3泊4日東北乗り鉄+1【3日目~風っこストーブ湯けむり号】 | あぁるびぃの勝手にオフレボ探検隊

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五所川原で津軽鉄道のストーブ列車を

満喫して青森から在来線を乗り継ぐこと

6時間336kmの乗車を経て到着した

山形県新庄駅近くのホテル。

1月27日 土曜日 前編

この日も8時過ぎにチェックアウトし

サブクエストのため

新庄ふるさと歴史センターまで朝散歩。

バスという手もあったのだが

まぁ歩ける距離だろうといつもの如く

歩いたのですが・・・

 

結構遠かったアセアセ

 

案内所でカードを受け取った際に係りの方が

「出口の左手にあります、雪で隠れてるかも

知れませんがご覧になって行ってください」

と言ってくれたので

雪の積もった駐車場へ行くとうっすら発見

雪をどけてカードと一緒にカメラ

マンホールのデザインは下部に「生命樹」

右のクリスマスツリー新庄市の木「もみの木」

左のが市の花「あじさい」だそうです

 

がっ!ハッ

 

「あじさい」の図柄がさぁ~

俺にはこいつに見えて仕方がないピリピリ

映画マーズアタックに出てきた火星人

というか…もう、これ以外に見えない笑い泣き

 

そして再び来た道を新庄駅に向かい歩くと

営業時間外のお店のシャッターに目が行く

奥羽山地に生息する生き物のイラストが

描かれています。

ニホンザル・クマタカ・オコジョ

モモンガ・タヌキ・・・もやもや

タヌキ??

俺にはコリーかコーギーに見えるびっくり

なんか、朝から俺の視覚がおかしいのか?アセアセ

 

そんな街中を歩いて戻ってきました新庄駅

2年前の2月「とれいゆつばさ」乗車以来です。

駅前にはマンホールカードのデザイン

市の木「もみの木」のオブジェもあります。

道路標識の『直進』とデザインか被ってます笑い泣き

だから補助標識が『自主規制』になってるんかw(違)

 

さて、この日のメイン乗車は

臨時列車『風っこストーブ湯けむり号』です

今回の行程を決めかねてる中

時刻表と格闘していて見つけた列車。

全く行程も決まって無いのについ予約したので

〈陸羽東線〉縛りが出来てしまい

行程決めに余計時間が掛かってしまった訳です。

〈陸羽東線〉もローカル線ではおなじみの

余白過剰な時刻表ショボーン

新庄駅から鳴子温泉駅までは1時間ほどだが

13:17発に乗り継ぐためには

 普通 10:00 小牛田 に乗るしかないのです。

次発は2時間58分後えー

今回も、各路線の希薄なダイヤを

繋げるのに苦労したので行程がなかなか

決められずにいたのです。

 

さて、時間になり到着した列車

キハ110系気動車

ワンマン運転の単行です。

 

乗車は地元の人と、観光客が半々かな。

全員着席出来る乗車率。

鉄道マニアはBOXシート信者が多いので爆  笑

BOXシート窓側を先をこぞって取りに行きます

俺は写真を撮るのに良く席を立つので

ローカル線では後方ロングシートが好みウインク

BOXシート窓側で混んでくると身動きとりずらくなりますからね

新庄駅を出発し雪を巻き上げながら走るキハ110

小国川を橋りょうで幾度も越えていきます。

路線愛称である〈奥の細道ゆけむりライン〉

名の通り山形~宮城の間はたくさんの温泉地が

沿線に並びます。

なので、湯めぐりしている人の乗降がそれなりに

ありました。

トンネルやスノーシェッドが続く山間を抜け、

最上駅で新庄行きと行き違いをし

周囲を山に囲まれた最上町を走り抜け

徐々に雪深い山岳地へと上り始めると

〈陸羽東線〉山形県最後の駅堺田駅

山形県と宮城県の境にある駅で

近くには日本海と太平洋へと注ぐ川の

中央分水界がある境界の駅です。

 

中山平温泉駅を過ぎ長いトンネルを抜けると

眼下に開けた谷間の町に出ました。


まもなく鳴子温泉です。

 

鳴子温泉駅に到着すると下りホームで

風っこ湯けむりストーブ号のお出迎え準備

乗って来た 普通 小牛田 はここで列車交換で

停車したままです。

 

その交換相手が

キハ48改風っこ湯けむりストーブ号です

降りてくる乗客は鳴子温泉郷の方達に

湯めぐり用のタオルを受け取っていました。

写真を撮ってホームの人が掃けた頃を見計らい

改札を出ます。

駅舎の壁には〈陸羽東線〉の宮城県内の

温泉最寄り駅が書かれています。

 

山形県内も含めると6駅の温泉と名の付く

駅があるのですが、どの駅も温泉地から

少し離れていてやはり車でないと不便

だったりします。

ましてや、俺のように一人で目いっぱい

乗り鉄する者にとっては早くても

18時以降のチェックインになってしまう訳で

宿の送迎や、夕食時間の制限で温泉旅館は

宿泊地の対象に使いにくい。

 

ここ鳴子温泉は駅を出たら漂う硫黄の匂い

目の前は温泉街の土産物屋通り

駅前から徒歩で湯めぐりするのも

たくさんの施設が並びます。

仙台から在来線で約2時間

新幹線を使えば1時間半の距離

人口100万人政令指定都市である仙台から

このアクセスなら日帰り観光も可能な距離

奥州三名湯の一つとして歴史のある温泉地

泉質も7種が楽しめるとあり人気です。

ただそれが鉄道収益に繋がっているか?

という事にはならないようで

もう、くっきり〈陸羽東線〉明暗が分かれ

中山平温泉⇔最上間の営業係数がJR東日本

単独路線でワースト1の2万円台

上下分離か廃線かの瀬戸際ですねガーン

特に山形県側が厳しい経営状況です。

そして、集客と単価の高い山形新幹線沿線に

力を入れるのも仕方ないのかなと。

まぁ、そんなことは一見客の俺がどうこう言う

立場ではないので、せっかくの温泉地

 

上り風っこ湯けむりストーブ号発車まで

まだ1時間半ほどあるので街中を散策

無料の足湯・手湯なんかもありますが

手湯の所は、写真愛好家?がモデルの撮影会をしていたので

写真は鳴子温泉観光協会様のWEBサイトから拝借

なんか、温泉のにおいに釣られてひとっ風呂

いただくことにしました。ウインク

というか、昨夜ホテルで寝落ちしたので

大浴場に行けてなくて風呂に入りたかったてへぺろ

 

という事で2軒ある大衆浴場の一つ

 

早稲田桟敷湯に行きました。

独特な入口へと続く小道?

そして、くぐり戸を開け階段を降りると

下駄箱と番台と入浴券の券売機。

手持ちのタオルは体を拭くのに使いたいので

手ぬぐいを購入。

 

名前の由来が昭和23年に早稲田大学の学生が

ボーリング実習で掘り当てたからだそうです。

 

人は結構入っていましたがゆったり温泉を

楽しめました照れ

チョッと熱い目の湯なので、半身浴と全身浴を

繰り返してじっくり堪能しました。

 

さて、風呂上がりに1杯生ビールとも考えましたが

ゆっくり食事をしている時間もないため

車内で飲む缶ビールとおつまみを買う店を探す

コンビニまではかなり距離があるので

温泉街の強い味方『地元の酒屋』ですウインク

 

ビールとつまみを買っていよいよ乗車

 全車指定 臨時快速 

 風っこ湯けむりストーブ号 13:17 仙台 

JR東日本の観光列車 キハ48改

『ビューコースター風っこ号』を使用した

快速列車です。

仙台までの33駅中9駅しか停車せず1時間40分と

普通列車乗継より20分ほど速い列車です。

レトロな内装に仕上げられ

さすがに窓は上げられトロッコ仕様では

ありませんがニコニコ

種車のキハ40系48形の剛性の高さを生かした

網棚を撤去し窓枠を限界まで拡大

上部に余裕が出来たため1段座席をかさ上げ

さらに木製のBOX席の下まで窓化
豪華さはないが案外改造費に金を使ってますね

 

さて、車名にストーブと付いていますので

当然こいつ

だるまストーブです炎

2日連続のストーブ列車爆  笑

津軽鉄道との違いは

乗客が好きに網の上で持ってきた食材を

温められることですね。

出発前から焼き始める人達が集まります。

火傷防止に煙突には断熱材が巻かれています。

 

出発時刻になり

鳴子温泉の皆さんのお見送りで

〈陸羽東線〉を小牛田

その先の仙台へと向けて出発します。

 

向かい席の父娘はストーブ熟練者のようで

食材を数種持ち込み焼いて食べていました

俺は面倒だったので何も焼きませんでしたが

代りに酒屋で買ってきたおつまみで

ビールを頂きます生ビールてへぺろ

 

車窓の方は奥羽山脈を越えてるので

平地も多く雪もさほどではありません。

 

進むにつれて町も次第に大きくなり


東北新幹線の接続駅の古川駅を過ぎ

〈陸羽東線〉の起点小牛田駅に到着

小牛田駅にはキヤE193 Esst i-D

キハ110に混じって留置線に停車中でした。

風っこ湯けむりストーブ号はここから

〈東北本線〉に入り終着の仙台へと進みます

だるまストーブの営業は松島駅まで。

係の人が消火作業をします。

石炭なので消化にも時間が掛かりますね。

ストーブ係の方は熱中症防止で水分補給も

欠かさず行っていました。

地味だけど大変な仕事です。

 

松島駅を出ると少しだけ松島の景色も見れ

トンネル内では車内のライティングも

そしてアルプスの牧場のチャイムが鳴り

仙台駅到着を知らせます。

14:58定刻に仙台駅到着。

 

この日は仙台宿泊なので時間はある

まず、ホテルに荷物を預けて・・・

という予定だったのですが

急いで向かった先はDAISO笑い泣き

実はモバイルバッテリー用のケーブルを

持ってくるのを忘れて

毎日カツカツの電池残量で粘ってましたアセアセ

 

無事ケーブルも手に入れ

時刻はまだ15時を回った所です。

このままおとなしくホテルにチェックイン

するはずもなく『残業乗り鉄』へと突入です。

 

次回、乗り潰しの『残業乗り鉄』