相続バトル -374ページ目

34

(10/23 追加文あり)


今日のはちょっと長いです。

でも私としても、この日の出来事は長かったのです。

来るべき日が来たのです。

区切るところがわからなく、長文となってしまってすみません。


本題へ。




  ******************************************************




2005.10.15の深夜。正確には16日になっている。
老人ホームから電話があった。


「すぐ来て下さい」


先方の言いたいことがわかった。
残念なことだけど、祖父が亡くなったということだ。
私と母は即座に車で駆けつけた。
するとうちより老人ホームのそばに住んでいるレッドはすでに来ていた。


レッド

「私は夕方からいたんだけどね」
「昨日辺りからここのお医者さんに、あまりよくないと言われててね」
「おじいさん、いい顔してるね」


ブルー2・母「・・・・・・」


だったら、もっと早くお前がうちに連絡しろよ。
「おじいさんの具合がよくないらしい…」の電話もしてこない。
ていうか、この期に及んでまた嘘をつくのか!?
お前も今さっき来た口じゃないのか?



しばらくして医者が来た。
そして私達三人の目の前で死亡確認をした。


【2005.10.16 祖父死去】


時間は午前二時過ぎ。
私は祖父が互助会に入っている葬儀屋に連絡した。
「祖父の○○が亡くなりましたので、葬儀をお願い致します」
「XX時くらいには自宅に戻れるかと思います」


葬儀屋は「それでは担当の者を自宅に伺わせます」とのことだった。
明け方の4時頃、私と母は祖父の遺体と共に自宅に帰ることが出来た。
「帰ることが出来た」とここで書きましたが、我が家は過去に父のブルーが亡くなったとき、学んだことがあった。
病院はこちらに何の相談もなく勝手に葬儀屋を手配するところもあるということ。
父ブルーが亡くなったときは、帰るまでに5時間以上掛かった。
そのときは何も知らなかったので病院側に言われるまま素直に待ったけど、その時の経験を活かそうと私は老人ホームの職員に言った。
「今さっき葬儀屋さんに連絡し、手配を済ませましたので、今後のことはもう大丈夫です」
この老人ホームも父の入院していた病院と同じようなタイプとは限らないけど、もし同じだったら余計な時間が掛かってしまう。だから先手を打ったのだ。

無難な言いかたとして「葬儀屋さんにいつ頃帰宅できるか伝えたいので、こっちを出られる時間を教えてください」というのもありかもしれない。


そしてレッドも私の車のあとに付いて我が家に来た。
でもまぁいい。ほっとこうと思った。
この時点で私は20時間近く起きっぱなしで寝ていない。
私は判断力も鈍ってきた。


そして少しして葬儀屋さんがうちに来て打ち合わせを始めた。
レッドもそばにいるのだけど、私と母はレッドを同伴者として見ていたと思う。
でもところが…。


葬儀屋「喪主はどなたに致しますか?」


レッド「私がやります」


ブルー2・母「(は?!)」


え・・・なに?
私は自分が寝ていて、夢を見ているかと思った。


ブルー母

「ブルー2が喪主をやるよね!?」
「やるでしょ!?」


私はここで、一気に眠気が飛んだ。


ブルー2「この人(レッド)ではなく、私が孫なので喪主をします。」


葬儀屋「はい」



レッドも負けていない。


レッド「私は娘なんですけど!!」


ブルー2・母・葬儀屋「・・・・・・」


葬儀屋「まぁ、娘さんが喪主をやることもありますけど…」


ブルー2

「レッド叔母さんはブルー家の人間じゃないでしょ?だから俺がやるよ」
「なので私が喪主をします」


葬儀屋「はい、そうですね。わかりました」



葬儀屋さんも、こういうことはわかっているらしい。
人に気を遣う大変な仕事だな。


その後も細かい打ち合わせが続いた。
祭壇や出棺の際の車とか、その度に口を出してくるレッド。
ウザいんですが…。


お香典返しの話になったとき、レッドは言った。


レッド

「私の友達(の参列者)には私が渡すよ」


きっとレッドの友人達のお香典は5,000円が相場だろう。

その金額の半額をお香典返しとして返すのだけど、このレッドのことだ。

500~1,000円くらいのハンカチで返して、前もって受け取っていたお金の差額分を自分の財布に入れるに違いない。

となると、喪主を務める私は、とてつもなくケチな人になってしまう。

しかも前回お金(一部)を返しに来たとき、また貸して欲しいと言ってきた叔母だ。

お金を先に受け取り安く済ませ、差額を自分の借金返済に充てるだろう。


だから私は言った。


ブルー2「いや、俺がしっかりやるから大丈夫だよ」


それでも食い下がるレッド。


レッド「お婆さん(母)のときもそうだったんだけどね」


だからなに…。


ブルー2

「そうなんだ。でも俺はしっかりやるからいいでしょ?任せてよ」

「信用できないわけじゃないでしょ?」


レッド

「うーん…」


その場しのぎの借金取立ての一時金を確保できそうもない叔母は悩んでいるようであった。


レッド

「ブルー2くんのことは信用しているよ」

「うーん…、では任せるね」

「でもお婆さんのときは、私の友人へのお香典返しは私が選んだりしたんだけどね」



葬儀屋さんも含め、そのような会話が外が明るくなる6時頃まで続いた。
レッドがいなければ、30分は早く切り上げられたのに…。


もう眠い、限界だ。


我が家はあと数時間もしたら、色んなところへ祖父が亡くなったことを伝えないといけない。
それまで少しでも多く寝ていたい。
でもそんなことはお構い無しに仏壇に線香を上げたりして帰宅しないレッド…。

・・・。
早く帰ってくれ!
なんでいつまでもここにいるんだ。


私も母も、レッドがいる限り気を抜けない。
なぜならレッドは物を盗むからです。
詳しくはそのうち書きます。
レッドの行為は、まるで私はこれだけおじいさんを慕っているのよ?というようにしか見えない。
今後の遺産分割協議で自分が有利になるように演技をしているとしか思えない。



葬式というのは、いわばその家の行事である。
結婚して苗字が変わったのであれば、その人はその家の人間ではない。
例えば、ホワイト家に嫁いだのであればホワイト家の人間になる。
家の行事では血の繋がりは関係ない。苗字が優先される。
にも関わらず、結婚して苗字が変わってもレッドはこのブルー家が自分の居場所だと思っているよう。
そして自分が主導権を握っていると思っている様子。
レッドは自分の立場をわかっていない。
家族だと思っているようだ。


おまえ・・・、何を考えているんだ・・・。
60年近く生きてきて、何を学んできたんだ・・・。


そして7時頃、レッドはやっと帰っていった。
その家の者がどれだけ大変かわかってくれ…と言いたかったが、彼女は自分も家族だと思っているから何を言っても通じないだろう。
そして下手にレッドの気分を逆なですると、自分の感情を基準に生きている彼女のことだから、遺産分割協議で話がまとまらなくなるのは間違いないだろう。
私は葬式が無事に終えられるか不安になってきた。
でも24時間近く起き続けていて眠いので、1~2時間でもいいから寝ることにした。
・・・と思ったら、うちの雰囲気を察してか、お隣さんが様子を伺いに来てくれた。
気持ちは大変ありがたい。でもその結果、寝られない(泣)
10~20分程度で状況を説明したり他の話をしたりして、お隣さんは帰っていった。
お隣さんが気づく前にレッドが早く帰っていれば…。そう思えてしょうがなかった。


そしてちょっとだけ寝ることが出来た。