サンデーサラブレッドクラブ全頭斬り2022 151-160
151.サロニカの21(ロードカナロア)★★
超良血のサロミナ牝系。サロニカの次から連続して活躍馬が出ていますが、
自身もエルフィンS勝ちとなかなかの実績を引っ提げての繁殖入り。
2番仔で常識的なサイズですから、プロフィールを見る限り面白そうだなと思っていたのですが…。
動画の立ち姿に激しい違和感がありました。
左トモの飛節の折れ方と繋ぎの立ち方はいろいろなクラブの募集馬を見てきた自分でも出会ったことのない立ち姿です。
―ツアーチェック―
問題なく歩けていましたし、トモにも極端な硬さはありませんでした。
152.シングルゲイズの21(ハーツクライ)★★★★
母はオーストラリアのGⅠ馬。兄はシルクで募集されたスカイゲイザー。
兄も見栄えがする好馬体でしたが、父がハーツクライに替わり、伸びの良い中距離馬にフレームになりました。
1月生まれということもあり、骨格はまずまず出来上がっていますが、
現状は前後の筋肉量に対して背中が付いてこないようなところが見られます。
そんな中でも歩きは柔らかく前後ともに可動域十分ですね。
デビューは少し遅めになるかもしれませんが、背中がしっかりついてきてハマれば大物の雰囲気もあるように見えます。
―ツアーチェック―
背中だけでなく、ちょっとトモも足りない感じがしました。前躯だけが先行して成長しているかも。
153.シルバーポジーの21(エピファネイア)★★
名門のフェアリードールの牝系。その枝葉の中でもかなりダート寄りに育っているファミリーですね。
しかし、エピファネイア産駒があまりダートを得意としていないということもあって、
母父クロフネとのカップリングでは3歳以上10頭で中央はわずか2勝止まりとかなり厳しい現実です。
馬体はカチッとまとまった箱型の体型。
力強い脚捌きで関節の可動域までは良いのですが、膝がちょっと硬めなので、ややダートっぽい雰囲気があります。
また、首が細く高いのもちょっと気になりますね。かなり頭を振って嫌がる素振りもどうかなと思います。
154.アメリの21(エピファネイア)★★★★★
名牝アゼリの牝系。
日本ではまだファミリーが重賞を勝てていませんが、オープン近くまでくる馬が多く、非常にアベレージが高いですね。
エピファネイアの仔は元来当たりハズレが非常に大きいですが、
活躍馬は母父か母母父がミスプロ系という馬が多く、傾向としては悪くなさそうです。
馬体は5月生まれながらも成長力があってまずまずの見栄え。
馬体のハリが良く、返しの鋭い歩様で歩くことができています。
少し曲飛気味でトモが流れ気味なところがありますが、筋肉量は生まれを考えれば十分。
あとは、もう少し繋ぎに長さと柔軟性があればよかったですね。
―ツアーチェック―
415kg。早生まれの馬たちと比べるとまだ幼い感じがしますが、曲飛&流れ気味のトモは良化。
担当者「先週のツアーで持った時よりも成長している。今が伸び盛り。」
155.ザガールインザットソングの21(キズナ)★★★
母は白老ファームでも期待の繁殖牝馬でしょう。
アメリカでダート重賞勝ちですし、初仔からいきなり2勝するなど良いスタートを切りました。
また、母系の血統にはディープ系との相性が良いUnbridle’s Songやサンデー系との相性がいい
Dixieland Bandが入っていますね。
馬体はかなりがっちりして腹袋がしっかりした造りです。
前からの幅も十分で実が詰まっている感じが非常に伝わってきます。
トモの容積がやや足りず、流れ気味に立っているところが気がかりで、
良くも悪くもディープ系らしさがほとんど感じられないですね。
156.シャンデリアハウスの21(キズナ)★★★★
母4勝のダイナカール牝系。そして2番仔。
母父ヴァーミリアンという渋さはありますが、ワクワクするプロフィールです。
キズナはダートでもかなり潰しが効くアベレージヒッタータイプなので、この血統は少し安心できますね。
馬体は黒光りして見栄えがいいですし、踏込の深さやピッチの速さ、
返しの鋭さなど歩きの面ではかなり良いところがあります。
胸が深くどっしりしているところや、繋ぎの角度からほかのキズナ産駒よりダート色はあるかもしれません。
―ツアーチェック―
かなりパワフル。
担当者「ダート一辺倒な感じじゃないけど、芝で頭打ちになったらダートでもう一段活躍できるタイプではないか。」
やっぱダートなのかという感じがしました。
157.ウェイヴェルアベニューの21(キズナ)★★★
兄にグレナディアガーズ、シルクで募集されたアストロフィライトはともに非常に好みの体型と動きで★6を付けました。
グレナディアガーズは前評判のままに朝日杯を制覇。その後も枯れることなく一線級で頑張っています。
父がキズナに替わりフレームの大きな存在感のある馬体になりました。
3月生まれの牝馬ですでに447kgで、管囲もあるので超大柄に育っていく可能性はありますね。
ただ、その容積の割にはまだ力が付ききっていないような印象があり、
着地するときにトモがぐらついたり、肩の可動域がイマイチだったりとやや不満は残ります。
―ツアーチェック―
動きが意外と硬い感じがしました。
158.ドバイマジェスティの21(ドゥラメンテ)★★★★
今年度の最高価格。やはり2頭のクラシックホースを輩出した実績は侮れません。
1.5億でも当然といったところでしょうか。
ただ、逆にディープインパクトではない配合相手で結果を出せていないという見方もできますよね。
4月生まれということもありますが、まだ完成度は高くなくて細身。上品な雰囲気があります。
前後ともに筋肉量はイマイチ。それでも歩きの柔らかさは絶品です。
こういったパーツごとの雰囲気はシャフリヤールの募集時に似ているように思います。
背中の長さや膝下の長さが若干ギャンブル性を高めているようにも思えますが、
競馬に行ってプラスに向かえば、やはり大物といった可能性も高まりますね。
159.ミュージカルロマンスの21(ドゥラメンテ)★★
元出資馬セリユーズの弟。繁殖牝馬としてまずまずのスタートを切った母ですが、
ここ最近ちょっとブレーキ気味なのが気になります。
ドゥラメンテとナスルーラ系は相性最悪で、37頭いて複数勝ち馬2頭だけ。
いろいろなクラブで6頭募集されましたが、勝ち上がりゼロです。
生まれなどを考えると測尺は許容範囲内で、細身ではありますがキレのある歩様を見せています。
とはいえ、気になるのは繋ぎの硬さで、両前脚がかなり立ち気味。
兄姉もそんなに丈夫な印象がないので、なかなか怖いですね。
―ツアーチェック―
422kg。成長著しくかなりしっかりしてきました。後ろが少し足りない感じも。
担当者「コントロールが利く範囲でやんちゃなタイプ。」
160.レディスキッパーの21(ドゥラメンテ)★★★
姉にアドマイヤミヤビ。仕上がりが早くPOG人気したレディナビゲーターの下にあたりますね。
ウインドインハーヘア牝系で、今年もアサヒやサーマルウインドなどが出ていて、相変わらずアベレージは高いです。
ドゥラメンテ×クロフネは繋ぎが立ちやすい配合であまり相性は良くないように思います。
ノーザンファームは1頭だけですが、3,4歳で20頭いて3勝はなかなか厳しい。
馬体は両親の特徴をしっかり引き継いでいて、容積のあるトモや胸前などは魅力的です。
静止画だと立ち繋ぎですが、歩かせるとそこそこ柔軟性があるので、許容範囲と考えていいと思っています。
サンデーサラブレッドクラブ全頭斬り2022 141-150
141.チャームクオークの21(シルバーステート)★
色々なタイプを輩出しながら、派手すぎないことで逆にずっとお買い得状態を保ってきた牝系。
条件戦をきっちりと勝ち上がっていく堅実なタイプで会員を長く楽しませてくれています。
しかし、この血統、脚元に不安のある種牡馬タキオン、フレンチ、シルバーステートを全部持っており、
これはなかなかリスキーですね。
馬体も初仔らしく、超早生まれのアドバンテージを感じず幼さを感じます。
それでいて左トモだけ外孤歩様ですし、繋ぎの柔軟性にも疑問が残ります。
142.モンローブロンドの21(リオンディーズ)★★★
数少ないアドマイヤベガの血を持つ繁殖牝馬として長らくノーザンファームで活躍している母。
複数勝ち馬がなんと6頭とハイアベレージで非常に計算しやすい一頭です。
本馬は母に似て青鹿毛の美しいフォルムで見栄えは十分。胸が深く、サイズにも恵まれています。
―ツアーチェック―
動画では歩様に不安定なところがあったのですが、ツアーで見る限り違和感はありませんでした。
あとは大きくなりすぎなければといったところでしょうか。
143.ルミナスパレードの21(リアルインパクト)★★★★
これもまたソニンク牝系。安田記念の勝ち馬ソングラインの弟でもうちょっと募集が遅ければ、
こんな値段で募集にかかることはなかったでしょう。
やはりリアルインパクト産駒というのがカギになりますが、そもそもロベルト系とは相性が悪く、
シンボリクリスエスでも活躍馬がいないんですよね。
馬体は姉同様に箱型の力強い造り。胸前と腰回りが強く、理想的なマイラーです。
返しも鋭く、全体的にはパワータイプという印象を受けます。
もう少しトモに容積があったほうがさらにいいかなという気もしますね。
144.センティナリーの21(ディープブリランテ)★★
母はアドマイヤジュピタの妹にあたる良血馬ではありますが、
リアルシャダイ譲りのゴリゴリのステイヤー血統でややスピード不足の懸念がありました。
繁殖入りしてからの産駒はディープ系との相性が良く、その点はディープブリランテに替わっても問題はなさそうです。
ブリランテ産駒の牡馬、3月生まれということでもうちょっとフレームが大きめでしっかりしていると良かったのですが、
現状は小ぢんまり見せています。
トモがやや薄く、繋ぎも短いですし、キ甲の感じからも劇的に変わってくる可能性は薄いと思います。
145.パリスビキニの21(Uncle Mo)★★
短距離ダート配合のカップリングでマル外の牝馬ということで、
相当路線が限られますし、早い段階からダートで牡馬にぶつけなければならないというのは大きなハンデになりそうです。
サイズに恵まれており、理想的な成長曲線は描けていると思いますが、
歩かせてもかなり注意力散漫で耳がキョロキョロ動いたり甘えたりしながら歩いています。
馬体は背中がギュッと締まったスプリンターのパワータイプ。
やはり捌きは硬めですし、踏込に左右差があることもまた若干不安が残ります。
146.クオウトの21(Justify)★★★★
母系はドイツの名牝で、白老ファームにいるソベラニアと同じファミリー。
白老ファームはこの血統に惚れ込んでいるようですね。
Justify×Galileoという究極のカップリングでスケール感は相当なものを感じさせます。
1月生まれで458kgという超大型の馬体はこれでもまだ成長途上といった感じで初仔という感じが全くしません。
非常にパワフルでありながら、脚捌きに硬さがないというのは好感が持てます。
背中がゆったりしていてダートの中距離馬でしょうか。
厩舎からしてもじっくり育てて、徐々に開花を狙う馬で奥が深そうですね。
147.イリーサの21(Palace Malice)★★★
社台でも募集されていたPalace Maliceの産駒。日本で繫養のパレスルーマーの仔でもあり、馴染みがあったのでしょうか。
母はアルゼンチン血統で、3歳世代でPOG人気したコリエンテスの母と同じPure Prizeの産駒です。
母父にPure Prizeを持つ馬は大物こそいないものの堅実で賞金をしっかり稼いでいる馬が多いですね。
馬体は5月生まれということもあり、背中が短くまだまだ幼い体系。
やや直飛気味であることもありますが、全体的には薄い感じはあります。
動きは軽やかで及第点ですが、成長には時間を要するように思えますし、やや立ち繋ぎというのも気になりますね。
148.インピードの21(Kingman)★★★★★★
母系にSadler’s Wellsを持つKingman産駒にはシュネルマイスターがいます。
母自身は不出走ですが、祖母からは多くの重賞勝ち馬を出し優秀です。
でも、近親の活躍馬を見るとステイヤーばかりなんですよね。
シンプルに母系だけ見るとパワーやスタミナには優れていてもスピードはどうなのかなと思います。
しかし、馬体は本当に素晴らしいですね。胸が深く、またトモの容積も文句なしのグッドルッキングホースです。
歩様は可動域がそれほど広いタイプではないですが、体幹がしっかりして真っすぐ安定して脚を出すことができています。
―ツアーチェック―
課題だった毛ヅヤが一気に良化し、突き抜けて見栄えのする一頭でした。
Kingman産駒でもメンタル的にどっしりしており、無駄なことをしない聡明なタイプ。
守備範囲は2000mまでだそうですが、大仕事をやってのける可能性を秘めていますね。
149.リーチングの21(ロードカナロア)★★★★
2年連続のキャロット募集から今年は本家で関西のトップバッター。
カタログのPOINTにもあるようにアーモンドアイを意識した血統構成のようですが、
思ったよりも小さく出てしまったのは否めないですね。
馬体は幼さが残る造りではありますが、背中が短くほかのパーツは大きくという短距離馬の造りです。
普通に考えるとこの測尺では狙いづらいですが、動きは非常に機敏で鋭い返しを披露することができていますので、
運動神経は悪くなさそうです。
150.スクールミストレスの21(ロードカナロア)★★★
アルゼンチンのGⅠを2勝した母の仔。
ひとつ上のドゥラメンテ牡馬は9460万円という高額取引で期待値の高い繁殖牝馬であることに間違いありません。
馬体はカタログと全然違う毛色に驚かされますが、鋭い返しが特徴で短い背中でキビキビと歩いています。
活気があって、繋ぎも短めながらも柔軟性があることから、結局やはり短距離路線なのではないかと思います。
あとは1月生まれということを考えると、もう少しトモに容積があると良かったですね。
サンデーサラブレッドクラブ全頭斬り2022 131-140
131.リアリサトリスの21(リアルスティール)★★
デビューした馬は全て勝ち上がりとハイアベレージを誇るリアリサトリス。
セールでの取引価格もジリジリと上昇しており、自らの力で地位を高めています。
馬体は3月生まれを考えるとかなり小柄で、胸が浅く細い雰囲気があります。
実は同時期の姉も生まれを考えるとかなり小ぶりなタイプだったのでそこまで割り引かなくてもいいかもしれません。
細身でトモの容積もないですが、全体的な雰囲気は父のリアルスティールの良さを感じます。
両前の球節付近に気になる差し毛もあるのですが、これはどうなんでしょうか…。
132.ダイヤモンドディーバの21(サトノダイヤモンド)★★★★
父母ともにダイヤモンドですね。母はかなりベテランの域で17歳での生産馬。
ハウメアとシャドウディーヴァから5世代経っているので、ちょっと信頼しづらいですね。
馬体はかなりしっかりしていて、背中も長く将来はかなり大柄になりそうな雰囲気があります。
やや曲飛気味ではありますが、体高があって柔らかく歩けており、
長めの距離を中心に活躍できそうな雰囲気を持っています。
馬体からは減点材料が少なく父の特徴をしっかりとらえています。
長距離系の種牡馬ともしっかり結果を出しているのも安心できる材料ですね。
133.ローエキスキーズの21(ミッキーアイル)★★★
母系はブラックタイプが並びますが、産駒はここまで中央未勝利。
ひとつ上は地方オーナーズで募集されています。同じ母系からはテスタオクローチェも輸入されていますが、
こちらはしっかりと勝ち上がっていますね。
馬体は腹袋がかなりしっかりして力強い馬体です。
踏込も力強く、胸も深くパワフルな動きを見せています。
父の産駒はやはり短めの距離を得意とするので、これぐらい詰まっていた方がいいかもしれませんね。
ただ、1月生まれの短距離馬はどうしても募集時良く見えてしまうというのはあると思います。
134.シャルマントの21(レイデオロ)★★★★★
アワブラッドなんですよ、この馬。
ソニンク牝系の勢いは止まりませんね。
今年はソングラインがGⅠ制覇、祖母のライツェントからも若駒Sを勝ったリューベックを輩出。
昨年のライツフォルも人気しましたが、それ以上の存在感です。
新種牡馬レイデオロ産駒の中でも一番カチッとまとまった馬体です。
胸が深く、筋肉量と容積ともに十分の迫力があるトモが特徴的。それでいて、踏込もしっかりしていて、緩さを感じさせません。
サイズは標準レベルですが、まだキ甲が抜けていませんので、十分成長してくれるでしょう。
不出走に終わった母の体質が遺伝しなければ高確率で活躍できるとみています。
―ツアーチェック―
想像以上に小ぢんまりしていましたが、まだまだ全然成長できそうな感じでした。
135.レイズアベールの21(レイデオロ)★★★★
同じ母系同士のカップリング。
なんとディープインパクトを持たないウインドインハーヘアのクロスという珍しいタイプですね。
母は中距離で活躍し4勝を挙げましたが、6歳の1月まで使って繁殖入りしての初仔なので、
どうしてもサイズに恵まれていない感じは否めません。
ただし、造りは非常に上品で、パーツの配置やバランスの良さが目立ちます。
キンカメ系にしてはかなり筋肉も柔らかそうですし、脚も真っすぐで姿勢も良さそうです。
あとは大きくなってくれれば…、それだけですね。
136.トップライセンスの21(ブリックスアンドモルタル)★★★★★
ピラミマの牝系ですが、キンシャサノキセキでやや短距離志向に寄っています。
毛色もあって、非常に見栄えがする馬体でかなり小さかった兄とは似ていない雰囲気です。
馬体のバランスが非常に良く、短距離馬のエッセンスを兼ね備えたピッチの良い歩き方ができています。
キ甲の抜けがまだ甘いので成長余地を多分に残していますので。さらなる成長も期待できますね。
137.キラービューティの21(ニューイヤーズデイ)★★★
牝系からついにGⅠ馬が出ましたね。サンデー系との相性はやはり良く、母も4勝。
初仔ではあるものの、父とのカップリングもあってサイズの不安がないのは大きいですね。
馬体は真っすぐの前脚に対して、かなりトモが流れ気味な立ち姿になっています。
曲飛気味であることが原因かとは思いますが、歩かせるとしっかり入るので問題ないでしょう。
むしろ前脚のほうが膝は柔らかいのに、肩の可動域がイマイチで少し硬めの歩様になっています。
138.セレスタの21(スワーヴリチャード)★★★★
父父ハーツクライで母系がナスルーラ系の配合は今年のダービーを制したドウデュースに通ずるところがあります。
ダノンセレスタがベストリザルトですし、基本的には相性は良さそうとみていいのではないでしょうか。
馬体は相当な大柄で非常に完成度が高くかなりの迫力があります。
鈍重な雰囲気もなく脚も真っすぐ出ていますし、フレームが大きいのでその分体重もあるかなといった感じ。
キ甲の感じからもまだまだ成長しそうですが、
全体的なバランスから行くとちょっとトモの容積が足りないような気もしますね。
139.ロカの21(スワーヴリチャード)★★★
強烈な末脚で2連勝を飾り、毎日杯でも出遅れながら印象的な脚を使ったドゥラドーレスに妹にあたります。
もともと母系が優秀なこともありますが、スワーヴリチャードの牝馬で3000万というのはかなり強気な価格設定ですね。
馬体は背中が長めで長距離タイプの造りに見えるのですが、ゆったり歩くのではなく、ピッチ気味の歩様になっています。
もちろん癖もあるとは思いますが、その要因は首の短さにあるのではないでしょうか。
首以外は長い距離のタイプに見えるだけに、ややアンバランスな印象はありますね。
140.エノラの21(キンシャサノキセキ)★★★★★
日本ではとにかくメジャーになっているドイツオークス馬。
引退後すぐに日本に渡ったわけではないのも、また面白いところですが、
いきなり中央4勝馬を輩出し、良いスタートを切りました。
キンシャサノキセキ産駒というのは若干地味ではありますが、馬体は5月生まれを感じさせず、
また父の特徴を上手く引き出しており非常に良いですね。
厚みのある馬体に容積十分のトモ、筋肉量も十分ありながらもまだまだ伸びしろを残しているので、
サイズ面の不安もないでしょう。
膝下の短さや胸の深さ、首の短さ太さなど短距離馬のエッセンスは十分です。
―ツアーチェック―
全く人気なし。父の産駒らしくしっかりと身が詰まっていました。
メンタル的にも落ち着きがあって、悪いことはしない。よく食べるし、扱いやすいタイプとのことでした。