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サンデーサラブレッドクラブ全頭斬り2023 101-110

101.アステリックスの22(エピファネイア)★★★★

 

一度はオーストラリアに輸出されながらもアエロリットの活躍で日本へ戻ってきたアステリックス。

オーストラリアでもブラックタイプを出すなどやはり繁殖能力は高そうです。

父と母父のカップリングはアベレージこそ低いものの、今年もミッキーカプチーノを出しており、

大物が出る可能性もありそうですね。

国枝厩舎はこれが最後の牡馬クラシックで101番を入れるわけですから期待値は高いと考えていいでしょう。

馬体はキレのある美しい馬体。背中も長く、脚も長く、距離はいくらでも持ちそうです。

一方でトモの容積がちょっと足りないなどパワーの面ではまだまだといったところでしょうか。

左前外向ですが、歩様はスムーズで問題ありません。

 

 

102.グロリアーナの22(エピファネイア)★★★★

 

父エピファネイア×母父ハーツクライはエフフォーリア配合ですが、

決してニックスという感じではなく、どれもみんな走るわけではありません。

しかし、名牝のフェアリードールは条件を選ばずに当たりを継続的に出せるところはやはり素晴らしいですね。

1月生まれで完成度の高い馬体はロベルト系らしい余裕のある腹回りが特徴です。

捌きは硬めですが、これは母系の特徴。

あとはもう少しトモの容積があると良いかなとは感じつつも、エピファネイア産駒の牝馬に関してはあまり重要ではありません。

 

 

103.ロサグラウカの22(エピファネイア)★★★

 

牝馬ながら牡馬相手の2500mで2勝を挙げるなど、かなりのステイヤーとして活躍したロサグラウカ。

ルーラーシップ肌で競馬を使いながらどんどん体重を増やし成長していく馬でした。

バラ一族らしく活力は十分で、今年の3歳世代もチャンスザローゼスが出ています。

馬体はこちらも初仔ではありますが、早生まれということもあり、非力さは感じず中サイズぐらいで競馬を使えそうです。

胸が深く、腹回りにボリューム感があり、父と母父の良いところが出ているように思えます。

脚が細いところと繋ぎが短めであるところはちょっと気がかり。

繋ぎのクッションはあまりありませんが、これは母譲りでしょうか。

 

 

104.キングスローズの22(エピファネイア)★★★★

 

一つ上の姉は早々にデビュー勝ちしており、注目されるところではありますが、

もう一つ上の兄は大きすぎてトラブル続きで3歳のこの時期でもまだデビューできていません。

産駒頭数も多いですが、クラシック路線に乗ったサトノアーサーをはじめいろいろなタイプがいますね。

馬体は大きすぎず丁度良い具合で、背中も短めでまとまりのある馬体です。

胸が深く丸みがあり、バネ感のある歩様で印象は良いですね。返しもありますので重さも感じません。

右前がほんのわずかに内に入るようなところが見えるので、そこだけがちょっと気になります。

 

 

105.アースライズの22(エピファネイア)★★★

 

エピファネイア×マンハッタンカフェは、16頭いても2勝馬が精いっぱい。ちょっと適性距離が長すぎるかもしれません。

アースライズからは初仔のマヒナライズが勝ち上がりまであと一歩のところまで来ており、

年齢的にもそろそろ当たりが出てほしいところでしょう。

馬体は2月生まれらしく、これも仕上がりは早いですね。腹回りに余裕があってロベルトらしさが出ています。

脚付きは真っすぐで可動域もまずまず。

こちらもちょっとトモが薄いところがありますが、大きなマイナスはいらないでしょう。

 

 

106.ジューヌエコールの22(ロードカナロア)★★★

 

最も勢いのあると言ってもいいぐらいのソニンク牝系。

ソングラインはヴィクトリアマイル、安田記念と連勝し、スキルヴィングは青葉賞を制覇、

フリームファクシはきさらぎ賞を制覇。母も重賞2勝ですし、高額募集は仕方がないところでしょう。

尺は大きいですが、馬体の完成度はまだそこまでではありません。

両親がスプリンターのわりには背中にゆとりがあり、歩様も硬い感じはありません。

毛ヅヤが悪く健康面はどうかなと思ってしまいます。

姉が木村哲也厩舎だったのに、宮田厩舎に替わるのもちょっと疑問です。

 

 

107.フィンレイズラッキーチャームの22(ロードカナロア)★★★

 

昨年キャロットで募集されましたが、今年は満を持してのサンデーで募集。

キズナからカナロアに替わったとはいえ、随分とサイズが小さくなりましたので、判断が難しくなりました。

また、母父ミスプロのカナロア産駒もアベレージが低いので、そこもちょっと気がかりです。

馬体は4月下旬生まれとはいえ、サイズの懸念は否めません。

それでもこの時期の馬にしてはトモの筋肉量はえげつないものがあり、運動量は相当のものがあったのだろうと想像がつきます。仕上がりに時間を要すと人気厩舎だけに序列が下がってしまう懸念はあるものの、

遅咲きのスプリンターとして花開く可能性はありそうです。

 

 

108.パストフォリアの22(ロードカナロア)★★★★

 

募集時抜群に見えて1位で応募して落選したインテグリフォリアの全妹。

サブライムアンセムが重賞制覇するなど活力は十分ですし、チェッキーノが注目を集めるなど、

ハッピートレイルズ系の勢いも素晴らしいものがあります。

馬体はバランスが良く美しいタイプのインテグリフォリアと大型で胸が深く力強い印象だったサブライムアンセムの

ちょうど中間といったぐらいでしょうか。

トモの容積とキビキビとした脚捌きが特徴で短めの距離で十分活躍できる素質はありそうです。

球節周りがちょっとはっきりしないので、そこだけトラブルがないことを祈りたいです。

 

 

109.ポンデザールの22(ロードカナロア)★★★

 

父としてダービー馬を輩出したサトノクラウンの母系。

母のポンデザールは近年指折りの牝馬ステイヤーで、2400m以上の特別レースを4勝するという特異なキャラクターでした。

スタミナや根性は素晴らしいものがある一族ですから、

あとはスピードということでロードカナロアに白羽の矢が立つのも自然なことでしょう。

こちらは初仔らしくちょっと小柄な馬体ですが、それでも極端なことはなく常識的な範囲です。

トモ高ですから成長余地も残しています。

歩様は肩回りが硬めでトモの入りは良いというちょっとアンバランスさは感じますが、

小回り戦での立ち回りやスムーズな加速という意味では悪くないのではないでしょうか。

 

 

110.セリエンホルデの22(キズナ)★★★★

 

シュネルマイスターの弟になりますが、一気にこの価格での募集になるのは驚きました。

弟のナヴォーナも新馬勝ちしており、決して仕上がりが早いわけでなくても結果を出せる素質の高さを感じます。

馬体が増えずに苦戦している姉と比較しても一回り大きいので、

早めのデビューからクラシックを狙っていけるのではないでしょうか。

馬体は背中の伸びが良く、トモの容積も十分でスケール感のある立ち姿ですが、

歩様はちょっと硬めでちょこちょこした感じがあります。

肩回りが先に発達するのは、兄と同じですから、

ここから同じような成長曲線でいけば優秀な中距離ランナーになれると思います。

社台サラブレッドクラブ全頭斬り2023 81-92

81.グランドピルエットの22(ミッキーアイル)★★

 

社台生産で白老繋養。6歳3月まで24戦を走り抜いたタフな母はザレマの牝系らしく、大柄な馬体の持ち主でした。

ただし、繁殖牝馬として体を作る時間がなかったようで、初年度産駒の本馬は明らかにサイズが足りません。

馬体は胸が浅くかなり子供っぽい非力な造り。体高も低いですし、どこまで成長して追いつけるか。

母父ロードカナロアはまだサンプルが少ないものの、あまり結果を出せていません。

 

 

82.ボーンスキルフルの22(ゴールドシップ)★★★

 

スプリンターにゴールドシップの組み合わせはそれなりに結果を出していますので、傾向としてはいいと思いますが、

あれだけサンデーの3×3が大量にいたにもかかわらず活躍馬はヒップホップソウルだけとやはりアベレージは期待できません。

馬体は胴伸びがあって長距離タイプなので、ゴールドシップが出ていそうですが、動きに重苦しさはありません。

あとは初仔らしいサイズなのでどこまで大きくなれるかでしょうか。

 

 

83.プロキシマの22(スワーヴリチャード)★★★

 

これもまたサンデーの3×3。母父ステイゴールドであまり率は残せていない条件がそろっています。

父のスワーヴリチャードの産駒は今年デビューですが、評判は良さそうでお得になりそうではありますね。

馬体は血統のイメージよりは背中が短くまとまりのよい造りです。

歩様にも癖はなく、緩さもそこまで感じないのでまずまずでしょうか。

少し姿勢が高いので、もうちょっとトモに筋力が付いてくると良くなりそうではありますね。

 

 

84.サンヴァンサンの22(イスラボニータ)★★

 

関西もまたカタログの後半はイスラボニータだらけ。白老Fがからんでいる馬多数ですね。

イスラボニータ×フレンチデピュティ系は頭数も多めですが、

勝ち上がり率が高く募集価格が安ければ積極的に狙っていきたいところですが、この馬はちょっと高め。

産駒からはJRA4勝馬と2勝馬が出ていますが、勝ち上がり率はそれほど高くなく、安定感はありません。

馬体は腹袋がしっかりした鈍重な造りですが、トモは直飛気味でそこがちょっとアンバランス。

脚は真っすぐ出ていますし、返しの強さはあります。

3月生まれの牡馬にしては毛ヅヤもあまり良くないので、健康面はちょっと気になりますね。

 

 

85.アドラータの22(イスラボニータ)★★

 

こちらも父×母父ともにサンデー系のカップリング。

祖母のアドアードからは大物こそ出ていませんが、勝ち上がりまでは何とか出来ています。

アドラータは引退からちょっと間が空きましたし、母も大柄だったこともあり、初仔からサイズの懸念はありません。

こちらも栗毛の鮮やかな馬体で、まとまりが良くマイラーぐらいになりそうな雰囲気です。

柔らかい動きをできているのは良いですが、ちょっと繋ぎが緩いところは気がかり。

目の周りが黒く、健康面は気になります。

 

 

86.テスタオクローチェの22(イスラボニータ)★★★

 

こちらも白老血統。ヘッズオアテールズが頑張っていますが、産駒成績としてはあまり派手なものはありません。

それでも母父Orpenはサトノダイヤモンド以外にも東サラでオープン馬を2頭出すなど、確率的にも悪くありません。

馬体は牝馬とは思えぬほど雄大で力強い造り。

トモが大きく、動かしてみると可動域も十分で深く踏み込めているものの、ちょっと重さがあるのは否めませんね。

四肢が真っすぐ出足元に不安がないのはいいところで、数を使いながら稼ぎきるというのがセオリーになるでしょうか。

 

 

87.ドバウィハイツの22(イスラボニータ)★★

 

3勝馬を3頭輩出し、産駒の重賞制覇も飾ったドバウィハイツですが、

母としてはやや高齢になってきており、募集価格の派手さもなくなってきています。

珍しくキンカメ系との相性が良い母ではありますが、

サンデー系でも勝ち上がれてはいるので相性が悪いという感じはありません。

馬体は体高が低く、馬体の成長にはかなり時間を要しそうです。

トモ高ではあるものの、このあと大きく変わってきそうという確証は持てないので、あまり狙いづらいかとは思います。

返しなどはよく、真っすぐ歩くことができています。

 

 

88.アンヴァルの22(イスラボニータ)★★★

 

仕上がりの早いアルーリングアクトの一族ではありますが、古馬になってからも安定して成績を残していたアンヴァルの初仔。

こちらも6歳の3月まで走り抜いてから即繁殖入りだったので、どうしても産駒はサイズに懸念が残ります。

馬体は小さいながらも胸の深さがあって、踏込もパワフルで良さそうですね。

トモの容積が良く、軽快な短距離馬として活躍する可能性はありますが、

早熟よりの血統なのに、ゆっくりしか仕上げられない可能性もありそうです。

 

 

89.ラカの22(サトノクラウン)★★

 

ダンシングキイの牝系でキンカメ肌。母馬自身は結果が出せていなかったものの、繁殖牝馬としては良いスタートを切りました。サトノクラウンはダービー馬を出したものの、かなりアベレージが低くちょっと狙いづらいですが、

同じくMarjuの血を持つグランデッツァで勝ち上がっていることから、相性は良いかもしれません。

馬体は牡馬にしてはかなり小さく、成長が遅い感じがします。

体高が高くなりづらい血統背景ではあるもののちょっと成長が遅いですね。

歩様などには軽快さがあってまずまず、左前脚は外向しているものの極端ではないのでそこまで気にする必要はないでしょう。

 

 

 

90.スピーチの22(Gun Runner)★★

 

アメリカのクラシック路線で活躍した牝馬の初仔。

輸入されたGun Runnerの仔は勝ち上がり率も良く、大物こそいないものの堅実に走っていますし、

全兄弟クロスを持つ野心的な配合で一発がありそうですが、

ダート牝馬に5,000万はあまりにも条件が悪いと言わざるを得ないですね。

馬体は成長途上であることを如実に表すトモ高の造り。

これから大きく変わってきそうではあるものの、現時点ではなかなか評価しづらいです。

ダート寄りにも関わらず直飛なので、そのあたりも競馬に行ってどうかというのはあります。

また、歩かせてもぼんやりしていて、背中もあまり使えていないように見えます。

 

 

91.スタセリタの22(Kingman)★★

 

今年も英国産のスタセリタ産駒。

もちろん注目度は高いとは思いますが、Kingmanで5,000万と一気に値段がトーンダウンし、

どうも牧場側の自信が感じられません。

輸入後にOCDの手術をしたりとまだ本格的に動かせていなかったのもあるかもしれませんが、

それにしても馬体は小さく、ソウルスターリングの時のような圧倒的な迫力は皆無です。

小さいながらに動きはちょっと緩さもあり、トモの容積が足りないからか踏込にも迫力がないです。

繋ぎも立ち気味でちょっと柔軟性も乏しいと思います。

 

 

92.コンペティションオブアイデアズの22(American Pharoah)★★★★

 

日本の競馬ファンにもお馴染みのアメリカンオークスの勝ち馬ですが、

賞金が大幅に減額された後のちょっと格の落ちた時期ですね。

アメリカンファラオの仔なので、芝なのかダートなのか判断が難しいところです。

輸入されて一発目から矢作厩舎に入るわけですから、牧場の期待は高いと思いますし、

輸入時期はまだ円安になっていないので、これから入ってくる外国産馬より条件は良いかもしれません。

初仔ながらサイズは悪くなく、パワーを感じる歩様です。

背中が甘かったり、繋ぎが緩かったり、ちょっと気になるところはありますが、大物感はある気がしますね。

社台サラブレッドクラブ全頭斬り2023 71-80

71.レッドアゲートの22(レイデオロ)★★

 

こちらも母としてはかなりベテランの域にかかってきたレッドアゲート。

フローラSを勝ったのも相当昔で、繁殖牝馬としてもレッドジェニアルから

なかなか活躍馬を出せておらず活力的にも厳しそうです。

馬体は黒光りして厚みがありますが、腰が甘いので四肢の連動性が感じられません。

また、繋ぎが長すぎかつ緩すぎで、上体がさらに重くなるとちょっとどうかなと思います。

 

 

72.エリンズロマーネの22(ドレフォン)★★★

 

祖母のエリンコートはオークス馬ではありますが、産駒成績としてはいまいち。

母のエリンズロマーネも1勝止まりで血統的な勢いは感じづらいですね。

ノヴェリストはなかなか産駒成績が厳しいですが、母父に入ってもどうなのかなというのはあります。

馬体は初仔としては十分なサイズで、胸の深さやトモの容積などはドレフォンのいいところが出ています。

繋ぎが短めかつ立ち気味なので、ダートでこそという馬体ですが、

母系がほぼ芝馬で構成されており、どっちに出るだろうというのはありますね。

 

 

73.ハラペーニョペパーの22(マインドユアビスケッツ)★★★

 

ドレフォンで4勝馬を輩出して今度はマインドユアビスケッツ産駒の募集となりました。

レッドチリペッパーの牝系は芝ダート兼用ですが、この母はかなりダート寄りのようです。

サンデーの中でも比較的パワー寄りのゼンノロブロイが良いアシストをしているようですね。

馬体は4月生まれとしたら筋肉量豊富でかなりしっかりとしています。

体重もかなりありますし、ダートで戦うだけのパワーの持ち主にはなれそうです。

ただし、背中が長いことで四肢の連動性はどうだろうかというのはあると思います。

大型で仕上がりに時間はかかりそうですが、ダート路線を歩むならばそこまで急がなくてもいいですね。

 

 

74.マジックリアリズムの22(マインドユアビスケッツ)★★★★★

 

近年の社台募集の中ではブラックタイプ製造マシンと化しているソーマジックの牝系。

その勢いに乗れなかったマジックリアリズムですが、ここからでも全然重賞級の馬は出るのではないでしょうか。

馬体は体高が低く、初仔らしい成長途上な部分もありますが、一本筋の通った体幹の強さを感じます。

踏込は深くスピード感があり、なだらかな背中のラインからは距離の融通が利きそうな素地があります。

もちろんここからどこまで成長できるかというのはありつつも、人気しないならこっそり狙いたい一頭ですね。

 

 

75.ナッシングバットドリームズの22(ダイワメジャー)★★★★★

 

難しいジャスタウェイ産駒の牝馬でOP馬を輩出した母は、とにかく仔出しがよく毎年見栄えのする馬をどんどん出してきます。

凱旋門賞馬デインドリームは繁殖成績からっきしでしたが、一世代先でこういう馬がいるのが血統の面白いところです。

馬体はこれぞダイワメジャー産駒というような厚みのある栗毛の馬体。

踏込は深く大きく歩けていますが、のっそり感はなくキビキビ。

胸の深さ、トモの大きさ、胴回りの逞しさなどいいものは持っていると思います。

繋ぎが短くて緩いところが変なことにならないといいなというのが今のところ目立つリスクでしょうか。

 

 

76.スピニングメモリーズの22(オルフェーヴル)★★★★

 

日本では全くなじみのない牝系ですが、芝短距離のスピードタイプの母にも関わらず、

オルフェーヴルを付けたことでダートのコメントが躍るようになるとは時代の違いを感じます。

まず、初仔ということを全く感じないぐらいしっかりした造りで胸の深さと胴伸びを感じます。

この辺りは中距離路線でと思わせるのですが、膝下が短く、繋ぎも短いところは短距離かなというところもありますね。

パーツごとの質は高いと思うので、どっちつかずにならないことを願いたいです。

 

 

77.ゴルトキルシェの22(ハービンジャー)★★

 

母は妻の出資馬&命名馬。

3戦目でメンタルブレイクし、そのまま未勝利引退となりましたが、

新馬の内容からまともならそれなりの活躍はできたのではないかと思います。

ダリシアの仔はかなりのアベレージですし、母系の良さを生かしたいところですが、

母父ステイゴールドの成績は悲惨なので、ここが悩みどころ。

馬体は牝馬とすれば大きな部類で、パワーを生かしたいハービンジャー産駒とすれば良いのですが、

かなり緩さを感じますので大成するかはやや疑問です。

左後ろ脚が付けられない立ち姿や歩様の不安定さは気がかり。

気の強さが競馬で良い方に出れば覚醒の可能性はありそうです。

 

 

78.サツマキリコの22(ルヴァンスレーヴ)★★★

 

南関東で活躍したサツマキリコの仔が中央で募集。

価格的にも地方オーナーズかと思うようなプロフィールですが、中央で勝負するからには、出来に自信があるのでしょうか。

馬体は母が大型馬だったこともあってか、初仔からサイズ負けしないパワフルな造りです。

トモの容積も良いですし、胸も深いですね。捌きはちょっと硬めでダート寄りであることは間違いないでしょう。

背中も長めで距離も持ちそうですね。

 

 

79.パールズベストの22(ニューイヤーズデイ)★★

 

ミスプロ×ミスプロであまり打率の高くない血統構成。

アドマイスの牝系はまずまず走っているものの、ハシッテホシーノからはちょっと苦戦傾向がありますね。

ニューイヤーズデイはまだ安いので、狙い目ではあるとは思うのですが…。

胸が深く、がっしりとしたダート馬で力感もありますが、硬いという感じもなく良く動けていると思います。

ただし、右前脚が内向気味であったり、膝が被っていたり、

毛ヅヤが悪かったり、細かいところできになるところはありますね。

 

 

80.ララアの22(ミッキーアイル)★★★★

 

マーメイドSを姉妹制覇した夏馬の象徴のような血統。

母は高齢になってきており、成績的にはちょっと落ちてきたかなという気もしますね。

オルフェーヴルやキズナなどパワータイプの中距離馬で結果を出してきたことから、

ミッキーアイルはちょっとタイプが違うかもしれません。

馬体はスカッとした立ち姿で、生まれを考慮すればちょっと小さい程度。

骨格がしっかりしていて、ミッキーアイルとは思えぬほど背中が長くステイヤーのような雰囲気です。

安定感のある歩様を見せており、歩きも緩すぎることもないので、ちょっと楽しみですね。