次世代住宅ポイント制度について物申す! | 埼玉、越谷の癒しの空間を与えるリフォーム会社

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こんにちは、こあいざわです。


台風19号において被災された方に心よりお見舞い申し上げます。



10月から次世代住宅ポイントの受付が始まりました。

リフォームの内容によってエコであるとか認められると

ポイントがもらえて商品を選ぶことが出来ます。

「リフォームして得したね」っていう事にしたいのでしょう。

景気が冷え込む中で積極的にリフォームをされる方は

そう多くはありません。

雨漏りしたの、床が抜けたの、風呂やトイレが使えないとか

ほとんどは「必要にかられて」

じゃないですか?

そのままじゃ生活できませんからね。



消費税UPに伴う消費の低迷を抑える意味と

国民感情をなだめる政策なんでしょうが…




私が素直に思ったこと、

ホントにユーザーのこと考えてる?



この制度について調べました。


概要について

次世代住宅ポイント制度とは、

一定の省エネ性、耐震性、バリアフリー性能等を満たす住宅や

家事負担の軽減に資する住宅の新築やリフォームをされた方に対し、

さまざまな商品と交換できるポイントを発行する制度です。


とあります。


リフォーム屋が言う事ではないですが、

これには「うーん?…」

となっちゃいます。

建前では

「今リフォームするとお得だからジャンジャンリフォームしてね」

ってとれますけど、

ポイント目当てでリフォームを決めても、

そこには越えなければならないハードルがあるのです…


対象工事等
次のいずれかに該当すること

開口部の断熱改修
外壁、屋根・天井または床の断熱改修
エコ住宅設備の設置
バリアフリー改修
耐震改修
家事負担軽減に資する設備の設置
リフォーム瑕疵保険への加入
インスペクションの実施
若者・子育て世帯が既存住宅を購入して行う一定規模以上のリフォーム

全てを説明するととんでもなく長いブログになるので

詳しくはこちらへ

この中で今回はトイレリフォームについて説明します。

トイレの設備交換は

①節水型であること

②掃除がしやすいこと

が条件で、①②それぞれがカテゴリー分けされています。

更に器具の品番もしっかりと指定されています。

ここまではまあまあ理解は出来ますけど、

これに加えて「手すりを付ける」のが

条件になっています。




?????

節水カテゴリー、家事軽減カテゴリーの中で


なんでバリアフリーの条件?

必要ない人まで取り付けないとポイント付かない?


なんで?


しかもマンションならともかく

戸建ての場合、1階2階で2台付いているお宅も

珍しくありません。



2台交換なら2台分のポイントでしょ?

だって料金だって2台分なので

負担が大きければポイントだって多くあげれば

いいんじゃないですか?





ところが…



ポイントは一戸に一つのポイントしか認められないのです。


そうか、セレブのお宅の様にトイレ10台とかお風呂3台とか

あっても

何台交換しても1台分なんです。



「平等に」を謳うにしても

ちょっと無理がありますね。


不正防止? にしても

そんなに警戒するならそもそもそんな制度やらなきゃ

いいのに。

業者の負担が増えてるだけ、お得感もそんなにあるかなぁ?




たくさんお金を使って

たくさんリフォームしてくださるお客様は

優遇されるべきかな?と思いますよ。






そこで、こう思います。




例えば、今回のポイント制度を利用しない代わりに

交換した台数分、付与ポイントと同額の金券プレゼントとか

した方が余程効果があるって!




批判を恐れずに言うと




資本主義ですからね、

お金をたくさん使ってくれるお客様は

優遇されて当然と思います。




間違っても「ケチ」な人を喜ばせて

更に「ケチ」に拍車がかかる様では

何の目的の制度かわかりません。


景気対策なんて全く効果なし!


税金で「ケチ」を喜ばせても

無駄だと思いますがね?




ポイント制度に縛られて、いらないものまで

入れてお見積りされたあなた、


それ、本当に得なのか?

もう一度考えてみましょう。


それではまた。