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フラガラッハ、新境地イン突きで3着!

土曜日、阪神メインの鳴尾記念に出走したフラガラッハは3着。
ハナハナの大接戦わずかに届かず、久々の重傷タイトルはなりませんでした。


今回は夏競馬へのステップレースとしての意味合いが強かったフラガラッハ。
最終追い切りでも終いの1ハロン13秒台とちょっとらしくないところを見せていました。


ここ最近、ちょっと歳を取ったなあと感じるところが、馬体や表情から見られましたが、
一方で気性面では多少常識に掛かるようになってきているようです。



レースではスタートを五分に出ると、一番後ろに下げることはなく、中団後ろの馬群を追走。
向こう正面でぴょんと跳ねてしまうロスがありましたが、じっくりと貯めて競馬ができたと思います。

直線に向いたところで出すところがなく最後方でしたが、
そこから外に持ち出せるわけもなく、思い切って狭い間を割る競馬を試みます。


これが作戦大成功。
やるきスイッチの入ったフラガラッハは狭い間をこじ開けながら伸びてくると、
そのまま内から勝ち馬との接戦に持ち込みます。


結果的には、ハナ+ハナ差の3着に敗れましたが、
とにかく「内を突いて伸びてきた」というのが最大の収穫だと思います。


気性的にも、もう完全に中距離馬としての地位を確立してきている印象で、
この後の路線をどうするのかは非常に興味深いところ。


もう一度マイルの中京記念に行って3連覇を目指すというのが王道路線ですが、
今のフラガラッハなら、サマー2000シリーズに挑戦してみても、
展開次第では面白いのかもなと思います。

どちらにしても順調に行ってもらって、この夏も熱く走り抜いてもらいたいですね。

エルマンボ、苦しみながらもきっちり勝ち切って3勝目!

クラス編成初週となった先週の土曜日。
東京7レースにはさっそく、降級戦となったエルマンボが石橋脩騎手との新コンビで登場。
圧倒的な1番人気に応えての3勝目となりました。


前走から中一週。前走もダート2100mを使って上がり35秒台とレベルの高い競馬をした分、
ちょっと疲れが心配だったのですが、良くないなりにも走れる仕上がりにしてくれました。


レースではスタートから安定した取り口で好位の外目を確保。
4コーナーでも手応えは楽だったのですが、直線の入り口でやっぱり反応の悪さを見せてしまいます。
そうこうしている間に外から被されて、一転苦しい競馬に・・・。


最後はワールドレーヴに内から食い下がらなければいけない苦しい競馬になりましたが、
そこから地力の違いを見せて差し返します。
ゴール前でグイッと抜けて退け、負けられないとばかりの勝利。


レース後、堀先生から「500万下なんかに出走させてすみません。」というようなコメントが
聞かれたように、ここでは負けてはいけない存在だったと思います。
こういう苦しい競馬でも勝てたことは上のクラスでは生きてくるのではないかと思いますし、
経験できたことは良かったのかなとは思います。


この後は夏休み。
次走は秋口の東京かなと思います。

おそらく夏はあまり好きではないというイメージなので、
ここでじっくり休ませて今度こそ飛躍してもらいたいですね。
1000万クラスも楽に突破してもらわねば!

グランデッツァ、2年ぶりのGⅠ出走安田記念へ

明日の東京メインレース、安田記念(GⅠ)にグランデッツァが出走。
2012年日本ダービー以来、2年ぶりにGⅠに戻ってきました。


ダービーが終わってからの1週間。
各メディアにグランデッツァの文字が踊り、
Twitterなんかでも、競馬ファンの間で戻ってきたことに喜ばれていたり、
安田記念で来るのか来ないのかで話題になっていたり・・・。


グランデッツァにとってはクラシック前は常にそういう状態だったので、
そういう感覚に慣れていたところもあったのですが、
大怪我をして、多くの競馬ファンから忘れ去れることもあって、
だからこそ余計に色んな人がグランデッツァのことを話題にしてくれている時間を
いとおしく思ったりするわけです。


一口で毎年何頭か出資する人たちはやっぱりそれぞれにエース格の馬がいて、
もちろんそれがどこのクラスで走っているかはバラバラなわけですが、
屋台骨を支えるエース君を大切に思っているはずです。

でも「この馬だけは~」って思っていても、競走馬の運命は過酷でうまくいかないことだらけです。
屈腱炎から復帰するまで面倒見てもらえることも稀ですし、
本当にグランデッツァは恵まれているし、大切にされていると思います。


これほどドラマティックな運命にかたどられた馬はそうはいません。
あとどれだけグランデッツァとともにレースを迎えることができるだろうか、と
脚元のことを考えれば、そう思うのが普通といったものでしょう。

彼らの努力が最高の形で結実してほしいなという思いとともに、
明日は現地で見守ろうと思います。


1枠1番。
GⅠの本馬場入場曲に迎えられながら、胸を張って緑の道へ駆け出していきましょう!