こんばんは、ヘチマです。

昨日のハズレ小説のげんなり感を引きずったままでは
一週間頑張れねぇよってことで、
本日は気になっていた本を買ってまとめ読みしました。
ついでにプチ感想を。

『絆11』こだか和麻 リブレ出版 2008年

終わった…ついに!16年長かった~。
終わり方も、BLの王道とも言えるふさわしい最期。
2人が蘭丸の実家に住むことになり、じいちゃんにカミングアウトするのです。
まあちょいもめたけど、やっぱりハッピーエンドですわ。
よかったなぁ、圭に蘭丸。

今さらだけど、この2人ってまだ大学生やったんやね…。
いつの間にかすっかり2人の年齢を追い抜いておりますよ…わたくし。
16年は長いなぁ。
出版元も青磁ビブロス~ビブロス~リブレと名を変えてきたし。
そして佳と政もやっと一線を越えました。おめでとう!
意外と政がエッチなのが、ツボでした。
こうして長い月日をかけて最期を見届けることができて、
深い達成感があります。
腐女子を名乗るのならば、一度は読んでおきたい作品ではないでしょうか。


『隅田川心中』たうみまゆ 東京漫画社 2008年




なんか書店で新刊台を埋め尽くす勢いで積み上げられていた本。
表紙の絵柄は好き系だったし、落語調のあらすじ紹介がわらけたので、
買ってみました。

表題は落語家の元弟子で喧嘩ばっかしてるやばいクマダとおバカな大川の
ラブ。落語ネタをうまくBLに取り入れてるってのが新鮮。
弟子に戻ったクマダが落語を披露するシーンなんかもあって、
それがなんかかわいい。攻め攻めしい受けなんですけどね。
面白さとしては、まあそこそこって感じ。もだえはしない。
居場所について考えさせる系でした。

あと表題以外にも何作か入ってて、
昭和を舞台にした小説家志望の青年と、夜ごと男に抱かれる隣室に住む
青年の話が切なくってけっこう好きです。結ばれないBL。
短編だからこそ許せる話です(シリーズものでは却下)。

あと兄弟の恋愛?話。基本兄弟ものは受け付けないのですが、
これは「兄貴のそばには俺がいなきゃだめなんだよ」って感じの
精神的なもんだったので、まずます。

あとアイドルの木野と、木野のことが好きで近づきたくて
なぜか女優になっちゃった、高校の同級生・日向の話。
これはよかった。日向の黒さと、ひたむきさがかわいかった。

全体的にエロはほぼなしです。読ませる漫画でした。
そして女子の出し方がすばらしくよかった。
抑え気味、でも重要な役どころ。うまい。
しかも表題に出てくるねえさんがかっこいい!
男前です、ねえさん!ねえさんは必見です。
ねえさんに惚れそうになりました。


『のはらのはらの』雁須磨子 大洋図書 2003年




こちらはほのぼの系。道で熱射病になってしまった西戸崎は、
日傘を貸してくれた野球部の糸先輩に恋をする。
男子高校生の恋にぐるぐる悩む日常をうまく描いている秀作です。
故障で野球部を退部した糸先輩と親しくなるにつれ、
深くなっていく恋心。う~ん、かわいい。
スルメのように噛めば噛むほど味が出てくる作品でした。
ただね、絵が個性的というか、味があるというか…ヘタ?
私はまずまず好きなんですけど、嫌いな人は嫌いだろうなぁ。

とまあ、こんなラインナップでした。バラエティに富んでおります。
個人的には『絆11』が読めてよかった。
さて、来週も頑張りましょう~。
こんばんは、ヘチマです。
「三村家の息子」シリーズの書評待ちの間(私もすごく気になってた本!)、
つれづれなる本の感想でも。

先日某書店に行きましたところ、
BLコーナーでたいへん面白い特集がされてました。
特集タイトルは忘れたけども、ちょっと不思議な設定のBL本を集めたコーナー。

例えば、

◎星野リリィ「都立魔法学園」シリーズ、「花嫁くん」シリーズ
◎楢崎壮太「渇愛モンスター」
◎御景椿「恋愛虫毒」「純潔人魚」

などなど。
これセレクトした書店員さんすっげ~よ。
全部読んだんやなーっていうのがわかる。
上に挙げたもの以外も程度に差こそあれど、
どれもまずまず面白いものばかり。
だいたい読んだことあるな~と思いながらじろじろ見ていると、
読んだことのない本がありました。

『カウント0』柚摩サトル 海王社 2007年




これが面白かった!

高校1年の吾妻(あがつま)は、中学時代の事故をきっかけに、
他人のウソが見えるようになった。
人の頭の横に、ウソをついた数がカウントとなって見える。
17歳くらいの男子の平均的なウソの数は30000弱だとか。

そんな吾妻がある日出会ったのが、カウント「0」という
奇跡の数字を持つ高校2年の美園。
ありえない数字の美園に興味を持った吾妻は、
同じ部活に入り、ともに時間を過ごすうち、
超ウルトラ級バカ正直な美園に惹かれていく。

いつか美園もウソを付く日がくるんだろうか。
もし自分の知らないところで「1」になっていたら嫌だな。
どうせなら自分の前でついてほしいぞ
と思った吾妻は美園にきわどい質問を投げかける。

「美園っていつもどんな風にすんの?オナ○ー」とか

「週何回くらい」とか

「オカズはなに?」とか

「エロビ?もーそー?」とか

「どーゆーのが一番感じちゃう?」とか!!!

エロいっすよ、吾妻!
答えらんねぇってば!!
羞恥心プレイじゃないか!!

でも、そこは、正直ものの美園ですから…
答えちゃうわけです。

「し…週…4回くらい…だ…よ」

か、かわええ~。恥ずかしそうに、ひざを抱えながら!
以下のシーン、鼻血にご注意ください。

「そ…想像かな…」とか

「う…んと本見るコトもあるけど」とか

「す…好きな奴…に触られるの…想像すんのが…一番感…じる…」まで!

憤死。

なんて素直な子なんだ!!
あけっぴろげすぎだよ。
萌えまする!

その答えに興奮した吾妻は、美園をおさわりしちゃうわけ。
しかも嫌がってないのは、カウントでわかる。
そして正直な美園は、快楽にもバカ正直で、
「キモチ…い…」とか言っちゃうわけで。

一線を超えるのは踏みとどまった(学校だったからね☆)吾妻は、
美園に「何であんな事聞いてきたの?ただ…したかっただけ?」
と聞かれ、信じないだろうな…と思いつつも、
自分には人のウソが見えて…と経緯を語る。

でも、そこは美園ですから、信じるわけですよ。
ほんと純粋なよい子だね~。

そして、

「オレ、どんな珍しい数字してんの?」と聞く美園に、

「じゃ、今度セックスさせてくれたら教えちゃる」と囁く吾妻。

美園は「ヤ…ダ」。

その時、美園のカウントが「1」に!!
これが美園がついた初めてのウソでした。
嫌じゃないんです◎

他にも美園を狙う黒い同級生が出てきたり、
2人がエッチして、吾妻の体液で美園にカウントを見る力が
うつっちゃったり、いろいろと面白い展開に。
さらに美園がどんどんかわいくなっていく。
そして吾妻がどんどんかっこよくなっていく。

結局、吾妻の力は事故で輸血した血液からうつったものらしいという
のがわかったけど、現状は変わらず。
それでも、吾妻はいいのです。
この力がなければ美園に出会っていないわけですから。

ちょっとかわったストーリーだけど、すごくおもしろい。
設定は言わずもがな、
2人のやりとりとか行動とかが笑えたり、感動したり。
これは読んでよかったなぁ、という一作でした。
けっこう甘めなんで、幸せ気分が足りない時におすすめです。

ただね~もったいないのが、表紙の主人公達が超いまいち。
中身はすごくかっこかわいい2人なのに、
なぜに表紙はこんなに微妙なんだ…とおどろくほど。
中身と全然違う。2人の鼻がすべてをだいなしにしてます。
絶対この表紙で読者減ってると思うわ。ああ、もったいない…。

大学の合宿に六甲山まで行ってきました、烏子です。

神戸牛のしゃぶしゃぶ食べてきました。幸せマックスパワーです。



さて、本当は明治カナ子の「三村家の息子シリーズ」が完結したので、書評を書こうかと思いましたが、それはまた明日にでもするとして、私も流れに乗ってみることにしました。


とは言っても、まともに少女漫画を読んだことのない私です。

24年組以外でちゃんと読んだことのある少女漫画って、ときめきトゥナイトぐらいじゃね?いや、他にもあるはずだ、と思って脳内を検索してみたのですが、本気で読んでなかった。


少女漫画を読んだときの甘いトキメキの時期が、私にはなかった……その事実に愕然とした!笑


そもそもときめき~だって一番好きなのはダーク・カルロだったという、なんというか、当時小3くらいだったと思うんですが、何を考えていたのかわからない少女時代です。

その一年後には嵐のディスティニィ(みんな知ってるよね!)に出会ったわけですから、もう最初から腐っていたわけです。



というわけで、しょっぱなから挫折してしまいました。


仕方ないので、あの古典名作『トーマの心臓』について語ることにする。


もうもはや説明はいらないこの名作。

名作中の名作。

これは漫画という名の文学だという見解に、誰も異議は唱えないだろう。


この中で、私の心を未だにとらえて離さないのが、オスカー・ライザーである。

享楽的な常識人、このカテゴリーを私の中で不動の惚れる男ランキング一位にし続けている、罪な奴。

美しさは罪というのなら、オスカーは存在が罪だ。言い過ぎた。いや、言い過ぎていない。


エ―リクやユリスモールより一つ年上というだけでなく、幼少期のアレでなんだか大人の男に見えてしまう。

もちろん少年に違いはないから、ガキくささもあるんだけれども、いやあ、大人だ。


エーリクを「ル・ベベ」とスマートに呼んじゃうところとか、いいところでみんなをまとめあげることができるとか、お母さん似のきれいな顔とか、あれ、なにこれ、この最強キャラ。

惚れる。

どこまでも惚れる。

オスカーのことを考えると、なんだかとっても顔がにやける。


トーマの心臓のストーリーがアホみたいに素晴らしいのは、そんなこと普通にみんな分かっていることで、あえて今更何も言わないけれど、オスカーの素敵さはもっとアホみたいに異常。

オスカーに出会ってからというもの、なんだかすべての漫画、アニメ、小説の中でオスカーキャラ=享楽的な常識人を追い求めるようになってしまった。

どうしてくれよう、オスカー・ライザー!


おお、オスカー、あの子はいい子、あの子は男前!


思わずシェリーのお母様になってしまう。


もうオスカーオスカー考えすぎて、うっかりアンジェリークのオスカー様まで気になる始末。

気にはなるけど、結局アンジェで好きなのはオリヴィエ様という、またもや享楽的な常識人。


一体いつまで、オスカー・ライザーは私の心に鎮座ましますのか、私にはわかりません。

分かりたくもない!笑





すみません、ホント挫折してます。

明日はちゃんと書評書く。