災害時の車での避難について考えよう | 埼玉、越谷の癒しの空間を与えるリフォーム会社

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こんにちは、こあいざわです。

今回も引き続き災害時の行動について

考えて見たいと思います。



部屋の内装について語るべきブログなんですが、

こと災害時についてはきれいだのおしゃれだの

言ってられませんので

ちょっとお付き合いください。




今回は比較的早い段階の避難法で

自動車を使う事について考えます。




道がまだ損壊してないうちは、

緊急車の邪魔にならない程度で

車を使うのはアリだと思います。

なぜなら

寝たきりの人、小さな子供、

ペットなど

一気に運べますから、早い段階なら

効果的だと思います。



で、不思議だと思う事なんですけど、

車ってなんで水に沈むんですかね?

というか、なんで沈むような造りにしているんですかね?


多少車に詳しい私が説明します。



① 製造段階で床に穴をあけてあるから



 車はボディーだけの状態でさび止めのプールに

入れられます。このさび止め塗料が抜けやすい様に

穴が開いていると言われます。

ゴムの蓋はしてあるので通常の使用では

水は入って来ません。ただ、浸水するほどになると

水圧で入ってきてしまいます。その他エンジンルームと

室内を仕切る壁にも部品や配線を通す穴が空けてあります、

雨やほこりなど入ってこない様にパッキンしてありますが

これもあまりに水圧が過ぎると入ってきてしまいます。


②空調の為に穴が空いている



冷房や暖房の際は空調設備を使いますが、

外気を導入するとき用の穴が空いてます。

だから、足元まで水に浸かる時はじわじわと

入って来ますが、フロントガラスが浸かる位になると

水は一気に流れて来ます。       

エンジンは吸気口、排気マフラーから水が入って来ますので

内部が浸かるともうエンジンはかかりません。


こうして車はたくさんの穴から水が浸入して

沈んでしまうわけです。



沈まない車があったらもっと助かる人も

多かったのでは?



穴を無くす方法、というか水が入ってこない

方法はあると思います。

空気取り入れ口と吸排気の位置を

高い位置(屋根の上)にしたらどうか?

それ以外の穴は最初から空けない、

或いは徹底して防水処理を行うことで、

増水しても車はプカッと浮いてくるでしょう。

車が船の様に浮いたら救命ボートのごとく

車のボディ自体が救命具になるのでは?

と思いますが如何でしょう?

都市部でも急な増水でアンダーパスに

車が沈んでしまう事があります。

アンダーパスの天井に着かないうちに

浮いた状態で移動が出来れば

これも助かる可能性が高くなると思うのですが。

中途半端に穴やすき間があれば排気ガスが流入して

一酸化炭素中毒になるリスクもありますし、

それなら密閉してしまった方が良いんじゃないかと

私は思うんですけどね。

ガソリン、ディーゼル車なら後は熱の問題ですね。

電気自動車なら実現できそうじゃないですか?



メーカーの人、考えてくださいよ。



以上、今思っている事並べてみましたけど

いかがでしょうか?




今日はこれまで、

ありがとうございました。