2021年にネット上で開催された「ハセガワ80周年プラモデルコンテスト」に参加すべく、手が遅いので完成するか怪しいなと感じつつ、同年の7月に作り始めました
しかしながら、21年の夏はここ10年ほどの例にもれず、とにかく連日暑かった…暑さで体力とモチベが削られる中、気づけば基本塗装する前の段階で9月も中ごろが過ぎ、コンテストの締め切りも迫ってきていた
それでも中々製作が進まず、気づけばコンテストの締め切りは過ぎ、成型色のグレーのまま放置された飛行機が…
キャノピーが若干曇っていたのでコンパウンドで磨いたり、ハセガワキットのお約束で全体のスジボリが筆塗りお断り状態なので、頑張って全体的に彫り直しをしたりと塗装前の段階でかなり時間を食うことに
結局コンテストの締め切りを過ぎてからは全くモチベが上がらなくなってしまい、10月頃までプラモを触ること自体までも遠のくことになってしまいました(サンダーボルトに向かう気持ちが無くなったので、その後作ったのがロケットモデルズの4脚戦車)
そこからなんだかんだで1年ほど寝かせていましたが、さすがにこのまま放置させていたら、遠くない未来にいずれゴミ箱に行くことが分かり切っていたので、盛り上がりに欠けつつも再度手に取ることに
モチベが下がっていた状態だったからか、見返してもほとんど画像がなかった…
塗り始めた当初はキレイに塗ろうとしていましたが、一度モチベが下がってしまったし、汚しの実験にでも使おうということで、戦闘機っぽいスス汚れやオイル漏れっぽさを表現してみることに
たしかほとんどはウェザリングマスターBセットのススで、微妙に水性ウェザリングペイントも使ったような
今の目で見返すと中々大味にも感じますが、大戦中ならこれぐらい汚れた機体も居たりして…?
昔の飛行機と言えど、大抵の飛行機はかなりキレイに整備されていたみたいですが、実機についての知識はほぼありませんので、その辺りは謎ですけど…
これを作ってからキレイに作るよりも、ウェザリングが決まっていた方が楽しいなと感じるようになり、塗装方法が変わっていった気がします
足回りは水性ウェザリングペイントを水で希釈して使ったと思います(この頃は専用溶剤がいるのか疑問で持っていなかったので)
飛行機自体の塗装はファレホで筆塗りしました(イエローは付属のデカールを使わず、VICカラーのRLMイエローをエアブラシで吹きました)
結局作り始めてから1年以上かかって完成するという(2022年8月完成)、無駄に長丁場の製作になりましたが、一度諦めたものをもう一度完成まで持っていく気持ちだったり、得られたものは多かったかなと思います
今であれば、飛行機の塗装は最初からもう少しムラっぽく粗い塗装にして、チッピングも入れて、模型表面の塗装に変化を持たせる風に塗るのかなと思うので、やはりこのサンダーボルトの経験は大きかったかなと
それでも一度はキレイな飛行機も作ってはみたいですけどね。
とは言え、キレイなものより雰囲気のあるものに仕上げたい欲の方が高くなってしまっているので、果たしてその日が来ることはあるのだろうか?