Thoroughbred World -33ページ目

キャロットクラブ全頭斬り2022 1-10

1.ミリッサの21(ロードカナロア)★★

 

大活躍のシンハリーズ牝系。ポロンナルワからも結果が出ていますので、とにかくアベレージが高いですね。

母のミリッサはデビューからかなり小柄で、引退後数か月で種付けされての初仔なので、

どうしてもサイズが足りないというところはあります。

体高が低く、生まれからしても大きな成長は見込めないのではないかというのは間違いないでしょう。

小さいながらもまとまっていて、馬体のハリ感も良いですね。

トモの容積もあって、脚の出し方も癖がないので、サイズ感以外は欠点が少ない馬だとは思います。

 

 

2.ジョプリンの21(ロードカナロア)★★

 

母ジョプリンはリステッド勝ちまででそれほど目立つ成績とは言えないかもしれませんが、

セリエンホルデと同じSoldier Hollowの肌ですから、日本での相性にも期待が持てそうです。

すでに母のジョプリンは亡くなってしまっているそうで、数少ない産駒の中から活躍馬が出るかというところですね。

1月生まれでも中サイズでまだ成長の余地を残していそうな馬体です。

背中にゆとりがあり、マイルから1800mぐらいは十分に持ちそうな雰囲気があります。

一方で気になるのは、上体があまり重くなさそうな現段階で、左前脚が弓脚気味というところ。

横からの動画では可動域もまずまずで良さそうに見えるのですが、

前から見ると脚の出し方にも若干の左右差を感じるのでこの辺りがどうでしょうか。

未知数な部分が多いのは楽しみなところだとは思うんですけどね。

 

 

3.ヒルダズパッションの21(ロードカナロア)★★

 

超高額募集でありながらここ2頭厳しい結果が続いているヒルダズパッション。

かなり期待値の高い繁殖ではあるのですが、

国内ではサンクテュエールしか重賞勝ち馬がおらずアベレージとしては

ちょっと期待しづらい部分も正直あるかなという馬になってきましたね。

馬体は良くも悪くも母型の影響が強く、胴長かつ脚長の体型です。

ロードカナロア産駒には珍しく馬体だけ見れば長距離と言ってもいいぐらいじゃないでしょうか。

動き自体はスムーズには見えるものの、前肢の可動域などはちょっと硬めで

そこがあまり体型とマッチしていないかなというのはあります。

また、母父ミスプロ系のカナロア産駒と言うのもアベレージは下がる組み合わせでしょうか。

 

 

4.グリューネワルトの21(ロードカナロア)★★★★

 

同じキンカメ父のディアンドルが重賞勝ち。

半兄アイスグリーンも早々に勝ち上がるなど産駒の活躍が目立つグリューネワルトの仔。

スペシャルウィーク肌ということでサートゥルナーリア配合とも言えますし、

厩舎も含めて魅力的な一頭と言えると思います。

馬体は一目見て胴長だなというファーストインプレッションではありますが、

歩かせると可動域があって非常にスムーズに見えます。

トモの容積が大きく、やや曲飛気味ではあるものの、踏込は問題ないですね。

繋ぎはやや緩いですが、スナップも問題ありません。

血統的なプロフィールより馬体の距離適性が長めに見えるところだけが、どっちに出るのかという点でやや不安ではあります。

 

 

5.インクルードベティの21(ハーツクライ)★★★

 

母インクルードベティは2017年に輸入。デビュー馬は2頭で、ようやく8/21に一頭目が勝ち上がり。

GⅠ勝ち馬だった母の能力からするとまだ結果が出ているとは言い難いかなという気がします。

母父Includeはシーズインクルーデッドが日本で成功しています。

やや重めの種牡馬で結果を出していますので、その点ハーツクライは合うかもしれません。

馬体はかなりの筋肉質。パワーは感じますが、反面重さや緩さは感じる造りのように思います。

飛節の折れが深くやや俊敏性に欠くところと、前脚の置き方にも少し疑問が残ります。

ビッグサイズのハーツクライに堀厩舎ということで、

サリオスを重ねる方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、ちょっと繁殖実績には差があるのではないでしょうか。

 

 

6.サンブルエミューズの21(エピファネイア)★★★★★★

 

今年大当たりのキョウエイマーチ牝系。

姉のナミュールも★5で高い評価をしましたが、それに比べても劣らない良い馬体に出てきていると思います。

馬体は中サイズながら、バランスの良さと筋肉の豊富さを兼ね備えた造り。

やや姿勢が高いところはあるものの、動きが非常にスムーズで、

またトモがやや高いところからも、もう一段階成長の余地を残していそうです。

返しの鋭さや脚運びの正確性もばっちりですし、耳もしっかりと前を向き集中力も十分。

聡明そうな目つきからも連続して走りそうなオーラを感じる一頭です。

 

 

7.シャルールの21(エピファネイア)★★

 

母のシャルールは3歳の年末ごろから一気に3連勝、さらに重賞2着2回と活躍。

トランキリテも勝ち上がっており、繁殖牝馬としても良いスタートを切りました。

白老のグレイトフィーヴァ―牝系で、アベレージが高めなところもいいですね。

馬体は5月生まれながら、測尺もちょうど良いところ。

骨格がしっかりしていて、さらに成長の余地を残しているようにも見えます。

ただし、歩かせるとあまり前肢の可動域がなく、また外孤歩様気味に歩いているのも気になります。

右前脚の膝下に大きな骨瘤のようなものも見えるので、これも悪さしないかは心配ですね。

 

 

8.フィンレイズラッキーチャームの21(キズナ)★★★

 

母は北米GⅠ馬。さらにキズナ産駒で国枝厩舎予定といかにも注目度が高そうなプロフィールの一頭です。

また、キズナ産駒の特徴である、母がダート系というのも条件にマッチしていて、

2番仔ということでサイズも問題ありません。

馬体はやや胴長ですっきりとした造りですが、生まれを考えればまだ成長の余地は十分残っているかと思います。

しかし、動かすとやや硬めに映るところがどうしても気がかり。特に飛節の入りが足りないように映ります。

 

 

9.ザズーの21(キズナ)★★★

 

出資馬ダルエスサラームの妹。

母の競走成績からするともっと走る馬が出てきてもおかしくないとは思いますが、

なかなか思うように大物は出てこないものですね。

父がダイワメジャーからキズナに変わりますが、

8番と同じようにダート牝系のキズナ産駒はパワーにあふれてアベレージが高め。

さらに牝馬の方が走るというのもあって条件は良さそうです。

馬体はかなり明るい芦毛ということもあって、あまり筋肉の凹凸感を感じません。

特にもうちょっとトモにハリがあると良さそうかなと思います。

繋ぎがやや緩めな分柔らかい動きをすることができています。

歩かせると少しフラフラするので、もうちょっと芯が入ってくるとさらにいいですね。

 

 

10.ロスヴァイセの21(キズナ)★★★

 

7/8ソングラインと同血というなかなかの面白い血統構成。

また、キズナ×シンボリクリスエスの牝馬はアカイイトも出ており、非常に良い相性の組み合わせです。

ここまで3頭は牡馬に出ており、募集時にかなり大柄な馬体だったのですが、

今回は牝馬なので、その分やや小ぶりに出ました。

馬体は背中の伸びやトモの容積など、父のしっかりした造りを引き継いだ良いものを持っています。

胸の深さもあって数字以上にしっかり見せています。

動きは若干硬めで、あまり勢いがないところはありますね。

開腹手術はしているものの、それで調整が遅れて筋肉量が足らないというようなことはなさそうです。

シルクホースクラブ全頭斬り2022 71-79

71.ターシャズスターの21(キンシャサノキセキ)★★★

 

元出資馬アズールムーンの妹にあたります。

姉のエスメラルディーナからアリーヴォが、2世代上の兄コンシリエーレはサウジダービー3着とかなり勢いがありますね。

父がキンシャサノキセキに変わって、改めて短距離適性を重視したスピードタイプを狙ったのでしょうが、

馬体はキンシャサノキセキ産駒の中では背中にゆとりがあり、短距離一本という感じはありません。

首を上手く使い、可動域の大きな歩様で歩くことができています。

一方で課題はメンタル面になりそうです。

アズールムーンも4戦目にダートに使ったことで完全に走る気を失ってしまいましたが、

どうも寺島厩舎も詰めて使うことによって、牝馬のメンタルをおかしくしてしまう傾向があるので、

そういったことが繰り返されないよう祈りたいですね。

 

 

72.ディープストーリーの21(マジェスティックウォリアー)★★★

 

芝の長距離馬を多く輩出しているディープストーリー。

ここまでのイメージからすると随分方向性の違うマジェスティックウォリアーの仔なので、

なかなか適性が読みづらいところがあります。

馬体は背中が長く、脚も長いこれまでの兄弟の通り芝の長距離路線で活躍できそうな雰囲気を感じる造りです。

ただし、前肢の捌きなどはやや硬めでピッチ気味に歩いていますね。

ちょうど両者の特徴を半分くらいずつ引き継いでいるので、どっちつかずにならないことを祈りたいですね。

 

 

73.トレジャーステイトの21(サトノアラジン)★★★★

 

半兄にピースオブエイト。しかし、一つ上のグラニットピークは人気を裏切っており、まだ全幅の信頼は置きづらいですね。

もともと祖母のワイオラも日本ではアベレージが高いタイプではないので、

値段的にもこれ以上となるとちょっと怖いですね。

馬体はトモの容積が目立ち、胸の深さなど良いエンジンを持っていそうな造りをしています。

踏込は少し硬めではあるものの、返しが強く力感はありますね。

あとは、背中の緊張感がもうちょっとあると、さらに見栄えがする馬になってくると思います。

 

 

74.ルシルクの21(ニューイヤーズデイ)★★★★

 

こちらもベテラン繁殖牝馬のルシルク。ちょっとここ最近は成績が落ちてきているように年齢を感じるようになってきました。

大物感という感じではなくコツコツ勝ち上がりを目指す繁殖という感じでしょうか。

本馬はかなりのビッグサイズに成長しており、ルシルクには実績がないダートでの活躍の可能性を考えれば悪くないでしょう。

動きもまたイメージ通り。パワフルではあるものの、ちょっと硬めで手繰るような歩様。

音無先生はこういった大きくて緩い馬でも結果を出してきているので、モノになれば楽しみですね。

 

 

75.ブラマンジェの21(ニューイヤーズデイ)★★★★

 

ダート牝系の名門シラユキヒメの血統。2連続未勝利からのダノンハーロックで、この馬が4頭目。

堅実性という意味ではちょっと足りない感じもしますが、

ニューイヤーズデイを迎えてダートを目指すということであれば楽しみです。

馬体は、ダート一本で行くにはちょっと細めな印象。

とはいえ、まだキ甲の抜けも甘いですし、これから変わってきそうな雰囲気は持っていますね。

踏込はスムーズでやや曲飛気味でもトモがしっかり入っているのは好感が持てます。

歩かせてもうちょっと繋ぎが沈むようになると、安心できるのですが、

この辺りはダートということであれば目を瞑ってもいいかなと思います。

 

 

76.ショウナンパンドラの21(レイデオロ)★★

 

ジャパンカップを勝ったショウナンパンドラからこの馬が4頭目。

まだ、成果は出ていませんが、どこかで大きな当たりが出る可能性はありますね。

ディープインパクト肌も1,2年目はあまりサイズが出ないことが多いので、そろそろというところ。

レイデオロ×ディープインパクトで、同じファミリー出身の種牡馬でウインドインハーヘアの3×4というクロスになりますね。

馬体は2月生まれにしてはサイズが少し足りない印象で、やや非力なタイプでしょうか。

トモの容積が少し足りずディープ系らしい直飛気味、脚捌きが血統のわりに硬く、

膝も硬いのであまりスムーズに前に進んでいかないですね。

繋ぎが短くかつキューティゴールド系らしくあまり沈まないので、そこもちょっと気になりますね。

 

 

77.オールザウェイベイビーの21(アルアイン)★★★

 

21歳の産駒となり、かなりの高齢出産となりますね。

今年はアウェイクがセレクトセールで物凄い高評価を受けましたので、改めてこの母系の評価が高まりそうです。

しかし、ここ最近は明らかに兄姉の成績は低下傾向ですね。

全体的なバランスは良く、アルアイン産駒らしくトモの容積と胸の深さも受け継いでいるようですね。

動きはトモの入りはなかなかではありますが、前肢があまり出ないように見えます。返しもあまり強くなさそうです。

 

 

78.アドマイヤテレサの21(シュヴァルグラン)★★★

 

こちらも21歳の産駒でかなり高齢ですね。血統的には、父母とも近藤さん界隈なのですが、シルクで募集となりました。

スノーグレースなどもそうですが、母高齢で流れてくるケースというのは多少あるかもですね。

兄姉は全て中距離以上の血統で、ュヴァルグランなので、かなり距離適性が長めになる可能性はあり、スピード不足の懸念も。

馬体はやや小柄で捌きに軽さはあるものの、力感にはちょっと乏しいところがあるかもしれません。

脚は真っすぐ出ていますが、トモはかなりぐらつきます。左後ろ球節の毛色もあまり見ないタイプでしょうか。

 

 

79.エリーシエズワールドの21(No Nay Never)★★★

 

この馬も今年多いNo Nay Neverの産駒の一頭。

中内田厩舎ですし、母は北米で芝重賞4勝ですから、プロフィール的にはかなり良さそうに見えますね。

馬体は測尺から疑問だったのですが、全体的に小さい。トモのサイズや胸の深さが大きく見えて、見栄えはかなり良いです。

横から見る限り踏込はスムーズで可動域もありますね。

ただし、前から見るとかなりふらふらしており脚の置く位置もバラバラで四肢に連動性がないように見えます。

パワーで押したいタイプの血統馬なのに、ちょっと力感が足りないのがどうかなとは思います。

シルクホースクラブ全頭斬り2022 61-70

61.グリントオブライトの21(ルーラーシップ)

 

比較的活躍馬の少ないルーラーシップのメス、繁殖成績が伸び悩む母父ステイゴールド、

ノーザンファーム生産馬と相性の悪い牧浦厩舎、2月生まれで377kgというサイズ感。と、

いかにも良くない要素がてんこ盛りなタイプ。プロフィールからは狙いづらいですね。

馬体ですが、とにかく小さくまとまりすぎの一言。

成長余地をもっと残していて欲しいですが、背中が短くてすでにキ甲が抜けつつあり、

伸びしろという面でもあまり残っていないかなという印象です。

歩様も小ぢんまりとしていて伸びがないですね。返しもあまりなくて力感の乏しいです。

 

 

62.シフォンカールの21(キズナ)★★★★★

 

母はダートの中距離馬。エルフィンフェザーはダイナカール牝系の中ではちょっと地味なタイプではありますが、

堅実に走る馬が多く、計算がしやすい一頭です。

また、ここまでのキズナ産駒の特徴は母がダートや短距離などパワー系の馬が活躍することが多い

という傾向も合っていそうですね。

馬体は初仔ということで1月生まれとするならそれほど大きくはないですが、動きの軽さや踏込の強さは特筆ものです。

若干脚の出し方が外孤歩様気味なところはありますので、そこだけは気になりますが、

マイルから2000mぐらいのレンジで活躍してほしい一頭ですね。

 

 

63.パーシステントリーの21(キズナ)★★

 

元出資馬オブセッションの他、シルクで多く募集されてきたパーシステントリー。

なかなか大物を出すことができず、もう15歳の時の仔というところまで来たにもかかわらず、

未だに募集価格が高額でなかなか狙いづらいです。

馬体はかなり細身な体型。脚がかなり長く、特に膝下が長いので長い距離のタイプによくある造りですが、

パーシステントリーはこういうタイプをよく出しますね。

適性が長い距離なので、もうちょっと踏込深く歩けると見栄えがしそう。

いずれにしてもアベレージは高くなさそうで、一発長打狙いですね。

 

 

64.アルルの21(サトノダイヤモンド)★★★

 

サトノダイヤモンド産駒、藤原英厩舎と大人気になるエッセンスが詰まっています。

ファミリーラインにブラックタイプは少ないですが、四代母のアレフランスは名牝中の名牝ですね。

これはかなり私見なのですが、サトノダイヤモンド産駒でこれまでデビューした馬はどの馬も母系よりも

距離適性が長いような気がしています。

選び方としては短距離馬にサトノダイヤモンドみたいな方が良いかなと思っていますので、

Monsunとのカップリングだと長くなりすぎてしまうような印象があります。

2月生まれで測尺もちょうど良いですし、馬体の全体的なバランスやトモの容積と肩の角度など、

カタログ写真で見る限りは非常に良い馬ですが、歩様はなかなか癖が強いなと思いました。

両前脚は内に突き刺す歩様、後ろ脚は外孤歩様。このあたりがどう出るかですね。

 

 

65.キューティゴールドの21(サトノダイヤモンド)★★★

 

シルクで今年も募集されたキューティゴールド。

11番仔でショウナンパンドラからは10世代下にあたるということで、

なかなか常識的には高齢で狙いづらいところまで来たかなと思います。

そして、ボニーゴールドのところでも書きましたが、やはり気になるのは繋ぎ。

カタログ写真を見る限り右前脚がかなり立ち気味で、これは兄姉で何頭かダメだったパターンなのですが、

歩かせると思ったよりは沈んでいるのでギリギリセーフといった感じでしょうか。

全体的なシルエットはサトノダイヤモンド産駒の良いところを引き継いでいますし、

ディープ産駒で中距離馬が多いですから、サトノダイヤモンドでもそれぐらいの距離で頑張ってくれそうです。

 

 

66.アンティフォナの21(リアルインパクト)★★★★★

 

こちらもシルクで多く募集されていますが、久々にリアルインパクト産駒の募集になり、

ラウダシオンの全弟ということになります。

ラウダシオン以外にも堅実に走る馬を出しているので、お値段的には仕方ない部分はあるでしょうね。

1月生まれなのである程度は当然かもしれませんが、馬体のバランスは非常に良く成長が早いという印象です。

トモが大きく、肩回りの筋肉量も水準以上でありながら、歩きに硬さがなく可動域も十分取れています。

脚も真っすぐ出ていますし、トモのブレも少なく返しも強い。

唯一の懸念は管囲で、やっぱりちょっと脚が細いかなというのはありますね。

早生まれでも募集時からデビューまでの間にもう一段階成長する血統なので、

上体の重さに耐えられるかというところでしょう。

 

 

67.モルジアナの21(ミッキーアイル)★★★★

 

背中短く、脚も短い、高速回転のフットワークで短距離馬を量産するモルジアナですが、

今年はミッキーアイルを迎えて、より短距離一本という潔い配合になりました。

そして、馬体もその特徴をよく表現したイメージ通りの馬体で出てきましたね。

背中が短く、トモの容積は十分。胸が深く、肩が立ち気味で伸びがあるわけではないですが、

硬すぎずしっかりと歩くことができています。

唯一の懸念は右前脚が内向気味なところでしょうか。

トラブルがなければ、非常にハイアベレージで頑張ってくれそうですね。

 

 

68.レディホークフィールドの21(リアルスティール)★★

 

日本ではHawk Wing肌と言えばカンビーナで社台ファームのほうが成功しているイメージがありますが、

ノーザンファームではまだウイングステルスぐらいで数は多くありません。

リアルスティール×ミスプロ系の配合は多めで仕上がりの早そうなタイプが多いですね。

馬体は2月上旬の生まれにしてはちょっと薄っぺらい感じで、腰回りがきゅっと細く、牡馬とすると頼りない感じです。

肩が立ち気味で背中が長く、スラっとは見せますが、この造りだとどうしても深くは踏み込めないと思います。

肢軸は真っすぐできれいな造りですから、良い方向に成長することを祈りたいです。

 

 

69.ティッカーコードの21(リアルスティール)★★

 

Storm Catの3×3とあまり日本では見ない配合。

母のティッカーコードはいきなりオータムレッドを出し、

一気にセール取引価格が上昇している中で比較的低価格でシルク募集となったので、

なぜセレクトに出さなかったのかはちょっと気になるところです。

これもまたかなり肩が立ち気味で前捌きが硬くなってしまうような造りになっています。

また、全体的に小柄で脚が細く、あまり成長の伸びしろも残していないように見えます。

トモもあまり入らず流れ気味なので全体的にパワーアップが必要ですが、そうなるかは微妙なところですね。

 

 

70.ペニーウェディングの21(シルバーステート)★★

 

昨年度も大人気だったシルバーステート産駒。初年度からしっかり結果を出しており、種付け料も上昇中ですね。

ペニーウェディングは現3歳馬が初年度。サイズにもかなり恵まれていますが、まだ勝ち上がれていません。

馬体はまだ成長途上で、かなりの腰高でありながらすでに水準以上の馬体重ですから将来はかなり大型になりそうです。

筋肉量はかなり豊富でかなり幅のある馬体。踏込の強さは返しの強さは十分ですね。

気になるのは背中の緊張感で背垂れ気味に見えます。

また、シルバーステート産駒にしては、かなり筋肉質で重いタイプかと思うので、それがどうか。

この産駒は500kgを超えると露骨に勝率が落ちる感じも今のところはありますね。