久々のアップです。
以前、少し触れたんですが、
ハード・オフで格安で入手したこのキャビネット(写真右下)
私が愛してやまないメーカーPeavey社の
412M
長い時間をかけて、
つまり、仕事後とか、休日とかの
まさに「隙間時間」を使って再生してきました。
やっと、ある程度のところまできましたのでまとめて報告します。
ま、キャビネットもこんな感じで「割り切って」再生する道もあるんだな、
というくらいに受け止めていただければと思います。
さて、このキャビネット(写真右下)、
写真でお分かりの通り、ボロボロです・・・。
とにかく汚い。
調べて分かったのですが、
アンプの外側の布地のことを
『トーレックス』
と言うそうなんですが、
これがもう劣化して、
さらに上からガムテープで補強して
それがドロドロにただれて、ベタベタして・・・
とそりゃあ、こんな格安で販売するよね、
という状態でした。
手始めにしたのが、
当然、解体→洗浄です。
パネルを外し、
スピーカー外し、
持ち手とか、角のパーツなどを全て外し、
全て洗浄します(その写真はありません)。
で、問題はキャビネットそのものです。
ご覧の通り、ボロボロです。
まずは、トーレックスを全て剥がしてみることに。
こんな感じになっているんですね。
トーレックスを貼り付けるための接着剤(黒)が、
木材に満遍なく塗られているんですね。
トーレックスを購入して貼り付けようとも思ったのですが、
トーレックス自体がアンプ購入金額を超えるということで、
やめました。
そこで、どうしたかと言いますと・・・
削りました(笑)。
ホームセンターで「サンダー」なるものを購入し、
一面一面、丁寧に接着剤を落としていきます。
ま、これが一番時間がかかったところです。
初心者の人に気をつけていただきたいのですが、
サンダーは使いすぎると腱鞘炎みたいになります。
指の震えが止まらなくなったりましす。
私は一回の作業を20分と決めてやりました。
このように、徐々に徐々に
黒い接着剤が取れていきます。
なかなかしぶとかったですが・・・。
次に、ご想像通り・・・
塗ることにしました。
こちらもまたホームセンターに行き、
ニスを購入。
やはり、木目を大事にしながらダークな感じに仕上げたいので、
濃いめのニスにしました。
上に乗っかっているのがそのニスです。
こんな感じで塗っていきます。
ニスの説明に「二度塗り推奨」とあったので、
その指示通り、二度塗りをしました。
で、こんな感じになりました。
なかなか良い感じです。
写真はないのですが、
前編のグリル(パネル)も、
マイキングで使用されたと思われるガムテープの跡があったので、
黒のスプレーで全面を塗装し直しました。
こちらに、きれにしたスピーカーやらパーツやら
グリルやらをつけていき、
1年以上かけて、
ついに・・・
完成!!
スピーカーの配置も変えてます。
実は、スピーカーもつぎはぎでして、
4つとも全て微妙に違うものが乗ってました。
ま、それはそれで、それぞれのスピーカーの特性を学べるので、
そのままにしています。
ま、いつかは、5150キャビネットのスピーカーで揃える・・
という日が来るかも知れません。
書いたらあっと言う間でしたが、
この作業に1年以上もかけてました・・・。
ま、完全に自己満足です。
いつかこれをステージで使うことがある・・かもと妄想しながら、
楽しみました。
一つの参考データとして、
暇人のどーでも良い作業記録として
ここに残しておきます。
以上、ジャンクのキャビネットの再生記録でした。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました🎸