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東京サラブレッドクラブ全頭斬り2022 1-10

1.スキャットレディビーダンシングの21(ロードカナロア)★★★★

 

母父Scat Daddyは過去10年で15頭しかいませんが、その中からカレンブーケドールとロータスランドが出ており、

また勝ち上がり率も悪くありません。

カナロアとのカップリングでスプリンター色が強いカップリングで、馬体もその特徴が出ています。

背中が短めで腹袋がしっかりした造り。トモや肩回りはしっかりと筋肉が付いています。

可動域はやや足りない感じがしますが、これも短距離馬と考えれば割引するポイントではありません。

生まれが遅い分、体重もやや足りず、それが返しの弱さにもつながっている感じ。

より高いレベルを求めるならもう一段パワーが欲しいですね。

 

 

2.ラストグルーヴの21(ロードカナロア)★★★★

 

ラストグルーヴの産駒はとにかくキンカメ系ばかり付けられており、とにかく重賞やオープン2着を連発。

悲願の重賞制覇を賭けて今度はロードカナロアとの配合です。

2月生まれということもあり、筋肉量が豊富で完成度が高いですね。

胸が深く、トモの容積もありマイルぐらいがちょうど良さそうです。

動きの柔らかさはありますが、繋ぎがかなり緩いところだけがどう出るか。

カナロア産駒ではあまり見ないタイプなので、判断が付きづらいです。

 

 

3.リュズキナの21(ハーツクライ)★★★

 

半兄のレッドジェネシスが京都新聞杯を制覇など活躍。

ディープインパクト×Storm Catという相性の良さが導いたところもあると思うので、

ハーツクライに替わってさらにプラスとは思えず、ここがまず気になるところです。

馬体は黒光りして、しっかりとしたフレームでいかにも見栄えがする造りです。

動きが少し硬く見えますが、原因は前肢の繋ぎの柔軟性のなさと少し弓脚気味なところが影響しているかもしれません。

 

 

4.ジョリージョコンドの21(ドゥラメンテ)★★

 

デビューした馬は全て勝ち上がりと安定感を見せる母の仔ですが、ジリジリと成績を下げてきているのが気になります。

また、生産や育成がノーザンファームから替わるというところも気にしておかなければなりません。

馬体はフレームについてはまずまずですが、全体的に緩さを感じさせます。

ドゥラメンテ産駒らしくない緩い繋ぎで、動きもなんだか緩慢です。

また外孤歩様気味に歩いているのも割り引きたいですね。返しも弱く、トモの踏込も浅い感じがします。

 

 

5.レインボーダリアの21(ドゥラメンテ)★★★

 

母レインボーダリアはエリザベス女王杯を制覇。

ただし、母系の勢いはあまりある方ではなく、近年ではトゥインクルがダイヤモンドSを制覇したのみと案外です。

また、母の産駒も4頭がデビューして中央で全く勝てていないのも割り引きたい材料です。

馬体は2月上旬生まれということもあり、仕上がりは良好。サイズ的にもちょうど良く不安がありません。

背中が長めで母系のイメージ通り長い距離を得意としそうな造りをしています。

返しが強く力感は感じるのですが、肩の可動域が足りない感じ。

でも、ドゥラメンテ産駒は前肢の可動域があまり良くなくても走る馬がいるので、すぐにダメとは言えません。

あくまで長い距離を走るとするならばもう少し伸びがあってほしいというくらいにとどめておきます。

 

 

6.サンダーカップの21(ドゥラメンテ)★★

 

かなり年齢を重ねてから輸入。

姉にケンタッキーオークス馬を持つという良血ではありますが、16歳時の仔ということで健康面が気になります。

キンカメ系×母父ミスプロの組み合わせはマイナス材料ですが、

ドゥラメンテ産駒は他のキンカメ系と違いこのカップリングでも走るので問題ありません。

馬体はサイズ的には良く成長できているものの、トモの容積がちょっと足りないかなという感じ。

繋ぎは短めで立ち気味ですが、膝下が短く安定感があるので、持つのではないでしょうか。

仕草に幼さを感じ、まだまだ成長できるポイントも多そうで、少し成長に時間がかかりそうかなとも思いました。

 

 

7.ドライヴンスノーの21(ドゥラメンテ)★★★

 

姉のルージュスティリアと同様に吉澤ステーブルでの育成。

ドゥラメンテ産駒と思えばずいぶん価格も抑えられていて、狙いごろな感じがします。

ただし、Storm Cat系との配合はあまり相性が良くないですね。

馬体はちょうど良いサイズでフレームは悪くありませんが、

両前膝が被り気味であり、少し可動域が足りず、やや硬さがあります。

厩舎や血統のプロフィールには惹かれるものがあるんですけどねえ。

 

 

8.サークリングⅡの21(キズナ)★★★

 

母はアイルライドの長距離重賞で活躍。母系はいかにも欧州系の配合という感じですね。

一方、キズナ産駒の特徴としては、ダートや短距離馬などのアメリカよりの配合の方が良いというのが定説なので、

そこの傾向からは合わないように思います。フィリーサイアーでもありますからね。

馬体は、胸前が発達して力感のある歩様を見せています。

しかし、毛ヅヤが悪くずっとソワソワした感じで落ち着きがない様子を見せています。

また、トモが流れ気味の曲飛なので、もう少しカチッと纏まってほしいのはありますね。

 

 

9.サンタフェチーフの21(キズナ)★★

 

兄のフェイトはPOG人気していますし、母系は飛ぶ鳥を落とす勢いのサロミナもいますから、当然注目される一頭でしょうね。

キズナの牝馬というのも傾向としては良いのではないでしょうか。

馬体は生まれを考慮するとかなり小ぶりです。

また、動画でもあばらがうっすら見えてあまり力感を感じません。また、腹毛が気になってしまします。

また、わずかに右前脚が内に向いているところもあります。

 

 

10.シアードラマの21(キズナ)★★

 

母はアメリカの超一流馬。GⅠ3勝を挙げており、ミスプロ系ダート馬との配合なのでキズナとの相性はばっちり。

牝馬というのもあって、傾向的にはドンピシャですね。

馬体は遅生まれということもあり、かなり幼い印象があります。毛ヅヤもあまり良くなく、やや狙いづらいです。

かなりトモが緩く躓き気味なところもあり、フラフラした動きなので、成長がないとちょっと推しづらいですかね。

社台・サンデー応募結果2022

【社台サンデー】 1頭応募 実績425万円

1.×175 シーウィルレインの21(サトノダイヤモンド)

2.○154 アメリの21(エピファネイア)

3.-140 エノラの21(キンシャサノキセキ)

 

今年はもともとは牡馬でクラシック狙いでスタート。

ジオグリフで皐月賞を勝てたこともあり、ダービーをという気持ちはありましたが、

かなりの実績合戦になっており、また牡馬全体のレベルが非常に高く感じました。

 

一方で、見ているうちに牝馬の方が層が薄いかなという感じがしてきました。

今年はディープ、キンカメのいなくなった世代ですし、

サンデー死後の高額馬総倒れの惨劇を経験しているものとして、

こんなに訳の分からん世代はないと思い、大怪我のなきよう

当初の予算から少し落としての検討。

 

また、ツアーに参加して比較的遅生まれの馬たちも含めてチェック。

1位は非常にオーラのあったシーウィルレインとしましたが、半ば諦めムードでもありました。

2位のアメリは5月生まれだったこともあり、カタログで目立っていたわけではないものの、

ツアーでの立ち振る舞いが素晴らしく、5月生まれで415kgと順調に成長を遂げていたので、

かなり納得の2位応募となりました。

 

不人気の理由もある程度はっきりしていて、サトノダイヤモンド2400万→エピファネイア5000万という

お値段の違いと5月生まれというところがかなり大きいんじゃないのかなと思っています。

 

本当に追い込み票だけが怖くて、ヒヤヒヤしたんですけど、

なんとか2位で引っかかってくれて良かったですね。

 

ご一緒の皆様よろしくお願いします。

 

【今週の出走馬】ブルネットスターのデビューなど、合計5頭が出走

今週は5頭が出走します。

府中もいよいよ最終週で本格的な夏競馬到来ですね。

 

2022/6/24 船橋2レース ライラックデビュー(ダート1000m) ブルネットスター 篠谷葵騎手

 

なかなか目立った感じがないものの、なんだかんだ順調に調整が進み、デビューの運びとなったブルネットスター。

しかし、能力検査でも好スタートから追走一杯な感じで現状は緩さが目立つようです。

最終追切も終いの時計が出ていないし、ちょっと1000mという距離もどうなのかなといった感じ。

 

使いつつではありますが、まずはデビューできることに感謝し、無事帰ってきてもらいたいですね。

 

 

2022/6/25 函館8レース 3歳以上1勝クラス(芝1200m) クインズムーン 横山武史騎手

 

今年4戦目。少し間を空けての一戦になりますが、一応北海道開催を狙っての参戦となります。

思えばデビュー戦で2着に来た舞台でもありますので、条件的には悪くないんじゃないでしょうか。

 

馬の調子自体はそんなに上積みがあるようには思えないですが、

鞍上が大幅強化になりますし、距離が短いので差が付きづらいとはいえ、

着順ほど負けていないので、人気はないですがひょっとしての期待は持っていいかなと思います。

 

 

2022/6/25 阪神8レース 3歳以上1勝クラス(芝1400m) シタン 坂井瑠星騎手

 

406kg(-18kg)という絶望的な馬体重ながら重馬場で後続を封じ込めた根性娘。

さすがにもうちょっと成長してほしいところではあるものの、

この馬なりにしっかり調教を積んで良い状態でここに迎えるようです。

 

課題は距離短縮とやはり最終週になる阪神のコース状況。

古馬相手でもあり楽ではないですが、もし突破するようなことがあれば夢が広がりますね。

 

 

2022/6/25 東京11レース 江の島ステークス(3勝クラス・芝2000m) クロミナンス 吉田豊騎手

 

 

一時期は飛ぶ鳥を落とす勢いだったクロミナンスですが、

ついに最下位人気予報が出ています。ここは確かにメンバーが揃った印象がありますが…。

 

骨折後はとにかく脚元に慎重にならざるを得ず、いよいよ競馬に全然使えなくなってきたことから、

思い切って負担の少なそうなダートということで挑んではみたのですが、

さすがに明らかな芝馬を無理やり3勝クラスからダートにぶち込んでみてもどうにもなりませんでした。

 

今回もダートと両にらみだったのですが、馬場悪化の可能性が低そうなことから芝のここへ。

調教のタイムは出ているので、力を出し切れれば悪い競馬はしないんじゃないかと期待しています。

 

 

2022/6/26 函館12レース 3歳以上1勝クラス(芝1200m) ルワンジュ 古川奈穂騎手

 

 

先週の競馬で後方から全くレースに参加できなかったルワンジュ。

怒りの…ってわけでもないですが、滞在競馬でもありますし、積極的に連闘することになりました。

 

一度使ってピリッとしてこればということですが、4kg減になるのはありがたいところ。

これでダメなら芝を諦めてもいいんじゃないかと思っているので、なんとか前進を。