シーズン2も面白いドラマ~~~「きのう何食べた?」 | 非正規独身女の読書日記ときどき手芸etc.

非正規独身女の読書日記ときどき手芸etc.

貧乏暇なし生活の合間に読書するのが生きがいです。面白くない本は最後まで読まないので、面白かった本の書評だけをブログにあげています。だから更新頻度は低いですが、ブログに挙げた本は、お薦めできるものばかりなので、読書好きの方は参考にしていただけると幸いです。

シーズン2に入ってもますます面白いです。何度もリピートして観てしまいます。

特にセンセーショナルなストーリーというわけでもないのに、この面白さはどうしてでしょう?勝手に理由を分析してみました。

 

① いちばんの魅力は、やっぱりメインテーマの一つである料理が美味しそうなこと。倹約家のシロさんが料理するシーンが多いので、スーパーでいつでも買える食材を使いまわした庶民的なメニューばかりで、毎週観終わった後には、「明日作ってみようかな」と思ってしまいます。たまにケンジが作るズボラ飯も美味しそうです。

 

② シロさんとケンジの日常生活で起こる様々な問題が、視聴者にとって身近なものであり、共感できる点が多い点。シロさんとケンジのLGBTQ問題も描かれますが、二人の間に起こるエピソードの多くは、どの男女の夫婦やカップルにも起こりそうなものが多くて、「こういうことってあるよね」って感じで共感できます。私は特に、一円単位で家計をやりくりするシロさんと、お金に大雑把なケンジとが小競り合いするエピソードが好きですね。

 

③ 登場人物への憧れ。シロさんもケンジも専門職に就き、膨大ではないけれども日常生活には不自由しない収入があり、素敵なパートナーがいて、職場の人間関係も良好。・・・これだけでも、今の日本では勝ち組ですよね。

 

④ シリーズ化されたドラマなので(シーズン1放送後、映画化もされ、シーズン2が放送されている)、登場人物に愛着があること。シロさんは弁護士なので、世間的にはエリートに分類されるんですが、いかにもエリートといった感じではなくて、職場の後輩にうっかりセクハラまがいの失言をしてしまったりと、抜けた部分もある可愛いエリートといった感じです。これに対して、ケンジは、しまり屋のシロさんに辟易することもあるのですが、持ち前の愛されキャラを発揮して、二人の同棲生活の潤滑油のような役割も果たしています。全くタイプの違う二人だからこそ、それぞれの長所を活かして、同棲生活を営んでいけるのかも。

 

⑤ 出演者の演技力が高い点。シロさん役の西島秀俊さんも、ケンジ役の内野聖陽さんも、ジルベール役の磯村勇斗さんも、小日向さん役の山本耕史さんも、佳代子さん役の田中美佐子さんも、実在の人物が映っているのではないかと思うくらい、自然な演技です。先日の5話で初登場したシロさん元カレのノブ役の及川光博さんも、いけすかない役がすごくはまっていましたね。たいていのドラマでは、キャストの中で一人ぐらい、演技力が???と思うような役者さん(たいていはアイドルの方)が混じっていることが多いんですが、このドラマでは、脇役の方々も皆さん芸達者ですよね。