4月10日(日)~17日(日)までの8日間、田老地区のニュース映像を国道45号沿道施設の壁に投影する【田老_リアルナビ化計画】が行われました。
企画したのは、「国道45号撮影班。PR45(新藤代表)」。
会場となったのは、田老野球場、田老公民館、田老第一小学校、田老町漁協ビル・倉庫、産直ドーム。
投影されたのは、日没~19時30分まで。
田老漁協の倉庫に映し出されていたのは、「鮭・あわびまつり」「大漁まつり」の様子。
参加者が楽しそうに鮭のつかみどりをしている様子などが映し出されていましたよ。
倉庫の後方には、灯りがともり始めた三王団地が見えますね。
桜が咲き始めた季節でしたが、寒さのため車の中から見ている方もいました。
田老公民館の壁には、「田老地区体育大会」などの様子が映し出され、そのすぐ横にある田老第一中学校校庭で実際に走りまわる元気なスポ少の子どもたちとのコラボレーションとなりました。
こちらの産直ドーム会場は、再生可能エネルギーの地産地消の実現を目指す「宮古市スマートコミュニティ」のカーシェア車両で、外部出力機能を活用しての投影でした。
産直ドームには、旬の野菜などが映し出されていましたよ。
その他、昨年3月にかさ上げされ切り替えがあった新国道45号沿線で再開した店舗や、田老太陽光発電所、田老野球場でライトアップし、プロジェクションマッピングの開催を盛り上げました。
外観のライトアップを行った田老球場は、5年前の震災の津波で全壊しましたが、災害復旧工事が終わり、4月から使用開始となりました。
球場は防潮堤の陸側に移設されましたが、レフト側にある防潮堤に登ると、このように震災のつめ跡が残されたままの所もあります。
これほど頑丈な防潮堤を壊した津波の勢いの恐ろしさを感じますが、確実に復興は進んでいます!
日没後の田老の町にニュースを重ねるプロジェクションマッピングは、1年半かけて撮影した復興の様子を映し出し、地域の魅力を発信していました。
新田老球場の完成に際し4月22・23日に行われた落成式・完成セレモニー等の様子は、後日ご紹介したいと思います。