東日本大震災の津波で全壊した「宮古運動公園」(宮古市赤前)の復旧工事が終わり、7月12日(水)落成式が行われました。
当時は、震災がれきの仮置き場となっていた場所ですが、ついに完成しました!
岩手県沿岸で初となる日本陸連第3種公認を受け、県大会規模の大会を開催できる陸上競技場となりました。宮古の海をイメージして作られたという全天候型のブルートラックです。
山本市長は、「震災から6年4ヶ月、多くの方に支えられて運動公園が完成し、これで被災した運動施設は全て復旧できました」と感謝の言葉を述べました。
競技用具の購入費用や備品などを寄付したシンガポール赤十字社、宮古東ロータリークラブ、宮古市指定下水道工事店会に感謝状が贈られました。
アトラクションとして行われたのは、宮古市の伝統芸能【黒森神楽「清祓」】
陸上競技場のほか、野球場、多目的広場などが整備され、すぐ隣に見える津軽石太陽光発電所で作られた地産電力を利用しています。
今月29日(土)に、プロ野球イースタン・リーグ公式戦、30日(日)には、陸上フェスが行われます。今後、スポーツレクリエーション活動の場として、競技力の向上などにも期待が高まりますね!