久々の冬の日本帰国〜またまた感じる日本とカナダの違い | トロント・カナダ 50代からの自由な生き方 by ブルー・モンキー

トロント・カナダ 50代からの自由な生き方 by ブルー・モンキー

海外(カナダ)から日常の気づき、素敵な生き方をしている人、気になる社会問題、そして、大好きな映画の話などを書いています。

 

12月の初めに久々に冬の日本に帰国。

いつも子供が長期休みが取れる夏季休暇か、

季節のよい春休みを利用して帰国していたので、

何年、いや何十年かぶりに日本で年末、年始を迎えることができえて本当にうれしいです!

 

さて、12月というのに暖かい日本。

カナダの零下の真冬に慣れているわたしにとっては、

思いがけず嬉しい時を過ごしています。

 

しかし、やはり師走。

少し寒い日が続きました。

でも、年末年始は再び暖かいとか。

本当に季節感が狂ってきますね。

 

さて毎回帰国するたびに、

ついカナダと比較してしまう諸々のこと。

 

まだ滞在して数週間ですが、

現時点での気づいた事柄について書いてみたいと思います。

 

①公共トイレでウォシュレット

公共なのに場所によってはウォシュレットがあり感激です!

これは来日する外国人全員が驚く日本のトイレ事情です。

カナダの自宅にもウォシュレットほしい!​​​​​​​

 

海外の公共トイレは犯罪の巣となっている場合が多く、汚くてあまりお勧めできません。

しかし日本の公共トイレ、特に駅とか(すべてではないけど.....)は、素晴らしくキレイです。

それに、女性トイレで小をする時の「消音」は、外国人女性が不思議がり、「何のため?」とよく聞かれます。

日本では気にする音ですが、外国では音がするのは当たり前。

みんな平気です!

 

②ゴミ箱が少ないのに街がキレイ

外国人が口を揃えて言うのが、日本は街中にゴミ箱が少ない。

これは、とっても不便を感じますが、街がキレイであまり道端にゴミが落ちていない。

すごいことです!

 

③パッケージが多すぎる

とにかく日本は食べ物が溢れています。

スーパーに行けば何でもあるし、特にお惣菜やお弁当、デザート、

それに冷凍食品のバラエティーにはびっくり。

 

レストランやテイクアウト店の数はすごいし、24時間営業の所も多い。

あらためて日本は豊かな国だと、いつも再認識しています。

でも、それと同時にパッケージ、つまりゴミが多い。

そして分別が細かい。

 

トロントの私の住んでいる地域では、リサイクル

(新聞・雑誌などの紙類、プラスチック、ペットボトル、カン、ビンなど)は、

すべて一緒にしてリサイクルビン(通称ブルービン)、

その他は通常のゴミとしてガベージビンに捨てるだけ。

 

日本のように、わざわざ分別用のビニール袋を買う必要はありません。

まあ分別する方がエコなのかもしれませんが、

その前にプラスチックの容器やペットボトルの商品が多すぎると感じます。

この部分を改善すればリサイクルも効率よくなるのでは?

でもコストがかかるか?.......

 

④小学生が子供だけで登下校

わたしは田舎で育ちました。

わたしが子供の頃は、学校の登下校は近所の子供同士が集団となり、

年上の子供がリーダーで小さな子供を面倒みて、グループで通っていました。

しかし、カナダで息子の送り迎えを経験したわたしにとって、

日本で小学生の低学年の子供が一人、あるいは2〜3人で登下校しているのを見て少し心配になりました。

 

カナダでは幼稚園はもちろん、小学生は親の送り迎えが必須です。

親が無理なら家族の一員かベビーシッターやナニー(子供の世話や家事の手伝いをする)がやります。

とにかく犯罪や事故の心配があるので、特に幼い子供に対しては非常に厳格です。

 

日本は世界的にも安全な国の一つでしょうが、

今の時代、やはり子供だけの登下校はどうかと思います。

 

働くお母さんやお父さんが多い中、送り迎えは困難だと思いますが、

地域とか学校とかで何らかのシステムができれば良いのに。

自分の時代とカナダでの経験を通して、幼い子供たちが一人で道を歩いている、電車に乗っているのを見て、

本当に心配になりました。

 

 

 

ここ数年、世界は悲しい話題が多いですね。

せめて、自分だけでも笑顔でいたい。

どんなに悲しくても、つらくても。

 

その笑顔が他の人に広がるように。

一人ひとりの力は微力だが、無力ではない!

 

みなさん、どうぞ良いお年を🎍