4月14日の午後、宮古市の桜が開花しました♪
昨年より9日遅れましたが、春の訪れを告げる美しい花を咲かせていました。
桜が咲く頃の恒例行事である【第36回宮古市さけ稚魚壮行会】が行われ、市内の小学生や保育所・幼稚園の園児らが参加しました。
2日間にわたって行われ、4月13日(木)には本州一鮭が遡上する津軽石川で約5万匹、14日(金)には閉伊川河川敷で約10万匹の稚魚が放流されました。
宮古市は、鮭が生まれ、旅立ち、回帰する海や川、それを育む森がある自然豊かなまちなのです。
子どもたちは、稚魚が入ったバケツを持って慎重に川まで運び「元気で帰ってきてね~!」などと声をかけながらそっとバケツを傾けていました。
昨年は、こんな感じで階段になっている所からの放流でしたが・・・
昨年8月の台風10号の影響により、川の形が少し変わってしまい、今年は長靴で水の中へザブザブと入っての放流となりました。
1人何回でも放流できるので、楽しそうに走ってまた次の稚魚をもらいに行く子たちもいました。
もちろん、宮古市のゆるキャラ「サーモンくんとみやこちゃん」も一緒に稚魚たちを見送りました。
足元が濡れないように、しっかりカバーして参加していましたよ♪
相変わらず人気の2人は、放流を終えた子ども達に囲まれて記念撮影!
宮古で生まれ放流された稚魚は、3~5年かけてオホーツク海から北太平洋、ベーリング海をめぐり、成魚になって宮古の川に戻ってきます。
宮古市では毎年、約1億2000万尾の稚魚が放流され、戻ってくる鮭は約200万尾です。
みんな無事に大きく成長して戻ってきて欲しいですね♪