相続バトル -376ページ目

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2005.07.15
レッドから連絡があった。


レッド「お金を返しに行きます」


去年の6月に貸した80万円の件だろう。
私は期待した。
あのレッドが返すのか。
相続分から差し引くのかと思ったけど、やればできるじゃんか。


そしてレッド到着。


レッド「前はお世話になりました」
レッド「10万しかないのだけど…」


レッドはそう言いながら銀行の封筒を私の前へ差し出した。


ブルー2「ん・・・10万?」


え?・・・、約1年経っても10万だけ?
全額返ってくると期待した俺が間違っているのか?
それとも聞き間違えか?
私は目の前にある封筒を開け、中のお金を数えた。
・・・やはり10万円しかない。


レッド「それで…」
レッド「こんなこと言うのもなんだけど…」
レッド「またお金貸してくれないかな…」


ブルー2「・・・・・・・・・」



お前・・・



バカか!?



でも…、それと同時に自制心が働く。
こいつに期待してはいけない。
この人はこういう人なんだ。非常識な人なんだ。常識が通用する人ではない。
怒るだけ自分の精神力の無駄遣いになる。
一番いい対応策を考えろ。
とりあえず落ち着け。


現状として、とりあえず10万は返す。
でもそれはまた借りるために一旦一部を返すだけ。


借金癖のある人の特徴のマニュアル通りじゃないか。
そしてそういう人が、いま私の前にいる。


完璧だよ…。
将来はもう相続トラブルになるのは間違いない。
場合によっては私も母もこの家には住めなくなる。
商売も続けられなくなる。



話を戻します。



レッド「またお金貸してくれないかな…」


ブルー2「前にも言ったように、全額返していないのだから無理だよ」


私はそう言いながら目の前にあるお金の入った封筒を自分に引き寄せた。
誰がどう見ても、その封筒はお前には渡さない(返さない)、この10万は返してもらうよ?という仕草だったと思うけど(笑)


レッド「そうだよね…」
レッド「うん、変なこと言ってごめんね」


ブルー2「うん、残り(の70万)は?」


レッド「それはまた頑張って返していくよ」


ブルー2「わかりました」



そしてレッドは帰りました。



この人はもう誰がどう見ても、実家を金づるとしてしか見ていないのは明らかである。
でも・・・また借金の返済に困ったあげく、うちに来るだろう。
自分の子供達にはいい母親でいたいために、実家に頼るだろう。
でも私としては、このレッドを追い詰めすぎると『私にはもう何も失う物がない、だったら裁判をして目一杯相続する』というのだけは避けたい。
私は彼女を責めるカードはいくつも揃えたのだけど、まだこのカードを出すときではない。
出したら私は仕事も住む場所も失う。
人は追い詰めすぎると何でもする。
特にこのレッドは自分が世の中の中心だと思っているから、自分が悪いのに逆切れし、私を攻撃しかねない。
法律に乗っ取って責められたら私が完全に不利になる。


相続トラブルの難しいところです。