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サンデーサラブレッドクラブ全頭斬り2023 161-170

161.コーステッドの22(キズナ)★★★

 

こちらも最も旬な血統と言えるでしょう。兄にダノンベルーガ、そして姉のボンドガールが初週の新馬戦を勝ち上がり。

ハイアベレージのマンノウォー系を持ちどんどん注目度が上がっています。

この2頭の間に出資馬で未勝利のコスタレイ(シルクで全くの不人気)がいるので、頑張ってほしいです。

馬体は1月生まれもあり、腹袋はしっかりしていますが、膝下が長く体重ほどの完成度にはないので、

すごく目立つということはありません。前肢の出し方は外弧歩様気味。繋ぎも歩かせて沈まないところが見られます。

募集時にそんなに見栄えするタイプにはならない血統かもしれませんので、

不当に評価を下げる必要はないと思いますがどうでしょうか。

 

 

162.ヤンキーローズの22(キズナ)★★★★★

 

おそらく今世界で一番強いであろう馬の妹になります。

父がキズナに替わりますが、キズナ×母父Roberto系でソングライン、アカイイト(ともにシンボリクリスエス)が

出ているので、相性は良いのではないでしょうか。

リバティアイランドは募集時トモの造りは本当に素晴らしいものがあったと思いますが、

前肢の置き方がフラフラしていたかなという感じでした。

そして本馬もトモの造りはリバティアイランドに似ていると思います。返しの強さとトモのボリュームは一級品ですね。

現状では肩回りの筋肉が発達しすぎているのかちょっと前の捌きは硬めですが、真っすぐ出すことはできています。

 

 

163.ジェットセッティングの22(キズナ)★★★

 

シルクで募集されシンザン記念2着だったペースセッティングの妹。

父がShowcasingからキズナに替わって、日本の種牡馬でも活躍馬を輩出できるかに注目です。

特にDanehill Dancerの血は日本の種牡馬たちであまり結果が出ていませんので、ちょっと疑い気味です。

馬体は小ぶりですが、造りとしては悪くないように思います。

短めの背中、ピッチ気味の歩様、立ち気味の肩など短距離で活躍できるタイプのように見えます。

早い時期の方が適鞍が多そうだけに、もうちょっと早く生まれて早く仕上がる馬ならよかったのにとは思います。

 

 

164.ウェイヴェルアベニューの22(ドゥラメンテ)★★

 

ラストクロップとなるドゥラメンテの関西馬はこの一頭だけ。

母父ミスプロ系だけにちょっと傾向からは外れている感じがありますね。

グレナディアガーズが活躍して一気に注目を集めたものの、そこからがなかなか活躍できていません。

同じ父キンカメ系のロードカナロアでも結果は出ておらずちょっと狙いづらいですね。

3月生まれでそこそこの尺がありますが、馬体はかなり子供っぽい印象があります。

背中と腰回りはまだ完成度が低く、筋肉量が乏しいですね。

また、毛ヅヤもあまり良くないところもどうでしょうか。

グレナディアガーズは抜群の見た目だっただけにそれと比べるのは酷でしょうか。

 

 

165.ライジングクロスの22(キタサンブラック)★★★

 

キタサンブラック産駒の牡馬ということで注目を集めそうな一頭ですね。

キャロットの出資馬ライジングホープ(未勝利なので頑張っていただきたい)の弟。

母馬はかなりのベテランで、ここ最近は成績が下降気味です。

馬体は膝下が長いところは父似ではありますが、背中にまとまりがありますので、

そんなに大きくなりすぎることもないのではないでしょうか。踏込が深く柔らかさはありますね。

毛ヅヤが悪く母高齢ということもありますので、ちょっと体質面はどうかなとは思います。

 

 

166.ダンスウィズキトゥンの22(キタサンブラック)★★

 

白老血統のキタサンブラック産駒。

毎回なんとか勝ち上がりはするものの、1勝クラスを突破できず、突き抜けた活躍をする馬がいない印象です。

ようやく外国産種牡馬とのカップリングのゾーンが終わり、日本の種牡馬との配合で募集がかかりましたので、

ここからどんなレベルの馬を輩出するか改めて注目ですね。

馬体は珍しく後ろ重心の立ち姿。繋ぎが短めで、歩様もちょっと硬い印象があります。

また、トモの容積もちょっと足りない感じがして、威圧感のある馬体だった父のイメージにはない感じでしょうか。

 

 

167.ルモスティの22(キタサンブラック)★★★

 

初仔は1.3億の取引価格だったのに2戦で引退、2番仔は未出走で引退とここまでは全くうまくいっていません。

クラブでの募集はこれが初めてになりますので、上との比較ができないところはちょっと難しいですね。

母父Fastnet Rockといえばモシーンですが、それ以外は結果が出せていません。

馬体はかなり特徴的で、4月下旬生まれとは思えないムキムキ具合です。

キタサンブラック産駒らしさは全くなく、背中が短めで前後とも割れんばかりの硬質な筋肉がついています。

繋ぎは少し緩く歩様に硬さはありません。

少なくともこの父にしては前例のないタイプなので、全くダメから物凄い活躍までどちらに大きく転ぶ可能性もありそうです。

 

 

168.シュプリームギフトの22(モーリス)★★

 

スーヴェニアギフト牝系の主力どころ。

早い段階ではなかなか結果を出せていませんでしたが、ここにきて2頭の重賞勝ち馬を輩出。

やっぱりディープ牝馬は何頭か産んでからがねらい目ということなのでしょうか。

キンカメ系の配合が多かっただけにモーリスでどうなるかは未知数ではありますね。

馬体は全くモーリス感のないかなり小柄な造りです。

姉のプレサージュリフトが管囲18.3cmという珍しいレベルの細い脚で重賞を勝ちましたが、

こちらは馬自体が小さいという感じ。

モーリス産駒とは思えない軽やかな動きをしていますが、ここまで力感がないと正直どうだろうとは思います。

 

 

169.アイズオンリーの22(モーリス)

 

アイランドファッションの仔は安定感があり、どの馬もみんな1,2勝という感じ。

母のアイズオンリーのほうがアベレージは良く、同じRoberto系種牡馬エピファネイアで3勝を記録しています。

母父ネオユニヴァースですから緩さを締めるような配合が合いそうですね。

馬体はかなり薄っぺらい感じで、2月生まれはキ甲の抜け具合からもう成長もしないだろうなと思わせます。

トモの容積が足りず、歩様も力感がないうえに外弧歩様気味ですね。

 

 

170.サトノオニキスの22(ハービンジャー)★★

 

最近は活躍馬が減っていたハービンジャー産駒。

現5,6歳世代が全然ダメだったのですが、ここ最近息を吹き返して昨年からは重賞も勝てるようになってきました。

ただし、母父ディープインパクトだと数のわりに…というところはありますね。

馬体は遅生まれというところが大きいとは思うものの、ちょっと成長は遅め。

パワータイプに育ってほしいところ、トモの容積などが足りておらず上品すぎる感じです。

動きはやや硬め、緩すぎになるよりはいいと思いますが、膝下が長いのでちょっとマッチしていない感じはあります。

サンデーサラブレッドクラブ全頭斬り2023 151-160

151.サロニカの22(エピファネイア)★★★★★

 

母系は活躍馬多数のサロミナ。

今期はサリエラが重賞で好走しており、3頭目の重賞勝ち馬が登場するかに注目されていますし、2歳馬サフィラの評判上々。

サロニカの初仔はちょっと違和感のある馬体だったのですが、

今年は父がエピファネイアに替わって牡馬になって、一気にグレードアップしている印象です。

馬体は中サイズぐらいですが、ファミリーのサラキアに似た丸みのある造りです。

胸が深めで背中の伸縮性が良く、歩様にも安定感がありますね。可動域も上々でクッション性も良いです。

あとは、トモの容積がエピファネイア産駒らしくちょっと足りないので、

ここだけが課題ではありますが、産駒の特徴でもあり問題なく走る馬も多いです。

 

 

152.ディープジュエリーの22(エピファネイア)★★★★

 

祖母のジュエルオブザナイトからは日本で勝ち上がったのはディープジュエリーだけで、6頭中5頭が未勝利。

未出走も2頭おり体質面でも課題が残るファミリーのように思います。

ディープジュエリーの仔も2頭連続未勝利で価格ほどの勢いはありません。

馬体は4月中旬生まれらしくまだ幼い面が見られますが、すでに中サイズ以上で推移しておりパワフルです。

胸の深さとトモの容積は丁度良く、芝の中距離路線で戦う下地は十分でしょう。

繋ぎが立ち気味でやや硬めの歩様、前から見ると左脚は真っすぐ出るのに対し、右だけフラフラしているように感じました。

 

 

153.アッフィラートの22(エピファネイア)★★

 

3頭連続のエピファ×ディープですね。アッフィラートは白老の主力血統レディオブヴェニスの牝系。

一つ上のゴンバデカーブースが早々に勝ち上がり、注目度もアップしそうです。

こちらも4月中旬生まれですが、馬体はしっかりした造り。大柄で黒々として逞しいですね。

ただし、毛ヅヤはちょっと悪いように感じます。

また、歩様にかなり左右差があり右前脚だけ全然前に出せていません。これだけ差がある馬は珍しいと思います。

 

 

154.プロクリスの22(エピファネイア)★★★

 

近年は勢いがちょっと落ちてきているように感じるラスティックベルの血統。

4勝したキングカメハメハ肌ならすぐにでもオープン級が出るかと思いきや、

ここまで産駒成績は苦戦していると言っていいレベルではないでしょうか。

一族の中では2歳のテウメッサが一番よく見えたので改めて注目したいですね。

馬体は早生まれらしくかなりしっかりしています。前後ともにハリがあり、ボリューム感は十分。かなりの筋肉量に見えます。

やや足は細いですが、腹回りがあるのでトレーニングして体重が減れば支え切れるでしょう。

前肢の歩様が硬めで伸びないところがあるので、そこが良くなるといいかなとは思うのですが。

 

 

155.イリデッサの22(エピファネイア)★★★★★

 

世界中を飛び回りGⅠを制覇した母の2番仔。

No Nay Neverの初仔は残念ながら募集中止となってしまいましたが、

輸入後に配合した初めての子供だけに期待値は高いはずで、かなりの募集価格になっています。

ちょうどエプソムカップを勝ったジャスティンカフェなど、

Sadler’s Wellsのクロスを持つエピファネイア産駒はトレンドになっており、

傾向もしっかり掴んだ配合と言っていいでしょう。

馬体は体高が低く、若干小ぶりではあるものの、十分に伸びしろがあり、見栄えのする馬体に変わってきそうです。

トモの造りと踏込は一級品で鋭い切れ味も期待できるのではないでしょうか。

前肢の歩様が硬めでここが競馬で悪さをしなければ、大物の可能性もあると思います。

 

 

156.マルシアーノの22(ロードカナロア)★★

 

祖母はケルトシャーンでそれほどファミリーに勢いはありませんが、母からはフローラSの勝ち馬が登場。

ただし、サンデーで募集されたグロッターリエはデビュー戦ぶっちぎり最下位で即引退とクラブ募集馬との差が激しいです。

ロードカナロア×フジキセキは55頭いて、勝ち上がりはわずか19頭と意外と走っていないですね。

馬体は生まれ以上に力強く成長が早いと感じますが、胴が伸びて中距離ぐらいで戦えそうな造り。

脚を開いてハの字に立ち、トモがぐらつくような歩様で、あまり力感は感じられません。

 

 

157.ドナウブルーの22(ロードカナロア)★★★

 

安定して産駒が走っているドナウブルーの仔。

ちょっと最近成績が落ち気味ではありますが、ひとつ上のドナウワルツの評判は良いようです。

近親のジェラルディーナがGⅠ勝ちしたことで、また注目度は高まりそうではあるものの、

ロードカナロア×ディープインパクトの相性が悪い中において、7,000万の募集価格はなかなか狙いづらいですね。

馬体は生まれを考慮するとちょっと小さめ。

筋肉量が足りないということはなく、骨格がコンパクトといったところでしょうか。トモの容積は十分で形もいいですね。

歩様は肩の可動域はしっかりしているものの、膝の動きがいまいちでそれほどストライドは伸びません。

マイルぐらいで使うのであれば大きな減点はいらないとは思いますが、

母系のキャラクターを生かすのであればもうひとつでしょうか。

 

 

158.アルーシャの22(ロードカナロア)★★

 

祖母は安定安心のザズー。今年は母の妹ダルエスサラームが紅梅Sを制覇。出資馬です、ありがとうございます。

母は堅実なレース運びで6勝。ディープインパクト産駒ではありますが、

切れ味勝負ではなく先行抜け出しタイプで根性で押し切る馬でした。

初仔はロードカナロアとのカップリングですが、

ロードカナロア×ディープインパクトは相性が悪く数のわりには結果を出せていません。

ディープ牝馬の初年度はどうしてもサイズの問題がありますので、カナロアだと小さくなってしまいますね。

馬体のバランスや各パーツに変なところはないですし、可動域は良いと思いますが、時間はかかるでしょうね。

 

 

159.コナブリュワーズの22(キズナ)★★★

 

今春クラシックを沸かせたコナコーストの弟になります。コナコーストと同じサンデーサイレンスの3×4。

バレークイーンの牝系は当たるとデカいというのは改めて再認識させられましたが、

そこまでみんな走るわけではないのもこの血統ですね。

キズナ牡馬としては、今年の募集馬では安い部類になりますし、

牧場の評価もめちゃくちゃ高いわけではないのかなと思います。

馬体は肩回りとトモがどちらも発達しており力強さはありますが、

その反面背中はちょっと弱いのかなと感じます。可動域もまずまずですね。

繋ぎは少し立ち気味で、歩かせてもあまり沈まないので、もしかしたらダートで潰しが利くタイプになるかもしれません。

 

 

160.ヒルダズパッションの22(キズナ)★★★

 

今年も超高級馬のヒルダズパッション産駒が登場。

母15歳時の仔で10頭目になりますが、正直ここまで日本での活躍馬が出ていないのに、

まだこんなに高額で募集するのかとは思ってしまいます。

キャロットからサンデーに替わりますが、もともと初年度のジークカイザーがサンデーで募集予定だったのが、

リストから消えてキャロットにいってからずっとキャロットになったんですよね。

血統的にはキズナ×母父父Gone Westはチューリップ賞を勝ったマルタ-ズディオサと同じで、

母父ミスプロ系との相性も悪くありません。

馬体はすっきりとした母の仔らしい造り。

四肢の連動性が高く踏込はまずまずで、前後の可動域も良いですが、繋ぎの柔軟性はちょっと足りません。

毛ヅヤも良くなくて健康面もちょっと気になり、価格ほどの魅力は感じませんでした。

サンデーサラブレッドクラブ全頭斬り2023 141-150

141.ハウメアの22(ミッキーアイル)★★

 

見栄えが良く人気になりやすいダイヤモンドディーバの牝系。

アベレージは高くないですが、OP馬まで行く馬も複数出ており、活力はありそうです。

ミッキーアイル×キングカメハメハは5歳世代は好調だったものの、3,4歳世代は8頭全部未勝利と極端ですね。

兄と比べて1カ月遅れの生まれということもありますが、一気に小柄になってしまいました。

肩が立ち気味で姿勢がちょっと高め、全身をうまく使えていないのか歩様のフットワークもちょっといまいち。

ややトモが高めでもあり、成長余地は残していそうですね。伸びしろに期待したいですね。

 

 

142.クロトノーナの22(アルアイン)★★★

 

見栄えの良いアルアインの産駒ですが、募集時はあれだけ注目されたもののPOG期間になるとやや静かになった印象です。

ディープ系でもあり、中距離馬とするならば、速攻型というより秋に出てくるということでしょうか。

馬体は4月下旬生まれということもあり、まだちょっと小柄です。

キビキビとした脚捌き、小顔で全身が良く動き小気味よいフットワークですね。

体高や管囲からは成長余地は残していそうですし、母系からも成長力がありそうなので、人気の盲点になるかもしれません。

 

 

143.アガルタの22(シルバーステート)★★★★

 

体質課題のシルバーステート産駒で萩原厩舎という時点でかなり不安にはなりますが、

母の産駒は非常に健康的で、レースをたくさん使ってもへこたれないタイプが多いので、

能力とタフさが両立すれば、かなり稼ぐ力はありそうです。

馬体は兄たちにも共通する筋肉量は多いものの硬すぎないという造り。

前肢後肢ともに踏込は良く、繋ぎはちょっと立ち気味な部類でもバネ感もありそうです。

後肢の方が長く、前係になっていますが、キ甲が抜けて成長してくればバランスは整うのではないでしょうか。

 

 

144.ギエナーの22(ワールドエース)★★★

 

父のワールドエースはディープインパクト産駒らしさを詰め合わせた美しい馬体と強烈な切れ味を武器にしていました。

故障がなければGⅠ制覇は間違いなかったとは思うだけにもったいないですね。

産駒は以外にもダートで活躍できる馬もいます。

馬体はその父に似た美しいラインのフォルムで立ち姿は良いですね。

トモの入りは良いですし、落ち着いてテンポ良く歩くことができています。

脚もほぼ真っすぐで、目立たないながらも欠点の少ないタイプに見えます。

 

 

145.ワンミリオンスの22(ヘニーヒューズ)★★

 

祖母のディフィカルトから一貫してダートを強く意識した配合を続けられています。

ヘニーヒューズ×ゴールドアリュールからは、今年の3歳世代で2勝のスクーバーが出ていますし、

今後活躍馬は出てきそうですね。

馬体はもうちょっとパワフルに出てほしかったかなとは思いますが、バランスは悪くありません。

特に胸の深さなどは特徴的ですね。一方、トモはちょっと足りないかもしれません。

歩様はちょっと硬めで短距離向きな感じがあります。毛ヅヤがあまり良くなく、価格に見合う大物感は感じませんでした。

 

 

146.シルバーポジーの22(ヘニーヒューズ) 募集取り下げにつき割愛

 

 

147.ターシャズスターの22(ゴールドドリーム)★★

 

元出資馬アズールムーンの弟。

姉のエスメラルディーナからはアリーヴォが登場、弟のコンシリエーレもサウジダービー3着と活躍を続けており、

やや高齢になってきた母の産駒でもまだ血の勢いは衰えていません。

父が新種牡馬のゴールドドリームに替わって常識的なサイズになった馬体は、

いい意味で常識にかかっており、各パーツが主張しすぎることはありません。

ただし、歩様はストライドが伸びず、前から見ると脚を置く位置がバラバラ。

硬さはダートでいい方向に向かう可能性はあると思うのですが。

 

 

148.トナフトゥの22(カラヴァッジオ)★★

 

アグリが重賞制覇し、注目されてきたところで日本の導入が決まったカラヴァッジオ。

ヘニーヒューズやドレフォンなど日本のダート界の勢力図を一気に変えようとしているStorm Cat系の種牡馬ですから、

全くダメということはなさそうです。

馬体はダートや短距離で戦うとするならばちょっとサイズが足りていない印象。

トモの容積もちょっと足りていないかもしれません。

繋ぎも若干緩いところがあって、前進気勢もあまりないように感じられます。

 

 

149.モンゴリアンチャンガの22(Not This Time)★★★★

 

GⅠ馬Medina Spiritの妹が日本に導入。2021年に輸入なので、持ち込み馬になりますね。

これもまたStorm Cat系の種牡馬で日本競馬への適性は感じます。

馬体は腹袋がしっかりしたRobertoの魂を感じるような造り。

若干トモが薄い感じはありますが、トータルバランスは悪くありません。

胸が深くパワフルでありながらしっかりと可動域が取れていてダートの中距離路線あたりがターゲットになりそうです。

かなり大きめですが、キ甲の感じからは巨大化はしなそうですね。

あとはダート牝馬に100万円という募集価格をどう見るかでしょう。

 

 

150.ラッキーダイムの22(Medaglia d’Oro)★★

 

種牡馬として日本に導入されたホットロッドチャーリーをファミリーに持つダート血統。

父Medaglia d’Oroの牝馬はサンデー、キャロットとオーナーズで6頭募集されてわずかに1勝とかなりの地獄です。

馬体はこちらもかなり立派。体幹の強そうな造りで、腰回りは強靭です。

ただし、前肢の出がかなり硬く、叩きつけるような歩様になっているところと、

前肢の繋ぎから下がすっきりしていないようにも見えますので、

その辺りはトラブルになるリスクははらんでいるのかもしれません。