルコンにしか負けていない。
時々あれあれ?という内容の競馬がある馬でも、今回は重い馬場で栗東坂路水曜日の一番時計。
実力さえ出し切れれば、勝負付けは済んでいるメンバーなので大丈夫でしょう。

明日はおそらく先手取れずに番手から行く競馬になりそうだけど、それでも捕まえられるはず。

怖いのはよっぽどハイペースになって後ろから突っ込んできた馬ということになるかもしれないが、
後ろから行く馬で時計持っているのはワンダーアキュートとシルクフォーチュンだけで、
すでに勝っている相手ばかりなので問題ないだろう。



○ワンダーアキュート

他の有力馬と比べると持ち時計がちょっと足りないものの
一度しか走ったことがなくさらに3歳時のものなので詰められるだろうという判断で対抗とする。

前々走ではエスポワールシチーをゴール前で捕らえ、前走ではスマートファルコンに迫るという内容から、
着実にパフォーマンスを上げてきていることは間違いない。

2番手争いという意味ではかなり勢いのある一頭で経験の少ない府中で、
脚の使いどころを間違わなければまず上位争いでしょう。



▲シルクフォーチュン

人気馬の中では一番自分らしい競馬ができる馬ではないか。
じっくり控えて追込みに賭ける競馬でマイルCS南部杯はあわやの3着。
だが、マイル戦になると終いで若干末脚が鈍るところがあるので、逆転まではできないだろう。
嵌れば2着、相当引っ張れば・・・なんて見方もあるが、速すぎるとかえって伸びないケースも考えられる。



△ダノンカモン

前走の負けで人気を落としてくれるとありがたいが・・・。
性格的にソラを使ってしまうタイプでどうしてもアテにできないところがあるが、
南部杯でトランセンドと好勝負したように能力は十分。

前走は距離を伸ばしてきた中での突然の2ハロン短縮となったことが影響してか、
道中の行きっぷりが悪く、また直線の大事なところで進路がなかったことが主な敗因。

舞台適性の良さで2番手争いなら人気馬と対等に渡り合えるはず。



×エスポワールシチー

能力上位であることは間違いないが、前走があまりにもいただけない内容だった。
JCダートの最終追い切りからヨレる素振りがあったり、前走は積極的な競馬ができなかったりと、
力はまだあるのだが、どうもそれがレースでいかされなくなってきている。

前で競馬することは間違いないが、どちらにしてもトランセンドに目標にされる競馬になると、
苦しくなったときには着外も考えなくてはならない立場だと思う。
府中のダートマイルは大の得意のはずだが、ここで巻き返せないようだと・・・。



×テスタマッタ

相性の悪い前走根岸S組から3頭も選ぶとかどうかしている・・・。
東京大賞典ではスマートファルコンとワンダーアキュートに離されてないし、
前走は58kgを背負って外から豪快に追い込んできた。

相性の良い外枠を引いたことで十分可能性が出てきたかなと思うし、
2年前の再現が狙えればそこそこ面白いと思う。


迷ったのはヤマニンキングリーでシリウスSのあとの2戦は見どころなかったが、
今回はあの時以来の芝スタートになる。ただ、調教の動きは物足りず(時計は出ていたが)

他の穴馬があまりにも魅力がないからだろうが、
芝からの臨戦組はトゥザヴィクトリー以外全部ぶっ飛んでるにも関わらず
スマイルジャックとグランプリボスが人気。芝馬が一回絡むまではフェブラリーSでは買わない。


◎トランセンド
○ワンダーアキュート
▲シルクフォーチュン
△ダノンカモン
×エスポワールシチー
×テスタマッタ

◎→○▲△→○▲△××三連単フォーメーション12点

ファタモルガーナ、苦しい競馬でも昇級戦を3着

内容にはモヤモヤとした感情が残りますが、着実に成長している姿を見られたのは何よりでした。
今日の京都10レース、琵琶湖特別に出走したファタモルガーナは3着でした。

今回は坂路が重かったことで時計が全く出ておらず、状態面では半信半疑でした。
気性的にも難しいところが出ていると戦前のコメントもありましたが、
パドックで見た感じではちょうど良い気合乗りで、プラス体重は戻した分という印象を受けました。
中間の時計もあったのであまり期待できるデキではないのかなと心配していましたが、
ずっといい仕上がりで臨むことができたのではないでしょうか。


レースではスタートをほぼ五分に出る良い滑り出し。
しかし、内のカノンコードとぶつかると弾き飛ばされるように外にヨレてしまい指定席の後方へ。
結果的に今日の展開から言えばここでジッと我慢できていたら勝っていたかもしれません。

問題はそのあとの外に持ち出してしまった向正面の折合いにありました。
あまり掛かるという印象がなかった彼が明らかに口を割って上がっていってしまい、
一気に5,6頭交わして中団、さらにそこから被されてしまい手応えが悪くなってしまいます。

ズブいのは今まで通りなのですが、直線に向いてからも馬場の良い外に持ち出すことができず、
インに突っ込んでしまったところで勝ち負けは苦しくなってしまいましたね。

それでも馬群を割るときの脚はなかなかで、未勝利戦の抜け出した脚を彷彿とさせたのですが…。

結果的に1,2番人気が馬券外という展開だったのでこの馬にも十分チャンスがあったように思います。
当然続戦してもらいたいところですが、関西には適鞍がどうやらなさそうで、どうするのでしょうか。
また、意味もなく放牧かなーという気もしないでもないですが…。


去勢してからは2,1,3着と着順だけで見ると安定していますし、
成長期に入ってきた今こそきっちり手元で育ててもらいたいところですね。