安すぎる給与の犯人は誰か | ヤモリのつぶやき

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日々のニュース解説等をつぶやきます......

 以前、保育士の給与関係の話をした。
 今回は、Yahooに自動車整備士の話が出ていたのでそれを引用する。
 しかし、経済政策を行っても、それらが一般に降りてくるのにはタイムラグが発生し、なかなか向上しない。
 こういうところからも消費税で取り上げてしまうのだから始末が悪い。
 他人事ながらどうやって生活しているのか心配になる。
 こんな話だ。
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「7年目で手取り11万円」給与明細が大反響 自動車整備士、国家資格で「この待遇?」 J-CASTニュース 5月30日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160530-00000007-jct-soci
 自動車ディーラーの工場に整備士として7年務めたという静岡市在住の男性が、その給与明細の画像をツイッターに投稿して、悲惨すぎると話題になっている。少し前に騒ぎになった保育士や図書館員と同じレベルだと言うのだ。
 「一年目の整備士の給料ですご確認ください。車好きなら整備士になるのやめましょう」。きっかけは、自動車整備士になったばかりという人が2016年5月24日に自らの給与明細をアップしたとしてこうツイートしたことだ。
■整備士らの間で3000件リツイート
 アップ画像では、手取りの月給が14万円強になっていた。
 このツイートは整備士らの間で話題になったようで、現在は別のサービス業をしているという冒頭の男性は翌日、「多いほうやな」とツイッターで指摘。男性は、2015年まで7年間務めたディーラーの工場における自らの明細だとする画像を投稿した。そこには、手取りで11万円弱の給与が示されていたのだ。
 残業なしのときのものだが、ガソリン代を1万円弱引かれたという。
 このツイートも大きな反響を呼び、5月30日夕までに3000件ほどリツイートされた。
 次々に質問も出て、冒頭の男性は、「整備士は残業が無いと辛いです」「バイトの方がマシですよw」と自虐的につぶやいた。国家資格の整備士2級も持っているというが、手当は2000円だけだという。
 職場では、忙しくなる月末に残業があるものの、月初めに早く帰らされるため、結局、基本給しか支払われないことになるそうだ。
 これだけだと年収100万円強にしかならない。しかし、年2回のボーナスが1回20万円を超えることもあり、実家暮らしのため、なんとか生活していたと書いていた。
 男性は、退職金15万円をもらって、整備士を辞めた。給与が低いため、仲間も次々に辞めていったという。
統計調査では、平均年収43.5歳で375万円
 ツイッターなどでは、同じ整備士だとする人たちから前出の2人と同様な投稿が寄せられている。
 給与明細をアップして、「残業しーひんかったら 11万やで。笑 今月生きてかれへん ( ˊᵕˋ )」と告白する人がいたほか、手取りもバイト以下だとする人は、「残業しなかったら10万切るんだけどw おかしいいなぁ、整備士って国家資格なんじゃないの?」と疑問を投げかけていた。
 こうしたネット上の書き込みは、どこまで本当なのだろうか。
 整備士を雇う側の整備工場でつくる日本自動車整備振興会連合会は5月30日、J-CASTニュースの取材に事務局長が次のように話した。
 「手取りの月給が10万円ほどというのは、あまりないケースだと思います。9万の加盟事業所のうち2万ほどを調査した統計では、整備士の平均年齢43.5歳で平均年収は375万円ぐらいになっています。しかし、ほかの仕事より給与が低いという話は出ているのは事実で、こちらも様々な人材確保対策を行っています。道路運送車両法の改正で規制が緩和され、異業種からの参入も増えて価格競争が起きていることが背景にあるのではないかと考えています」
 整備士の数は、10年前より半減し、整備工場の約半数で人手不足状態が続いている。若者がきつい仕事を敬遠し、車離れが進んでいることもあるという。
 国交省は、整備士の確保・育成に向けた検討会を設置し、4月15日に先進的な取り組みを事業所で共有するなどの対策をまとめた。また、厚労省では、外国人技能実習制度を4月から整備士も対象にするよう変えている。

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 保育士と同じような話になっている。
 国家資格なのに、異常に安いのだ。
 自動車の整備なんて、命がかかっているものだしかなりの重労働だから、あんまり安い給与は大問題だ。

 では、この給与が安い原因は何か?
 そもそも、車が売れない。かつ整備も最低限だ。
 ちょっと幾つかみてみよう。
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経済的な問題だけじゃない?若者の車離れが進んでいる3つの理由 2016年05月02日
http://news.ameba.jp/20160502-504/
よく若者の〇〇離れのひとつに「車離れ」が挙げられています。そもそも都内住みだと車は駐車場代が高く、買い物時も車を止めるところがないなど、管理が大変なことが多いもの。地方住まいと違って、電車があるため移動時に困ることも少ないですよね。 このような状況も影響しているのか、近年の若者の車関心度は低く、運転免許の保有人口も減少傾向にあるようです。そこで今回は、若者の車離れが進んでいる詳しい理由を車好きの筆者が分析してみました。 ■車を持つには余分なお金と手間がかかるから

やはり1番に挙げられるのは、経済的な問題です。車を持つからには、自分が運転できる車を買わなければいけませんよね。新車を購入する場合、最低100万円は掛かるもの。中古でもそれなりの機能がついていて、新しい車を買うとなると、諸費用込めて数十万円は見込む必要があるでしょう。 いざ車を購入したとしても、維持費としてガソリン代、車検等の整備代、重量税、車両保険と、年間にかかる費用も(乗り方や車によって異なりますが)同じく数十万に上ります。 こうしたお金の問題をクリアするには、安定した収入と貯金に余裕がなければ、「車欲しいけど、もうちょっと我慢だな・・・」という状態になってしまうのも仕方なさそうです。 まだ働き出して間もない、ましてや都内暮らしの独り暮らしの若者なら、「生活に困るわけじゃないし」「同じお金を使うなら、好きなことに使いたい」という、結論に至るのも頷ける気がします。 ■車よりもネットの方が楽しめるから

次に考えられる理由は、ライフスタイルの変化です。ここ数年ですっかりネット、スマホが世の中に普及し、娯楽のほとんどがネットに吸収されつつある時代になりました。自分の欲しい情報をすぐに取り込むことができ、それこそネットサーフィン、youtube等で動画を見ていると、あっという間に数時間が過ぎてしまいますよね。 そのため、「家にいても十分楽しいから」と、外出頻度が減ってしまった人も多いのでは?若者の恋愛離れがよく問題になるのも、恋愛をしてなくても生活が楽しめる世の中の風潮が、大きく関係しているように思います。 なるべく楽をして、面倒なことはしたくない若者たちにとって、車よりもネットの方が体を動かさずとも長時間楽しめますし、コストがかからず魅力的なのかもしれません。 ■地球環境に無意識的に配慮しているから

最後は、車のあり方が変わったという理由です。ひと昔前までは「軽自動車はお金の持っていない人が乗るもの」といった、見栄やステータスで車を保持していた人が多かったようです。ところが、今や新車購入者の3~4割は軽自動車、また燃費のいい車が売れ筋傾向にあります。 車をブンブンと乗り飛ばす若者は一部の車好きに留まってしまい、車はすっかり移動手段という認識が高くなりました。これも経済的な理由が大きいのですが、環境への考え方が一昔前とは変わってきたからでもあります。 ゆとり世代以降の若者は、地球環境を守ろう!という風潮が、日本でも高まってきた頃に生まれた世代。小さい頃から「地球環境」について深く考えさせられる機会がたくさんあったのです。 そんな若者は、「車より公共機関を使いましょう!」「自動車は燃費の良いものを選びましょう!」と教わってきた世代でもあり、そんな教育が若者の車離れに影響しているのかもしれません。若者だけに限らず、低燃費でそこそこ走れて、居住性が高い車が次々と発売されるのも、それらを求めるユーザーが多い(環境に配慮している人が多い)と考えると納得できるのではないでしょうか。 こうして理由を考えてみると、若者が車に興味がないのは世の中の自然な流れであるように思えます。 とはいえ、視野を広げるためにも車に乗って様々な場所へ出かけ、できるだけいろいろなものに興味を持つようにしたいものですね。普段車に乗らない若者も、ゴールデンウィークはレンタカーを借りて、少し遠出をしてみては?

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 この話はいくつかおかしな点がある。
 例えば、結婚して子供ができたらどうだろうか?
 公共機関だけで済むのか?
 また、かつての若者が所有していた車の全体における割合や消費する金額だけが、車社会の経費を下げているのだろうか?
 つまり、ライフスタイルが~スマホが~というのにはちょっと無理があるのだ。
 ハッキリ言って、経費がかかりすぎて負担できないのだろう。
 実際、20歳前後の学生と日々接するわけだが、経済に大きく影響をおよぼすほど有為に人間性やライフスタイルが変わったとは到底思われない。
 現場で接していて、そんな事例は皆無である。
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若者の○○離れ、50代男性「単にお金がないだけだと思う」 2016年05月08日
http://www.jprime.jp/tv_net/nippon/26935
 恋愛離れに車離れ、酒離れ、新聞離れ、ゆとり世代、さとり世代……。ありあまるパワーの塊のイメージなのに、とかく消極的でネガティブな傾向ばかり謳われる昨今の若者たち。街の人たちに、そんな若者たちについて聞いた。
「草食系や内向的などと言われているが、単にお金がないだけだと思います。時代が下るにつれ、新入社員の給料も相当安くなった。低所得だと積極的になれないですよ」(50代・男性)
「彼らなりに一生懸命、頑張っていると伝わってきます。昨今はインターネットに顕著な“揚げ足を取る”“調子に乗っている人を叩く”という風潮が強い。我を出さないほうが無難と考えてしまうからおとなしいのでは?」(40代・女性)
「古代エジプトの壁画にも、“最近の若者はなっとらん!”という記録があるとかないとか。いつの時代も若者の風習は問題視されている。今の若者も30年後には、“最近の若いやつは”なんて話しているはず」(40代・男性)
 批判的な声が多いと思いきや、意外に多く集まった若者支持票。“同情票”込みとはいえ若い人が活躍してくれないことには、この国の未来はない。
「図々しい若者が多い! “これってどういうことですか?”とすぐに聞いたり、“できれば楽をしたい”とあっけらかんと話したり……ノウハウを盗んで覚える徒弟制度のような時代を経験している世代からすると、なんでもかんでも教えてもらえると思い込んでいるぬるい発想は改めてほしい」(50代・男性)
「“友人がいるから私は満たされている”と思いたがる若い人にはウンザリです。上下関係や同僚よりも、地元の友人や飲み仲間の意見に耳を傾けるって何を考えているんだろう。居心地のいい場所でしか輝けないって、そりゃ戦力外になっても不思議じゃないでしょ」(40代・女性)
  “ゆとり世代”に加え、無為無欲の“さとり世代”、そしてチームワークや友人を第一に考え、相手に尽くそうとすることから“つくし(尽くし)世代”と呼ばれる新世代。
「無理に若者を世代間で区切るのはやめたほうがいいと思う。“10年に1度”“最高と謳われた○年に匹敵”など、毎回うまい言い回しをつけるボジョレーヌーボーと一緒で、ほとんど中身は一緒だろ、と。古い時代のツケを支払わされるという点では若者はみな同じ。まずは彼ら彼女らが生き生きできる環境を作らないと!」(40代・男性)
「少子高齢化、年金破綻など未来の見通しがよくない彼らが、無難な道を選ぶのは理解できる。彼らがよく口にするのは、実利やメリットという言葉。支払ったものへの対価を即時に求めたがる。
 将来の自分に投資するお金や余裕がないぶん、目の前のことに精いっぱい頑張る。そんな真摯な姿を、同じ若者が“何、一生懸命になっているんだよ”と笑うのが今の日本……悲しいです」(50代・女性)

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 今の若者代表的な有名な方の実績を見る限り、若者が老年世代より劣るということはありえない。
 若者に文句つらつらの高年齢が多いようだが、ウン十年も教鞭をとっていてそんなわけあるかい!と言いたくなる。

 結局、何が原因かといえば、お金がないだけだ。

 先だって、消費の優先順位についてちょっと触れた(PCが売れない件)が、予算に対し、欲しいものの優先順位で消費が決定するのだ。
 多大な経費がかかる車をわざわざお金がない中で所有するのは不可能だから、諦めて便利になった公共機関を使うか、必要なときだけレンタカーをするだけの話だ。
 実際筆者もかつては車を所有していたが、ガソリン代や消耗品、駐車場代、税金などをまかなえるほど、売上が上がらないので諦めざるを得ず泣く泣く処分した。
 
 車の整備士がすさまじい安月給であるならば、当然、車の所有なんて不可能だ。
 これはすさまじい矛盾。
 
 そういったことをしているのも、低賃金で雇用の流動性~なんて言いまくる連中のせいなのである。
 経済が、本来のあるべき数字の半分しかないのは以前から説明しているとおり。
 5割の経済で生きていく中で、社会的な強者(大会社や資産家など)はきっちりと売上を確保している。
 ということは、1割程度の連中が10割以上を維持し、足りない分は残りの面子で負担していることになる。
 当然、5割ではなく、もっとたくさんマイナスになっているわけだ。

 こうして経済がマイナスになって一般の方にしわ寄せが行った分、物は売れないし整備などの売上も上がらない。
 なんとかサービスを利用してほしいから廉価販売する。
 これが周りめぐって、給与に反映されているのである。

 そういった問題は、こういうところにも現れる。
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厚生年金逃れ、国の想定以上 建設業・ごみ収集員も 朝日新聞デジタル 5月30日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160530-00000016-asahi-soci
 従業員に資格があるのに事業所が厚生年金に入れていない「加入逃れ」が政府の想定以上に広がっている。厚生労働省は未加入者を約200万人と推計して事業所の調査に乗り出したが、対象に含まれない建設作業員やごみ収集員の一部も未加入なことが朝日新聞の調べでわかった。
 従業員5人以上の個人事業所は厚生年金に加入する義務がある。だが、建設業者の中には雇っている作業員を「一人親方」として仕事を外注している実態が判明。厚生年金の保険料負担を避ける狙いで、こうした作業員は保険料が全額自己負担の国民年金に入る。一人親方は2015年度で全国に約60万人おり、加入逃れのため装われたケースも少なくないとみられる。
 東京23区の日雇いのごみ収集員(2千~3千人)のほとんども厚生年金に未加入だ。同じ業者に1カ月以上続けて雇われれば厚生年金の加入条件を満たすが、委託業者の一部は違法に加入を避けている。
 厚労省年金局事業管理課は調査対象から漏れていることを認め、「実態が把握できれば適切に対応したい」とコメント。把握できていない加入逃れは、ほかの業界にも広がりそうだ。
 厚生年金は平均的な収入の人で毎月約3万9千円(雇い主も同額)の保険料を40年間払うと、月約15万6500円を受け取れる。一方、国民年金は月約1万6千円の保険料で、受給額は満額でも月約6万5千円。厚生年金の「加入逃れ」は、将来的に低年金者を増やすことになる。(久永隆一、井上充昌)
     ◇
 〈厚生年金の未加入問題〉 厚生年金は会社員や公務員ら約4千万人が加入している公的年金。厚労省は昨年末、加入できるのに約200万人が未加入だと推計し、中小・零細企業を中心に保険料負担を逃れているとみられる約79万事業所に対する集中調査を始めた。未加入のままでは低年金や無年金になり、老後は低所得に陥るリスクが高い。生活保護の利用者が増えることで、社会的コストも増大する。

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 めずらしく、左翼系らしく左翼系な話をきちんとしているアカヒ新聞。
 ちゃんと労働者権利に根付いた話をすることが左翼の本道だからね。

 この問題も、払いたくても払えない状態、なのである。
 会社経営してみるとわかるが、従業員に厚生年金加入となるとこのコストだけで膨大だ。
 それが吸収できるほど、売上に余裕が無いわけだ。
 これは小企業経営者なら否定する人はいないはずだ。 

 つまり、長い不景気を囲っている結果、売上が上がらずに厚生年金加入できないことが、将来に渡り大打撃なのだ。
 労働者が年金受給世代になっても低年金で生活できず、もれなく生活保護とかになったらどうなるのか?
 考えただけでも頭がいたいはずだ。

 そりゃ従業員給与をすさまじい低賃金で行わざるをえないほどの売上なら年金どころではないし、逆に企業としてそういうものをきっちり払えば、やっぱり賃金が下がってしまうから今度は求人応募が無くなる。
 
 まとめる。
 経済が悪い→弱者(受注側の意味)が負担→一般雇用者が被害→車関連業者も悪化→負のスパイラルへ→強者(大企業など)は売上確保に雇用流動性を持ち出し非正規増加・低賃金化→低賃金過ぎて労働者が集まらず外国人労働者を希望→イマココ

 結局、安すぎる賃金の原因は、経済政策が悪いのが一番。
 二番手はきちんとした規制がされずに、競争競争競争で活性化、と言いまくったこと。
 競争に勝つには、低賃金も含まれるし経費の圧縮も含まれるから、周辺もどんどん悪化する。
 
 そうして、たまたま運が良かったお金持ち連中が「努力すればいいじゃん?門戸は開かれてるよ?」とかほざくのである。
 国民全員が全員、そんなことできるわけもない。

 このムカつく話は次号に続く。
 

 了

 ガンバレ!!熊本・大分! ガンバレ東北!
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