前回は「読書感想文」という
嫌いな人にはとことん嫌いな宿題を
例に
私の得意分野である
「建築」を例に無理やりこじつけて
好きになってもらおうといった手法を
紹介しました。
今回はその続きです。
前回のおさらいから
①「現地調査」
学校側で出された宿題の内容を把握すること
なにを、どのように提出するか?を確認
「図面作成」
タイトル、見出し、本文+起承転結のみ
箇条書きで極力簡単に書く
②「杭打ち、基礎」
タイトルはそのまま、見出しに
「こんな本を読んだよ」と紹介
知らない人に
「これからこんな建物が建つよー」って
教えてやらなきゃいけませんよね。
ここで、物語?ハウツー?コミック?
などどんな本を読んだか方向性がわかります。
③「建前」
方向性を教えたら本に登場するもの
例えば「物語」だったら
主人公とその周りの関係とかそれを取り巻く
背景、時代、場所などを紹介
具体的にどんな物語を読んだか
紹介します。
この辺りからこの感想文を聞いている、
もしくは読んでいる人は情景が思い浮かんで
来るでしょう。
④「屋根、外壁」
ここでやっと自分の感想を書きます。
「〇〇が」「〇〇のとき」
「〇〇で」「〇〇だった」
「〇〇は」「〇〇だとおもった」
ここで重要なのは既に読んだ本なので
表現は「過去形」にすること
です。
前出の「基礎」、「建前」の文章がないと
何の感想なのか
読んでる人、聞いてる人に
共感を得られるのは難しいからです。
本を読んだ自分の世界に引きずり込むには
「基礎」と「建前」が不可欠ですね。
まさに作文は建築です

⑤「内外装仕上げ」
この本を読んでの総評
1「自分にとってどう効果があったか」
2「勧めたい理由があれば、どんな人に?」
3「良くない事もあれば書く」
ここで重要なのは
2番3番の表現は「現在形」にすることを忘れずに!
⑥「外溝」(おまけ)
その本が何年も前に読んだものだったら
当時と今の世界観の違いも付け加えると
いいかもしれません。
以上です。
これを基に感想文書けば評価はトップになるでしょう

なんてね。
どうですか?今回は「読書感想文」でしたけど
この手は
例えば「実験の発表」だったり「社会科見学のリポート」
にも使えると思います。
私はガッチガチの文系なので、
数学的な考え方ができません。
でも数学的な考え方ができたら
「分数計算」から始まって
「方程式」「関数」をあてはめた文章
なんかは想像してみるとオモシロイ
かな?
なんて思います。

でも数学って答えが一つじゃないですか。
人それぞれの感性に沿ってだと
「建築的発想」ってすごく合ってると
私は思いますが
皆さんはどうですか?
「これってDIY!?」(怒)
と言われるかもしれませんが
なんでも「こじつけ」ですよ。
結果が良ければ
手段なんて考え様ですから。
最後まで御読み頂きありがとうございました。