満開の桜がとても美しい今日でした。
そして、娘が新たな生活に向かって旅立った今日でもありました。
駅に送る途中、車の中から見える熊本城の桜はとても美しく、それは娘を祝福してくれているようでもあり、
その反面、あまりにも美しいからこそ娘との別れは寂しさでいっぱいになりました。
駅に着いてから私は前もって娘に言おうと思って考えていた言葉をかけました。
娘の背中をさすりながら、
「大丈夫!きっと大丈夫だからね。今までいっぱい頑張ってきたんだから、自分を信じてね!」
「でも無理はしないで。ご飯はちゃんと食べてね。」
言いながら私は涙でいっぱいになってしまった。
そして、今度は前もって考えていた言葉ではなく、思わずその場で出た言葉。
「今までお母さんをいっぱい助けてくれてありがとうね・・・」
そう。今まで娘は生活面でも精神面でも私をたくさん助けてくれました。
とても優しい娘。
どうか、これから娘が自分らしく充実した生活を始められることを願わずにはいられません。
息子と一緒にホームまで上がり見送りしました。
「桜流し」宇多田ヒカル