G1サラブレッドクラブ全頭斬り2023 G1-G10
G1.シーティスの22(ロードカナロア)★★★★
ロードカナロア牡馬で3,600万円募集とはのっけからG1の募集価格は安いなと思わせてくれます。
母父にいるInvincible Spiritは日本で活躍しているKingmanの父でお馴染みではありますが、
母系に入ると思ったほど成績は良くありません。
馬体はとにかく大柄でしっかり。
ロードカナロア産駒にしては背中が長くてがっしりした印象がありますので、大きくなりすぎないかは注意したいところ。
踏込は丁度良い可動域。マイル以下で戦うのであればこれぐらいがベストでしょうか。
G2.ディレクタの22(キズナ)★★★★
母はフランスで6勝。カタログを見る限り長距離路線で活躍した馬でしょうか。
母系にAnabaaを持つということであれば、当たりパターンとしてはアクアリングやアナアメリカーナで、
キズナ牡馬で似たような構成に若駒Sを勝ったケヴィンがいますね。
馬体は初仔ではありますがサイズはOK。
やや背中の位置が高くさらに大きくなる余地を残しており、500kg弱で競馬できるタイプになりそう。
パワーはありますが、スピードの強調材料に欠く印象もありますので、それが緩さにつながらないことを祈りたいです。
G3.レジーナドーロの22(キズナ)★★★
祖母に桜花賞馬レジネッタ。
マクダヴィアから続く、社台グループで長く続く母系ですが、レジネッタ以外はかなり怪しくなってきました。
かつてはハイアベレージに2,3勝する印象だったのですが…。
キズナ×キングカメハメハはダートでも潰しが利くタイプが多いですね。
馬体は初仔であるため、サイズに懸念が残ります。
現時点でちょっと足りないながらも馬体はそこそこ前後のバランスが整ってしまうので、
そんなに伸びしろは残されていないかもしれません。捌きはやや硬め、繋ぎの柔軟性もちょっと足りないでしょうか。
G4.サーブルクーリールの22(キタサンブラック)★★
母は米国産で中央未勝利。短距離を先行して垂れる競馬を繰り返していました。
初年度のサンタジュリアもまた中央で全く勝負にならず、かなり不安になる状況。
とりあえず今のところ、中央競馬で全く競馬に参加できていません。
馬体は一言でいうと緩いという感じでしょうか。膝下が長く柔らかい捌きはできていそうですが、トモの容積も足りず。
また、繋ぎの柔軟性もないので、故障のリスクもありそうです。
G5.リングジアラームの22(キタサンブラック)★★
こちらも追分を中心に長く活躍している血統ですが、祖母のターンバックジアラームが1989年産なので、
かなり古い血統になってきているように思います。
産駒はクライリングが地方で活躍したものの、なかなか成績が難しいものがあります。
馬体はサイズは良いですが、まだ幼くかなり細い感じ。
トモの頂点がかなり高く斜尻気味なので、相当筋力は足りていないように思えます。
返しは良いですが、曲飛気味で動きは緩さも残りますね。
G6.パララサルーの22(モーリス)★★
G1サラブレッドクラブを代表するタンタスエルテの母系。
母のパララサルーは国枝厩舎のディープインパクト牝馬なのになんと2,800万円募集(安い)でリステッド2勝の活躍馬。
競走年齢に達した兄は初仔のブレスクだけですが、これはルーラーシップ産駒で見栄え良かったものの結果は出せませんでした。
父がモーリスに替わったものの牝馬になりましたので、生まれを考えてもややサイズは足りないです。
父の産駒にしてはトモの容積もちょっと薄いですね。
前肢のストライドも伸びず、脚のあげ方も独特であまり滑らかさを感じません。
G7.ガーネットチャームの22(ドレフォン)★★★
追分ファームと言えばというニキーヤ牝系。
ゴールドアリュールを輩出した血統にドレフォン産駒の牡馬ということでダートでの活躍を期待したい一頭です。
母系の中でクロスはあるものの、父系とは一切ないので、健康面の期待はできそうですね。
ただし、産駒成績は厳しくグラナタス以降は4頭連続で未勝利。母からの勢いは感じられません。
標準より少し大きめの馬体は、筋肉量が豊富でトモの形が良いですね。
現状はトモ高なので、前が追い付いてこればパワー負けしないダート馬らしい造りになると思います。
歩様は少し硬めで、特に繋ぎがあまり沈まないので動きについてもいかにもダートではありますが、
上体が重くなると少しリスクがあるようにも思えます。
G8.ミネットの22(レイデオロ)★★
ウインドインハーヘアのクロスを生む注目の組み合わせ。
名牝のクロスは爆発力もありますが、体質面などには課題を残す印象です。
ディープもレイデオロも比較的細身で軽さのあるタイプなので、非力なタイプにならないかというのは心配としてありますね。
スタリオンの方もそのあたりをポイントに挙げられていました。
馬体は正直現時点ではその懸念の通り薄いです。でも、4月下旬生まれなので変わってくる可能性はありますね。
トモの造りはディープで踏込にも軽さを感じます。膝下が長いのでちょっと不器用なタイプになるかもしれません。
G9.キャットコインの22(レイデオロ)★★★
白老ストレイキャット重賞制覇4姉妹の一頭。
クラブ馬3頭は母父ステイゴールド系になるので、なかなかアベレージは期待できないかもしれません。
また、産駒成績もちょっと足りていない感じはありますね。
兄弟とほとんど同じサイズ感の馬体ですが、生まれが遅いので細いというよりは幼い印象です。
トモは普通レベルですが、筋肉量が豊富でキビキビ歩くことはできています。
毛ヅヤが悪かったり、左前脚だけ外向気味だったりしていますが、
動きの良さだけなら楽しみになるレベルなので、あとは成長に期待しましょう。
G10.コムの22(ブリックスアンドモルタル)★★
母はフランスのクラシック活躍馬。
当たればデカい母父Le Havreもあって、父もブリックスアンドモルタルと未知数な部分が多く一発長打の魅力を感じます。
カタログを見ると、胴伸びがあってクラシックを狙いたくなるような美しいボディラインですね。
ただし、細部を見ると脚が細かったり、毛の長さが目立ったり、肩の可動域が足りなかったりというのは感じます。
サンデーサラブレッドクラブ全頭斬り2023 181-194
181.インナーアージの22(サートゥルナーリア)★★★
ミュージカルウェイの牝系で今年はエピファニーが芝で、エルバリオがダートで活躍。
姉ブレイディヴェーグも未勝利勝ちの内容は圧巻でした。
サートゥルナーリアの牝馬で4,000万円募集は高いと感じますが、ここまでの成績はかなり優秀です。
馬体は、まだかなり幼く成長待ちという造り。まだ背中も短いですし、これからの成長余地を残しているように見えます。
踏込は柔らかく、芝で軽いキレ味を発揮しそう。ちょっと外弧歩様っぽいところは見られますね。
182.ローザブランカの22(サートゥルナーリア)★★★
スタニングローズの妹になります。
父はキングカメハメハからサートゥルナーリアに替わり、かなり高額な募集価格となってきました。
同じキンカメ系ではありますので、引き続き相性は良さそうに思えます。
動画では強烈な前重心で、まだ容積もちょっと足りていないトモが弱いのだろうと思いますが、
踏込は深く力強く歩くことができています。
ロサグラウカやスタニングローズも同様の募集時は前肢の発達に目が行く造りだったことから、
特徴としては同じであとから後ろが付いてくるタイプになる可能性はありますね。
183.ウェイクミーアップの22(アドマイヤマーズ)★★
名マイラーRock of Gibraltarにアドマイヤマーズとマイラー色がかなり強いカップリングです。
ファミリーにはさらに名マイラーのドーンアプローチもいるという方向性のはっきりしている一頭ですね。
馬体は確かに背中が短めでマイラー色が強い造り。体重だけが足りていないような尺で成長余地は残していそうです。
歩様は繋ぎのクッション性はあるものの、前肢がかなりゴトゴトしていて、硬さを感じます。
また、左前だけ強い外向なので、それもちょっと気がかりではありますね。
184.ライラックスアンドレースの22(アドマイヤマーズ)★★★
ラッキーライラックを輩出後はちょっと足踏みが続いているライラックスアンドレース。
高額募集馬が多いだけになんとかしてほしいところです。
産駒の傾向としては、グランメテオールやシリンガバルガリスはダートでの勝ち鞍を挙げていて、
成長力があってパワフルだけど切れ味がないというイメージでしょうか。
馬体はダイワメジャー由来のパワー型。しかし、現状ではフラフラして力が付ききっていないように感じます。
脚の細さもちょっと関係があるかもしれません。
とはいえ、内から張り出すような毛ヅヤの良さなど健康的なタイプに見えますね。
185.トリプライトの22(ルヴァンスレーヴ)★★★★★
昨年大人気になったマーシャルポイントの弟。
タイザナイト牝系なので、もともと実力はあるのですが、走る前からどんどん値上がりしていくような印象はありますね。
母父ワイルドラッシュということもあり、今回の募集馬のようなダート系種牡馬との
カップリングのほうがアベレージは良さそうです。
何時も見栄えする馬体にはなるのですが、今年の募集馬もなかなかの仕上がり。
ダートで戦う上で必要な胸の深さ、踏込の強さを持っていますし、
繋ぎが短めで立ち気味というところもキャラクターに合っています。
もう一回りサイズアップすると良いですが、その成長力も持ち合わせている母系ですから期待できるでしょう。
186.ローヌグレイシアの22(ルヴァンスレーヴ)★★★
ビワハイジ牝系ですが、アーデルハイトからのラインはこれまではシルクでの募集が多かった印象ですね。
アーデルハイト自身がサンデー募集で活躍できずイメージがあまり良くなかったことがあるかもしれません。
母がシルクで未勝利だったので、サンデーにお戻しされた感じでしょうか。
ルヴァンスレーヴ×クロフネなので、ダート一本という配合。
いい意味で硬さや重さがない血統なので、ルヴァンスレーヴの良いところを継承できそうです。
馬体はそこまで大きくなり切っていないですが、胸の深さなどパワーは感じます。
トモはちょっと薄めでこれは牝系由来でしょうか。
肩の可動域はまずまずですが、膝が硬めでトータルでは伸びが足りない部分はあります。
187.ライツェントの22(ナダル)★
母は元出資馬。飛ぶ鳥を落とす勢いのソニンク牝系の代表格で、産駒には活躍馬多数。
素晴らしいコントロールでセールにいった馬だけ走るので、この馬の選別は正確にやっている気がしますね。
一頭ぐらい良い馬を回してくれてもいいのにと思ってしまいます。
馬体は上体そのものは悪くないと思うのですが、繋ぎの柔軟性が皆無で自分の中ではこのリスクは負えないですね。
188.アッラサルーテの22(フィエールマン)★
特別勝ちが多く、スピード能力のベースがしっかりしている牝系ですので、
フィエールマンをつけて緩さを締めてくれるような効果を期待しての配合だろうなと想像がつきます。
プロフィールとしては結構好きな部類なのですが…。
こちらも竹馬級の肩さ、特に右前は前に体重をかけていても、この立ち具合なので、かなり怖いです。
また、肩も立ち気味で歩様にも影響が出ているように感じます。
189.ウィラビーオーサムの22(ミッキーアイル)★★
サンデーで募集された2番仔オーサムミッションは1.2億円の募集価格で未勝利。
この時点でかなりイメージが悪いですが、その下には2勝馬が2頭います。血統登録があるのは4年ぶりで空胎明け。
馬体は中サイズ以上でなかなか仕上がりも良く見栄えがします。前後とも水準以上の筋肉量があります。
ただし、歩かせるとかなり硬いので、ちょっと心配になります。
おそらく母の成績が良く、取引価格も高いことからこの価格設定かとは思いますが、
冷静に考えればさすがに高いという感じがします。
190.ミュージアムヒルの22(リオンディーズ)★★★★
ハッピートレイルズ牝系で今季話題のチェッキーノやハッピーパス、
パストフォリア、サブラムアンセムなど牝馬の活躍が目立ちます。
ロレットチャペルはその中では若干地味ではあるものの、いつ大当たりが出てもおかしくないレベルであると思います。
リオンディーズは人気もお値段もそこそこで出資しやすいタイプの種牡馬ですが、
勝ち上がり率も良いので、侮れないと思います。しかし、この馬4,000万円もするんですよね…。
馬体は1月上旬生まれで非常に完成度が高い造り。
無駄肉が少なく毛ヅヤも良く、決して骨太という感じではないですが、内から張り出すような馬体をしています。
歩様はちょっと硬めというぐらいで鋭い脚捌きができているように思います。
191.クラーベセクレタの22(ヘニーヒューズ)★★★★
南関東の超名牝クラーベセクレタの仔になりますが、
産駒は南関東を飛び出してJRAで使ったほうが稼げるという感じの産駒成績です。
父がヘニーヒューズに替わり種付け料もさらに高額になりますので、募集価格は仕方ないでしょう。
馬体はサイズ以上のパワフルさを感じます。背中がコンパクトで肩回りやトモのボリュームはありますね。
膝下が短く、ピッチ走法で小回りコースを回転力でクリアするタイプになりそうです。
前肢の出は硬いですが、それも特徴と捉えれば芝で使いたい馬たちほどマイナスする必要はないでしょう。
192.ワディハッタの22(Frankel)★★★★★
Danzigの4×4×4。白老繋養の○外で8,000万円募集と規格外の価格設定です。
血統的には愛ダービー馬の弟ですから、超良血と言って間違いないでしょう。
馬体は4月生まれが嘘のような完成度、胸の深さとトモの容積さらに筋肉量も抜群だと思います。
飛節の折れが浅めで、日本競馬の瞬発力勝負にも対応できそうなタイプですね。
繋ぎは短めで回転力もありそう。距離には限界があると思いますので、マイラーぐらいかと思います。
193.ドリームアンドドゥの22(Frankel)★★
こちらはデインヒルとDanzigのクロス。母父Siyoniを持つ馬は日本に多く導入されていますが、
中央で2勝挙げた馬は一頭だけとなかなか厳しいのが現状です。
母はフランスのクラシックホースで底力がありそうな良血馬であることには間違いありません。
馬体は生まれの早さと血統を考慮するとちょっと物足りない印象です。トモの容積がちょっと足りていないように見えます。
動きは硬めではありますが、回転力のありそうなタイプと考えれば悪くなさそう。
きりっとして鋭い目つきは気の強さを感じますが、うまく競馬に昇華できれば面白そうです。
194.イーヴンソーの22(Kingman)★★★
最後の一頭は愛オークス馬の娘。欧州クラシックホースの弟や仔が当たり前のように出てくるすごさを感じます。
中長距離路線で活躍の母にKingmanは日本で走った
エリザベスタワーやシュネルマイスター(ともに独オークス馬)のパターンです。
馬体はがっちりした中にもバランスの良さがあり、重心が安定しています。
胸の深さがあり、欧州系に多いトモが直飛気味で切れ味勝負でも対応できそうです。
歩様はちょっと硬めでストライドは伸びませんが、膝下は長めでここは中距離以上という感じ。
ややアンバランスさは感じますが、どのパーツもレベルは高いと思います。
サンデーサラブレッドクラブ全頭斬り2023 171-180
171.ロックディスタウンの22(イスラボニータ)★★★★
初仔は小柄な馬体だったものの、2番仔は一気にサイズアップして、その差はなんと120kg。
兄弟でここまでの差が出るのかと驚かされます。
母はストレイキャット重賞制覇4姉妹のうちの一頭で、暮れの阪神JF一番人気。
ただし、メンタルはかなり難しいところがありました。
白老F血統ということもあり、イスラボニータを配合されたとは思いますが、
父×母父サンデー系の配合はアベレージ的には難しいところがありますね。
馬体は胸の深さとトモの大きさなどがすごく迫力十分。
成長余地はまだ残しつつも腹回りに余裕があるので、今の体重からさらに爆発的に増えることはないと思います。
前後とも可動域は及第点。筋肉の質はやや柔らかめであり、
これは父と母父の良いところを引き継ぎ芝コースでのバネにつながっていくと思います。
172.サミターの22(リアルスティール)★★
2番仔のダノンチェイサーが高額取引で重賞制覇と華々しいスタートを切ったこともあり、
その後はクラブで高額募集が続きましたが、成績は正直悲惨と言っていいレベル。
募集価格も順調に切り下がってきて、牡馬ながら平均と言っていいぐらいの価格になりました。
なかなか成績が上がらない理由のひとつとしては、結局募集時からの成長力が乏しいというところで、
このサイズで出てこられると過去の傾向から言ってかなり勇気がいります。
かなり小柄なのですが、すでにそこそこまとまっていて、トモが高いとか、
薄くて成長余地があるというような感じがありません。
トモの形はいいですし、可動域もしっかりとれた動きなど良い点はあるのですが、なかなか難しいですね。
173.ドバイマジェスティの22(リアルスティール)★★★★★★
クラシックホース2頭を輩出した説明不要のスーパー繁殖ですね。
今年はリアルスティール産駒ということでこれまでの種牡馬価格と比べると低めの馬との配合だったので、
突出して高額ということはなくなりましたが、種付け料300万円の種牡馬の産駒で牝馬が7,000万円で募集というのは、
冷静に考えるとえげつないです。
馬体はもう文句のつけようがないですね。
最初に目がいったのはトモの形でこれはもうディープインパクトのトモと言っていいでしょう。
背中が短めでまとまりの良い体型。リアルスティール産駒にしては前肢の可動域も抜群です。
牝馬が走っていないとか、母が高齢というところに一抹の不安は覚えるものの、
ほかの高額牝馬と比べても一枚抜けていますね。
174.ラヴズオンリーミーの22(サトノダイヤモンド)★★★★★
続いてラヴズオンリーミーはサトノダイヤモンドを配合して7,000万円募集。
まさにこのあたりは牝馬の頂点を争う一頭と言えるでしょうね。
ただし、母も高齢にかかってきて、ここ最近は体質の課題に拍車がかかってきたように思います。
トラブルがあったり、デビューが遅れる馬が連発しています。
馬体はこの血統であれば、想像通りの胴長。驚きもなくやっぱり良い馬体です。
トモの容積もアップし、成長途上ではありますが、美しい背中のラインをしています。一方で、動きには一抹の不安あり。
左右差があり、ゴツゴツした感じもあります。
ディーンズリスターやバトルハーデンにあった内向や外向はなく脚は真っすぐですね。
175.ブエナビスタの22(レイデオロ)★★★★
ここの3頭の並びは本当に豪華でウイポやってるみたいです。今度はブエナビスタでレイデオロとの配合。
母の実績からしたら1億円も納得ではありますが、ここまでの産駒成績を見るとなかなか手が出づらいと思ってしまいます。
馬体はバランスが良く、決まった立ち姿という感じ。ちょっと薄さはありますが、キビキビとした歩様には好感が持てます。
捌きそのものは少し硬めで繋ぎの柔軟性も少し足りません。
ブエナビスタの仔らしく2歳戦というよりは古馬になってからでしょうか。
176.ラスティングソングの22(レイデオロ)★★★★
ハルーワソング牝系。サンデーでは珍しい募集でしょうか。
ハルーワスウィートだけが目立ってはいますが、全体的に勝ち上がり率が高く、アベレージは期待できそうです。
構成的にはキャロットで募集してそうな馬ですけどね。
レイデオロ産駒のここまでの印象は、細身でキレイな造りの馬が多かったですが、
この馬は一味違って、胸が深く全体的にパワフル。背中が短めでマイルぐらいで戦うタイプになりそうです。
現時点での仕上がりも良く、早いうちから使えそうな雰囲気を感じます。
177.キラービューティの22(ブリックスアンドモルタル)★★★
キラーアビリティを生んだ母系ですが、母のキラービューティやキラープレゼンスなど、なかなか走る馬を出しています。
ゼンノロブロイ肌もかなり珍しくなってきましたが、悪い印象はなく、2番仔で走りごろという感じがしますね。
馬体はちょっと重い感じです。腹ボテという感じで、トモが高いこともあって余計に目立っている気もします。
踏込は深く、可動域もOK。巨体馬になる可能性もちょっとあるかなとは思いますね。
178.ランニングボブキャッツの22(ニューイヤーズデイ)★★★★
多少の当たり外れはあるものの、総じて走る馬を出しているランニングボブキャッツの仔。
ダート一本ですし、アジアエクスプレス以降は走りはするものの大物はレピアーウィットだけということもあって、
募集価格がなかなか上がらないところが逆にありがたいですね。
ミスプロ系との配合は初なので、そこだけが未知数と言ったところ。
馬体は厚みがあってパワフル。前から見ると幅がありますし、歩様にも硬さを感じず筋肉量もちょうど良い感じがあります。
背中にもゆとりがあり、マイル~中距離ぐらいでしょうか。課題は管囲で牝馬とはいえ、これまでの募集馬よりは細いですね。
179.エピックラヴの22(ジャスタウェイ)★★★★
ダノンザキッドの全妹。ダノンタッチダウンも活躍しましたし、非常に勢いのある血統です。
ジャスタウェイは狙いがかなり難しく、脚元の軸がズレたり、
体質の難しさがあったりするため募集時に良く見えても、うまくいかないことも多いですね。
馬体はピカピカの毛ヅヤで丸みがあって、特に前肢の可動域が非常にいいです。
脚は真っすぐではありますが、繋ぎが硬く後ろ重心の立ち姿ではありますね。
180.トップライセンスの22(サートゥルナーリア)★★★
黒光りする馬体でハリがあり、いつも良く見せるタイプの繁殖です。
初年度のクロスライセンスは新馬勝ちを飾りましたが、その後は苦戦。
キンシャサノキセキ産駒で複数勝ちして繁殖入りした牝馬も少ないのでサンプルは少ないですが、可能性は感じますね。
馬体は背中が詰まってずんぐりした形。あまり毛ヅヤも良くないです。しかし、歩かせると躍動感がありますね。
キビキビ歩くことができていますし、バネ感も悪くありません。
ちょっと動画では見づらいですが、脚が真っすぐではないようなところは見られますので、
脚元のリスクはあるのではないかと思います。