呑んでも呑まれないコントロール | ヤモリのつぶやき

ヤモリのつぶやき

日々のニュース解説等をつぶやきます......

 本日も、休日向け、やわらかめのテーマだ。
 どうも、お酒にまつわるトラブルというのが散見される。
 喧嘩、飲酒運転や性的暴力などの犯罪行為、事故など、飲酒にまつわる問題は、数が多い。
 昨今、悲惨な事件を経てお酒にまつわる問題は厳しく取り上げられるようになっている。

 筆者も歳のせいなのか、ちょっと呑むと眠くなってしまい寝落ちすることもしばしばだから、外で呑む際は気をつけるようにしている。
 筆者の父方の家系は軒並み呑兵衛(のんべえ)で、酒を嗜まないのは許せん的な常識で育った。
 既に時効であろうし昔はだいぶゆるかったのもあるが、だいぶ子供の頃から呑ませられていた。
 親族では最も酒が弱く同情されながら育ったのに、社会に出たらむしろ強い方だったことにも驚きがあった。
 そのぐらい、酒呑みというのは浴びるように呑んだりするものだ。
 ただ、酒呑みの鉄則として厳しく言われてきたことが幾つかあった。
 
 酒は呑んでも呑まれないこと。
 酒は楽しく呑むこと。絡み酒など言語道断。
 体調等で飲酒影響も変化するから、呑み方に気をつけろ。
 空きっ腹で呑むな、必ずなにか食ってから呑め。


 などなど、細かいことを挙げたらキリがない。
 そういった筆者の育成環境もあって、教鞭を執る大学では3~4年生に社会人としてのお酒の呑み方の話をする。
 お酒の呑み方なんて習うこともあまりなく、友達からの情報や少ない自分の経験で得た知識がほとんどだと推察される。
 そこで老婆心ながら時間をとって教えるのは、社会に出た時に必ずつきまとうお酒の席で失敗しないための先達の知恵というやつだ。
 
 酒への耐性があるタイプかそうでないかは、ほぼDNAで決まってしまう。
 ↓↓↓↓↓↓↓↓
酒の強さは遺伝子で決まる
https://www.athome-academy.jp/archive/biology/0000000176_all.html
アルコールにまつわる疑問を解決!
http://www.herseries.co.jp/wrk/alchol/
 ↑広告だが肝心なことを捉えているので引用

 努力?をして呑めるようになったとしても、肝臓に無理な仕事をさせているだけで、肝硬変などのリスクを高めるだけだ。
 したがって、無理な飲酒をする意味はない。
 お付き合いなどの都合と、自分の体質に合わせたお酒との付き合い方を模索する方が正しい。
 
 さらにご注意いただきたいことがある。ここが今回の本テーマ。
 前段で出した、お酒の強さという視点は少なくとも世間の常識だ。
 仮に、これを縦の指標とするなら、それとは別に横の指標があるのはみなさんご存知だろう。
 酒癖と言われる、飲酒量による乱れ具合である。
 面白いことに、酒が強くても関係なく、ありえない方向に行ってしまう人がいる。
 酒が呑める人の中で、酒量によりどの程度乱れるか、どの方向におかしくなるかは、激しい個人差がある。
 もし、酒の席での失敗を他人に指摘されたり、知らない内に怪我をしているなどと言うことがあったら、ご注意いただきたい。
 急性アル中で吐いた、とかの失敗ではない。
 暴れた、喧嘩した、翌日、一緒に呑んだみなさんが猛烈に冷たい、などのケースだ。
 
 この手合は、最初は呑めているのに、一定量をすぎると抑制が全く効かなくなってしまう。
 臨界点に達する量に関しても個人差が大きい。
 弱いから~とあまり呑まない方の節度の高さと比べると、呑みすぎて暴れるタイプのアンコントロールは、半端ない。
 自分がどのタイプであるか、第三者に見てもらうとか、録画するなどでもいいかもしれないが、シラフの時に把握して欲しい。

 実際、筆者の友達での実話をだそう。
 酔っぱらいで車を運転しようとし、しかも友達を満席で載せていて、かつ、完全な前後不覚でまともに運転できず「だいじょぉぉぉびぃぃぃっていってるやろおあぉあぉああ」みたいな奴。
 これは流石に筆者がキレて、車に飛びついてエンジンキーを抜いてしまった。
 そのせいでこの友達とは疎遠になってしまったが、他の友達の生命もかかった状態だったから、何ら後悔していない。

 もうひとつ衝撃だったのは、ビルから落下してしまった事件だ。
 この人物はかなり酒が強かった。
 しかし、一定量をすぎると人間じゃなくなってしまうタイプだった。
 ドアと窓を間違えたらしいのだが、泥酔して窓から外に落ち、一命はとりとめたものの、脊髄をやられて一生不具の体になってしまった。
 筆者が呑ませたわけでもないが、友達の悲惨な運命という結果に、なにかしてあげられたんじゃなかろうかと重荷を背負うことになった。
 
 さらにだいぶ閲覧注意の実例を挙げよう。
 筆者の間接的な知り合い、元々酒癖があまり良くなかった人物の事例だ。
 閲覧注意
 齢70手前頃、泥酔し自分で風呂を沸かして入ろうとしたらしいのだが、沸騰させてしまい、そこにそのまま入って茹で上がってしまった。
 ものすごく悲惨なご遺体の状況であったが、周囲は全員、いつかはやるおもってました状態だった。

 閲覧注意ココマデ

 もはや常軌を逸したレベルなのだ。
 命が関わるようなことすら、全く管理できないほどになってしまう。
 そのような状態にならない人には、甚だ理解できないはずだ。
 したがって、酒癖が極端に悪い人物は、何らかの方法できちんと管理すべきだと、強く推奨する。

 先般の芸能人の事件でも、様々な憶測が飛び交う事態になった。
 しかし、入院するレベルの過ぎた飲酒度が常態化した人物は、もはや自制なんて効かない。
 酒で入院しているのに、退院したその日に呑むというのは、普通の人には理解し難い話なはずだ。
 こういうケースでは、呑んでも自制心を失わない方からすれば信じがたいほど別人であるし、平然とおぼえてなかったりすることも、特徴だ。
 この形態は歳を重ねるほど、悪化していく。

 そして、これらは一概に「アルコール中毒(依存症)」とは言えないものなのだ。
 アル中のチェックシートは以下だ。
 ↓↓↓↓↓↓↓↓
アルコール依存症WHO(世界保健機関)チェックシート
http://alcoholic-navi.jp/checksheet/
大石クリニックトップページ> 依存症専門外来> アルコール依存症> アルコール依存症チェック
http://www.ohishi-clinic.or.jp/alcohol_2.html
 
 アルコール依存症
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BE%9D%E5%AD%98%E7%97%87
以下抜粋
自分の意志で飲酒をコントロールできない。
目が覚めている間、常にアルコールに対する強い渇望感が生じる。
飲酒で様々なトラブルを起こし後で激しく後悔するも、それを忘れようとまた飲酒を続ける。
離脱症状(退薬・禁断症状)が出る。

----------

 実は、この点が世間的にはわかりきった飲酒トラブルについての記事を書くきっかけになった。
 酒呑みの常識からすると、飲酒での変化に対する正しい知見が存在しない状態は、かえって問題を矮小化し、対処を誤らせる原因になるのではないか?と思ったのだ。
 酒量が多くなり、アル中気味の症状が出ても、チェックリストを含む診断ではアルコール依存症とは言えず、対処が遅れる。

 整理すると以下だ。
@常識的な飲酒で体調不良をもたらす。=酒が弱いと言われるケース
@度重なる酒量がもたらす慢性的なアルコール依存。
@急激な飲酒がもたらす急性アルコール中毒。=死亡リスクがある

 ここまでは解りやすいし、みなさんが認識しているものだ。

 しかし、普通に呑める・アルコール依存状態ではないのに
@飲酒により判断能力が著しくおかしくなる人がいる。
@飲酒に人格すら変わってしまう。

 という体質の方がいることは社会認識されているのに、対処が明解ではない。

 グレーゾーンのアル中もどきみたいな状況で、呑んだら自制が効かないというケースは、本人が断酒するしかない。
 古今東西、「お酒さえ呑まなきゃいい人なんだけどね-」といわれる体質だ。
 最近でもあまり親しくない知り合いで、結構な地位の仕事をクビになった人物がいた。
 いつも酒臭く、エロ問題ばかり繰り返したためだ。

 人権を踏まえると個別の法規制も厳しいし、家族でも管理しにくい、社会常識としては、大人なんだから自分でなんとかしろ、しかし、自分ではコントロール不能というのは、凄まじく取り扱いがしにくい案件なのである。

 対策として、若い内から自分が一定以上の酒量でどういった状態になるのか、必ずチェックしておくことだ。
 御本人は自己責任かもしれないが、被害が出たら被害者やそのご家族の心中は察して余りある理不尽さだし、家族もまた不幸だ。
 誰も幸せになることがない事象を、幸せになるための酒でもたらす愚かさを知るべきだ。

 アメリカの事例では、飲酒で自制心を持てない人物の多発により禁酒法ができて、アルカポネで有名な血で血を洗う大事件が勃発した。
 かつて、世界的に禁酒運動が盛んだった流れからだ。
 ↓↓↓↓↓↓↓
禁酒運動
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%81%E9%85%92%E9%81%8B%E5%8B%95

 飲酒でおかしくなるタイプの人は自制が効かないが、なんとしてでも自制していただかないと、こういった大なたが発生してしまう。
 全体で酒をなくせば解決、という乱暴なやつだ。
 お酒に携わる業種の方や酒呑みからすれば、きちんと呑めないで酒に呑まれる愚か者は甚だ迷惑なのだ。
 たのむよほんとに。

 了

ガンバレ!日本!!
↓ブログランキング参加中↓ポチっていただくと励みになります♪


社会・政治問題 ブログランキングへ