3泊4日東北乗り鉄+1【2日目~津軽鉄道ストーブ列車】 | あぁるびぃの勝手にオフレボ探検隊

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天候に左右され、色々予定を変更しながら

13時間かけてたどり着いた青森県五所川原市

ダイヤオレンジ1月26日 金曜日ダイヤオレンジ

朝8:30にホテルをチェックアウト。

9:35発の津軽中里行きに乗るには

少しばかり早いチェックアウトですが

駅に行く前にサブクエストを実行。

 

ホテルから5分程の所に

立佞武多の館という非常に背の高い

博物館があるのです。

全高20m超えの立佞武多の山車を常設展示

している場所です。

ただ、見学する時間は無いので

マンホールカードだけ頂いてからお願い

駅へと向かいます。

 

とりあえず大きな荷物はJR五所川原駅

観光案内所のコインロッカーへ入れてから

小雪舞う津軽鉄道 津軽五所川原駅に到着

見たまま、ありのままの感想を言おう

 

ボロい!?びっくり

 

懐古趣味で建てた偽物のノスタルジーではない

本物の古さです。

昨夜見た時は、まるで映画のセットみたいニコニコ

と思ったのだが・・・

明るい時間帯に見ると駅というより

田舎のお婆さんが営む雑貨屋のような佇まい。

 

駅舎内も昭和感そのもの~ラブラブ

木枠の切符売り場の窓口

手書きの時刻表に所狭しと貼られたポスター

デジタルサイネージなんてものはこれっぽっち

も無く良い味を残しています

そして・・・

コインロッカーここの方が安かったガーン

半額の200円じゃんかびっくりマークショボーン

まぁ、それはさておき爆  笑

さっそくきっぷを購入。

津軽中里までの乗車券とストーブ列車券

 

良い時間になったのでホームへと向かう。

JR〈五能線〉五所川原駅とは

構内でつながっていますが津軽鉄道のホームは

跨線橋を渡った一番奥です。

跨線橋から乗車する9:35津軽中里行きが見える

ストーブ列車はこの定期列車に併結され

運行日は往復運行されているのです。

時期により、往復便数は変更になります。

 

座席確保のために急いで乗りこむ

基本自由席なので良い席は早い者勝ち

おかげで車両の写真を全然撮って無かったガーン

 

ストーブ列車に使われるのは

動力を持たない客車2両ですが

定期運行の気動車だけでは力不足なので

ディーゼル機関車も連結されています。

 

さて、GETした座席は

ストーブ斜め前の特等席ウインク

この時点では空いた車内でしたが

青森駅 快速 リゾートしらかみ 秋田

3分遅れの9:30に到着した後

大勢が乗車車内は8割ほど埋まりました。

1両目はインバウンドの方の団体貸切。

乗換の乗客を待つ間に

車内販売でストーブ列車名物

スルメとビールを買って待機おねがい

 

車掌さんが出発前の石炭追加

客室の温度管理はストーブ時代から

車掌さんの職務の一つだったんですね。

 

時刻になり出発~

車内では車掌さんが乗継客に

乗車券の確認と販売をしています。

乗務しているアテンダントさん

ストーブ列車車内での注意事項等を説明

・座席、車両の移動はお控下さい。

→混雑時のトラブル防止のため。

・列車の窓は開けないでください

→古い車両なので閉まらなくなります

・ストーブは車内販売のスルメ焼き専用です

 持ち込み食品を焼かないでください。

→交換の利かない古いものなので保全のため

等々・・・

車内では大勢の方が名物のスルメを購入

販売する方、焼く方大忙しです

そして、アテンダントさんはインカムで

車内でガイドをやりつつ・・・

「金木駅で下車する方から焼きますね~」

と言い各席のスルメの焼きを応援。

 

下車駅を聞かれた時に往復乗車だったんで

つい「五所川原」と言ってしまいガーン

「えぇぇ~っ」っと言われアセアセ

しかもすぐに「津軽中里」が出てこないガーン

常連さんのフォローで笑って済みましたタラー

そして「ちょっと1号車の外人さんの

スルメを焼きに行って来ますアセアセと言って

号車を跨いでの応援です。

いやはや、これは大変なお仕事ですよびっくり

列車が嘉瀬駅を過ぎるころ

俺のスルメが焼き上がるおねがい

久々のガチスルメ爆  笑

 

んっ!まぁいっ!!

 

久々にアゴが疲れるくらい硬いスルメを

噛んだよニコニコ

 

相席した御夫婦に「おひとつどうぞ」

声を掛けつつビールを飲むニコニコ

そして、程なく金木駅に到着。

多くの乗客はここで下車。

または、行違いの五所川原行きに乗り換え

戻って行きます。

これで折り返せば11:06の弘前行きに乗り継げます

そして川部から11:44の青森行きに乗れるのです。

俺はこのまま終点まで乗ります。

乗り通しても45分の乗車。

25分の乗車で切り上げるなんて勿体ない。

じっくり楽しみますよウインク

 

車内の喧騒も落ち着き

アテンダントさんも一息といった所

車内に残った乗客もゆったり寛いでいます

そしてグッズの紹介が入る。

『アテンダント手書きの津軽半島観光マップ

デザインのクリアファイル300円』

もちろん購入ですウインク

残り15分程の乗車

 

車窓に芦野公園が見えて来たら

引退した自衛隊の練習機

国産初の超音速戦闘機T2がチラリと

ここは、日本の桜100選にも上がる

大きな公園です。

さすがに冬場は桜はありませんが

この時期の見所は

夜間に雪景色と桜並木をピンクの照明で

ライトアップし、あたかも満開の桜の中を

列車が走る姿を演出しています。

行った日もライトアップ実施日でしたが時間の都合で

みれませんでしたが、見るための行程も考えてはいました

喫茶店を(も?)兼ねている芦野公園駅

国の登録有形文化財です。

店の方が出発時には大きく手を振って

お見送りしてくれました。

 

やがて、津軽五所川原駅を出発して45分

終着津軽中里駅に到着です。

すぐにディーゼル機関車の付け替えで

機回しが始まりました。

客車から連結を解き機回し線へ

先頭の気動車に連結します。

 

作業を見た後改札を出る。

折返しの列車まで20分ほど

この時間を利用して列車の写真を撮る

雪が舞う中ホームが見通せる踏切まで移動し

牽引のディーゼル機関車DD352は

2両のみ製造の初期の国産ディーゼル機関車で

1959年製65歳である。

そして牽引される客車の方も

車齢はオハ462が昭和23年製76歳

オハフ331が昭和29年製70歳と

それぞれ車両の耐用年数はとっくに過ぎ

本来解体されているであろう車体です。

 

それでも元々の造りが頑丈一点張りだった

スハ43系列の客車は、津軽鉄道以外にも

JR北海道SL冬の湿原号の2号車旧型客車

JR東日本SL牽引の旧型客車

大井川鉄道などで今も使用されています。

まるで客車界のA10サンダーボルト爆  笑

 

折返しの津軽五所川原行きの時間が

近づいて来たので駅に戻ります。

 

当初、折り返しは普通車に乗る予定でしたが

ストーブ列車の雰囲気が気に入ったので

帰りもストーブ列車券を購入ウインク

きっぷ売り場に「つてつグッズ」もあったので

数点購入してから乗り込みます。

復路のストーブ列車券は

200円の寄付金付き列車券にしました。

 

で、駅で買ったグッズを並べて写真を

撮ってるとアテンダントさんが車内販売に

りんごジュースと立佞武多のおやつと称した

りんごチップスを購入。

アテンダントさん

「たくさん買ってくれてありがとうございます」

と言ってくださいました。

俺よりたくさん買っている人はいっぱいいるのに

とても丁寧にお礼を言ってくれました。

津軽中里駅から乗車した人は少なく

アテンダントさん

「今ならお時間ありますのでお写真お撮りします」

と記念写真を撮ってくださいましたニコニコ

せっかくなので俺もストーブ前で1枚カメラ

往復乗車の人の顔は覚えているのか

スルメは推してきませんでしたが

その他の方には推しです爆  笑

 

暖冬の影響で、ここ青森でも雪が積もらず

3日前にようやく積もったとの事。

「ストーブ列車らしい雪の車窓を

ご覧いただけております」とガイドが流れる。

芦野公園駅夜間ライトアップのPR

喫茶店のママのお見送りに手を振り

雪化粧の沿線と線路脇を走る細いワイヤを

目で追いつつ、のんびりと乗車です。

 

金木駅から団体さんが乗って来ましたが

別の車両を指定されていたようで

のんびりとした穏やかな空間。ウインク

新しい乗客が乗ったので販売のワゴン通過

帰りに呼び止めパー

りんごジュースお替り爆  笑

マジうめぇ~っすよグッこのりんごジュース

そして、ゆったりと過ごす旧型客車の旅も

十川駅を過ぎ終点の津軽五所川原駅へ到着

折返しとなる12時発のストーブ列車にも

 

多くの乗客が行列を作っていました。

さて、少し見に行きたい所があったので

写真もそこそこに移動です。

 

津軽鉄道のストーブ列車

往復乗車した訳ですが

色々見逃したり、後で思い出したこと

ここも行っておきたいなと悔やむ所など

沢山見所がありました。

芦野公園駅の喫茶店もしかり

冬季の夜間のライトアップも

希少な現役電鈴式踏切

森林鉄道の遺構巡り

数えたらキリがない

派手さも豪華さもないけれど

素朴な楽しさが癖になる所です。

新年早々被災してしまったけれど

のと鉄道にも通じる所があって

また来たいおねがいそう思える鉄道ですね。

〈五能線〉を乗り残しているので津軽鉄道

また、きっと行きますよウインク 

 

そんな、津軽鉄道の鉄道骨董品の

一つを見るため

五所川原駅に戻った後、少し歩きます。

目的は駅施設内にある踏切。

踏切と言っても歩行者専用の

警報機も遮断機もない第四種踏切

その向こうに見えるのが

現役稼働中の『腕木式信号機』です。

人がレバーを引っ張って

ワイヤーロープでつながっている

信号機を遠隔操作するという

今ではここでしか見れない信号機です。

線路わきにずーーーっと走っていたワイヤーは

この『腕木式信号機』の作動用ワイヤー

後3分も待てば12時発の津軽中里行きが

通過するので動く所も見れるのですが

残念ながら次に乗る列車まで時間がありません

ここからは、ひたすら乗り継いでの移動です

 快速 リゾートしらかみ 12:10 青森 

これに乗って弘前駅まで移動です。

秋田駅から〈奥羽本線〉を通り〈五能線〉

五所川原駅を通り川部駅〈奥羽本線〉に戻り

弘前方面へスイッチバックしてから青森駅

乗り通せば5時間掛かる観光列車です。

これに乗って弘前駅まで40分の移動。

全席指定なので840円の指定席券が必要

5時間乗り通しても、区間利用40分でも840円

路線バスが弘前まで1000円青森まで950円乗車も列車の方が短い。

朝、うまく空いてた4号車10番D席

展望席真後ろの席をGET

展望席に誰も居なかったのでしばらく独占

乗車記念スタンプも押しておきましょうグッ


〈五能線〉の終点川部駅でスイッチバック

進行方向を変え〈奥羽本線〉弘前方面へ。

グリーン車級の指定席にはほぼ座らず爆  笑

前面展望を楽しみながら弘前駅に到着。

次の列車までは30分程あるが

店で食事というほどの時間はないので

一度改札を出て、コンコースで駅弁を買い

 特急 つがる4号 13:20 秋田 に乗車

車内で弁当を食べつつ、車窓に流れる雪景色と

引退した列車達を見ながら15:27に

ひたちチャイムが流れ秋田駅に到着。

コンコースでは巨大なまはげ節分

巨大秋田犬犬のぬいぐるみがお出迎え

ただ、乗り継ぎ時間も無いのでホーム端の

喫煙コーナーでとにかくタバコ

そして本日の最終乗車となる

 普通 15:45 新庄 に乗り込みます。

2時間半の〈奥羽本線〉各駅停車の旅です。

さすがに平日のこの時間は学生で混雑

してきます。

それでも〈北上線〉との接続の横手駅

ほとんど乗客はいなくなり

BOXシートのテーブル出して寛ぎ放題

秋田駅から150.3km26駅の停車を経て

18:30分ようやく山形県新庄駅に到着。

 

コンビニに寄って駅に近いPOST HOTELに

チェックイン。

こじんまりしたホテルですが

掛け布団がビジネスホテルにありがちな

ペラペラじゃなくていい感じおねがい

おかげで、ビール飲んで横になったら

そのまま寝てしまいましたzzz

 

明日は〈陸羽東線〉を乗り通し仙台へ向け

移動をします。

そして、縛りの原因となった列車に乗車ですてへぺろ